もうストーリー忘れたぜという人が居るでしょう。
過去は振り返らない人間(大嘘)、めたるみーと。です。
難産の理由ですか?
まぁこの話を見ていただければわかると思います。
その原因が30%とほかの原因が70%くらいですね。
モンハンXとかルンファク4とかクローザーズとかグラブルとかモバマスとかブログとかです。
みんなはこんなダメな作家()になっちゃダメだゾ
「「ヘァックシュ!!」」
「あれだけびしょ濡れになってたのですから風邪も引きますよ……」
水に落ちた二人は、アーシアに買ってきてもらった服とタオルに身を包んで震えていた。
春とはいえ、冷えるものは冷える。
水に浸かれば、風邪をひくのも当然と言える。
一誠は半袖Yシャツに黒のジャージ。
レイナーレは黒いTシャツにジーパンというスタイル。
ちなみに服は投げ飛ばしたベンチをを回収し、背もたれにかけて干してある。
レイナーレの下着はアーシアが責任を持って一誠に見られない場所に干してあるのだが、一誠は堂々とベンチにパンツを干している。
女性に対してこの男、デリカシーというかなんというかが欠けている。
「……悪かったな気付けなくて……」
「こちらこそなんで気付かなかったのかしら……ずず……春先とはいえ寒いわ……」
「……やめよう。
これ以上は不毛だ」
「そうね……ごめんなさい」
レイナーレと一誠は互いに頭を下げた。
仲直り。頭を下げ合う悪魔と堕天使など、この世界にいただろうか。
昨今の彼らならあるかもしれないが、戦争をしていた当時は、考えもつかないことであろう。
「あの、レイナーレ様!
この人はですね!私の初めてのお友達の、イッセーさんです!!」
意気揚々と初めて出来た友人を紹介するアーシア。
怖い人から助けてもらったこと、ハンバーガーを食べたこと、ゲームセンターに行ったこと。
それらをまるで母親に話すように興奮しながら語る。
そして、レイナーレはそれをしっかりと聞いた。母が子に向ける表情のように穏やかに微笑んでいる。
「そう、アーシアにお友達がね……。
……にしても、それが貴方だなんて。しかも、この気配……悪魔に転生したみたいね」
「おう、お前がいない間にちょっとしたことがあってな」
少し親しげに話す二人に、若干困惑を隠せないアーシア。
が、そのふたりの世界に入り込めず、一歩下がる。
「まぁどうでもいいんだが、悪魔になったら人間だった頃よりもさらに強くなったんだ。
今はいい生活をさせてもらってるよ。これで、俺の夢に近づけるってもんだ
朝から昼にかけてはやめてほしいけどな」
「ふふ、兵藤君らしいわ……そういえば、人外になってでも強くなりたいって言ってたものね」
「……?(俺そんなことコイツの前で言ったか?)」
疑念を抱きながらも、夕麻との再会を喜ぶ。
くすくすと笑い、談笑する二人。
その間も、アーシアは二人の世界を遠目で見守っていた。
内心仲良しの兄を取られた妹のような気分になっていることにアーシアは気付かない。
「あぁ、そういえば。驚いたぜ?
お前が堕天使で、アーシアんとこの親玉やってたなんてな」
「あ……その……隠してて、ごめんなさい……」
その言葉に、目に見えて少し狼狽える。
そんなレイナーレを見ながら、一誠は問う。
「急にいなくなったのはなんでだ?
どうして堕天使だってことを隠して俺に近づいてきた?」
「…………えっと、上司にね?
報告しなきゃいけないんだけど、急に通信機が故障しちゃって、それで……」
話はいたって簡単だった。
彼女の仕事は、天界のシステムから堕ちた堕天使、シスター、神父に
堕天したばかりで右も左もわからない元天使、協会から追放されたはぐれシスターやエクソシストなどを保護し、堕天使の勢力に組み込むというものであり、レイナーレはそのプロジェクトの提案者であった。
「アザゼル様はやってみてもいいと言ってくれはしたけど、場所の確保や人材なんかは私がやらなくちゃいけなかったわ。
機材と資金援助はしてくれたから、あとは居場所だけ。
丁度打ち捨てられたような協会があったから、私はそこを拠点にしようと決めて、そこで活動を始めたの。
それが、ここ。駒王よ」
堕天使になりたてのミッテルト、フラフラと世界を飛び回っていたドーナシークとカラワーナを引き入れ、追放されたフリード以下数十名の神父達を引き入れ、そして、呪われた魔女と噂される元聖女、アーシア=アルジェントを仲間に引き入れた。
この成果を報告する義務があったのだが、何故か通信機が故障。
直そうにもその道に明るい者は教会には居らず、仕方なく直接、堕天使の本拠である
これが、今回の彼女の居なくなった理由であった。
「はぁ……なんか事故だのなんだのに巻き込まれたかと思ってたんだぜ?
心配して損した……」
「(……心配してくれるのね)」
「でもよ、今の口ぶりじゃあただ保護を主にしてるようだが、悪魔と契約した人間を消す、なんてこともその活動の中に入ってるのか?」
「はぁ?
何よそれ。そんなことしないわよ。だいたいここはグレモリーの土地よ?
勝手にとは言え、土地を貸してもらってる相手に対してそんな馬鹿なことするわけないわよ」
「……なるほどな」
嘘は付いていない。
第一、彼女がそんな人物ではないのは今まででわかりきっている。
それに、そんな奴にアーシアはなついたりはしないだろう。
では、あの男たちの独断というわけか。こりゃああいつらをぶん殴る理由がまた増えたな。と、一誠は余分に殴ることを決めた。
「っていうか、何その質問。
うちの子たちがなにかしたの?」
「そのへんはアーシアも一緒にいたからな。
後で話してやってくれるか?」
「え?あっ、はい!わかりました!!」
二人の世界に遮られて少しいじけていたアーシアであったが、突然話を振られ、少し嬉しそうに笑った。
が、しかし、すぐに二人の話に戻ってしまったので再びいじけ気味である。
「で、まだお前の目的ってのを聞いてないぜ?
俺に告白したのは何故だ?一目ぼれなんてのは、嘘なんだろ?」
自分に対して結構なキツイ質問も、この男には関係ない。
その時はその時である。
「あーっと……その……実は……最初はあなたの中の、神器が目的だったのよ」
意外とあっさりと、彼女はそれを話してくれた。
多少ショックがなかったわけではない。
レイナーレの話はいたって簡単である。
まず、この街に神器の反応があることがわかったのだ。
神器は人間にのみ与えられる物であり、その反応が人間、もしくは人間から悪魔に転生した、転生悪魔であることが伺えた。
一度見てみて、転生悪魔だったら手を出さず、人間だったらちょっと懐柔、勧誘できるか試してみようということだった。
「で、懐柔には恋愛だとフリードに言われて?
周囲の堕天使に乗せられて俺を攻略しようとしてたと?」
「そ、そうね」
「……お前さ、そんなことを聞かされて俺が黙ってるとでも思ったか?」
その言葉を聞き、目を伏せるレイナーレ。
その通りだ。自分を騙して、惚れたと嘘をつかれてその異性を許す者がいるだろうか。
いたとすればそいつは余程のお人好しか馬鹿の類だ。
「……え?
ちょ、ち、近い……ッ!?」
レイナーレが顔を上げると、すぐそばに一誠の顔があった。
思わぬ展開に驚きつつも、顔が赤くなるレイナーレは顔を背ける。
「こっち向け」
「っ!?」
一誠がレイナーレの顔を背けた方に手を当てて、無理矢理に自分の方に向ける。
頬に当てられたその手は、冷たかったが、それよりも目の前の男の視線が気になった。
彼の目はまっすぐにこちらを射抜いており、そしてなによりも近い。近すぎる。
マサイ族の挨拶かと思うくらいに近いのだ。鼻と鼻がくっつきそうな勢いである。
「(ち、近い近い近い!!)」
レイナーレの内心は焦りに焦っていたが、なんとかその表情に出さずにいる(と彼女は思っている)。
それを見て、一誠は真顔のまま続けた。
「好きだ」
「へ?」
呆然とするレイナーレ。
それも当然といえば当然だった。
自分を騙した女に告白し始めたのだから。
だが、一誠の眼はまっすぐレイナーレを見つめていて、その一言が嘘だとは到底思えない。
「お前が俺を騙していようが関係ない。
好きだ夕麻」
「で、でも、私は夕麻じゃないわ。
あなたが好きなのは“天野夕麻”で、私は“レイナーレ”なの。
あなたが好きな人は、私じゃなくて……」
「お取り込み中のところ悪いが」
「っ!」
一誠が振り向く。
瞬間、アーシアとレイナーレの周囲四方を透明なガラスケースのようなものが現れた。
「アーシア!?
夕麻っ!?」
帽子、トレンチコートに黒い翼。
堕天使ドーナシークが、傍らに一人の堕天使を連れながら、アーシアの捕縛に成功していた。
「この女達は、もらっていく」
『ドーナシーク……!?
カラワーナまでっ!?』
ドーナシークは後ろからアーシアを閉じこめたクリスタルケースを撫でた。
ひっ、と息を呑むアーシア。それと同時に、ケースの中に冷気が発生し、アーシアの動きがぴたりと止まる。
パキパキと音を立てて凍っていき、霜がケース内を包み込み、ガラスを飾り付けるかのように雪の氷の結晶がはりつく。
「……そこで大人しくしていてもらおう。
その神器の力はわかっているはずだ……あらゆるものを全て凍らせる、とある
中位でしかないあなたではとてもじゃないが突破は無理だ」
『な……何を……何をしているの!?
アザゼル様から預かった試作の簡易神器まで持ち出して!!』
憤るレイナーレにドーナシークは冷たい視線を返し、彼女を捉えているケースを撫でる。
『がっ……ぁ……ひょうど、く……』
「夕麻っ!!」
一誠が叫ぶ。レイナーレはそのままケースの中で氷像となり、一誠に助けを求めるかのような表情で固まっている。
それを見て、ドーナシークとカラワーナは互いに頷き合う。
「さてと、フリード。
あとは任せた。我々は先に帰っているぞ?」
「へへ、了解旦那」
ドーナシークの傍らにこちらに銃を突き付けているフリードの姿があった。
カラワーナは無言で魔法陣を展開させると、ケースとともに魔法陣へと入っていった。
おそらくは転移陣である。ドーナシークは最後に一誠に視線を向けると、鼻で笑ってそのまま消えていった。
「ひゃは!イッセーちゃんこんにちはー!!
会いに来てやったよクソ悪魔ッ!!」
その声と共に銃弾を五発一誠へと放つ。
一誠はそれを腰に巻いた上着で薙ぎ払うと、石を拾って投げつける。
高速で飛来するそれはまさしく豪速球といえるそれであったが、フリードはそれを見切り、光の剣を使って切り払った。そして二つに別れた石は、フリードの後ろで煙を上げて着弾した。
「テメークソ神父……!
次会ったらガチで潰すっつったろ……そんなに死にてーのか?あぁ?
どけ!今は俺と夕麻とアーシアの青春ストーリーのAパートなんだよ!アーシアと夕麻と俺とでラブコメすんだよ!友情と愛情入り乱れたギャルゲ的な甘酸っぱいストーリーするんだよ!
BパートどころかCパートにもお前はいらねえんだよ!!
邪魔するってんならぶっ殺す!!」
「死なない自信があるからここに来たんだよ?
頭悪いね悪魔クン!
……あとその発言も頭悪そう」
頭の悪そうな発言をしながら一誠が咆える。恋心を自覚した途端、
フリードは相も変わらず狂った笑みを浮かべながら銃を突き付けている。
その傍らにはおよそ二十人ほどの覆面をかぶった神父らしき衣服の姿が見受けられた。
全員が、フリードが持っているような光の剣と銃を手に持っており、一誠に敵意を向けている。
「エクソシスト部隊25人。さすがにこの人数から撃たれたら全部は避けきれないでしょ?
戦いは、数なんだよねぇ!」
それを言い終わるとともに、エクソシスト達は銃を一誠に向け、同時に撃ち始めた。
一誠はそれをかわそうとするが、祓魔弾が一誠の足に突き刺さり、。
「ぎっ、がぁっ!?」
「あれ?なんか弱くね?
どしたの悪魔ちゃん……あ、まだ夜じゃないから力が出ないとかぁ!?
だとしたらラッキー!!」
フリードの鬱陶しい口調に苛立ちながらも、一誠は焦っていた。
それは、未だ
悪魔に転生してまだそう日にちもたっておらず、力に慣れていないことが原因だ。
完全に日が暮れるまで、およそ二時間ほどもない。そこまで粘れば、一誠の力が解放される。
「(なんつー軟弱なことは考えねぇ……!)」
粘る?時間を稼ぐ?
それがお前の考える最強か?
一誠は自分に問う。俺の考える最強は、そんな時間を稼ぐだのなんだのと回りくどい手を使うヤツだったか?
前世の記憶にわずかに残された最強の姿。
たった一柱で七柱の神と星の意思を砕いた、怒れる神。
拳ひとつで最強の英雄と渡り合い、暴力を極めた“死を運ぶ者”と恐れられる男。
チンピラ同然の姿から、堂々たる“王をも殴れる男”になった魔物の子。
その体躯と風貌に見合うパワーで、目の前の敵を次々に薙ぎ払うアメフト選手。
“特別”を飛び超え、“異常”をすっ飛ばし、“人外”を屠った生徒会長。
ただひたすらに最強を目指し、人の姿を捨て、戦いに生きる意味を求めた妖怪。
背に鬼を負い、“地上最強”を背負う“
人間から神へと昇華し、数々の神々をその手にかけた戦いの神。
孤高にして覇王。その最期は自らの手で立ったまま逝った、世紀末覇者。
数多の戦場を駆け巡り、天下に名を轟かせたかぶき者。
ほんの少しでもいい。彼らに追いつきたかった。
……いや、少しでは足りない。そう、足りないのだ。
超える!そんな最強を超えて!さらに先へ!もっともっと先へ!
求むるは数あれど、最初に願ったこの願いは今もなお彼を先へと進める。
最強へ!
痛みはあった。
光の力が込められたこの銃弾は、悪魔にとっての弱点である。
だが、そんなものはもはやどうでもいい。
一誠は、自分の好きな女を助けに行く。
救う、助ける。好きな女一人、友人ひとり守れずに何が最強だ。
最強に。ただ最強に。
死を経験し、一誠は強さへの渇望をさらに強めていた。
そして、何よりも、腹が立つことがある。
「そう、イライラして止まらねえ……!」
「ハァ!?」
フリードは驚く。
それは、着弾していく祓魔弾が、次々に一誠に吸収されていくからである。
意にも返さずに、一誠は呟く。
「俺の初めての友達を怖がらせた挙句、誘拐……?
俺の女を閉じ込めた挙句、裏切り、傷つけた……!?」
一誠の怒りは、周囲にも影響を及ぼした。
鳥は飛んで消え、噴水には波紋が浮かぶ。
「は、ッハハハ……俺の女ァ!?
悪いんだけどサァ!あの女の目的はお前の中n「関係無ぇ」……何?」
フリードの言葉をさえぎる。
関係ない。そう、関係ないのだ。
この兵藤一誠という男は、ただただ愚直に、ひたすら前へ、己が道を突き進む。
例え、女にナンパされた先が不良の私刑場であろうとも。
例え、公園で出会った堕天使に殺され、悪魔として蘇ろうとも。
例え、
例え、初めてできた友達が、自分の持つ力で不幸になろうとも。
例え、自分に惚れたという女が、俺の中の力が目的で自分に近づいたのだとしても。
私刑場はぶっ壊す。蘇ったら殺した奴をぶっ飛ばす。
力は思う存分ぶん回す。
その友人がその力で悩んでいたとしても。
その女が惚れていなかったとしても。
「友達が悩んでたなら、その悩みごとぶっ飛ばして、幸せにしてやればいい。
女が俺に惚れてなかったとしても、俺に惚れさせりゃいい。奪えばいい!他に懸想してる奴がいたとしてもだ!」
「……随分とまぁ、すんごい考え方……でもさあ、今の状況を見てごらんよ。
どうやってここから生きて帰る?
お前は今!囲・ま・れ・て・ん・の!!理解した?」
そう、今の一誠は25人のエクソシストに包囲されている。
だが、それがなんだというのか。
普段の力が出せない?ならば、そんなものは使うまでもない。
知ったことではないのだ。どれだけ力の差があったり、数で差があったとしても。
兵藤一誠は最強なのだから。
「……俺はお前らをぶっ飛ばして、蹂躙して、踏みつぶして、その戦果として、二人をかっさらう。
その友達の不幸と悩みを吹き飛ばし、女の目的が見えないほどに骨抜きにする……。
それが、今俺がやることだ……今から俺がすることだ……!」
一誠はYシャツをボタンなど関係ないとばかりに引きちぎり、裂くことで前を開いた。
下から出てきたのは鍛え上げられた肉体と、黒い刺青。
それはまさしく、彼の力を封じている“暴虐呪”だ。
だが、今日の彼はそんなものを開放している暇も、時間もない。
ならばどうするか。体の細胞を、変化させればいいことに気がついた。
一誠は、自らの身体を変質させる。
神の名を冠する魔獣達。その体を形成している細胞。
暴食の因子であり、世界を滅ぼす災厄の細胞が、彼の中に宿っていた。
「何してんのか知らねえけど!
撃て!あの野郎を蜂の巣にしてやれ!!」
「……ッ!!」
一誠は再び祓魔弾を浴びた。
だが、彼の肌から向こう側へと貫通するはずの弾丸は消えている。
銃痕すら、残っていない。
「はぁ?
お前、なにした?」
「あぁん?お前に教える筋合いはねえ……!
さぁ、文字通り喰らってやるぞ人間共!!」
力を封じられた最強の、更なる力による蹂躙が始まる。
まぁ、早い話がですね。
告白に小洒落たセリフを使おうとして考えても何も出なかった。
ただそれだけです。
それを考えるのに大体半年くらいかかりました。
そして、挫折しました。
最終的に仕事中、キャベツを切っているときに思いついたのがド直球。ついこの間ですね。
もうどうせ洒落たこと言えないんだからどストレートに言っちまえ!!
という結論に至りました。何故これを考えつくのに一年かかったし
恋愛経験は初恋の幼稚園のみゆちゃん以来一度もない彼女いない歴=年齢の童帝めたるみーと。でした。