目覚まし時計が鳴り、目が覚め、ボタンを押して止める。今の時間は、、、「6時か、、」
体を起こし、ベッドから降り、制服に着替え終えると、「
「スヤァ~」
そこに居るのは目の前で、眠り姫のように綺麗な寝息を立てて眠っている
「目が覚めましたか、無月。」
ウェディングがいつも通り、キッチンに立って朝食の準備を行っていた。
「おはよう、計画の方はそちらは順調かい。」
「ええ、こちらも順調に計画は進んでいます。」
「その報告が聞けたなら良かったよ。」
計画のことについて語りつつ、リビングのソファーに座ってテレビをつけ、ニュースを見る。
『高速道路で事故が発生し、幸い、死者は出なかったもの◯◯歳の男性が重傷です。』
「ここ最近、嫌なニュースばかりが続くなぁ、、、」
『次のニュースです。駒王町で現在、身元不明の遺体が見つかり、放置されていたことです。現在、警察が身元を調査中です。』
「これは、、、、」
悪魔が記憶操作をし忘れたのか、、、あるいは全く別の何かが記憶操作を解いたのか、まぁ、色々大変だな。
話は変わるが、今の警察は対人外用の機関、組織があるため、悪魔や天使、堕天使のことについては把握されている。
知り合いからも「事後処理が大変でねぇ本当に困っちゃうよ。」と愚痴っていた。
こうしている間に、朝食が出来上がる。
「無月、朝食が出来たので、アーシアさんを起こしてきてもらえませんか。」
「あぁ、分かった。」
ウェディングにそう言われ、二階に向かい、
「おはようございます、無月さん。」
そこには、渡した私服に着替えていた
どうやら、起こす必要もなかったらしい。
「おはよう、アルジェントさん。朝食が出来たので呼びに来たよ。」
「はいっ、朝食までありがとうございます。」
そう言い、
そして少し時間は進み、、
「「いただきます。」」
「そういえばウェディングさんは、食べないんですか。」
「私は、先に済ませているので二人でいただいてもらって大丈夫ですよ。」
「基本的に朝食を作る関係上、お二人よりも早めに起きて、料理を作るための準備をしていますね。眠っている最中に音が聞こえたら、料理を作っていると思っていただければ。」
「へぇー、そうなんですね。」
頷き、朝食をする
「「ごちそうさまでした。」」
互いに朝食を済ませ、歯磨きをしに洗面台に行く。
そして洗面台の前に立ち、ブラシの上に歯磨き粉をかけ、歯を磨き始める。歯磨きをしながら考える。三大勢力をどう滅ぼそうかという物騒なことを思いつつ、今後の計画について、思考する。
やはり、三大勢力に恨みを持つ者を募るか、それとも、いや、そんなことしなくても、必要な情報は手に入った。後は、その為の襲撃さえ考えれば、後は問題ない、、、と思いつつ、歯磨きが終わる。
鏡で自分の顔を見る。
「自分の顔を見て言うのもなんだが、向き合ってみると少々怖いな。」
その顔面には狂気と執念、復讐心が渦巻いていた。
総じて言えば、顔には、許さない、と顔に書かれていた。
洗面台を離れ、自分の部屋に行き、学校に行くための準備をする。
そして時間は少し進み、玄関には、家の入口に二人、学校に行く人が一人。
「それでは、行ってきます。」
「「行ってらっしゃい。」」
家を離れ、学校に向かって歩いていく。学校からはそう遠くなく、むしろ家からは近いので、すぐ校門に到着する。
「無月、おはよう。」
「おはよう、旭日。」
元気良く挨拶を返す。
そして、また他愛の無い会話が始まる。
「それでさー、あいつがさ、、おい、どうした、無月。顔が怖いぞ。」
「すまない、少々考え事をしていてね。」
どうやら本音が顔に出てしまっていたようだ。
幸い、気付かれはしなかったものの、迂闊だった。次回からは顔に出ないよう気を付けるように心掛けよう。
さらに時間は進み、、、「「「さようなら。」」」
クラスの全員が立ち、挨拶をし、下校する。
ある程度歩き、家に到着する。
「「お帰りなさい、無月/無月さん。」」
「ただいま、二人とも。」
二人に返事を返し、二階の部屋に行き、私服に着替える。
私服に着替え終わり、一階のリビングに行く。
「今日は、アルジェントさんの行き先が決まったので、本日はそこに行こうと思う。護衛もつけるが、万が一のことも考えて僕も同行することにした。」
「えっ、そうなんですか。」
「分かりました、無月。」
「僕は先に、行き先の方に連絡を入れておくから、ウェディングとアルジェントさんは、行くための準備をしておいてくれ。」
「分かりました、アルジェントさんも行くための準備を。必要な物があれば教えてください。」
「ハイッ、分かりました。ありがとうございます。」
返事をし、行き先に向けての準備をし始める二人。
スマホを使い、
「もしもし、こちら、日本神話所属の
「もしもし、白石無月です。こちらで保護して欲しい少女がいるのですが、よろしいでしょうか。」
「はい、白石様ですね。まず保護してほしい少女について、事情を教えてもらっても宜しいでしょうか。」
「はい、事情について話せばよろしいのですね。分かりました。」
「事情を教えていただき、ありがとうございます。お任せください、こちらで保護しましょう。」
「はい、私と護衛一人と一緒にそちらに向かいます。」
行く人数を教え、、そちらに行くことを伝える。
「はい、承知しました。では、入り口の近くにいるものにお伝えしておきます。」
「ありがとうございます。それでは失礼しました。」
そう伝え、通話を切る。
「二人とも、準備は出来たかい。」
「はい、こちらも準備が出来ました。」
「ハイ、私も準備出来ました。」
二人の返事を聞く。
「それでは、行くとしよう。」
僕がそう言うと、
「あの、質問なんですけど、これからどうやって行くんですか。」
「その点については、安心してください。」
質問に答え、一枚の眩しい輝きを放つカードを取り出す。
それを
「さぁ、ここの穴を通って行きますよ。」
「えっ、大丈夫何ですか?」
先に穴に入っていく僕。
「あの穴は、目的地の入口前に繋がっています。だから大丈夫です。」
「分かりました。ウェディングさん、ありがとうございます。」
「いえ、この程度の知識で、助かったのならよかったです。」
そして、二人も穴を通り終わり、もう一度カードを翳し、穴を閉じる。
「ここから少し徒歩で、目的地に到着します。」
そう伝え、、徒歩で田んぼと大きい木が生えてる一本道を進んでいく。
目的地に到着する。
そこには、山一つ分に該当するほど、広い町が形成されていた。
「ここが、アルジェントさんがこれから世話になる場所だ。」
「ここが、私がこれから世話になる場所、、、、」
自分が世話になる町の大きさに感嘆している。
「白石無月様と護衛の方、保護予定のシスターさんですね。」
「はい、合っています。」
「確かに受理しました。こちらに案内します。」
「アルジェントさん、行きますよ。」
「あっ、ハイ。」
案内された場所に移動する。
「こちらになります。」
そこはどこか綺麗で、歴史を感じさせる孤児院が一件あった。
孤児院の入り口から男性らしき人物が出てくる。
「お久しぶりですね、無月君。」
「いえいえ、こちらもお忙しい中、ありがとうございます、中村さん。」
「無月さん、その人は?」
「紹介するよ。日本神話所属の中村さん。これからは困ったことがあったら、この人に聞くといいですよ。」
男性の名前を教えてもらい、自分も自己紹介をし、挨拶をする。
「これからお世話になります。アーシア・アルジェントです。よろしくお願いします!」
「こちらこそ、私は中村。中村天音と申します。これからよろしくお願いしますね、アーシアさん。」
名字が中村さんの理由は、ヒントとして単語を並べると、
薩摩藩、チェストオォォ、鹿児島に多い名字、こんな感じです。