ISおじさん   作:サンバガラス

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ヒロインその①


第五話 君と出会えたのは運命だな。

 

セシリアとの決闘が決まってから数時間後、辺りは夕日に包まれ放課後になっていていたが、教室内には一夏と陽介が居て、ISの基本知識を学んでいた。

 

「き、今日はこれぐらいにしておくか・・・」

 

「そ、そうですね・・・」

 

2人はヘトヘトになっていた。

 

「やっぱ、俺おじさんだからな昔に比べて覚える事が苦手になってきたな」

 

陽介が自分の老いの事を言っていると、副担任の真耶が教室に入って来た。

 

「ああ、織斑くんと嶋㟢さん!!まだ教室にいたんですね。良かったです」

 

「山田先生、どうしました?」

 

陽介がそう言うと、真耶は申し訳なさそうな表情をして2人に言った。

 

「えっとですね、寮の部屋が決まりました」

 

「寮の部屋が決まった?」

 

「あの。一週間は自宅からの通学じゃないんですか?」

 

一夏がそう質問するとそれに答えのは千冬であった。

 

「事情が事情だ。無理矢理だが、寮の部屋割りをこちらの方で決めた。決定事項だ」

 

「ま、マジかよ!?それじゃあ、荷物は「荷物なら、私が手配した。ありがたく思え」・・・」

 

一夏は千冬が持って来たバックを受け取ったが、文句を言っていた。

 

「まさかと思うけど、俺の部屋に入ったのか!?ちょっとひどいんじゃないのか千冬姉!?「織斑先生だ!!」ぺぎゅ!?」

 

千冬に殴られ、頭を抱える一夏。そして次に千冬はダンボールを陽介に渡した。

 

「これがお前の荷物だ。後で甥に礼を言っておけ。後これが部屋の鍵だ」

 

「・・・分かりました」

 

2人は荷物と鍵を持って一年の寮に向かった。

 

 

 

 

それから2人は寮に着き、それぞれの部屋に向かった。

 

「えーーと、お!!此処だな」

 

陽介は扉を開け、部屋に入った。

 

「おお!!中は綺麗だな、それに広い!!」

 

陽介は通路側のベッドに腰掛け、ダンボールに入っている荷物を取り出した。

 

「下着と洋服、おお!!セガサターンとソフト!!!ん?手紙?」

 

ダンボールの中には生活必需品とセガサターンとソフト、手紙が入っていた。

 

「“おじさんへ、ダンボールの中に洋服、下着、充電器、セガサターンとソフトを入れています。2度目の学生生活を楽しんでください。後生存確認の為、3日に一度は連絡下さい。たかふみより”・・・ありがとうたかふみ」

 

すると部屋の扉が開き、この部屋の同居人が入って来た。

 

「あっ・・・」

 

「ど、どうも・・・」

 

同居人は、眼鏡に水色髪の少女。更織簪である。最初は戸惑っていた簪であったが、陽介のダンボールに入っていたセガサターンを見て何かを試すかの様に陽介に質問していた。

 

「・・・ソニックの本名は?」

 

「!!・・・ソニック・ザ・ヘッジホッグ」

 

陽介が答えると今度は簪に向けて質問した。

 

「テイルスの本名は?」

 

「一般的にテイルスが本名と誤解されているけど、本名はマイルス“テイルス”パウワー」

 

簪が答えると再び、静かな時間が流れ、

 

「・・・ガーヒー」

 

「ガーディアンヒーローズ」

 

「「・・・」」

 

2人は掛け合い声をして見つめ合い、握手した。

 

「君と出会えたのは運命だな。俺は嶋㟢陽介だ。陽介でも好きな方で呼んでくれ」

 

「私は更織簪。簪って呼んで。よろしく陽介」

 

陽介はこの学園で初めての友達を得た。すると簪は自分のバックからセガサターンと、とあるソフトを取り出した。

 

「此処、大きいテレビ画面があるの。せっかくだからやらない?」

 

「これはザ・ハウス・オブ・ザ・デッド!!でもこれ、アレないと難しいぞ」

 

陽介がそう言うと簪は可愛らしいドヤ顔で取り出した。

 

「勿論ちゃんとあるよバーチャガン」

 

「おお!!じゃあやるか!!」

 

その夜、陽介は簪と一緒にゲームをして楽しんでいた。一方の一夏は幼馴染の篠ノ之箒に殺されかけていた。

 

 

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