新作日間で23位になりました。ありがとうございます
次の日、陽介は友達の簪と朝ご飯を食べていたが、簪は一夏の姿を見ると不機嫌になり、サッサと食べて部屋に戻った。陽介はその姿に不思議に思った。それら陽介も準備をして学校に向かった。それから授業が始まろうとしたが、千冬は一夏に言った。
「織斑、お前のISだが、準備まで時間が掛かるぞ」
「え?」
一夏は何のことかさっぱり分かっていない様子だ。
「予備の機体がない。だから、学園側で専用機を用意する」
千冬の発言に周りはざわ付き始め、一夏と陽介は不思議そうに周りを見ていた。
「専用機があるってそんなに凄い事なのか?」
すると誰が呼んだでも無いのにセシリアが2人の前までやって来た。
「「うわ」」
「それを聞いて安心しましたわ。クラス代表の決闘の勝負は見えていますけど、流石に私が専用機、貴方達が訓練機ではフェアではありませんものね」
自慢そうにそう言うとセシリアに一夏は質問する。
「なら、お前もその専用機ってのを持っているのか?」
「ええ。勿論ですわ!!この私セシリア・オルコットはイギリス代表候補生。常に現時点で専用機を持っていらっしゃるの!!そもそもISは世界に467機・・・全世界において専用機を持っているのはエリート中のエリートですわ!!」
その言葉に陽介ついポロッと言った。
「467機しか無いのか?」
「そうなのよおじさん。ISに使われているコアって言う技術は開示されてないの。467機のISコアを作ったのは篠ノ之束博士だけなのよ」
そう答えたのはクラスメイトの1人の女子であった。
「篠ノ之・・・?ああ、一夏の幼馴染のか」
陽介は何と無く思い出した。続けて女子の説明を聞いた。
「更にISコアは完全なブラックボックスで、篠ノ之博士以外は誰もコアを作れないんだから。国家、企業、組織機関では割り振られたコアの研究と開発訓練を行うしか無い状況なのよ」
「ハァーー成程」
陽介は何と無く理解した。
「本来ならIS専用機は国家あるいは企業に所属してなければ与えられ無いが、お前の場合は状況が状況なので、データ収集の目的の為、専用機が与えられた。分かったな織斑」
「は、はい!!」
一夏は返事をして、陽介は
「そんなに凄い物だったのかこれ」
腕に付けていた空色のブレスレット型のIS待機形態を見ていた。
「な!!?ま、まさか、貴方もすでに専用機を持っていらしゃるの!?」
「ああ」
セシリアは驚いていた。そこに一夏が陽介に質問した。
「専用機を持っているって事はおじさんは何処か企業に属しているんですか?」
「いや、これは束がくれた物なんだ」
『『『・・・・・えええええ!!!!??』』』
陽介の発言にクラスに驚きの声が響き渡った。そしてセシリアは陽介に追求した。
「ど、どうやって篠ノ之博士からISを貰ったんですか!?」
「どうって・・・束の方からやって来て俺の要望を聞いて作って、俺にくれたんだよ。その後、携帯を新しくしたり、メアドも交換したりして、色々とやったぞ・・・まあ、代わりに指輪をあげたんだけどな」
『『『・・・・』』』
クラスメイトはおじさんを凄いと思った。それから6日後、一夏と陽介、そして何故か着いて来た箒が第3アリーナのIS射出場にいた。
「なあ、箒。ISの事教えてくれるって言ってたよな?」
「・・・・」
「おい!!目を逸らすな!!」
一夏はこの6日間、箒の剣道の修行しかやっていなかったのだ。すると管制塔にいると千冬の声が聞こえた。
『嶋㟢。織斑のISはまだ届かない。その為、お前が先に出ろ。良いな?』
「分かりました。来い!!空!!」
【了解しました。マスター】
陽介がそう叫ぶとブレスレットから内蔵している粒子化されたISが放出、その粒子は陽介は包み、ISを装備した。今のISは大体が絶対防御と呼ばれるシールドに守られる為、身体の装甲は少ないのが多いのだが、陽介のISは昔に作られた
「いつ装備してもやっぱりカッコいいなテムジンは!!これぞヒーローって奴だな!!」
【ご機嫌で、何よりですマスター】
陽介は最高に興奮している。
『しかし、嶋㟢さんのISって独特ですね。昔の全身装甲なんて』
「山田先生、何って事を言うんですか!?バーチャロンはロボットゲームのジンクスを打ち破ったんですよ!!」
『そ、そうですか』
真耶は陽介のバーチャロンに対する熱意に少し引いていた。