ISおじさん   作:サンバガラス

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オリジナルの指輪とヒロインその②


第十二話 俺の(友人としての)気持ちだ。

 

無人IS襲撃から1週間後、陽介と簪がゆっくりしていると、誰が扉を叩いた。

 

「今開けます」

 

扉を開けるとそこには真耶がいた。

 

「どうしたんですか山田先生。こんな時間に?」

 

「はい、実は伝えたい事がありまして」

 

「?」

 

どうやら陽介に用がある様だ。

 

「お引越しをして貰いたくて。ようやく部屋の調節が出来たので、嶋㟢さんには部屋を移動をして頂きたくて」

 

「そうですか・・・今すぐですか?」

 

陽介がそう言うと真耶はすぐさま答えた。

 

「そうですね。いつまでも年頃の・・・・かなり歳の離れた男女がいつまでも同室で生活するのは更織さんも嶋㟢さんもくつろげないでしょう」

 

「えっと・・・そんな事h「まあ、よくよく考えたら、そうですよね。ちゃちゃと準備しますよ」・・・」

 

そう言って陽介は荷物を纏め、新しい部屋に運んでいた。そして最後にサターンが入ったダンボールを持ってくだけになった。

 

「じゃあな、簪。次の人と仲良くするんだぞ」

 

「・・・うん・・・」

 

簪の表情はとても悲しそうであった。

 

「そんな顔するな。別に遠くに行くわけじゃ無いから・・・あっ、そうだ。簪、左手出してくれ」

 

「?」

 

簪が左手を出すと陽介は左手の薬指に指輪をはめた。その指輪は水色のリングで赤紫色の宝石が付いた物である。

 

「!!よ、陽介!!こ、これって!?」

 

「俺の(友人としての)気持ちだ。これは5年に一度しか出現しない赤宝石竜(ルビードラゴン)の突然変異種から取った宝石に海でしか取れない海水鉄と呼ばれる特殊な鉄で作った物だ。簪の目の色と髪の毛を見て選んだ。まあ、75円の価値しかないが、良かったら受け取ってくれ」

 

指輪を付けた簪の表情は

 

「・・・嬉しい・・・ありがとう陽介。ずっと大切にするよ」

 

今で見た事のない乙女の表情となっていた。

 

「そうか?なら良かった。じゃあお休み」

 

「うん。お休み」

 

その日簪は今まで以上に安らかに眠る事が出来た。だが陽介は知らないこの行動が()()()()()()()()()()()()()()()。そして次の日

 

「おはようございます!!皆さん、今日はなんと私達のクラスに転校生が来ました!!」

 

「転校生?」

 

真耶がそう言うと、扉が開き、教室に入って来たのは金髪の男?だった。

 

「どうも、初めまして。シャルル・デュノアです。フランスから来ました。よろしくお願いします」

 

「こちらに僕と同じ境遇の方々がいると聞き、本国より『『『キャァァァ!!!!』』』へっ?」

 

シャルルの挨拶の途中でクラス内から大きな声が上がった。

 

「男の子よ!!」

 

「3人目の男子!!」

 

「守ってあげたくなる系の!!」

 

シャルルの容姿にクラスメイトは黄色い声をあげていた。その後、千冬に注意され静かになったのは言うまでもない。

 

 

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