転生者はシャルロッ党   作:銭湯妖精 島風

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レッツ8日目 3

 

 

原作(ほんらい)なら今日の実習では一夏とセシリアが見本になる筈だったが、居ない筈の2人(栗田と簪)が見本をしているし、なんなら簪の専用機が整備作業用ISで簪は代表候補生ではないらしい

 

シャルロットもフランス代表候補生では無く、自社テストパイロットと言っていた、そう考えると原作からかなり乖離しているな

 

 

「事前に提出されたデータを見る限り更識のISには展開する武装が無い様だな? 仕方ないので栗田、お前だけが見本だ」

 

 

「・・・マジかよ、しゃーないかぁ」

 

 

タブレットPCを見て言う教官の言葉に栗田は不満そうな声を隠さずに呟いて溜め息を吐きつつ周りの安全確認をする

 

 

「では射撃武装から」

 

 

「了解、来いヴェスタ」

 

 

教官の指示を受け栗田は右手を前に出し名前を呼ぶと光が収束し黒光りするショットガンが展開される

 

 

ベネリM4のライフルストックタイプの固定ストックの様な形状をしているIS専用のショットガン、フォアグリップを見る限りセミオートタイプか

 

左腰部のストライクがアーマーシュナイダーを格納している位置にショットシェルを格納している様で、ホルダーが少し迫り出しているのが見える

 

 

「及第点だな」

 

 

「それはどうも」

 

 

「次は近接武装だ」

 

 

「了解、エゼルリング」

 

 

ヴェスタを格納し栗田が名を呼ぶと金色の刀身の片刃の武装が展開され、栗田は軽く横に振り

 

 

「やっぱ手に馴染むな」

 

 

そんな満足気な呟きが聞こえる、満足そうで良かったな栗田

 

 

「こちらも及第点だな・・・ん? その武装は複合武装か、便利な物だな」

 

 

「持ち替えなくていいから、凄く便利」

 

 

「・・・そうか」

 

 

余程エゼルリングがお気に入りなのか、普段からは考えられない無邪気さを感じる栗田の声に、教官は何か言いたげだったが飲み込み それだけ言う

 

 

なんと言うか、栗田が年相応?な反応をしているのは若干珍しい気がする、いつもは比較的落ち着いている方だしな、うん

 

 

そんなこんなで午前中を使った実習の授業が終わり、昼休みになったので

 

 

「シャルロット、昼食を一緒にどうだろうか?」

 

 

「うん、行こっか」

 

 

授業終了した瞬間に隠遁した一夏と栗田の事は気づかなかった事にして、私はシャルロットを昼食に誘うと彼女はニコっと笑み了承する

 

 

やはりシャルロットは美しいのではないだろうか?いや、美しい

 

 

そんなよく分からない事を考えつつ教室へ戻り制服へ着替え、シャルロットへ尋ねる

 

 

「学食へ行くか?それとも購買部にするか?」

 

 

「そうだなぁ・・・学食は混んでそうだし、今日は天気が良いし購買部で何か買って屋上に行くのはどうかな?」

 

 

「うむ、そうするか」

 

 

そんな訳で方針を決めて購買部へ行き、適当にパンやらサンドイッチを買って屋上へ登ると学食より圧倒的に少ないが人影がある

 

 

シャルロットと2人きりでは無いのは少し残念だが、見た感じ芝のエリアに2名いる程度なので良しとする他ない

 

 

 

そう思いつつ芝エリアの横を通り隅側の長椅子の方へ歩を進め、視界の端にレジャーシートの上で胡座を描き、ショットガン を簡易分解してバレルを覗き込んでいる、少し茶色よりの黒髪の少女(おとこ)が映りこみ、うっかり二度見してしまう

 

 

「・・・何故、ショットガン のバレルを覗き込んでいるんだ? 栗田」

 

 

「何故って、ゴールデンウィークの時に使う予定があるからだけど?」

 

 

「鹿撃ちとかにでも行くのか?お前は」

 

 

「いや普通に狩猟免許取れねーよ」

 

 

栗田はバレルを置き言い、一夏の手製であろうサンドイッチを食べる

 

 

「そうか、うむ・・・時に栗田、そのサンドイッチ美味そうだな? 私の量産品と交換しないか?」

 

 

「慎まずにお断りだ、誰が一夏の手製弁当を譲るかよ」

 

 

「そんな餌を取られそうになった獣みたいな目をするな、私ですら恐怖を感じる」

 

 

全くもって栗田には冗談が通じず、珍しく殺気立ったオーラを醸し出す

 

 

うむ、コイツは一夏が好きすぎるからなぁ、仕方ない

 

 

 

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