ハイスクールD×D 最強を目指して   作:めたるみーと。

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ノリと勢いで投稿。
やったぜ。

あ、言い忘れておりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もどうか宜しくお願い致します。


DATE・OF・FIGHTERS

先日のエクソシストとの戦い。

リアスに怒られてあわや滅びの魔力をぶち込まれそうになった一誠は、公園でぼーっとしていた。

 

「痛かった……」

 

訂正。ぶち込まれた。

暴虐呪(エンチャットドラグノフ)をひとつ開放していなかったら結構重傷だっただろう。

 

「しかし、腹が減った。

 どっか寄って食ってくかね……」

 

ケガらしい怪我はしなかったので、なんとか肌を合わせて魔力を分け与えるとかいう破廉恥極まりない行為は避けられた。

ハンバーガーとかジャンクなフードでもたまには食べるかと空を見上げていたときのことである。

女性の悲鳴が聞こえた。

どこかで聞いた覚えのある声だと思いふと振り返ってみると、そこには先日も見た金髪がちらついているではないか。

 

「へぇ、シスターさんなんだぁ?」

「可愛いねぇ~、ねぇねぇ、どっかでお茶しようよ。

 俺たちとさ!」

「シスターさんぐらい可愛かったら、俺たちなんでも奢っちゃうよ?」

 

四人の男がひとりの少女に絡んでいる。

もちろん、それはナンパという行為である。

ちなみに一誠は逆ナン経験者であった。

どうせ暇だしとついていけば、そこには大量の不良たちが待ち構えていたりして、とても楽しい。

基本的に自分に声をかけてくる女学生にはついていくことにしていた。

 

「(もうオチは見えてるぞ)」

 

先読みが早い不良である。

 

「あの、やめてください……」

「そんなこと言わないでぇ……な、俺達と行こうか。

 すぐそこに休憩できそーなホテルあるんだ。そこでお話でも……」

 

「流石にそれはダメだな」

 

四人の前に立つ。

予想通り、絡まれていたのはシスター。

アーシア=アルジェントだった。

 

「んだお前ェ?」

「何か用?

 俺たちこれからお話するんだけど」

「いや、俺の方がそいつに話がある。

 悪いが、俺の方を優先させてもらうぞ」

 

アーシアは一誠を捉えると、少しバツが悪そうに目を背けた。

 

「なんかよくわかんねーけど、俺たちの邪魔すんなら容赦しねーぞ」

「そうそう、四人相手にして叶うと思うなって」

 

よく見れば、四人とも中々鍛えているようで、かなり体格はいい。

男たちのうち二人は懐からメリケンサックを取り出すと、両腕に装着した。

残りのふたりはどうやらナイフを使うようだ。

 

「ハァ……雑魚が死に急いでどうする。

 家に帰って彼女とイチャついてろよ」

「いねーからこんなことしてんだろうが!

 ぶっ殺す!」

 

一人が激昂し、その拳を振り上げて向かってきていた。

もちろんメリケンサックをしっかりと握り締めながらである。

やれやれとため息を吐くと、一誠はその拳を素手で掴んで止めた。

 

「は?」

「力が乗ってていいパンチだが、俺には無意味だな……出直せ」

「おごぉっ!?」

 

一誠はその少年の腕を掴むと、一気に引き寄せて腹に一撃膝を入れた。

空気が少年の口から限界まで吐き出されると、その衝撃で開かれた腕からメリケンサックを奪う。

そのまま一誠は少年の襟首を持って残りの三人の方へと投げつけた。

 

「なっ、大丈夫か!?」

「き、気絶してんぞコイツ……!」

「最低限手加減はしたぞ。

 起きたらちょーっと飯が食えなくなるかもだけどな」

 

一誠は手に持っていたメリケンサックを懐にしまう。

実はこういうものにちょっと憧れていたのである。

 

「てめえふざけやがって!」

「何人いようが同じだぞ。

 自分完璧だからな」

「ふざけたことぬかしてんじゃねえ!

 ぶっ飛ばす!」

 

今度は三人同時にかかってくるようだ。

一誠はさもどうでもいいように耳をほじりながら自称完璧アイドルのセリフを吐いていたが、すっと足を一歩踏み込み、一番最初に突っ込んできたナイフの少年の腕を掴み、振り回す。

 

「そらよ」

「うごぉあ!?」

「ぐえぇっ!?」

「うぎゃあっ!?」

 

少年の体はいとも簡単に宙へと浮き、一誠の腕によって即席の武器へと変化した。

残りふたりの少年の胴を少年でなぎ払うと、三人仲良く近くのトンネル的遊具へ突っ込んだ。

 

「さて、片付いたな」

「はわわ……い、一誠さん……?」

 

目を白黒させているアーシア。

一誠は吹き飛ばした不良たちに目もくれずアーシアに近づくと、その手を掴んで言った。

 

「付き合え」

「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

「どうした、食わないのか?」

 

一誠とアーシアはファーストフード店に来ていた。

一誠はポテトをちびちびとつまみながらずず……とジュースを飲んでいる。

某炭酸飲料はやっぱりオレンジ。たまにグレープもいい。白ぶどうも結構イケる。

 

「その、これはどうやって食べるのですか……?」

「ん?

 あぁ、お前こういうの初めてか」

 

じゃあ仕方ねーな。と呟き、一誠は自分のビッグバーガーの包みを開け、無造作に掴むと、それを口に運んだ。

 

「ん、結構いけるな……たまにはジャンクもいいもんだ」

 

レタスはシャキシャキとした歯ごたえがあり、肉は芳醇な香りが漂い、チーズが肉の熱でとろけながらトマトの酸味ともマッチしていた。

最近飯が何でも不可解な美味さだがなぜだ。一誠は内心首をかしげた。

 

それをアーシアは翠色の澄んだ目で見つめ、いそいそと真似をして紙包みを開けた。

アーシアのハンバーガーはフィレオフィッシュバーガー。

セットで税込470円である。

アーシアは一誠をチラチラと見ながらバーガーに顔を近づけていく。

 

「えっと、このまま、あー……」

 

ぱくり。

小さく一口を食べると、みるみるうちにその表情は輝いていく。

 

「美味しいです!」

「そうか、そりゃあよかった。

 奢った甲斐があるってもんだ」

 

にこやかに笑うアーシアを横目に、一誠はハンバーガーを食べ終えると、肘をついて窓の外を見た。

特に何かがあるわけではないが、ただなんとなくぼーっとしていたのだ。

 

「……」

「もぐもぐ……」

 

アーシアは一誠をチラチラと見ながらハンバーガーを少しずつ口に運んでいた。

視線を感じた一誠が、声をかける。

 

「なんだ?」

「あっ……その、用事ってなんだったのかなっておもって……」

「用事?」

「さっき助けてくださった時に言ってましたよね?

 私に話があるって」

 

そんなことを言っただろうか。

一誠は思い返してみた。

 

「そういや言ったな。

 悪い、すっかり忘れてた」

「いえ、その、別に大丈夫です。

 こんなに美味しいものご馳走してくださいましたし……えへ」

 

はにかむアーシアをよそに、一誠はとりあえず要件を考える。

正直な話、あの連中にアーシアをくれてやるのは癪だっただけで、何も考えてはいなかった。

 

「まぁその、なんだ。

 別にあれなんだけど、お前らのボスってどんなの?」

「ボス……?レイナーレ様のことですか?」

「わかんねーけど、それでいいや」

 

レイナーレ。

その名前は初めて聞く。

ぶっ飛ばしたあの三人の中にもいないその名。それが堕天使たちの頭の名。

覚えておくかと心に留める。

 

「レイナーレ様、優しくていい方です。

 教会から追放されてしまった私を引き取ってくださったのですから……」

「ふぅん、お前追放されたんだ」

「あ、はい……ヨーロッパの田舎で捨てられてた私を……教会の方たちが拾ってくださったのですけれど」

 

そこから先の話は、どうにもしめっぽくていけなかった。

一誠はそんな話を嫌う傾向にあり、第一目の前の少女に身の上話を聞かされても、別にどうも思えなかったからだ。

 

「早い話が、悪魔を治療したから追放されたと。

 なんだそりゃ。めんどくせーな教会。

 汚れだなんだと。自分はその汚れた能力とやらに癒されてんだろうに」

 

会ったらぶん殴っとこうと心に決め、とりあえず立ち上がると既に食べ終えていたアーシアのゴミを持ってダストボックスに放った。

どこか暗い表情の少女。先日の殺人を思い返しているのだろうか。

それとも、過去の記憶を思い起こしているのかもしれない。

そんな、湿っぽい表情は、彼女には似合わない。一誠は何故かそう思った。

 

「よし、じゃあ行くか。

 どっか行こうぜ」

「へ?」

 

アーシアはきょとんとした顔で一誠を見た。

一誠は、珍しく少女に興味を抱いたのだ。

自分の力を人のために役立てる。一誠は、ただひたすらに自分のために自らを鍛えてきた。

他人のために力を振るう彼女が、少し珍しかったのか。それとも、何かがあったのかはわからない。

しかし、この感情は。

 

「遊ぶぞ」

 

夕麻と似たような感情を、自分が抱いているように思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲーセン。

それは、堕落した人間たちの遊び場。

まぁ普通に働いている人もいるし、堕落した云々は正直盛った。

 

「さて、お前にひとつ。

 教えておくことがある」

「???

 はい、なんでしょう」

 

アーシアはこてんと首を傾げる。

その瞳は純粋一色に染まっており、真っ白なシーツのようだ。

どこかの親衛隊の人が真っ白なシーツを汚すシミ……ッ!!

サイコジャマアアアァァァアアア!!!!↑と叫んでいるのが聞こえるが、これはゲームの音声である。

ここはゲーセンなので、当然そんな音声も聞こえる。

ちなみに一誠はゴッドとマスターとDXとジンクスⅢが好きだ

 

「ゲーセンに入る時のマナーを教えよう」

「マナーですか?そ、そんなのがあるのですね……」

「そうだ。

 まずは、あそこを見るといい」

 

当然、そんなことはないのだが、純真無垢なアーシアは信じた。

一誠の指の先には、一つの機械が存在していた。

 

「これは、手拭き転送装置という」

「転送……?」

「ここのボタンを押してみろ」

「は、はい……」

 

ポチッと押すと、機械音が聞こえ、ぽとんと棒状に丸まった紙が出てきた。

 

「これで手を清めてから入るのがマナーだ。

 これはこれを作ってる工場から転送されるのでこんな湿った……」

「あの」

「ん?」

 

嘘の解説を得意気に話す一誠。

アーシアはそれを声をかけてとめると、機械の裏を指さして言った。

 

「ここに紙が溜まってますけど……」

「…………」

「…………」

 

 

 

「冗談だ。

 さ、ゲームしよう」

 

実はこの人結構面白い人なのかも。

先日の一誠を見ていたアーシアは少し恐怖を抱いていたが、その認識を少し改めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」ボディガボディガボディガボディガボディガオル(ry

 

「はわー……この人、手から火が出ますよ?」

 

「そういう一族なんだ」

 

「そ、そうなんですか……?」

 

「おう。やってみるか?

 お前は……これがいいか?

 コマンドはこれな」ケイタイスッ

 

「ふむふむ……や、やり方はわかりました……」サァカミニイノリナサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃあっ!?」

 

「ちがうちがう。

 こう歩きながら、236と」

 

「こ、こうですか」イカガデス?

 

「あっ!出ましたよイッセーさん!」

 

「お、やったな。

 じゃああとは半回転だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「神のご加護があらんことを……」カミノゴカゴガアランコトヲ……

 

「……(コイツクソ強いんだけど)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでキングでファイターズなゲームを楽しんだふたりは、ぶらぶらとゲーセンのクレーンゲームを見て回っていた。

 

「こういうのもゲーセンにおける楽しみ方の一つだ。

 覚えておくと、友達が出来た時に役に立つぞ」

「な、なるほど……その、こういうのを皆さん集めたりするんですね?」

 

しばらく歩いていると、アーシアがぴたりと足を止める。

 

「そうだな、あとはプリクラとかダンスゲームとか出来たらいいんだが、俺やったことないしな……ってどうした?」

「え?いっ、いえその……なんでもないです!」

 

少女の目の前には、大人気キャラのラッチュウ君が所狭しとクレーンゲームの景品として並べられている。

どうやら、これに目を奪われてしまったようだ。

一誠は苦笑いすると、仕方ないと言わんばかりに財布からワンコイン取り出した。

 

「あんまりやったことはないが……ま、やってみるか」

「え?その、イッセーさん。私は別に……」

「いいっての。

 好きなんだろ?昨日怖がらせちまった侘びだ」

 

そう言って一誠はニカッと笑う。

アーシアはそれを見て、少し目を泳がせたあと、顔を赤らめながら蚊の泣きいるような声で小さく肯定した。

一誠はクレーンゲームをあまりやらないが、まぁぬいぐるみひとつくらいならなんとかなるだろうと500円玉を投入。

そのまま操作していき、危なげなくぬいぐるみを一つゲットした。

ちなみに、500円ギリギリかかった。

危なかった。

 

「ほれ、これでいいか?」

「はわぁ……!

 ありがとうございます!!

 すっごく嬉しいです!!」

 

笑顔を眩しく輝かせるアーシア。

薄暗いゲームセンターに太陽があるかのごとく燦々と輝くその笑顔は、一誠の後ろにいる男性に「うおっ、まぶしっ」といわせるほどである。

ぶっちゃけそれは一誠の妄想なのだがそれは置いておく。

 

「そうかい。

 そいつは結構だ。

 大切にしろよー。この町最強の不良からの贈り物だからな」

「はいっ!大切にします!!」

 

この町で彼に贈り物をもらったものなど親以外にはいないので、初めての他人へのプレゼント作戦。内心ヤバイ位不安であった。

クレーンを動かしている最中「あれ?俺これ外した行動してないよな?」などと心がうるさかった。

喜んでもらえたようで何よりである。

 

「この子は、私の宝物にしますね!」

「ん。そんじゃ、次行くか……いろいろ回って、欲しいのあったら言えよ。

 今度はお前自身がとってみろ」

「ふぇえぇっ!!?」

 

既に、時計は夕方手前を指していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなに楽しかったのは生まれて初めてです……!」

「大げさだな。

 もっと楽しいことがあるぜ?喧嘩とか」

「わ、私にはとても……」

「(格ゲーはあんなに強いのになぁ……トキ触らせてみるか?)」

 

自動販売機で買ったリボンシトロンを片手に、一誠とアーシアは公園の噴水前で駄弁っていた。

気ままに雑談をしながら、二人は休日を満喫していた。

新緑に囲まれた公園は、まるでその空間だけ切り取り、二人きりの世界を作り上げているようだった。

 

「…………」

「…………」

 

二人共、沈黙している。

お互いに、この沈黙が心地よいと考えていた。

ゆっくり流れる時を、のんびりと過ごすことも、たまには悪くない。

喧嘩に明け暮れた一誠は、そんな事を思う。

 

ふと、アーシアがそわそわしていることに気がついた。

一誠は、デリカシーもなくトイレか?と思い、口に出そうと思ったものの、それよりも先にアーシアが突然立ち上がって一誠に向き直った。

 

「……どうした?」

「あの、その……わ、私っ……夢があるんです……!」

 

顔を真っ赤にしながら、自分には夢がある宣言をぶちかましたアーシアは、面食らっている一誠に、畳み掛けるように続けた。

 

 

「そ、その夢はですね。

 友達をいっぱい作って、おしゃべりしたり、おでかけしたり、お花を買ったり、本を買ったり……いっぱい、遊んだりしたかったんです」。

 わ、私……その、友達がいないので……!」

 

必死の形相で何かを伝えようとするアーシア。

それに対し、ようやく帰ってきた一誠は、こう答えた。

 

「それがなんだ」

「あっ……その、そうですよね……一誠さん、素敵な方ですもの……ご友人なんてたくs「俺だって一人もいないぞ」……そ、そうなんですか!?」

 

兵藤一誠。

趣味:トレーニング、喧嘩、格ゲー

特技:喧嘩、逆立ちしたまま校庭を一周できる

 

小学時代はトレーニング。

中学時代は喧嘩、トレーニング。

高校に入ってからは喧嘩とトレーニングに明け暮れていた一誠は、友人というものを持っていなかった。

友人ギリギリに迫った子はいたが、皆行方不明だったり親の仕事の都合で引っ越してしまったり。

リアスたちはどうなのかというが、アレはそういうのとは違う。

仕事上の付き合いとかそんなものだ。

 

「そうだよ。

 第一、俺“死神”だなんて変なあだ名つけられて避けられてんのに、友達なんているわけないじゃん」

「そ、そうなんですか……(な、内心でホッとしてしまいました……主よ、お許し下さい)」

 

アーシアは何故か胸をなでおろすと、再び一誠と向き合う。

座ったままの一誠は既に飲み終えた空き缶を灰皿に一本ふかしている。

ちなみに煙は最低限風下へ。人のいない方へ向けて。

そして、次の瞬間、彼女は一誠に対して言い放った。

 

「じゃ、じゃあ一誠さん……そ、その……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私と、友達になってください!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………???」

 

今、この娘は何といった。

“トモダチ”?人差し指を立てて目玉を手のひらにつけたマスクをかぶった教祖か?

昔に流行った“トモダチコネクション”というゲームのことか?

 

「あの、だ、ダメ……でしょうか……?」

 

いい加減現実逃避はよせ。

自分に対して、友達になって欲しいと、そう言ってきているのだ。

一誠はアーシアを見た。

喧嘩とは、全く縁のなさそうな、シスターの少女。

自分の生きる道とは、全く異なる道を行く少女。

そんな少女と、自分は今日を過ごした。

心地よいひとときだった。夕麻と過ごした短い日々もこんなふうに穏やかだった。

初めての友人。この女の子が、兵藤一誠。自分の友人。

不思議と嫌ではなく、嬉しい気持ちが湧き上がる。

 

「あー……その……こちらこそ、よろしく……な?」

 

「―――――っ!!

 はいっ!よろしくおねがいしますっ!!」

 

兵藤一誠、駒王学園二年。

初めての友人ができる。

 

アーシア=アルジェント、堕天使サイドはぐれシスター。

長年の夢が叶う。

 

 

 

 

 

 

 

「楽しそうね」

 

そんなふたりのもとに、漆黒の翼を持つ天使が降りて来た。




さぁ、学校いきますか。



2015/1/26追記

グルメ食材

ビッグバーガー→デビル大蛇の肉、ネオトマト、とろけるミネラルチーズ、海藻レタス、パンマウスの丸焼き

フライドポテト→ポテネズミのポテト

デビル大蛇の肉、ネオトマト、とろけるミネラルチーズ、海藻レタス

原作“トリコ”でトリコがトリコバーガー作成に使用した食材。
デビル大蛇は“八王”バトルウルフに匹敵するとされる種である。
ネオトマトは、グルメ四天王ココのフルコースの一つ。
かなりの高級食材をふんだんに使ったものとなっている。

ポテネズミのポテト

背中に体温で温められたポテトが生えているネズミのポテト。
ストレスなく抜いたもの、自然に抜け落ちたものは非常に美味だが、無理やり引き抜くなどして過度なストレスを与えたものや機嫌が悪い時は味が劣化する。
背中のポテトを収穫するためだけに飼育する者が居るほど。
捕獲レベル18

オリジナル食材

パンマウスの丸焼き

体中に良質なイースト菌を持っていて、体内で醗酵させることで膨張し、巨大化するネズミ。
草食で、大きいものは3mほどに巨大化するという。
絶命時には元に戻る。
グルメ界で500m越えを見たという情報もあるが、真偽のほどは定かではない。

捕獲レベル1以下~13


2016/08/07
ポテネズミのポテトは別にオリジナル食材でないことに今更気付きました。
修正しました。
申し訳ございませんでした。
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