【勢力戦】評決の日研究所【解説】   作:ピカチュウの兜焼き

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スーパー万能機【ネリクモ】についてのお話

 

 

 さて、今回は対人環境の中でもトップティアに位置する万能機

 

 【ネリクモ】 について解説します。

 

 

 多くの現役プレイヤー間での認識としては、”鬼札” ”ジョーカー” の位置にあることが一般的かと思われます。

 

 

 まず、【ネリクモ】を万能機とする所以ですが

 『攻・防・機』を高い水準で兼ね備えつつ、汎用性も併せ持つ点にあります。

 数あるテンプレ機の中でも、トップティアに相応しいだけの完成度を持ちます。

 

 まずはその名前についてと、その由来について。

 『ネリ』と『クモ』に分けて説明します。

 

 

 『ネリ』=『ネリス』=『SAWARABI mdl.1改造』 →脚部(軽量逆関節)

 

 『クモ』=『ムラクモ』=『MURAKUMO mdl.1』 →武装(ブレード)

 

 

 それぞれ、ACを構成するパーツになりますが、

 逆関節は鳥のような形状の脚部で、他カテゴリ脚に比べて高いジャンプ力を持ちます。

 ブレードは近接武器の一種で、ノーコストで相手を叩ッ切る事が出来るのが特徴です。

 

 

 小話ですが、ACを構成する要素は大きく3つにわけることが出来ます。

 ロボット本体の『フレーム』

 銃や剣などの『武装』

 ACを動かすための『内装』

 これらそれぞれ大カテゴリ(パーツカテゴリ)小カテゴリ(パラメータタイプ)チューン(パラメータ振り)に分けて、区別を図ります。

 

 

 閑話休題。

 

 

 さて、テンプレ機とはいつ使うことを目的に作られたかを考えた時、それは戦闘 特に対プレイヤー用に用意された機体が殆どです。

 

 テンプレ機の種類・数は多岐に渡りますが、一秒以下でさえ重要なハイスピードバトルの中、瞬時に何が脅威か・何を武器とするかの判断を迫られます。

 このため、機体名の多くは最も特徴的な要素をもぎ取って構成されるパターンが多いです。

 

 『ネリクモ』……『ネリス』・『ムラクモ』も、そのパターンです。

 

 

 まず、『ネリス』

 

 この脚部の特徴は何と言っても、万能性を持った高機動です。

 この特徴はマップの殆どに高い親和性を持ち、それが一番の強みになります。

 

 

 VDのマップですが基本的に平坦な、まるで机の上みたいに平たい場所が多いです。

 これらはプレイヤー同士の対戦にはかなりの影響を与えます。

 

 

 なぜならばこのゲームはAP……ほかのゲームで言うところのHPに相当……が減ってしまった場合、回復する手段は皆無な上にリスポーンは存在しません。

 

 復活出来ないため、死んでしまった場合観戦モードで戦場を眺めることしかできません。

 

 

 このため、APのリソース管理が重要になってきますが……遮蔽物が無い場合、駆け引き無しのスペック・相性主義者の戦闘にかなり引っ張られます。

 

 戦闘そのものよりも戦闘前の相性ジャンケンに勝てるかがミソであり、技術戦術戦略の要素が含む余地が限り無く少なくなる。

 

 つまるところどうなるかと言えば、アクションゲームからRPGゲームに変わります。

 

 正しくは比重が傾く、と言ったところでしょうか。

 

 ジャンケンで決めようYO!

 

 

 この現象の逆風を強く受けるのは、テンプレ機の殆どを占める、バランス機です。

 

 最強の攻撃力・最硬の防御力・最速の機動力。

 まあ何でもいいのですが、どれか一つでも欠ける・劣った場合の巻き返しはかなり厳しいです。

 有利属性持っていないうえに、不利属性突かれています。

 

 

 そんな環境の中、『軽量逆関節』という大カテゴリ(パーツカテゴリ)は非常に幸運です。

 

 最速の機動力、というメタジャンケン最強の一角を担っているため、殆どのバランス機に有利を取れます。

 特に強力なのが、横だけでなく、縦の動きにも対応できる点です。

 

 VDにおけるACは、自らの力で高度を確保することがが出来ません。

 ジャンプ程度の高度であれば確保出来ますが、見上げるほどの上空までに高い位置を取ることが自力では、ほぼ不可能です。

 

 

 代わりに行えるのが、障害物をよじ登ること。

 

 壁を蹴り上げて踏み台にし、その頂上まで上り詰めるほか、ブースト以上の爆発的な横移動をすることが出来るようになっています。

 

 

 ただ、前述した通り平地においては障害物が殆どない為、ほぼ機能しません。

 鶏卵的な話になりますが、障害物がないからこそ平地なので、平地において殆どのテンプレ機において高度戦を行えません。

 

 その中 『逆関節』のみはその枠組みから飛び出て、制空戦に一人勝ち出来ます。

 他より抜きんでたジャンプ力を持って、瞬間的に高度を確保し、相手に高度戦仕掛けることが出来るのです。

 『軽量』級であれば、その即効性は言わずもがな。

 

 

 話を冒頭まで戻します。

 、

 『ネリス』とは『軽量逆関節』の中でもどんな小カテゴリ(パラメータタイプ)なのか。

 

 答えは単純で、【最速】です。

 

 【最速】の大カテゴリ(パーツカテゴリ)で、【最速】の小カテゴリ(パラメータタイプ)

 ”改造”という文字をチューン(パラメータ振り)と言い換えるなら、ここまで【最速】の名に連ねていると言えるでしょう。

 

 

 VDにおいて軽量級とは『軽量二脚』と『軽量逆関節』を指しますが、全体的なパラメータとしては前者の方が、速度は速い傾向にあります。

 

 しかし『ネリス』のみは例外で、速度が劣る傾向にある『軽量逆関節』の中で『軽量二脚』に対して大差を付けて圧勝しています。

 

 そのうえ、ジャンプ力においても『軽量逆関節』中最高値を持ちます。

 

 このため、【最速】という称号を手にしているのです。

 

 

 このほかにも『ネリス』を”ジョーカー”足らしめている要素は多数存在しますが……些事に過ぎないでしょう。

 

 

 

 さて、お次は『ムラクモ』です。

 

 

 『ムラクモ』は近接武器の一種で、大カテゴリ(パーツカテゴリ)として見た場合、ノーコストで使える近接武器、と見る場合が多いでしょう。

 

 VDにおける近接武器は3種あり、『ブレード』『ヒートパイル』『レーザーブレード』の3種です。

 

 

 爆発的な火力を持つ代わりに弾数制限のある『ヒートパイル』

 

 広いレンジ(射程)と多段ヒットの代わりにエネルギーを消費する『レーザーブレード』

 

 ノーコストで使える代わりに威力もレンジも控えめな『ブレード』

 

 

 さて、この3種の中では器用貧乏で低水準な印象を受ける『ブレード』ですが、

 実際に戦場に持ち出した場合、絶対的に・相対的な優位な点が幾つかあります。

 それこそが、『ネリクモ』をトップティアに引き揚げている要因となります。

 

 

 まず、ACの装備枠は、4+1。

 これが汎用性を考える前提になります。

 

 手武器2x2、肩武器1。

 この時、手武器2を構え武器2まで変えることが可能。

 と言うのがスロットで、基本的にこのスロットは全て埋めることが推奨されています。

 

 装備が多い方がより効率的になり、より多くの状況に対応できるようになるから、です。

 

 この時、枠内同士の装備の役割は3つ以上被らないようにするのがキモです。

 

 左右それぞれに1枠ずつであれば効率強化となりますが、

 それ以上となると基本的には予備にしかならず、対応できる状況を狭めてしまう重荷になることが殆どです、

 逆に予備としての運用ならば、同じ役割の武器を被らせることもありでしょう。

 

 

 役割となるとどのようなものがあるか。

 

・汎用型

・火力特化

・命中特化

 

 基本的にはこの3種類になるでしょう。

 

 

 

 射撃武器でなら

 

 

・普通の火力を、普通のDPSで、普通の命中率で垂れ流す武器:各属性マシンガン

・高い火力を、高いDPSで、低い命中率で叩き出す武器:バトルライフル・構え武器

。低い火力を、低いDPSで、高い命中率で殴り続ける武器:スナイパーライフル・レーザーライフル

 

 のように分けれます。

 

 

 ブレードはこの場合 汎用型 となるわけですが。

 

 その言葉だけでは表せない実力が『ムラクモ』には存在します。

 

 攻撃力と命中性のバランスが取れすぎているです。

 

 

 まず『ムラクモ』の強みを説明する前に、他近接武器の弱みを説明しましょう。

 

 

 『ヒートパイル』の弱点は、その特徴通り『弾数』、そして命中性です。

 

 当たれば強いことは間違いないのですが、回数制限があるため動きを絞るになります。

 この回数制限をある程度緩和する場合、装備枠も埋めることになり、戦場での動き・状況対応能力が、装備からして制限されることになります。

 

 またレンジ(射程)もブレード並に短く、加えて縦方向へは判定が薄いのが弱点です。

 加えて、一撃必殺になるかは運次第になるのも、火力特化であることへの疑問点であります。

 

 

 続いて『レーザーブレード』は、エネルギー消費はもちろんですが、その属性自体が弱点になります。

 

 近接武器は基本的には軽量機よりも、足の重い重量機を狙うものになりますが、脚の遅い重量の2/3はコレの属性に高い耐性を持ちます。

 攻撃力が高いため高いダメージ自体は出るのですが、軽減によってカスダメージになることもしばしば。

 むしろ射撃武器のほうがワンパン火力が高い場合さえあります。

 

 威力を引き上げる装備もありますが、これも装備枠を埋めることになるため応相談、と言ったところでしょうか。

 

 しかも残る1/3は属性こそ有利になるものの、高度を維持して戦闘することに特化している脚部相手のため、近接武器で制空戦に挑む場合が多い。

 

 エネルギーを武器に回す武器の都合上、移動にエネルギーを振りにくいのも難点です。

 

 

 さて、上記のように各近接武器は非常に大きなデメリットが存在します。

 

 しかし『ムラクモ』……つまり『ブレード』には上記のような、目に見えたデメリットというのものが存在しません。

 そのうえ、上記にはない”強み”が存在します。

 

①縦横に広い判定

②ノーコストで使用可能

③射撃武器以上/他近接武器以下の火力

④ダメージ軽減されにくい属性

 

 これらを兼ね備える、という意味での汎用性とを考えれば、代替は不可能でしょう。

 

 上に居ようが下に居ようがそこそこ当てれる、そこそこダメージが出る攻撃を、無限に使用可能。

 

 これを他近接のように装備枠を削ることなく、単独で実現させているため装備枠にも自由が出来る。

 

 

 そしてこの装備枠、と言うのも非常に強力なカードです。

 

 上記のように、対重量機としてはコレ一振りで良いほどに完成されたバランスになるわけですが、

 となると対軽量機用の武装ですとか、補助装備を入れる余裕が出来るでしょう。

 

 これが高い汎用性を持つ所以であり、

 

 機体防御力を大きく底上げする『盾』だとか、

 軽量機に高い命中・ダメージを持つ『ミサイル』や『スナイパーライフル』

 軽量機にそこそこのダメージで弾幕を張れるガトリング系など、

 様々なモノを、ついでに装備することが出来る。

 

 ただ重量機を叩ッきるだけじゃない、多用途性。

 

 

 器用貧乏な性質を、高いレベル両立させたのが、『ムラクモ』を最強とする所以です。

 

 

 

 

 

☆『ネリクモ』を構成する3つの要素。

 

・『ネリス』:縦横に強い【最速】

・『ムラクモ』:ゼロコスト・ミドルレベルの汎用性

・自由の効いた装備枠

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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