絶望という名の祝福を   作:猫シャツ

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感想ありがとうございます。そして、この小説を気に入って下さった読者の皆様、ありがとうございます。今回の話も楽しんでもらえたら幸いです。今の時点だと原作主人公の一誠達は、後書きで言ってた所が終わった感じです。


第8話

 目覚まし時計が鳴り、目が覚め、ボタンを押して止める。今の時間は、、、「6時か、、」

体を起こし、ベッドから降り、制服に着替え終えると、「彼女(アーシア)の様子を見に行くか、、、」そう言い、彼女(アーシア)が眠っている部屋に行く。彼女(アーシア)が眠っている部屋は、今は、故人(こじん)となった家族が使っていた部屋(ばしょ)だ。家族と過ごしていた記憶を思い出しつつ、彼女(アーシア)の眠っている部屋の前に立ち、部屋の戸を開ける。

 

 「スヤァ~」

そこに居るのは目の前で、眠り姫のように綺麗な寝息を立てて眠っている彼女(アーシア)がそこには居た(い )。そっとしておこうと思い、部屋の扉を閉める。2階を降りて、リビングに向かう。そこにはいつも通り、

「目が覚めましたか、無月。」

ウェディングがいつも通り、キッチンに立って朝食の準備を行っていた。

「おはよう、計画の方はそちらは順調かい。」

 

「ええ、こちらも順調に計画は進んでいます。」

 

「その報告が聞けたなら良かったよ。」

計画のことについて語りつつ、リビングのソファーに座ってテレビをつけ、ニュースを見る。

『高速道路で事故が発生し、幸い、死者は出なかったもの◯◯歳の男性が重傷です。』

 

「ここ最近、嫌なニュースばかりが続くなぁ、、、」

 

『次のニュースです。駒王町で現在、身元不明の遺体が見つかり、放置されていたことです。現在、警察が身元を調査中です。』

「これは、、、、」

悪魔が記憶操作をし忘れたのか、、、あるいは全く別の何かが記憶操作を解いたのか、まぁ、色々大変だな。

話は変わるが、今の警察は対人外用の機関、組織があるため、悪魔や天使、堕天使のことについては把握されている。

 

知り合いからも「事後処理が大変でねぇ本当に困っちゃうよ。」と愚痴っていた。

 

こうしている間に、朝食が出来上がる。

「無月、朝食が出来たので、アーシアさんを起こしてきてもらえませんか。」

 

「あぁ、分かった。」

 

ウェディングにそう言われ、二階に向かい、彼女(アーシア)を起こしに、彼女(アーシア)が眠っている部屋に向かい、扉を開けると、

「おはようございます、無月さん。」

そこには、渡した私服に着替えていた彼女(アーシア)がいた。

どうやら、起こす必要もなかったらしい。

「おはよう、アルジェントさん。朝食が出来たので呼びに来たよ。」

 

「はいっ、朝食までありがとうございます。」

 

そう言い、彼女(アーシア)と一緒にリビングに向かう。

そして少し時間は進み、、

「「いただきます。」」

 

「そういえばウェディングさんは、食べないんですか。」

 

「私は、先に済ませているので二人でいただいてもらって大丈夫ですよ。」

 

()()()がないよう女性(ウェディング)は言葉を紡ぐ。

 

「基本的に朝食を作る関係上、お二人よりも早めに起きて、料理を作るための準備をしていますね。眠っている最中に音が聞こえたら、料理を作っていると思っていただければ。」

 

「へぇー、そうなんですね。」

 

頷き、朝食をする彼女(アーシア)を見ながら、僕も朝食を食す。

「「ごちそうさまでした。」」

 

互いに朝食を済ませ、歯磨きをしに洗面台に行く。

 

そして洗面台の前に立ち、ブラシの上に歯磨き粉をかけ、歯を磨き始める。歯磨きをしながら考える。三大勢力をどう滅ぼそうかという物騒なことを思いつつ、今後の計画について、思考する。

やはり、三大勢力に恨みを持つ者を募るか、それとも、いや、そんなことしなくても、必要な情報は手に入った。後は、その為の襲撃さえ考えれば、後は問題ない、、、と思いつつ、歯磨きが終わる。

 

鏡で自分の顔を見る。

「自分の顔を見て言うのもなんだが、向き合ってみると少々怖いな。」

その顔面には狂気と執念、復讐心が渦巻いていた。

総じて言えば、顔には、許さない、と顔に書かれていた。

 

洗面台を離れ、自分の部屋に行き、学校に行くための準備をする。

そして時間は少し進み、玄関には、家の入口に二人、学校に行く人が一人。

 

「それでは、行ってきます。」

「「行ってらっしゃい。」」

 

家を離れ、学校に向かって歩いていく。学校からはそう遠くなく、むしろ家からは近いので、すぐ校門に到着する。

 

「無月、おはよう。」

 

旭日(友人)から元気良く挨拶をされる。

「おはよう、旭日。」

元気良く挨拶を返す。

 

そして、また他愛の無い会話が始まる。

「それでさー、あいつがさ、、おい、どうした、無月。顔が怖いぞ。」

 

「すまない、少々考え事をしていてね。」

どうやら本音が顔に出てしまっていたようだ。

幸い、気付かれはしなかったものの、迂闊だった。次回からは顔に出ないよう気を付けるように心掛けよう。

さらに時間は進み、、、「「「さようなら。」」」

クラスの全員が立ち、挨拶をし、下校する。

ある程度歩き、家に到着する。

「「お帰りなさい、無月/無月さん。」」

 

「ただいま、二人とも。」

二人に返事を返し、二階の部屋に行き、私服に着替える。

私服に着替え終わり、一階のリビングに行く。

 

「今日は、アルジェントさんの行き先が決まったので、本日はそこに行こうと思う。護衛もつけるが、万が一のことも考えて僕も同行することにした。」

 

「えっ、そうなんですか。」

「分かりました、無月。」

 

「僕は先に、行き先の方に連絡を入れておくから、ウェディングとアルジェントさんは、行くための準備をしておいてくれ。」

 

「分かりました、アルジェントさんも行くための準備を。必要な物があれば教えてください。」

「ハイッ、分かりました。ありがとうございます。」

返事をし、行き先に向けての準備をし始める二人。

 

スマホを使い、行き先(目的地)に連絡を入れ始める。

「もしもし、こちら、日本神話所属の中村(なかむら)です。用件はございますでしょうか。」

 

「もしもし、白石無月です。こちらで保護して欲しい少女がいるのですが、よろしいでしょうか。」

 

「はい、白石様ですね。まず保護してほしい少女について、事情を教えてもらっても宜しいでしょうか。」

 

「はい、事情について話せばよろしいのですね。分かりました。」

 

彼女(アーシア)のことについて事情を話す。

 

「事情を教えていただき、ありがとうございます。お任せください、こちらで保護しましょう。」

 

「はい、私と護衛一人と一緒にそちらに向かいます。」

 

行く人数を教え、、そちらに行くことを伝える。

 

「はい、承知しました。では、入り口の近くにいるものにお伝えしておきます。」

 

「ありがとうございます。それでは失礼しました。」 

そう伝え、通話を切る。

 

「二人とも、準備は出来たかい。」

 

「はい、こちらも準備が出来ました。」 

 

「ハイ、私も準備出来ました。」 

二人の返事を聞く。

「それでは、行くとしよう。」

 

僕がそう言うと、彼女(アーシア)が質問をしてきた。

「あの、質問なんですけど、これからどうやって行くんですか。」

 

「その点については、安心してください。」

質問に答え、一枚の眩しい輝きを放つカードを取り出す。

 

それを(かざ)すと、空間に穴が出来る。

「さぁ、ここの穴を通って行きますよ。」

 

「えっ、大丈夫何ですか?」

先に穴に入っていく僕。

 

「あの穴は、目的地の入口前に繋がっています。だから大丈夫です。」

女性(ウェディング)が解説を挟む。

 

「分かりました。ウェディングさん、ありがとうございます。」

 

「いえ、この程度の知識で、助かったのならよかったです。」

そして、二人も穴を通り終わり、もう一度カードを翳し、穴を閉じる。

 

「ここから少し徒歩で、目的地に到着します。」

そう伝え、、徒歩で田んぼと大きい木が生えてる一本道を進んでいく。

 

目的地に到着する。

そこには、山一つ分に該当するほど、広い町が形成されていた。

「ここが、アルジェントさんがこれから世話になる場所だ。」

 

「ここが、私がこれから世話になる場所、、、、」

自分が世話になる町の大きさに感嘆している。

 

「白石無月様と護衛の方、保護予定のシスターさんですね。」

 

「はい、合っています。」

彼女(アーシア)が驚嘆している内に書類を取り出し、手続きを済ましていく。

「確かに受理しました。こちらに案内します。」

 

「アルジェントさん、行きますよ。」 

 

「あっ、ハイ。」

 

案内された場所に移動する。

「こちらになります。」

 

そこはどこか綺麗で、歴史を感じさせる孤児院が一件あった。

孤児院の入り口から男性らしき人物が出てくる。

 

「お久しぶりですね、無月君。」

 

「いえいえ、こちらもお忙しい中、ありがとうございます、中村さん。」

 

「無月さん、その人は?」

 

「紹介するよ。日本神話所属の中村さん。これからは困ったことがあったら、この人に聞くといいですよ。」

 

男性の名前を教えてもらい、自分も自己紹介をし、挨拶をする。

 

「これからお世話になります。アーシア・アルジェントです。よろしくお願いします!」

 

「こちらこそ、私は中村。中村天音と申します。これからよろしくお願いしますね、アーシアさん。」

 

 

 

 




名字が中村さんの理由は、ヒントとして単語を並べると、
薩摩藩、チェストオォォ、鹿児島に多い名字、こんな感じです。
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