転生者はシャルロッ党   作:銭湯妖精 島風

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一夏ちゃん視点


クラス代表決定戦 初戦 実働

 

 

クラス代表決定戦当日、くじ引きの結果 初戦を引いてしまい少し不利な状態だなぁ、と思いつつも2人に負けるつもりは毛頭ない

 

 

千冬姉に似て私は大概の事はやれば有る程度に出来てしまう、しかし極める事においては1つに絞る方が向いている

 

 

それ故に私は自分が1番に信用出来るモノに注力する事にした、大抵の人が産まれながらにゆうしているモノ、そう己の身体だ

 

 

これ以上に信用出来て限界を認識出来る武器が他にありはしない、と私は思っている、だから束さんから専用機建造の打診があった時に、私は迷わずに格闘戦特化の要望を出した

 

 

申し訳程度の付属品はあったが、概ね私の要望通りの専用機が私の元へ届き、毎晩欠かさずにサイバースペースで鍛錬をしてきた、だから私は2人に負けるつもりは毛頭ない

 

 

「ふぅ・・・とはいえ少し緊張はするなぁ、なにせ初陣だし」

 

 

準備運動を兼ねてピットで軽くシャドーをしながら呟く、緊張はしているが不安は無い、千冬姉の背中を追う第1歩だし寧ろワクワクしている

 

 

自分のチカラが どこまで通じるか、それを試す試合

 

 

「よし・・・行こう、白式」

 

 

時計を見て試合開始間際になっていたので専用機(白式)の名を呼ぶと、答える様にISが展開され視界に各種情報が映し出され、消える

 

 

「織斑 一夏、白式 出撃()ます」

 

 

リニアカタパルトに乗り前に重心を掛けると加速されアリーナ内に吐き出され姿勢を制御し静止位置で滞空すると数秒でセシリアがピットから出てきて私の正面に滞空する

 

 

「お待たせしました?」

 

 

「ううん、丁度良いぐらいだよ」

 

 

「それは良かったですわ」

 

 

セシリアの言葉に答えると彼女はフワリと笑む

 

うーん、美少女。やはり生粋のお嬢様は私とは段違いに清楚だなぁ

 

 

「一夏さん、試合の前に1つ」

 

 

「何かな?」

 

「やるからには全力で、遠慮も躊躇いも無しでお願い致します」

 

 

「分かった、そうするよ」

 

 

「是非とも」

 

 

試合開始のカウンターを横目にセシリアと会話を交わし自分の中のスイッチを入れる

 

 

4秒息を吸う、息を止める、4秒息を吐く

 

 

私とセシリアの距離は約10m、ISを用いらずとも数秒も要らずに拳が届く距離

 

 

その事はセシリアもよく知っている筈、だから本来なら不用意に突撃していくのは避けるべきなのだろうけど、私の戦闘スタイルは肉薄して腹パンなので突撃一択だ

 

 

私は白式を建造した束さんを、相棒たる白式を、自身の拳を信じて突っ込む事を決める

 

 

「それでは(わたくし)とブルーティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)をご堪能下さい」

 

 

「ごめんね? 私が踊る相手は1人だけなんだ」

 

 

恭しくお辞儀をして宣言したセシリアに返答すると試合開始のブザーが鳴り響き、私は全力でセシリアに肉薄し利き()手を繰り出す

 

 

「予想以上に速いですわね」

 

 

「そう言う割にはしっかり防いだね? セシリア」

 

 

「その様な見るからに痛そうな物に当たりに行く趣味はありませんので」

 

 

セシリアは私の右拳を自身のシールドで防ぎ言う

 

 

まぁ確かに、セシリアの言う様に私の使うスパイクシールドは凄く痛そうな棘付きの盾だ、殴られたら痛いだろう

 

 

「でも、この距離は私の距離だよ?」

 

 

「そうですわね!」

 

 

左拳を繰り出そうとした瞬間、セシリアはビームサーベルを抜き斬り掛かって来たので、身体を後ろに逸らしスウェーで紙一重で躱し、セシリアのビームサーベルを持つ右手を蹴り上げ、ビームサーベルをセシリアの手から脱落させる

 

 

これでセシリアの手札を1つ減らせた筈だ

 

 

「くっ・・・やりますわね一夏さん、流石に想定外ですわ」

 

 

「それはどうも、やっぱり偉大な姉のお陰かな? 遺伝って凄いね」

 

 

「・・・よく言いますわ」

 

 

セシリアは少し渋い表情をして言うので本心を言うと、苦笑した様な表情をする、なんでだろう?

 

 

まぁそれはそうと、セシリアに距離を取られると面倒だから距離を詰め続けなきゃな

 

 






一夏ちゃんは可愛い最強美少女

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