転生者はシャルロッ党   作:銭湯妖精 島風

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彼の名は

 

 

ひとまず私にも想定外だった出来事ではあったが、箒 及び セシリアとの協力関係を締結する事が出来たのは嬉しい誤算だろうか?

 

それはそれとして箒は兎も角、セシリアから私と同じ匂い・・・転生者特有の気配の様な物を今更ながら感じる気がする

 

まぁ気のせいならば気のせいで構わない、セシリアが栗田や一夏に害をなす者にならなければ、何も問題はない

 

 

そんな訳で1年前と変わらず同型の色違いの眼鏡型デバイスを身に付けている、本人達はイチャ付いている気が全く無いが側から見たらイチャ付いてる2人の後に続きつつ無言で教室へ向かう

 

 

私は元々無口な方だし、箒もあまり口数の多い方ではなく、セシリアは無理して話題を提供して会話をするタイプでは無いので、我々3人はイチャ付いてる2人の後を無言で歩いている訳だ

 

にしても、箒は何やら気が立っている様な気もするが・・・まぁ仕方ないだろう、要人保護プログラムで故郷を離れ、来たくもないIS学園に入学させられている訳だし、ストレスも有るに決まっている

 

その心情、察する事は出来ても私では癒す事が難しい。何せ語彙力が高く無いのだ私は

 

 

メンタルケアはクレアが上手かった、アイツはシュヴァルツェア・ハーゼの最年長者としてチームリーダーと言うか、皆んなの姉の様な存在で、チームメンバーの大半がクレアをお姉様とか呼んでいたしな

 

 

助けてくれクレア、私にはメンタルケアをするスキルが無い

 

 

まぁ今此処に居ないクレアを頼っても仕方ない、一夏に任せよう

 

 

そんなこんなで教室へ戻ってきた訳だが、仮称2人目の男性IS適合者(セカンド)は私達が一夏に連れ出された時と変わらず頭を抱えていた

 

どうにかしてやりたい所だが、今(わたし)が話しかけてもストレスになる気がするから話しかけ辛い

 

かと言って放っておくのも可哀想な気もする

 

「大丈夫? 体調が悪い様なら保健室に行った方が良いよ?」

 

 

「確かにな、うーん・・・顔色が悪い」

 

私が迷っている間に一夏と栗田がセカンドに接触し始めた、流石は善性の塊の様な一夏と栗田だ。私と人間的格が段違いに高い

 

「へ? あ、あぁぁ大丈夫、実は体調は そんなに悪くは無いんだ」

 

「そう? ダメだったら直ぐに保健室に行くんだよ?」

 

「無理しても良い事ないぞ? シンドイのが長引くだけだし」

 

「・・・ありがとう、ダメだったらすぐに保健室に行くよ」

 

完全に出番を無くしてしまった私は気配を消して背景として3人の様子を見守る事に徹する

 

「私は織斑 一夏、リクを挟んで隣だからよろしく」

 

「栗田 陸、右隣のよしみだ。よろしく」

 

「僕は沖田 響、よろしくね 織斑さん、栗田さん」

 

「私の事は一夏で良いよ? この学園に織斑2人いるし」

 

「リクで構わないよ、苗字呼びはあまり慣れてないからな」

 

「そ、そう?」

 

相変わらず距離を縮めるのが早いな、この2人は

 

早すぎてセカンド 改め 沖田が動揺してるじゃないか

 

まぁそのおかげなのか沖田の顔色も少し良くなってる気がするから、良かったと言う事だろう、多分

 

そんな訳で背景に徹していると視線を感じ振り向くと、そこには水色の髪をした儚げな少女が立っていた

 

水色の髪、赤系の瞳、スクエア型のメガネ型のデバイスに儚げな雰囲気の身長約150㎝の美少女、更識 簪が私を見て驚いた表情をしていた。何故だ?

 

いやまぁなんで簪が1年1組(ここ)に居るんだ? 原作であれば4組所属の筈だし、1組に用事なんてない筈だ

 

のほほん に会いに来た? まさかな

 

「・・・私がどうかしたか?」

 

「え?あーえー・・・うぅん、どうもしない、よ? 綺麗な銀髪だなぁって」

 

「そうか? ふふ、ありがとう」

 

1年半程前に半狂乱の鈴から教育されて以来、ケアを怠らずにしてきた甲斐があった

 

一時期面倒で切ってしまおうとも思った時期もあったが、鈴を始めとした面々に説得され今の長さを維持している

 

やはりモチベが上がるのが1番だ

 





お待たせしました


響くんの左隣は箒ですw

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