控え目な性格をしている簪と2〜3言 言葉を交わしたが、なんとも会話が弾まない、私は苦手なんだ、こうゆう会話を広げたりするのが
さて、どうしたものか・・・と困っていると始業の鐘が鳴り
「ホームルームを始めます、立っている人は席についてください」
私の記憶通りの童顔で
これはまさに渡りに船と言うヤツかも知れない、簪へ軽く合図をして私は自席に座り、山田先生へ意識を向ける
「皆さん、ご入学おめでとうございます。私は この1年1組の副担任を務める山田真耶といいます、本来ならば担任を務める方も私と一緒に自己紹介をする予定でしたが、とある会議が長引いてしまっているので、挨拶は後となります」
私の知る山田真耶より幾分か しっかりして様な気がするな、うん
しっかりしてるのは良い事だ
「このIS学園は宇宙開発を目的として開発されたインフィニット・ストラトス、通称ISを学ぶ事が出来る世界で唯一の高等教育機関です。IS技術は宇宙開発を始めとした様々な分野へ流用・転用され日々技術進歩がされている最新鋭の技術です。皆さんは3年間、最先端の技術を体験する訳です」
IS技術により、約10年前の技術体系からは想像も出来ない程の進化をしている
空間投影映像などが良い例だろうか?
あとはナノマシン技術も飛躍的に進化している、今では治療の選択肢にナノマシンが当たり前に有る
「皆さんは各々目指す夢があると思います、エンジニア・アスリート・パイロットなど、さまざまな夢が。私達教員は皆さんの夢を応援しお手伝いをします、夢に向かい邁進して行きましょう」
なんとも頼もしい言葉を山田先生が言う、うん 私の中で山田先生の株が鰻登りしている
何と言うか、頼れるお姉さん枠だな、うん
「ISについては授業の中で、IS学園の施設関係に関しては事前に配った資料に目を通して下さい。IS学園のカリキュラムは濃密です、入学初日から授業が必要になるぐらいですから。さて最低でも1年間同じクラスの仲間になる訳ですから、まずは自己紹介から始めましょう。では1番の方から」
新年度恒例のイベント、もはや様式美と言っても良いぐらいの自己紹介タイムが開始される
可もなく不可もない普遍な自己紹介が1番だ、理想は
しかしだ、私は語彙力が高く無い。気の利いた自己紹介なんて無理だ
まぁ私の番になるまでにクラスメイトの自己紹介を聞いて適当にコピーすれば、良いか
「織斑 一夏です、特技は家事全般と格闘技を少々、趣味は料理です。よろしくお願いします」
私がボォーっとしている内に一夏の番になっていて一夏が自己紹介をして座り、後ろ姿だと長身の少女にしか見えない栗田が立ち上がり
「・・・栗田 陸です、特技は料理と裁縫、趣味は・・・サバゲーかな、うん。よろしくお願いします」
栗田も自己紹介をして着席する、元々中性の声質だった栗田だが、今の見た目を加味すると少し低めだが、充分少女の声に聞こえる
「・・・沖田 響、です。特技は・・・特に有りません、趣味は剣術を少々齧っています。ほんと右も左も分からずに此処に居ます、至らない事ばかりだと思いますが、よろしくお願いします」
改めて沖田を見て思う事、平均よりやや低い身長の割にはバランスの取れた体付き・・・よく鍛えられている身体をしている
剣術を嗜んでいる影響だろうか?
少し沖田に興味を持ってきたな、よし 一夏と栗田に便乗して友人になろう
鍛錬方法などの意見交換出来る様になれたら尚よし、だな
お待たせ致しました