- 過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、子どもの特権だ -
By フル・フロンタル大佐『機動戦士ガンダムUC』
本格的に授業が始まりました。国立エリート進学校を謳うだけあって、学習内容もなかなかにハードです。さあ、切磋琢磨しつつ、互いに高めあってゆきましょう!ところが・・・
当初から危惧していた通り、山内君や池君、軽井沢さんあたりが元凶となって、早くも授業態度が悪化し始めました。須藤君に至っては、居眠りをしそうになる体たらくです。しかも先生方は、誰ひとりとして注意をしないではありませんか!?それを見て、私は改めて確信しました。私たちは泳がされているだけだ、と。後々、何らかの形で自らに跳ね返ってくるのは間違いありません。
そこで私は、次なる手を打ちました。そうです。クラスを崩壊させる要因になりそうな生徒に、お目付け役をあてがったのです。
「余計な負担をお掛けして申し訳ありません。ですが、この役回りは貴女にしか出来ないことなのです。どうか、引き受けて頂けませんか」
「うん!わかったよ坂柳さん。クラスのためだもん!私に出来ることなら何でもするよ!」
承認欲求の塊さんは、コロッと騙されてくれました。でも、あざといガッツポーズは不要です。
「無理なお話をごめんなさい。ですが、どうしてもあなたのお力添えが必要なのです。どうかご協力願えませんか」
「もちろんだよ坂柳さん。僕はこのクラスのためなら、どんなことだって協力する」
クラス随一のイケメン好青年も、力強い言葉で請け負ってくれました。いずれ、暗黒面に堕ちた彼も見てみたいものです。
そして・・・
「山内君、わたし、毎日の授業を大事にするひとって素敵だなぁって思うなっ」
「そ、そうだよな櫛田ちゃん!お、俺はやるぜぇ!」
おバカな男子には、エセ天使櫛田さんを。
「軽井沢さん、高校生らしく授業に集中しないか?それが出来る女子はとても魅力的だと、僕は思う」
「ひ、平田君・・・あたし、頑張るね♥」
アホな女子には、みんなのヒーロー平田君を。
ちなみに須藤君には、居眠りを我慢すれば『放課後に綾小路君とバスケをする権利』が与えられることになりました。
「オレはなにも聞いてないんだが・・・」
「いつの時代も、少数意見は無視されるものですよ、綾小路君」
さて、やっつけ仕事での対応でしたが、なんとこれが効果てきめん。やはり愛は地球とDクラスを救うのですね。(違う)
いまだ、クラス査定の詳細は分かりませんが、授業態度の改善は相当なプラス効果があるはず。来月1日が見ものです。さぁ、引き続き頑張っていきましょー!(睦月ちゃん)いえ、中のひとが同じですから。
では、次回予告です・・・
はい?え?例の件について・・・?やはり覚えていらっしゃいましたか。さすがです、読者の皆様。
そうです。入学初日、私はハイキック2発で高円寺君を沈めました。我ながら、字面にするとすごいですね。そして当然、その行為は監視カメラに捉えられていたはず。つまり、この件を解決しない限り、私個人もDクラスも、枕を高くして眠ることが出来ないのです。でも大丈夫。ちゃんと手は打ちましたから。
では、回想シーン、リンクスタート!あ、作品を間違えてしまいました。
入学式翌日。私は、重い足取りで職員室へと向かっていました。昨日の一件の後始末をするためです。冷静沈着、頭脳戦が得意な私としたことが、あり得ないミスをしてしまいました。事態を丸く収めるには、相応の代償を求められることでしょう。一方の当事者である高円寺君を巻き込むやり方もありましたが、リスクを考慮すると安易なことは出来ませんし・・・
「ふははははっ!この私を待たせるとはさすがだねぇ、有栖ガール」
なんと、職員室の出入り口で壁に寄りかかっていたのは、他ならぬ高円寺君でした。
「おや、こんなところに何の用です?六助ボーイ」
「おそらく、君らと同じ用件だろうねぇ」
小型の櫛で髪を梳かしながら宣う自由人さん。どういう風の吹き回しでしょうか。まさか・・・
「おっと、余計な探り合いは無しにして貰いたいねぇ。私は無駄な行為は嫌いなのさ。美しくないからね」
「分かりました。ではご一緒致しましょう」
「その前に、後ろの綾小路ボーイは付き添いかね?」
「いえ、お気になさらず」
そう答えて、私は職員室の入り口をノックしました。
「失礼します。1年Dクラスの坂柳有栖です。茶柱先生はいらっしゃいますでしょうか」
見たところ、大半の教職員は出払っているようです。これは訪問のタイミングを誤りましたね・・・
「あ、坂柳さんだ♪サエちゃんならそろそろ戻って来ると思うけど、どうしたの?」
やけにフレンドリーなこの女性は、確かBクラスの担任、星之宮知恵先生・・・でしたか。まるで、あざとさが服を着て歩いているようなひとですね。ん?じゃあ服を脱いだら、あざとくなくなるんでしょうか?(愕然)
「いえ、ご不在でしたらまたにします。失礼致しました」
私は即座に戦略的撤退を選択しましたが、ここは相手が一枚上手でした。
「もう!待ってよぉ。用件くらい教えてくれたって良いじゃない!場合によってはお姉さんが解決してあげちゃうぞ?あ、言い忘れたけど、私はBクラス担任の星之宮知恵。サエちゃんとは同期で、お互い名前呼びする仲なんだ」
うざいです。
「分かった!早速二股かけてトラブったなぁ?お人形さんみたいな可愛らしい顔して、このおませさんめっ!でも正直、
妄想ストーリーを語りながら、私の頬をつんつんしてくる女教師。このひとが担任でなかったことを、私は密かに感謝しました。監視カメラがなければ、いますぐぶちのめして差し上げ・・・
っと、同じ過ちを繰り返すのは、愚か者のすることでした。ここは彼女のお望み通り、暫くお人形さんになってやり過ごすとしましょう。
「あ〜ほんと、ちっちゃくってかわいいなぁ〜♫ねぇ、いまからでもうちのクラスに来ない?」
ひたすら無の境地で耐え忍んでいると、突然小気味よい音が響きました。
「いったーい!なにするの、サエちゃん!?」
「私の生徒に絡むな、星之宮」
冷たく言って、クリップボードを手にしたまま席に座る茶柱先生。あれは痛そうです。
「迷惑かけたな。で、なんの用だ?」
前置きなく本題に入る、我らが担任教師。こういったドライな対応、嫌いじゃありません。一瞬、高円寺君に視線を送ってから、私は話し始めました。
「はい、昨日の件についてなのですが・・・」
「あぁ、あれか。なかなか良い蹴りだった」
ほぅ・・・こうもあっさり認めますか、私たちを常時監視しているという事実を。
「え?!なになに?有栖ちゃんが蹴り?あなたまさか、ハードプレイが好みなの?」
「お前は黙ってろ、チエ」
あら、やっぱりおふたりは仲良しさんなのですね。
「それと高円寺、セクハラ発言は慎め。婚期を逃すぞ」
やけに感情のこもった口ぶりで、茶柱先生は忠告しました。いやそれより、男子生徒にその言い方はどうなのでしょうか・・・
「そうそう、気を付けてよ。目の前に反面教師がいるもんn・・・あいたっ!」
再び良い音を立てるクリップボード。
「お前も同じだろ!」
「いったーい!私は違うよ?その気になれば、キープ君が何人も居るし」
取り敢えず、アレは無視です。
「はははははっ!ご忠告、痛み入るねぇ。しかし年増の売れ残りは言葉の重みがt・・・うわらばっ!」
「お前は実に愚かだな」
同感です。
一撃で金髪ボーイを葬った茶柱先生は、ゴミを見るような目で吹き飛んだ彼を一瞥しました。ふははははっ!実にいい気味だねぇ。(モノマネ)
一瞬、思考が乱れてしまいましたが、気を取り直して私は続けました。
「あれに関しては、一切言い訳は致しません。わたくしに何らかのペナルティーが課せられることは理解しています。その上で敢えてお聞きしますが、この問題を解消するには何ポイント必要ですか?」
私の言葉に、スッと目を細める担任。纏う空気が変わりました。やはり・・・
「どうやってその結論に達した?良ければ聞かせてくれ」
探るような、試すような、それでいてどこか期待も滲ませた口調で問う茶柱先生。さあ、答え合わせの時間です。
「先生は昨日、Sシステムを説明なさった際におっしゃいました。ポイントで買えないものはない、と。ですから今回の件も、ポイントによって何らかの解消方法が購入可能なのではないか、と解釈したのです」
さて、この答えは何点くらいでしょうか・・・
「ふっ!素晴らしいぞ!ほぼ満点だ、坂柳。その解釈で間違いない。で、ひとつだけ確認しておきたいのだが、なぜ『解決』ではなく『解消』と表現した?聞かせろ」
「はい。いくらポイントを積もうと、事実は覆せません。それでもなお、その事実に手を加えようとするならば、それは解決ではなく解消と言うべきだと判断致しました」
「ふはははっ!実に興味深い。入学2日目でそこまで把握するとはな。良かろう。昨日のケース、本来なら問題行動案件だが、無かった事に出来るぞ」
ほぼ予想通りですが、倫理的にはいかがなものでしょうか、それ。
「有り難うございます。それで、必要なポイントは・・・?」
決して安くはないでしょうけれど、新入生という事情は考慮されるはずです。
などと甘い考えを抱いた私がおバカさんでした。
「そうだな。新入生という事情も考慮すると、10万ポイントで足りるだろう」
「!?」
・・・やられました。どうも話がうますぎるとは感じていましたが、さすがに手持ちの全額を要求されるとは予想外です。しかも、すでに生活必需品の購入に多少使ってしまいましたので、この場でぴったり10万ポイントを用意することは出来ません。それにもし払えたとしても、ゼロポイントで来月までどうやって暮らしてゆけと言うのでしょう・・・
ひとはパンのみにて生くるにあらず。特に女の子は、その他色々と必要なのです。貴女も同じ女の子なら、お分かりでしょう?あ、ごめんなさい。もう女の子っていう年頃ではありませんでしたね・・・
「貴様・・・いま何か、とてつもなく失礼な・・・」
あと、それもういいですから。
「まぁいい・・・本校は無料商品もあるからな。それを活用すれば、取り敢えず死にはしない」
してやったり、といった表情の茶柱佐枝。こんな教育者の風上にも置けない輩、呼び捨てで十分です。
「その点はご心配なく。綾小路君のお部屋を間借りして同棲する予定ですので」
「え?!」
私の背後でずっと置き物だった彼が、初めて声を上げました。
「きゃー!坂柳さん、大胆!」
茶化す星之宮。(もはや呼び捨て)あれも大概ですね。
「なっ?!さすがにそれは風紀上、認めr・・・」
狼狽える茶柱先生の言葉を遮って、私は言葉を重ねました。
「男子が女子寮に居られるのは午後8時までと聞きましたが、その逆パターンに関する規定は明文化されていませんでした。よって、なんら問題ないかと」
「くっ・・・!屁理屈を・・・」
「あ〜そうきたかぁ・・・正直、これまで間違いが起こらなかった方が不思議なんだよね〜私だったら確実にヤッちゃっただろうな〜」
「生徒の前だぞ!真面目にやれ、チエ!」
なんとなく、ふたりの関係性が見えてきましたね・・・すると、先ほど一撃を浴びてからずっと沈黙を守ってきた六助ボーイが、口を開きました。
「なるほど・・・理解したよ、茶柱ティーチャー。つまり、初めからトラブルなど存在しなければ良いのだろう?」
その言葉に、私はハッとしました。まさか彼も、そのやり方を・・・
「有栖ガール、君の目のつけどころはなかなかにインタレスティングだったが、そもそもの大前提が間違っていたのだよ。昨日、君と私の間には何のトラブルも無かった。そうだろう?」
「ほぅ・・・だそうだが?坂柳」
悔しいですが、ここは彼が敷いてくれたレールに乗るしかなさそうです。
「はい、わたくしの思い違いだったようです。お手間をおかけし、申し訳ございませんでした」
育ちの良さを思わせる動きで、私は礼儀正しくお辞儀しました。あ、自分で育ちが良いとか言ってしまいました。ふふふ・・・
「分かった。話はそれだけか?なら早く帰れ」
「いいえ、最後にいくつか伺わせて頂きたいことがあります」
予定では、他クラスを出し抜くための切り札として、内密に尋ねるつもりでしたが・・・高円寺君へのお礼も兼ねて、いま聞いてしまいましょう。
「なんだ?手短に頼む。このあと職員会議なんだ」
「え?サエちゃん、今日はもう、なんにも予定は無いよ?」
「このバカ・・・!」
ふふふ・・・明らかに逃げ腰ですね。なにか不都合な真実でも隠しているのでしょうか。
「ではまず1点目。来月振り込まれるのは、何ポイントですか?」
「それは・・・答えられない」
でしょうね。
「次に、学校側は個人とクラス、どちらの単位で私たちを評価するのですか?」
「・・・ケースバイケースだ。近いうちに明らかになるだろう」
それは来月1日のことですね。
「最後です。AからDまでのクラス分けに、何か意図はありますか?」
「詳しい基準については部外秘だ」
つまり、意味がある、と。
「有り難うございました。大変参考になりました」
結局、なんにも答えてませんよね、茶柱ティーチャー?
再び優雅に一礼して、私は職員室を後にしました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「高円寺君、まずはお礼を申し上げておきます。先ほどは有り難うございました」
職員室を出ると、私はもう一度、頭を下げました。感謝すべき相手には、礼を尽くさなければなりません。たとえそれが、クラス随一の変人さんであったとしても。
「ふむ、頭を上げてくれたまえ、有栖ガール。それを言うならお互い様だろうねぇ。君の蹴りは完全にアウトだったが、私の言動にもマズい点があったのは事実さ」
「つまり、貸し借りは無し、と?」
「その通りさ。それに、貴重なヒントも頂いたことだしねぇ」
「承知致しました。では今後とも、宜しくお願いしますね、高円寺君」
私は本音の6割程度で微笑みました。
「ふむ・・・なかなか気に入ったよ、ミス坂柳。どうかな?このあとケヤキモールから私の部屋まで、フルコースでエスコートしてあげようじゃないか」
「その前に、わたくし渾身のハイキックはいかがですか?」
「ふははははっ・・・いや、遠慮しておこう」
こうして、危険極まりない自由人は去って行きました。
そしてあとには、立ち尽くす私と彼。
「・・・なにか言ってください、綾小路君」
「お前はオレになにを期待しているんだ?坂柳」
やはり聞いたわたくしが間違っていました。ですが、明日からはもっと楽しいことになりそうですね。
「そうか・・・良かったな」
まるで他人事の綾小路君。
「おや、明日からはあなたにも、本気を出して頂きたいのですが」
「いや、オレは平穏無事に過ごせればそれでいい」
「では、本気を出すつもりは無い、と?」
「あぁ、下手に目立ちたくない。オレは事なかれ主義なんだ」
ただひとり、あのカリキュラムを突破したあなたの言うセリフではないですね。
「残念ながら、それは難しいでしょう」
「なぜだ?」
「この学校は実力至上主義の世界です。早晩、本気を出さざるを得ない事態が訪れるでしょう。手を抜いていたら、それこそあなたの求める平穏自体が、奪われてしまうことにもなりかねませんよ」
一瞬、言葉に詰まる綾小路君。目立たず過ごすために、目立つ行動を強いられる。さあ、この二律背反にどう対処しますか、清隆ボーイ。
「そんなに・・・オレの力が見たいのか・・・」
なっ?!まさかのアスロック清隆?!ならば私がトマホーク有栖・・・(意味不明)
「目立つことを嫌っておられるようですが、始めから目立っておけば、直ぐにそれが当たり前の日常になりますよ。それに・・・」
私は核心を突くことにしました。
「あなたはお友達が欲しいのでしょう?」
「・・・否定はしない・・・」
ふふふっ・・・やはりそうでしたか。
「教室での物欲しそうな態度に、昨日の葛城君や一之瀬さんとの遣り取り。それらで確信しました。ならば積極的にその実力を示して、人望や尊敬を集めるべきです。そうすれば、たちまちあなたのスマホはみんなの連絡先で埋まることでしょう。名付けて『ともだち100人できるかな作戦』です」
この作戦名はダメですね・・・
「・・・ちなみに聞きたいんだが、もし積極的に動かなかったら、オレはどうなるんだ?」
「卒業まで3年間、お友達は右手と堀北さんだけになるでしょう」
「そうか・・・」
初めて、彼の表情がはっきりと動きました。あとひと押しです。
「作戦のネーミングセンスはともかく・・・本当に、そんなことが可能なのか?」
堕ちましたね・・・www
「もちろんです。いまなら特別に、妹みたいな可愛らしい彼女もお付けしますよ」
「やっぱり止めておく・・・」
なぜにっ?!
「壮大な下心を感じた・・・ような気がしたからな」
「では決まりですね。見せて頂きましょうか、最高傑作の実力とやらを!」
「話、聞いてるか・・・?」
「じゃ、そろそろ帰りましょう」
ゴリ押しで会話を切り上げようとしたその刹那・・・
「坂柳、ひとつ教えてくれ。どうしてオレに関わろうとする?お前なら、他にいくらでも相手は居るだろう?」
「!!」
思わぬ言葉に、一瞬反応が遅れてしまいました。そうです、彼は作られた天才。勉学、運動ともに死角は無いでしょう。しかし、感情というものに関しては、まだまっさらに近い状態です。文字通り、あのお部屋と同じ真っ白な器。高校3年間で、どんな色にも容易に染まってしまうでしょう。なればこそ、ここでウソやごまかしを返すわけには参りません。
私は本心を打ち明けることにしました。初めて会った時からずっと、この胸の奥深くに仕舞っていた気持ちを。
「・・・あの日以来、わたくしは、あなたのことが知りたくて知りたくて仕方がないんです。ずっとずっと追い続けてきた、出会うことのなかった幼馴染のような心境なんです・・・」
そう告白して、そっと彼の手を握りました。絡み合う互いの視線。きっと私の顔は、真っ赤に染まっているに違いありません。いま、あなたの目に私はどう映っていますか・・・
「綾小路君、人の温もりも悪くないものです。どうか忘れないで下さい」
嗚呼、願わくば、この想いが伝わりますように。あなたがあなたらしい色に染まりますように・・・
「確かに温かいな。36.4℃くらいか?」
「・・・綾小路君・・・女子の基礎体温を言い当ててはいけません」ボソッ
次回第7話『スクール水着でごきげんよう』
やはりわたくしの水泳授業はまちがっている・・・(怒)