転生者はシャルロッ党   作:銭湯妖精 島風

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ブリュンヒルデ現る

 

 

 

沖田の自己紹介の後も特にトラブルも起こらずにスムーズにホームルームは進み、クラスメイト全員の自己紹介が終わる

 

私が覚えている限りの範囲になるが、現段階で沖田と栗田、そして簪という3人の例外を除くといるべきクラスメイトが存在している事を確認した

 

なんともまぁ、一夏が女になっただけで此処まで改変されているとは予想外と言わざる得ない

 

とはいえ、転生者(わたし)と言う存在が居る以上は、本来のルート(げんさく)から乖離していて当たり前、と思っていた方がいいかも知れない

 

 

そんな訳で自己紹介が終わり、ホームルームも終わりの時間が差し迫った頃、教室前方の扉が開き、黒のレディーススーツを身に纏った如何にも出来る女性、といった風貌の教官・・・織斑 千冬が現れ、教室に黄色い悲鳴が響く

 

 

教官が現役を引退して数年が経っているが、未だ人気に陰りを見せる事は無く、今でもIS委員会オフィシャルストア等では教官監修のアイテムが販売されているし、たまにテレビCM等にも出演している様だ

 

 

そんな教官は黄色い悲鳴を無視して山田先生と2〜3言会話して教室内を一瞥し

 

「会議で遅れたが、私が1年1組の担任を任された織斑 千冬だ。私の仕事は在学中に君達を人材へと育て上げる事、最近にハッキリ言っておくが君達はスタートラインに立っただけのヒヨコにすらなれていない存在だ。決して君達は選ばれたエリートではない、入学規定を満たせた幸運を持っていただけなのだと。安心しろ、私は厳しいが平等だ。君達が誰であろうと平等に死ぬギリギリまで鍛え育ててやろう」

 

 

まさに軍人を育成する教官の如きセリフを言う、彼女の言う事は正しいのだろう

 

 

倍率が数百倍を超えるIS学園に入学出来た事は正に幸運と言えるだろう、私やセシリアの様に代表候補生で有っても多少有利になる事は有っても絶対に入学出来ると言うものではない

 

代表候補生であっても、そうであるならば 一般入試を受けた者の中で合否の差なんて本当に筆記の点数1点、実技の仕草1つ、その僅かな差なのだろう

 

その狭き門を潜り抜け待つのはスタートラインなのだ、努力に努力を重ね続けなければ進級も危うい可能性だってある

 

まぁ私は入試主席であるセシリア程では無いが、それなりには優秀なので気を抜きすぎずに精進しようと思う

 

 

にしても黄色い悲鳴が収まらない、やはり教官は異性より同性によくモテる。これを言うと教育的指導(意味深)が行われるので言わないでおこう

 

 

「山田先生」

 

「はい、えー・・・諸事情で1名入学が遅れている娘が居ますが、1名を除いた全員の自己紹介が終わりましたので、ホームルームを終わりにしたいと思います。この後 最初の授業が有りますので準備をしておいて下さい、私達は準備の為に一度 職員室へ戻り終業の鐘が鳴るまでは教室を出ない様にしてください」

 

 

山田先生は そう言い教官と共に教室から出て行き、それを見送ってから教室内を軽く見渡して見ると、山田先生が言った様に空席が1つ有るのが目に映る

 

 

「アレがシャルロットの席か?」

 

 

独り言を呟いてみたが、明確な答えが出る訳もなく謎は謎のままだ

 

 

シャルロットの立ち位置が原作と乖離していないのならば、今現在シャルロットがIS学園(ここ)に居ない事は何も不思議ではない

 

今頃はフランスで準備中だろう

 

そして編入するならば今席が1年1組(ここ)に有るのは少々おかしい事になる

 

だが、デュノア社長が根回しをして先んじて席を設けて貰っているなら今 空席が有っても矛盾はしない、かも知れない

 

 

やはり原作から乖離した事柄が多い、最悪シャルロットがIS学園へ入学しない可能性も考えておいた方が良いかもしれない

 

 

 






暫くコチラをメインに執筆していく予定です

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