気がついたら天使様に恋をしていたのだがどうしたらいい? 作:ブラックマッハ
週が明けて学校に行ったら元通りの関係、なんの意味もなかった。つまり真昼とリセットされて寂しいとは感じない。感じないつまり結局俺は、周と真昼がカップルになって欲しい事で安心した。
「おい、矛元気になったのか?」
そう言ったのは、俺の二人目の友達である樹である。
「まぁな、ちょっと親切な奴にお世話になったんだよな」
「周から聞いたぜ。それより椎名に興味はもったりしないのか?」
「持てないな。少し知り合いに好きそうな奴がいるからアピールしている最中だ」
「そうかって、俺ら以外に友達は、そうかそう言う事か!!」
と納得してくれたようだ。もう答えは出ていると分かったのだろう。だが周は誰の話をしているのか気づいていないみたいだ。
「周は、どうなんだ、結構の頻度で確認していると思うが」
樹が確認するかのように聞いて、
「美人だと思っているだけだ」
「相当気に入っているように見える。何度も確認しているだろうからな」
「気づいていたのか?」
周は、顔を赤くなりながらそう言った。バレバレだよ。
「まぁ俺くらいの観察者になればな。まぁ周と樹と千歳限定の話だけど」
「まぁ高嶺の花だから見てるだけで十分だ」
「何だやっぱり、観察しているくらい好きなんじゃないか?俺は興味がないから羨ましい」
俺にとって恋愛という感情が湧くとしたらなんだろう。全く恋愛する感じが全くしなかった。その前に気持ち悪い。近づくなって感じだ。
「どうやら本当に沸かないか。だって注目点では、真昼と同じくらいだろう」
俺は目を逸らしていた現実を感じてしまう。周りを見て全員が俺を注目していた。
「可哀想だよな、あんな奴と関わるなんてな」
「ここのホコリの空気嫌じゃない。違う所でいい空気吸うの嫌だから近づかないでおこうぜ」
「賛成」
そう言って次から次へと教室から出て行こうとするがそう言いながら動かない。俺に話したくないからな。
ただ気持ち悪い顔をしているだけで、俺は嫌われているんだ。
「俺が出て行くからみんなはゆっくりしていてくれ」
「ふん、なら最初から言えよ」
そう言って俺は、周達に声をかける。
「悪いな、俺は相当思った以上に嫌われていたみたいだ」
真昼は、他の子と話していて気づいていなかったみたいだ。下手に心配かけずに済んで良かった。
「俺らも外に出るから」
「いいよ、今は一人になりたいから」
俺は何も言わずここから去ったのだ。この空気から逃げ出したい。人と関わるのが怖かったから。
俺に友達が必要だから、下手に関わって周や、樹がいじめになるのは嫌だったから逃げ出した。
俺は人のことを思える気持ちがあって安心した。
俺だけが傷付けばいい世界へようこそ。
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