気がついたら天使様に恋をしていたのだがどうしたらいい? 作:ブラックマッハ
「ピーンポン」
「ハーイ」
俺は、風邪をひいている為ふらつきながらもドアを開ける。すると、俺の前にいてはおかしい人物がいた。何で彼女がここにいるんだ。
その女性は、天使様と言われている程とても美人な女性だ。俺の家のお隣さんである。挨拶を返すくらいで特に関わり合いは持っていない。
対する俺はゴミの分際がと言われる程知名度はあっても、その誤解をなくす事はできなかった。
目がダサい、見た目が全然ダメ。外見も良くないそう言われて生きている。
「もしかして、部屋間違えただろう」
そっと優しく声をかけた。すると彼女は、俺の顔を見ながらはっきり言う。
「いいえ、間違ってはいませんよ」
「そうか、それは良かった。で何のようだ」
聞いてみたが何故彼女がここにいるのか大体察していた。
「それは、私に傘を貸してくれたのは、貴方だと周君から聞きました」
周が正直に話をしてしまったらしい。別に話すなと口止めをしとけば良かったなと後悔したが、別に真昼と仲良くする未来は見えなかったから構わない。
真昼は昨日、雨の中でいて周は、
俺と会話をしながら帰っていたから気づいていなかった。本来なら気づく筈だ。
「なあ周、ちょっと真昼のところに行って俺の傘を渡してくれないか?俺だと顔が気持ち悪くて、気分を害したら嫌だしよ」
そう言って周に彼女の近くに行かせた。俺は静かに去ってここで一件落着だと思った。
後はヒーローとして周が、頑張ってくれる事を期待したかった。
だと言うのに俺はそのヒーローのバトンを渡されてしまったのは間違っている。
とりあえず、真昼が無事に風邪をひかなかったみたいだ。良かった。
「そうかそれは良かった。どういたしまして。悪いもう限界だ休ませてもらうぞ」
俺は残念ながら雨に濡れたせいで風邪は、ひかないと思ったけど簡単にひいてしまい、今日学校を休んでいた。
そう言って俺は逃げるかのようにドアを閉めようとしたのだがぎゅっとドアを引っ張られて閉められなかった。
「流石に放っておけません……借りは返します」
そう言うと強引に中に入ってきた。
「綺麗ですね」
と褒められた。だがここは、2SLDKの家で妹と二人暮らしをしている。その為清掃は妹がやってくれるため楽なのだ。
「まぁ出来の良い妹だから当然だな。俺の事を弟扱いしてくる変な妹だけどな」
俺は布団の場所に篭りながらアニメの音を聞いて寝る。それがとても俺にとっては最高なんだよな。
……
「ただいま、って何で私以外の靴があるの?見た感じ女者だし一旦何が起きたの。弟に聞かないと」
その一声で目を覚ました。妹だなと分かる。
「目が覚めましたか?」
「誰よ、貴方。何で私以外の女がここにいるのよ」
女性の声が聞こえて来て驚いているみたいだ。
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