気がついたら天使様に恋をしていたのだがどうしたらいい? 作:ブラックマッハ
俺は、ソファに座りながら録画したドッキリされている、芸人の番組をテレビでみていると、真昼に話しかけられた。
「よくこう言う番組を見るんですか?」
「時々見ている。こう言うの面白いから俺は好きなんだ。だってほらあれだ、ドッキリかけるのを見守る方もドキドキして楽しいし、本みたいに色んな視点がみえるからな」
「そう言って細かく見てないんじゃないですか?」
「そうそう見ていない」
俺は正直に言う。だってほらあれだ真面目に言わないといけないオーラが真昼にはある。
「でしょうね、部屋も綺麗でしたが、机の上は本だらけで汚いです」
「それは俺が妹に清掃を許していないからな」
真昼は、会話をしながらエプロンをつけて料理を作ろうとしていた。
「真昼は何か料理を作っているのか?」
「妹さんと喧嘩になった感じになったのでお詫びです」
真昼は、優しいな。やっぱり優しいのは周だからどうか付き合って欲しいなと望んでしまう。
周と真昼が付き合えるようにしとかないとなと作戦をねようとするが思いつく頭脳はない。
ハァこんな時に発想が面白い人だったら全く違っていたんだろうなと思うと羨ましい。
発想と言ったらあの人だよな。それで、上手くコントロール出来るMCなら俺がMCとなって、周にふればいいんだ。
「悪いな、俺の妹が」
「だから妹さんの分だけは作りません」
「いいね、それは」
そう思いながら160円のアクエリアスを飲む。美味しい。
「出来ました。多分熱くはないですから」
「周ならきっと顔を赤くしていただろうな。こんな美味しそうな匂いのおかゆを美女が作って食べれるなんて」
俺は作戦を実行する。目指すのはMC、上手く活かすも殺すも俺の腕にかかる。
「美女ってあんまり言わない方がいいですよ」
「無理だろう。美女に興味のない俺でも綺麗だなと思うぞ。周は特に家庭的な女性は好きなはずだ」
真昼を遠くから観察だけして幸せな男がもっと幸せになって欲しい。真昼と俺の関係は親友という立場で深く関わりたいんだ。
「そうなんですね。美人に興味がないんですね」
疑わしい目線で見て来るが、俺は水着以外女子を怪しい目線で見たことがないのだ。だからどうか疑わないで欲しい。
「まぁ水着なら話は別だけど、周ならどんな目線で水着の真昼を見て来るのかな」
ついつい本音をしゃべってしまうが周アピールを忘れない。それが嫌だと思った事がないからだ。
「周君は、そんなに私を興味津々に見るんですね」
まぁ見てなさそうにしてちゃっかり見ているからな。だけどやっぱり俺が言うのは良いけど人に言うのは許せないと言う変な意地があるんだ。
その思いをギュッと握りしめていた。
「まぁ周だから仕方がないよ。食べるの忘れていた。うんうまい