この海で一番ゴーカイな海賊団   作:木奉 間人

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いや〜色々プライベートが忙しいと更新が滞ります。申し訳ありません。

スケジュール管理下手くそだとやってられませんね、ほんと。

それではあたしのスケジュールにかなり関係ある本編をどうぞ!


第9話 黄色い声援浴びまくり

「くそっ、数が多いな!ゴーカイチェンジ!」

「ゴォグルファイブ!」

「レッドルビームチ!そらぁ!」

「「「ぬあああ!!」」」

 

「よし、じゃあ俺も!」

「ボォウケンジャー!」

「ブロウナックル!」

「「「どわあああ!!」」」

 

「な…なんだこいつら!?たった二人なのに、なんでこんなに強いんだ!」

 

どんどん蹴散らされていく部下たちをみて空いた口が塞がらないギャリー。それはそうだ。すでに数十人近い部下が無名の二人にちぎっては投げられ、ちぎっては投げられている。さっきまでの掠奪計画が一瞬でお釈迦なのだ。

 

「くそっ、何か手は…んん!?」

焦って周りを見回すと、火を消している町民の中に若い少女が見えた。みたところ大して強くもなさそうだ。

 

「…い〜いこと思いついた!」


 

襲ってきた奴らは大体倒した。一人一人は大したことないが、なにせ数が多い。

こちらは駆け出しの二人だけだし、やっぱ疲れは出るな。

 

「よし。だいぶ減ったな!」

「ああ、あとは船長ぐらい…」

「きゃああああ!!!」

「「んん!?」」

 

悲鳴の方を向くと、あの変なヒゲの船長がシルクの首にサーベルを突きつけていた。

あんにゃろう、人質とりやがったな⁉︎

 

「なーっはっは!これを見ろ!少しでも動けば命はないぞ!」

「うっ…私のことはいいからこいつらを…」

「黙ってろ小娘ェ!さぁ…武器を捨てるんだ…」

「シ、シルク!」

 

まいったな…下手に動いてあいつの神経を逆撫でしたらまずい。とりあえず二人とも武器を事件に置くことにする。

 

「そうだ…それでいい…」

「…もうやめて!」

「ああ!?」

「これ以上私の宝を壊さないで!」

 

シルクの声に俺たち全員が一瞬たじろぐ。ギャリーも驚くが、首のサーベルはそのままだ。

 

「宝ダァ!?いいか小娘、宝ってのはなぁ、金銀財宝や金貨のことを言うんだよ!こーんなちっぽけな島の何が宝だ!」

「それでも、私にとっては何よりも大事な宝なの!」

「ウルセェ!あんまり騒ぐと本気で殺すぞ!海賊舐めんじゃねぇ!」

「…っ!」

 

その瞬間、シルクは頭を思い切り振りかぶり、ギャリーの顔面に頭突きをかます。するとギャリーの手から剣が落ち、その隙にシルクは俺たちの方へ走ってくる。

 

「ぎゃああ!!」

「ふざけないで!あなたみたいなのは、海賊でもなんでもない!」

「何ぃ…?」

「本物の海賊っていうのは…」

 


『俺たちは確かに海賊だ。だがその辺の海賊と一緒にされちゃあ困る』


 

「自分の命すら惜しくない、覚悟と誇りを持った人たちよ!」

「シルク…」

「あいつ…いうじゃねぇか」

「こいつ…いってくれるじゃねぇか!これでもくらえ!」

 

真っ赤な顔で叫びながらギャリーはこちらに銃を撃ってきた。変身している俺たちならともかく、生身のシルクはまずい!

そう思って前に出ようとすると、シルクの前に黄色く輝く光が現れ、銃弾を跳ね返した。

このパターンは!?

 

「なんじゃそりゃあ!?」

「こ、これって…」

「おいおい、マジかよ…」

「きっとこいつが、君を選んだんだ。もし君が宝を守りたいなら、手を伸ばしてくれ」

「…うん!」

 

力強い頷きと共に、シルクはレンジャーキーとモバイレーツに手を伸ばす。

そしてまるで知っていたかのように、レンジャーキーを展開させ…

 

「ゴーカイチェンジ!!」

 

「ゴォーカイジャー!!」

 

「にゃにい!?お前も変身しただとぉ!?」

「す、すごい…変身しちゃった!」

「おお、すごいすごい」

 

マジですごい。特にONEPIECE特有のナイスバディのおかげでスーツがすっごいパッツパツである。はしゃいでるから上とか下に余計に目がいっちゃう。

何、そんな目で見るなって?無茶言うな!男の子やぞ!

 

「ええい、カッコが変わったらなんだ!お前らまだやれんだろ!いけぇ!」

「「「「へ、へい!!!」」」」

 

ギャリーの号令と共にさっきまでやられてたやつも数人立ち上がり襲いかかってきた。またかよ…。

 

「よし、行けるか後輩?」

「うん、やるぞぉ!」

「派手に行くぜぇ!」


 

「「「「「すみませんでした」」」」」

「あっけねぇナ…」

「ちょっと!私の初陣飛ばさないでよ!」

「メタいこというな。しょうがないだろ、ほとんど俺たちで倒してたんだから」

 

元々ある程度倒してたってのもあるけど、シルクは以前から剣の戦い方を学んでたらしく、思った以上にあっさり終わった。

あと作者が冒頭と同じようなこと書きたくなかったらしい(おいこら)。

とりあえず今はあいつらの海賊船の上で縛っている。ただなぜかギャリーだけ見当たらない。

 

 

「とりあえずあの変な髭を探そう。まだ島にいるかもしれない」

「そうだな」

 

そういって船から降りて街に向かおうとしていると、船から大声がする。

振り返ると、ギャリーがこちらに大砲を向けていた。

 

 

「お前ら!よくもやってくれたな!覚悟しろよ!」

「あいつ、船に隠れてたのね!」

「だーっはっは!これでもくらえ!」

 

げ、また打つのかよ!まぁでも、3人もいれば問題ないだろ。

 

「よし、弾き返すぞ!」

「おう!」「うん!」

「なぬぅ!?」

 

 

 

「「「ファーイナルウェーイブ!!!」」」

「「「ゴーカイスクランブル!!!」」」

 

俺たち3人の攻撃はそのまま砲弾を押し返していき、海賊船に向かって飛んでいく。

返品しま〜す、なんつって。

 

ドッカーン

「「「「「ぎゃあああああああああああああ!!!!!」」」」」

「覚えてろ〜!」

 

お〜とんだとんだ。ロケ○ト団みてぇ。。

 

「…勝っちゃった」

「ああ、勝ったぞ」

「私…守れたんだ。私の宝…」

「ああ、そうだな」

「やった…やっったああああ!!!!!!!1」

「「ぐえっ!!」」

 

喜びのあまり、シルクは俺たちにしがみつきそのまま倒れ込んだ。二人とも驚いたが、嬉しさのあまり涙を流すシルクを見て二人も思わず笑い合った。その背中にパロもとまり、笑っている。

 

「お、おい…やったのか?」

「本当にあいつらを倒したのか!」

「やった…やったぞぉ!」

 

シルクの泣き声を筆頭に、海賊に隠れていた町民たちがゾロゾロと出てきた.

今日だけで島には二組の海賊が来て、片方がもう片方を空にぶっ飛ばしたのだ。濃い1日だな。

 

「ようし、みんな今日は宴だ!」

「「「「おおおお!!!!」」」」

 

みんな大いに盛り上がり、そのまま島全部を巻き込んだ宴になった。ギャリーの船員を縛るときに奪っておいたお宝もあるし、この島の懐はしばらく潤っているだろう。

 


 

宴の最中、シルクと4人になった。みんな海賊を追い払ってもらい、楽しく笑い合っている。

「え!?もう行くの!?」

「ああ、海賊なんて長いこといていいもんじゃないだろ。明日までには島を出るよ」

「そっか…」

言葉は少ないが、シルクの顔には何か言いたげな表情が浮かんでいた。

 

「お前も来ないか?」

「え?」

「あの鍵に選ばれたってことは、お前にも海賊の素質があるってことだ。できることなら、一緒にきてほしい」

「口説き文句にしちゃ色気がねぇな」

「ウルセェぞシュライヤ」

「私は…」

 

思わぬ勧誘に悩むシルク。そりゃそうだ、自分の宝である島を置いて旅に出るってことだからな。決心がつかないのも無理ないわ。

 

「もし一緒に来る気があるなら船に来てくれ。明日、日が出るまで待ってる」

「遅刻したら置いてくゾ!」

「人生が決まることだ。しっかり考えときな」

「…うん」

 


夜、シルクは店の真ん中で自分の手の中のレンジャーキーをを見つめていた。足元にはすでに荷物をまとめている。

 

決心はついたつもりだった。それでも実感が湧かない。まさか海賊に誘われるなんて思いもしなかった。

海賊の娘という話は小さい頃偶然聞かされていた。それでも海賊は好きにはなれなかったし、この街のみんなと離れるなんて考えたくない。

それでも、自分の胸の中のこの昂りから目を逸らせなかった。

 

『自分の命すら惜しくない、覚悟と誇りを持った人たちよ!』

自分からあんな言葉が出るとは思わなかった。あの時の興奮は今でも鍵を持った右手を振るわせている。

きっとここでそれから逃げたら、もう一度チャンスが来ることはないだろう。

 

「…いくのかい?」

声の方を見ると、店の入り口に町長が立っていた。その後ろには、島のみんなが何人も一緒にいる。今までシルクと共に島で暮らした家族たちだ。

 

「えっと、これはその…」

「すまない。宴の時、誘われたのを聞いてしまったんだ。彼らと一緒に行きたいんだろ?」

「うん、でも…」

「ここのことは心配するな。確かにお前がいなくなれば寂しくなるだろう。それでも私たちは、お前に自由に生きてほしいんだ」

「え…」

 

町長はシルクの肩に手を置き、優しく微笑んだ。幼い頃から育ててくれ、イタズラをし、まるで父親のような存在でいてくれた。

今でも鮮明に覚えている。

 

「彼らならきっと大丈夫だろう。辛くなったらいつでも戻ってきなさい。ここは私たちが守っているから」

「そうだぞ!行って来いシルク!」

「おいバカ、静かにしろ!」

「なんかされたら、すぐに駆けつけてやるよ!」

「楽しんで来な!シルク!」

「寂しくなったらいつでも電々虫かけておいで!」

 

「みんな…」

 


 

「心の準備はできたか?」

 

船の前で待っていると、シルクが大きなリュックを背負ってやってきた。目は赤く腫れているけど、顔はむしろどこか清々しいものを感じる。

聞くまでもなく、決心がついたんだろう。

 

「うん。私、海賊になりたい。船に乗せてください!」

 

深々と頭を下げるシルク。正直この愚直で素直な性格は海賊には向いていないだろう。

それでもイエローのレンジャーキーがシルクを選んだんだ。こいつを乗せる、これ以上の理由はないだろう。

 

「よし、乗船を許可する!よろしく、シルク!」

「一応俺は先輩だからな、よろしく頼むぜ」

「日が登るゾ!さっさと乗レ!』

「うん、お邪魔しまーす!」

「おーい、お前ら!」

 

 

俺たちが船に乗り込もうとすると、港の方から声がする。見てみると、町長や街のみんなが港に集まっている。

みんなシルクを見送りに来たのだ。

そう思っていると、町長が両手をあげて叫んだ。

 

「シルクを泣かせたら、私らは地の果てまでお前を殴りに行く!覚悟しろ!」

「おーう、任された!」

「じゃあねみんな!行ってくる!」

 

 

 

 

船が進む先には朝日が登り、明るい声が響き渡る。きっとこの出会いと別れの先には、楽しい冒険が待っているだろう。

いざゆかん、夢の果てまで!

 

 

 

 

 

 

 




戦隊好きなみんななら一度は好きなゴーカイチェンジの組み合わせ考えたことあるでしょ?

オールレッドとか、オール追加戦隊とか。
3人揃ったんでそろそろやっていきたいですね〜。自己満足になりそうだけどw。

次回もよろしくお願いします!
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