「キラ!? やっぱりキラか!?」
イージスに乗ったアスラン、ストライクに乗ったキラ、戦場で再開した2人は接触回線で通信する。
「なんだよアイツ! 止まっている……?」
「迂闊だな」
百式に乗ったクワトロはコクピット内でそう呟き、イージスにクレイバズの照準を合わせる。
「!?」
直撃したイージスだったが、PS装甲*1により攻撃は無効化される。
「何故効かん! えぇいままよ!!」
腰部に取り付けられたビームサーベルを手にイージスに迫る。対するイージスは片手のクローを展開、ビームサーベルを出現させる。サーベル同士が反発しあい、強烈な衝撃波が生じる。「見てるだけしかできないなんてな……」
グリュックは乗機がない為、歯がゆい思いをしながら彼らの戦闘を見つめていた。
「近づいてくるから!!」
マークIIのカミーユ機はジンのコクピット部にライフルを向ける。
「オロールゥ!! チィっ、ナチュラル共がぁっ!!」
味方を堕とされたミゲルはオレンジのジンを駆り、カミーユ機を翻弄する。
「こいつ……! 運動性がダンチだ……!!」
それもそのはず、パイロットのミゲル自身緑服でありながら戦場で高い戦果を上げているため、エースパイロット用にチューンナップされたジンを用意されていたのだ。
「こいつ!!」
ミゲルはカミーユを翻弄し続け、そしてコクピットにライフルの銃口を向ける。しかし……。
「はぁぁああああ!!!」
「何ぃ!?」
ソードストライカーパックに換装したストライクが対艦刀『シュベルトゲベール』をジンに向けて振りかざす。エースパイロットともあろう者が注意を1機にしか向けていなかったのだ。
「ミゲルゥゥウウウウウウウ!!!!」
それを見ていたアスランがコクピット内で慟哭する。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
一方、初めて自分が死ぬという危険を間近で体験したカミーユはノーマルスーツを大量の汗で濡らしていた。
「カミーユ君! カミーユ君!」
百式はマークIIを抱えてアークエンジェルに帰投する。しかしそれと同時にヘリオポリスの亀裂がとうとう限界を迎え、崩壊していく。
「うああああぁあああ!?」
ストライクはその穴に引きづり込まれるように落ちていく。
「ヘリオポリスが……粉々に……」
「……おい、住人はどうした?」
ジャンが誰ともなくつぶやく。
「あの様子じゃ……逃げ遅れた人は……」
「クソッ、だから反対だったんだ! 中立のコロニーに兵器なんて!!」
艦内に、グリュックの慟哭が虚しく広がる。しかしやるべきことを思い出したバジルールはストライクに通信をかける。
「X-105ストライク! 応答せよ! こちらアークエンジェル! X-105ストライク! キラ・ヤマト!!」
「今更悔やんでも仕方がないさ」
そしてブリッジに戻ってきたクワトロはグリュックに語りかける。
「……やっぱりだ、やっぱりその声、シャア・アズナブルですよね!?」
「……!」
「」