アリーナでのクラス代表決定戦を見に行ったついでにリクと友情を温め最終戦まで見てから寮へ戻り荷解きをする、そうしないとルームメイトの娘にも迷惑だし、僕の着替えとか日用品が使えないからね、仕方ない
そんな訳でルームメイトの娘が不在の内に ある程度は片付けてしまおうと思いダンボールを漁る
「・・・入れた覚えのない服が入ってる」
如何にも今時の少女が来そうなワンピースを手に取り呟く、この色合いのチョイス・・・恐らく犯人はロゼンダ母さんだろう、いつ紛れ込ませたんだろう?
別に今更スカートとかワンピースに抵抗を感じる訳では無いけど、足元がスカスカして落ち着かないから僕はズボン派なのだ
それをロゼンダ母さんも理解はしてくれているから、直接言わずに紛れ込ませたんだろうけど・・・まぁ良いやズボンが暑苦しく感じたら着る事にしよう
流石に私物を誰かに着せるのは多少は抵抗あるしね?うん
そんな事を考えつつ荷解きを進めて8割程終わった頃、部屋の扉が開く音と人の気配を感じ、ルームメイトの娘だろうと判断し先んじて挨拶をし、目の前の銀髪美少女を見据え返事を聞く
うん、名実共にラウラ・ボーデヴィッヒだね
原作において一夏と死闘を繰り広げ、彼に救われ即落ちしたヒロインズの1人にしてヒロインズ最小のコンパクトボディの持ち主の銀髪眼帯美少女
今世においても素晴らしい慎ましい玉体の彼女に僕のテンションは上がる
前世からの趣向と言うのは、そう簡単に変わる事はない。何を隠そう僕はラウラの様な銀髪眼帯の小柄な慎ましい体型の娘が好きなのだ
仕方ないよ、うん。僕は前世男だったし、恋愛対象が女性でも至って仕方ない
とはいえ、僕は1人娘だから世継ぎ問題があるけれど、篠ノ之博士に相談してナンヤカンヤ謎技術を使って単一生殖とかで産むか、それこそ養子を迎えれば良いかな? と思っている
まぁ、今は医療技術も進歩してるし、ロゼンダ母さんか お母さんが僕の弟妹を作ってくれれば安心できる、かな?
よし、篠ノ之博士を拐かしておこうかな、うん
「荷物広げてしまって、ごめんね? 本当は君が戻る前に終わらせるつもりだったんだけど」
「別に構わない、まだ就寝時間でもないしな・・・手伝うか?」
「ありがとう、流石に悪いし 気持ちだけ貰うよ。それにもう少しで終わると思うし」
「そうか」
ラウラの控えめな提案をやんわり断り荷解きを再開する
水回りの物は勉強机の上に並べ、服はクローゼットへしまい、ダンボールを畳み紐で縛って机の下へおく
「ゴミの分別とかって、寮規則に載ってるんだっけ?」
「そうだな、寮規則だな。ごみステーションの解放時間は6時から8時と16時から21時、ランドリーも同じだ」
「ありがとうラウラ」
「構わない、少なくとも1年は同室だからな。助け合いは大切だ」
僕の質問に答え、ラウラは微笑む。どうしよう、もう本当 僕の好みど真ん中なんだよね、ラウラ
このままじゃ本当に好きになってしまいそうだ
「それじゃあ早速だけどダンボールを処理してくるよ」
「そうか、手伝おうか?」
「うぅん、大丈夫だよ。君は今日連戦しているでしょ?休んだ方がが良い、それに寮の施設を ついでに確認してくるつもりだから」
「そうか、気をつけな」
「うん、ありがとうラウラ」
昂る心を落ち着かせる為にダンボールを捨てに行く事に決め、表情を繕いながらダンボールを持ち部屋を後にする
ダンボールを抱えて廊下を進む、その僕の姿は少々目立つのか すれ違う同級生達がヒソヒソと話す
あーそうか、ダンボールだけじゃなくてスラックスで入学遅れてたからかな?と思いたり、気にせず廊下を進み1階に有るゴミステーションへ進入してダンボールを資源ゴミの区域に置く
「購買部で指定ゴミ袋買ってこないとかな」
ラウラに確認しておけば良かった、と少し後悔したが、まぁいいかと気持ちを切り替え、購買部へ補を進める
飲み物でも飲んで少し落ち着こう、うん そうしよう
お待たせいたした