尽きぬ小ネターーーーー
「シリアスが書けない」ーーー
迫るリアルーーーー
ブログ更新ーーーーー
プロットなしーーーーー
見切り発車ーーーーー
次回、新連載はエタる
君の心に、ネタは宿っているか
兵藤一誠は転生者である。
このような開幕は確実に既出であるために省かせていただく。
とにもかくにも、転生者たる彼は、転生特典というものを望んだのである。
前世のことなどとんと思い出せぬ。
しかし、たった一つだけ憧れたものだけが彼の記憶にはあった。
それは最強。
拳一つで世界を守る最強の戦士。
拳一つで数万の敵を屠る最狂の戦士。
どれだけ痛めつけられても、決して退くことなく倒れぬ最強のスポーツ選手。
どれだけ殴られようと、決して倒れることなく堂々立ち続ける最恐の学生。
故に求めたものは、最狂の拳と、最恐の身体。
狂う程に強い拳。恐怖を覚えるほどに強靭な身体。
その二つを求めた。
神と名乗る男は、それに対して肯定の意を示した。
そして現“兵藤一誠”は産まれたのである。
しかし、その力は宿っていなかった。
「暇だ……」
路地裏。
兵藤一誠は座り込んだ。
ちょうどよくビールケースが裏向きになっているのを見つけ、そこに腰をかけたのである。
黄色いビールケースは少し古ぼけていて、近辺に酒屋や居酒屋などがないことから、恐らくは廃棄物であることがわかる。
暇を持て余した一誠は何をするでもなく煙草をふかす。
特に吸う理由もないがストレス解消にはちょうど良かった。年齢的には吸ってはいけないのだが、一誠は気にすることなく吸い込む。
転生した後は大変だった。
拳も、身体も普通の人間程度のものだ。
乳飲み子であるうちの意識は全て思い出したくない記憶である。
幼稚園年中組。
幼きその身にはどれだけの力があるのかワクワクしたものだが、それは叶わなかった。
弱いのだ。
弱い。弱すぎる。
その日から、一誠は身体を鍛えることに決めた。
特典が無いなら、それを補うまでのことである。
筋トレを続けることおよそ10年。
兵藤一誠、15歳。
転機が訪れた。
それは、一誠の通う学校の文化祭にて起きた、事件。
中学二年生。
中弛み真っ只中のこの年の秋。
文化祭はかなりの賑わいを見せた。
売上は上々。客足もかなりいい。
展示もかなりの高評価である。
一誠はサボって裏門で煙草をふかしていた。
携帯灰皿に灰を落とし、煙を吐いた。
何が楽しいのかはわからないが、なんとなく吸い始めた煙草は、今では無いと口が寂しくていけない。
良い子は真似してはいけない。
そんな時、裏門から十何人かの影が現れた。
黒い学ランを着た、前時代的な不良の群れ。
制服からして、近所の高校に通う高校生であることがわかった。
ただならぬ雰囲気を纏う彼らは、一誠に目をつけるとずらっと一誠を囲った。
そこでまともな人間ならば、話を聞くか、怯えて逃げるかだろう。
だが、一誠は違った。
「おい、お前、ちょっと面貸せや」
「あぁ……?」
不良が肩に置いた手を叩き落とすと、そいつの腹へ1発。
よろけたところにもう一発ヤクザキックをお見舞いした。
「ガッ……!?」
一つ拳を振れば一人、二つ振れば二人が。
その拳の前に倒れた。
十数人いた不良は、あっという間に全滅した。
その日から、兵藤一誠は周囲に恐れられることとなるが、一誠にはそんなことはどうでも良かった。
目の前の人間の屍の山は、自分が作り出した。
俺は強い。今、俺は強いんだ。
決して倒れることなく、拳によって倒れぬものはいない。
結局その一瞬の出来事は問題になってしまった。
まだ中学生であること、その高校生の目的が、文化祭荒らしであったことなどを考慮し、一週間の謹慎のみで済んだ。
しかし、一誠の胸の内に芽生えた欲望は、しっかりと増大していった。
そして高校2年の現在。
飽きたと言わんばかりにタバコを投げ捨て、革靴で踏み消す。
その横には、うめき声をあげる人間の姿があった。
「つまんね」
路地裏の端から端まで積まれる人間の山。
死屍累々の地獄絵図を作り出した張本人は、去っていった。
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完全なる見切り発車