ISおじさん   作:サンバガラス

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次の話を書きたいから結構端折ったよ。許して


第十一話 俺じゃ無かったら死んできたぞ

 

鈴との修羅場から1週間後、クラス対抗が始まった。

 

「・・・」

 

「か、かんちゃん・・・」

 

彼女は更織簪。日本の代表候補生であるのだが、専用機を持っていない。その理由は今はまだ説明出来ないが、一夏が大きな原因であるとだけ言っておこう。簪は機嫌があまり良く無かった。

 

「お待たせ2人ともはい。ジュース。取り敢えずはこれ飲んで機嫌直してくれ」

 

陽介は缶ジュースを2人に渡していた。

 

「・・・うん。ありがとう陽介」

 

「ありがとう。おじおじ」

 

「おっ、そろそろ始まるな」

 

アリーナのブザーが鳴り、一夏対鈴の戦いが始まった。最初は鈴のIS甲龍が優勢だったが、試合中盤、一夏は段々と鈴の攻撃を避けていき、逆転間近になった瞬間だった。

 

バッリィィィンン!!!

 

大きな音と共にビームがアリーナに発射されグランドに大きな穴が空いた。

 

「「!?」」

 

その穴から全体が目の様な物が付いた全身装甲の謎のISが現れたのだ。突然の侵入者にアリーナ内に緊急のアラームが鳴り響いた。敵ISは一夏達を相手にしながら、周りを見ており、何故か、簪達に向けてビームを放った。

 

「本音!!危ない!!」

 

「かんちゃん!!?」

 

簪はこちらに向かってくるビームを見て本音を庇った。それと同時に死を覚悟したが、一向に痛みが来ない。振り向くとそこには

 

「・・・たく俺じゃ無かったら死んでいたぞ」

 

光剣を出していた陽介の姿があった。陽介はISの部分展開はまだ出来なかった故、魔法の光剣でビーム切り裂いたのだ。

 

「よ、陽介?」

 

「簪、仏、無事か?」

 

「う、うん。大丈夫」

 

「こっちも大丈夫だよ!!」

 

2人の安全を確認した陽介は安心した。

 

「そうか2人が無事で何よりだ・・・ちょっと行ってくる。こい!!空!!」

 

【OKです!!マスター!!】

 

陽介はISを展開し、スラスターを吹かせ、アリーナに向かった。一方、陽介に助けられた2人は

 

「・・・陽介カッコいい!!」

 

「おじおじ、凄い!!なんか凄いドキドキする!!」

 

陽介にドキドキしていた。そしてISを纏った陽介は敵ISの前に現れた。

 

「おじさん!?」

 

「陽介逃げなさい!!死ぬわよ!!」

 

「大丈夫だ。こんな相手に俺は死なん。しかもこいつは無人機だ!!空から教えて貰った」

 

「「え!?」」

 

「久しぶりにちょっと本気を出すか!!」

 

陽介の発言に2人は驚いていた。それと同時に陽介は敵ISに手を向けていた。そこから巨大な魔法陣が現れ

 

「炎の精霊よ、汝炎の不死鳥となりて、我が敵を消し炭にしろ!!」

 

陽介は詠唱すると、無人ISに炎で出来た不死鳥を出し、直撃させた。その直後、大爆発が起きた。

 

「すげぇ・・・・」

 

「・・・これが陽介のISの力・・・」

 

2人は唖然としていた。こうして無事無人ISを倒す事は出来たのだが・・・・

 

「・・・織斑先生。敵の消滅を確認出来たのですが・・・ISが全て消し炭になってしまったのですが・・・」

 

「・・・・」

 

千冬は軽く頭を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰も知らない地下の研究所にて兎耳のカチューシャをつけた紫髪の少女がアリーナの戦いを見ていた。

 

「うわーー。一瞬でやられちゃったなぁ。よっくん。容赦無いな・・・まぁ良いか。いっくんのデータも取れたし、ISの不具合による暴走も止められたから一石二鳥なのだ!!」

 

少女はそう言って瞬きをすると目から光が消えていた。

 

「全くよっくんたら女の子の近くにいて・・・ドウシヨウモナインダカラ・・・キミノイチバンハ、()()()()()ナンダヨ♡」

 

 

 

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