絶望という名の祝福を   作:猫シャツ

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前回のあらすじ はぐれ悪魔討伐に赴いたオカルト研究部一行だったが、はぐれ悪魔が殺害されている現場に出会う。そして、その人物を捉えるために、戦った一行であったが、圧倒的な実力の前に破れてしまう。さらに使い魔を取り戻せたと思ったら、その場でBA☆KU☆SA☆TUされ、一部の部員は重傷を負わされてしまう。というわけで第4話の投稿が出来ました。やはり愉悦はいい文明。



第4話

 オカルト研究部一行が、サスペンスに破れ、使い魔を爆発させられた頃、、白石家では、、

 「やぁ、やっと会えたね、元凶のアジュカ・ベルゼブブ。」

 「此処はいったい何処だ。私は何故縛られている。」

 魔王が捉えられていた。

 魔王(蝿の王)が、質問する。

 

 「それはね、、、、」

 

 「復讐と僕の質問に答えてもらうためだよ。」

 

 「復讐、、だと、、」

 

 どうやら覚えているような顔をしているようだけど、君たちのやってきたことは、普通だったら殺り返される準備をしていても可笑しくないことなんだ。実際、僕の家族を奪っただろう。

 

 「因果応報って言葉を知ってるかい?」 

 「因果、、、応報、、な!?」

 「どうやら理解したようだね。前世の業や今までやってきたことが、自分に巡りめぐって帰って来ることだよ。」

 

 「だが、そんなことをして何になる。君には何の得もないだろう。」

 「いいや、得ならあるさ。」

 

 「言っただろう、君には復讐と、、僕の質問に答えてもらうと、、」

 復讐の方に目が行きがちだが、まず質問が先だ。

 「最初は、僕の質問に答えてもらおう。」

 写真を見せる。僕の持っている写真には、白髪のロングに黒い瞳、黒いリボン、ゴシックロリータという印象的な服を身に付けた少女の姿が写っていた。

 「この写真に写ってるのは、僕の妹何だけど、、何処に居るか、、知っているかい。なぁに、知ってるいるなら吐いてもらう。ただそれだけだ。」

 

 「分かった、、その少女の情報を渡そう。」

 そう言い、、蝿の王(魔王)は写真に写っている妹の情報を淡々と話していく。僕はその話した情報をメモしていく。

 

 「これで以上だ。」

 

 「ありがとう。次はその悪魔が何処に居るか、、喋ってもらっていいかい。」

 

 「なっ!?」

 「何を驚いているんだい、別に質問が一つとは一言も言ってないだろう。」

  此処からが本番に決まっているじゃないか。

  蝿の王(魔王)は苦悶の表情をしているが、悪魔の面子が一つ潰れるのが嫌なのか、焦っている。

 

 「ああ、嘘を喋れば、君の指を一本ずつ消していくか、十字架を模した鉄の杭を刺していくから、正直に答えてくれ。」

 「くっっ、分かった。」

  蝿の王(魔王)が喋ったことを一つも残さず、メモに記していく。

 「おめでとう、、、君を自由にしよう。」

 指を弾き、カードを出現させる。

 「呪文、地獄門(じごくもん)デスゲート。」

 そう僕が唱えると、蝿の王の後ろに黒い門が出現する。 

 「なっ!?」

 門から大量の手のような形をした何かが出現し、呪詛を吐いていく。

 「お前のせいだ。お前のせいで私の家族は、、」

 

 「赦さない赦さない赦さない」

 

 「お前も道連れだ。」

 

 「これは君たち悪魔に殺されたものの怨念だ。自由にしよう、とは言ったが、そう簡単に自由にするのは個人的に僕が嫌なんでね。」

 

 「この門から逃げ切れた時のみ、お前を自由にしよう。」

 

 「嫌だ、まだ死にたくない、死にたくなぁぁぁい!まだやりたいことがたくさんあるんだ!こんな所で、、、」

そう言い、蝿の王は翼を出現させ、必死の思いで拘束を解き、逃げようとする、だが、そう簡単に逃げられる訳がなく、、

 

 「これでっ!あっ」

 翼と足に手のような形をした何かが引っ付いて離れない。必死に蝿の王(魔王)は全力でもがくが、気づいた頃には、、、

 

 「嫌だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 一人の悪魔の悲鳴が響き、門が閉じる。

 

 後日、夜に大きい悲鳴が響いたと噂になったとか。

 

 

 

 




超越者と呼ばれる枠の中でも、アジュカ・ベルゼブブは厄介だからね、手始めに始末させてもらった。
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