購買部で飲み物を買い寮前にある池を眺めてるフリをしながら買った飲み物を飲み気持ちを落ち着ける
ラウラが僕の好み どストライクな事は変えようの無い事実・・・さて、どうしようか
初日からルームメイト相手に『一目惚れです、付き合って下さい』は流石にリスクが高い、告白が成功したら御の字、失敗した場合は気不味くなってしまう
まぁ一応はルームメイトの変更は規則的には存在するが、相当相性が悪いとか色々な配慮とかでは無い限りは変更は難しいだろう
そう、告白失敗して気不味いので変更して下さい と言う理由は十中八九 通じない
ならば今は大人しく気を狙い潜み、少しずつラウラを懐柔するのが得策だろうか?
ん〜ラウラが百合の気が有れば良いけど、ノンケだったらラウラに迷惑だろうからなぁ・・・まぁ良いや、ひとまずは友情を育もう
何事も相手を知り、自分を知らねば勝てる物も勝てないからね
「・・・シャリー、なんで格好付けて池見ながら飲み物飲んでるんだ?」
「少し考え事をね? あと別に格好つけてないよ、リク」
背後から声を掛けられ振り向くと、少々疲れが見えるリクが僕へ言うので返答する
「素での立ち振る舞いがイケメンなの羨ましい」
「ありがとう?」
褒められているか微妙な気もするけど一応お礼を言っておくと
「もうそろそろ夕飯の時間だけど、一緒にどう?」
「ありがとう、お言葉に甘えさせて貰うよ。初日で仕組みもよく分からないし」
「対して難しくないから大丈夫、大丈夫」
「ふふ、そうかな? あ、同室の娘も良いかな?」
「ワタシは良いよ、その娘が良ければ」
「ありがとうリク」
リクからの誘いを了承しラウラが一緒でも良いか尋ねるとリクは偽った一人称を使い了承する
それが君の対策の1つなんだね、リク
君は凄く狙われやすい位置にいる、一夏程手の出し難い人間でもない
だから君は
「それじゃぁ一旦買った物を部屋に置いて来ようかな?」
「了解、ワタシも荷物おいて一夏回収してくるわ」
「それじゃ食堂前で」
「OK、食堂前な」
合流地点を決めて一旦別れ部屋に戻り荷物を置くが、室内にラウラの姿が見えず、浴室の扉に耳をつけて聞き耳を立てるが使用している様子が無く、ラウラは既に出てしまった様だ、残念
そんな事を考えつつリクとの合流地点へ向かう
やはり1年寮の約240名の生徒が許容される食堂は広く、そして混み合っている
これは食堂前を合流地点にして正解だったかも知れない、中だととてもじゃないけど見つけられる自信がない
「お、きたきた。シャリー」
「お待たせリク あ、一夏と・・・ラウラ?」
「久しぶりシャリー」
「うむ」
「積もったり積もらなかったりする話は席に着いてからな〜」
合流地点にラウラがいる事に少し驚いたが、リクの言葉に一先ずは従い食堂のビュッフェスタイルの列に並び適当な物をチョイスし、4人掛けの席を確保する
「とりあえず改めて久しぶりシャリー」
「うん、久しぶりリク、一夏」
「久しぶりシャリー、元気そうで何より」
「ありがとう、元気は元気だよ。腕折れてたけど」
「入学が遅れたのは、それが理由なのか? シャルロット」
「うん、ちょっと専用機の調整してる時にヘマしちゃって」
改めてリクと一夏に返答し、ラウラの質問に答える
「人間って、躓いて転けて骨が折れるんだね? びっくり」
「・・・なんともフォローし辛い」
「カルシュウム不足?」
「ならば、小魚と牛乳だな」
僕の言葉にリクはなんとも言えない表情を、一夏とラウラは真剣に骨折対策?を口にする
2人の気持ちは嬉しいけど、もう少しで完治するので気持ちだけ貰っておこう
お待たせ致しました