次の授業が始まろうとしたが、その前に千冬がクラスに向けて言った。
「授業を始めるが、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決める。クラス代表者とは対抗戦だけではなく、生徒会の会議や委員会の主席など、まあ、クラス長と考えても良い」
(何か面倒くさそうだな)
陽介は嫌だなと思っている。
「自薦、他薦は問わない。誰かいないか?」
千冬がそう言うと、
「はい!!織斑君を推薦します!!」
「え!?」
「私もそれでいいと思います!!」
「お、俺!?ちょ、おじさん!!」
一夏は陽介に助けを求めたが、
(すまん一夏君。俺はやりたく無いんだ)
目を逸らした。
(おじさんの薄情者!!!!)
陽介は自分は絶対に推薦されないと思っていたが、
「他に誰かいないのか?」
「はい!!嶋㟢さんがいいと思います!!」
「な、何!?」
突然の推薦に陽介は驚いていた。
「いいと思いますー!」
「私もおじおじに一票!!」
「俺も選ばれたか・・・おじおじか・・・あだ名良いな」
陽介はのほほんとした子のあだ名に嬉しそうにしていた。
「織斑と嶋㟢の2人で良いのか?」
「ちょ、ちょと俺はそんなn「納得いきませんわ!!!」
するとセシリアが立ち上がって言った。
「その様な選出は認められません!!男がクラス代表者なんていい恥晒しですわ!!このセシリア・オルコットにその様な屈辱を一年か味わえと言うのですか!?」
((そこまで言うなら自分で推薦すれば良いのに))
2人はそう思った。
「だいたい文化としても後進的な国に暮らさないといけない自体、私にとっては耐え難い苦痛で」
「だったら、出ていけば良いじゃ無いか」
「何ですって!?」
「一夏君!?」
一夏が少しキレ、セシリアに反論した。
「だいたいイギリスだって、大したお国自慢ないだろ。世界一不味い料理で何年覇者だよ」
「なっ!?イギリスにだって美味しい料理は沢山ありますわ!!貴方私の祖国を侮辱する気なの!?」
「侮辱する気なの!?って言ってるが、最初に馬鹿にして来たのはそっちだろ!!」
買い言葉に売り言葉である。
「決闘ですわ!!」
「おう!!良いぜ。四の五の言うより分かりやすい」
「わざと負けたら私の小間使い、いえ奴隷にしますわよ!!」
その時だった。
「そこまでだ!!2人とも!!」
「「!?」」
ヒートアップしていた2人を止めたのがいたのだ。陽介である。
「一夏君。たかが、国を馬鹿にされたぐらいでそこまで怒るな。こんな事で怒ってたら、キリがないぞ」
「でも、おじさん!!」
「言いたい事は全部相手に言わせておけば良いんだ。自分や友達、家族を馬鹿にされたりしたら怒っても良い。だがそれ以外は全部無視すれば良い。それに下手に反論したら余計に相手を調子付かせてしまう。じっと我慢するのが良いさ」
陽介は過去の学生時代に学んだ事を一夏に教えていた。
「・・・分かった」
「それとオルコットさん!!」
「な、なんですの!?」
陽介はセシリアの方を向いた。
「お前は、候補生であっても、代表として選ばれてここにやって来たのだろう?なら代表が国辱を公の場でするのは1番やっちゃあダメな事だ」
「!!?」
「周りの人を見ろ、皆オルコットさんに怒りの目で見ているぞ」
セシリアはクラスメイトから嫌な目で見られていた。
「俺は気にしてはいないが、後で皆に謝っておいた方がいいぞ」
だが、セシリアは陽介に逆ギレしてしまった。
「知った風な事を言わないでください!!男の癖に私に説教など10年早いですわ!!それにセガと言う聞いた事もない物の事を好きなだと言う物好き「貴様今何と言った」ッ!!?」
セシリアの言葉に陽介は身体なら赤色のオーラを出しながら、怒りの目でセシリアを見た。陽介の怒りにセシリアは尻餅をついた。
「貴様、今セガを馬鹿にしたな!!望み通り決闘してやる!!完膚なきまでに潰してやる!!覚悟しておけ!!」
「ヒィ!?」
「おじさん!?」
『『『!?』』』
一夏とクラスメイトは陽介の怒り驚いているのと、陽介の国を馬鹿にされる程度で怒るのは違うと言っていたのに、ゲームを馬鹿にされ怒っている事に驚いていた。そしてセシリアは無理をしながら、陽介に挑発していた。
「え、ええ!!勿論ですわ!!その首洗って待ってなさい!!」
「・・・話は纏まったな。勝負は1週間後に第3アリーナで行う。オルコット、織斑、嶋㟢はそれぞれ準備をしておくように。さあ、授業を始めるぞ!!」