脱走したアムロはブライトを見返す為にジオンの鉱山基地を単独で叩いた。そして砂漠のレストランにてランバ・ラルと出会い、そしてアムロはホワイトベースへと帰還した。
「どんな理由があろうと罪は罪だ」
独房入りを余儀なくされたアムロは抗議の声を上げる。
「僕の言い分だって聞いてくれてもいいじゃないですかぁ……!」
「聞くわけにはいかんな」
あれ以上は何も言わず、ブライトはその場から立ち去る。
「……どうせランバ・ラルが攻めてきたらまた僕がガンダムで出ることになるんだ……!」
そう言ったアムロにグリュックは近づく。
「自惚れるんじゃない! アムロ、お前1人でなんでも出来るだなんて思うなよ!? ガンダムがいなくたってなぁ! やれるもんなんだぜ俺は!」
「グリュックさん!」
「へっ、そこでじっくり頭冷やしとくんだな」
「……」
「リュウさん! カイさん!」
「……でもアムロが言ってたけど、ランバ・ラルはまた攻めてくるんだろ?」
独房から離れ、3人は艦内で
「アイツはしつこいぞ〜? モビルスーツを失ったとなれば尚更、な」
過去に戦ってきたからこその言葉である。
「ん? そりゃどういうことだ」
「アイツらは元々ゲリラ屋っつってな、限られた戦力、物資だけで俺たちの隊に何度も何度も挑んできたんだ。それこそ艦に乗り込んできたり……だから俺は思った、あの男に勝ちたい……ってな」
「おい、それって……」
「?」
「今回も、乗り込んでくるってことじゃねぇの?」
「いや、まだわかんねぇけど、まぁその確率は高いだろうな」
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翌日、またもや襲撃をかけてきたラル隊。
「ちぃ! 俺も出る!!」
「いいやグリュック、君は艦で待機だ。いつ乗り込んでくるかわからんからな。セイラはガンダムで出撃、フラウ、アムロを独房から出してくれ、ナンバーはN006だ、左舷機銃を担当させろ」
「は、はい!!」
グリュックが外を見ると、生身の軍人が背中に着けているジェットパックでホワイトベースに近づいてくるのが見えた。
「クソッ!!」
すぐ艦内に銃声が鳴り響く。
「ジャン!! 行くぞ!」
「ちっ……仕方ねぇ……」
小銃を持って艦内で戦闘を繰り広げるラル隊とホワイトベース船員。
「やはり白兵なら俺たちが……!!」
「驕るんじゃねぇぞグリュック!!」
そこに現れたランバ・ラル。
(他とは違う軍服……)
「貴様がランバ・ラルか!」
「むっ、その匂い……何度も戦った戦闘機乗りか!」
「覚えてくれているなんて感激だなぁ!! 」
小型のアンカーを壁に刺し、その勢いで艦内をものすごいスピードで移動するグリュック。
「これでは狙いは付けられまい!!」
そしてセイラの乗るガンダムはアムロに乗り換えられ、ガンダムはラルに向かってビームジャベリンを向ける。
「ジャン!!」
グリュックはジャンを抱え、その場から退避する。穴が空いた艦から顔を覗かせるガンダム。ラルはホワイトベースの船員に覚悟を見せつけ、飛び降り、自爆した。
「勝ちたいって言ったのに……クソ……クソォォオオオ!!!」