今のところはこんなペースで頑張っていきます。
「ようこそ、私の家へ」
気が付くと、どうやら椅子に座らされているようだ。
目の前には、何やら真っ白なテーブルクロスがぼんやりと見える。
「どこだここ……」
「だから、私の家だよ。
兵藤一誠君」
テーブルを挟んで、向かい側に白い服に身を包んだ男がいる。
かろうじてわかるのはそれだけであった。
「お前、誰だぁ……?
俺、どうしてこんなとこに……」
「まぁまぁ、そんなことはいいじゃないか。
おなか、すいてないかい?
ほら、目の前に料理がある。
とても美味しいと思うよ。食べたらどうかな」
そういえば、腹が減っていた。
テーブルの上の一つの皿をとって、スプーンですくった。
ぼんやりとしか見えないが、圧倒的なまでの光沢と、虹色に輝くぷるぷるとしたゼリーのようなもの。
しかし、スプーンですくったそれは、とても重い。
まるで、果実そのものをスプーンに乗せているかのよう。
「……っ!」
美味い。
口の中に入れた瞬間、甘く、濃厚な味が口の中で爆発する。
七度の味の爆発。それがいかに彼の味覚を刺激しただろうか。
いつの間にか、疲れは吹き飛び、意識が覚醒する。
「……っ!
俺は……!
死んだ……のか……」
「うーん、まぁそうかな。
一応死んだってことにはなってるね」
目の前にいた男がにっこり笑いながらそう言い、手元にあったフルーツの一つを食う。
まるでイチゴのようだが、ヘタの部分がトウモロコシのようなひげ状のものになっている。
「ん、美味しい。
キューティクルベリーはやっぱりいいね」
そうつぶやくと、ナプキンで口を拭って、こちらへ向き直る。
「さて、今日僕が君を呼び出したわけだけど。
ま、簡単なことさ。君の強化……ってやつさ」
「……強化だと?」
一誠は目の前の男を睨む。
雰囲気からして、ここは現在の一誠の始まりの場所。
転生する前の自分が呼ばれた、神の間と言ったところだろうか。
「そう、強化さ。
君の転生特典は、速い話が“身体能力の強化”。
で、よかったよね?」
頷く。
特に間違いはなく、自分が望んだものそのものであった。
神のミスか何かによって、手に入らなかったものとばかり思っていたが、後付けなどというのだろうか。
「いやぁ、お待たせしちゃってごめんねー?
実はさ、特典とかっていうのも最近すごく厳しくなっててね?
許可が必要なんだよ。許可が。
少しは僕もえらい位置にいるっちゃあいるんだけど、最高神様に通して、こんなの与えていいですかって書類を出さなきゃいけないんだよ」
「天界にそんなシステムがあったのか……」
「最近じゃどこも厳しくなっててさ。
踏み台転生者とかいうやつらのせいでとんだ災難だよ。
あ、君の世界にはいないから安心してね?」
「?
で、その許可が出たのがさっきってことか?」
そう聞くと、にこやかに頷いてくる。
「おいおい、でももう俺死んじまってんだぞ。
もう無理じゃねえか」
「いや?
そんなことはないよ?」
ほら、これを見て。と、空中にモニターの様なものが現れる。
つややかな真紅の髪を持った豊満な身体の女性が一誠の遺体へと触れている。
「……?
こいつ、俺の学校のグレモリーじゃねえか。
いつも変態が二人うるせえんだよな」
「うん。
でね、この子が君を生き返らせてくれるんだ。
ま、人間としてじゃなくて、悪魔として……だけど」
「ふーん……」
「あれ、あんまり驚いてないんだね」
不思議そうな顔をする神に対して、一誠は手元のゼリーをかっ込む。
濃厚な甘みと、爽やかな酸味。言葉にできないほどの美味さが一誠の舌を襲う。
「……うまい。
どうでもいいからな。
最強にしか興味ねーし」
「君ってホント馬鹿だねー」
「ありがとよ。
ほめ言葉として受け取るぜ」
これいる?
と、神は皿を差し出す。
そこには煌びやかに輝く肉が山盛りに積まれていた。
「そう、これはすべて決められたこと。
君が一度死んでから悪魔になることは確定していたのさ。
だから僕は考えた。
どうせなら、一度死んじゃったところを拾い上げてそのときに強化すれば、別にいいよね……ってね」
「……ん……っ!」
肉を一口口に入れる。
しっとりとした柔らかさの肉が口の中を駆け巡り、上品な脂の甘み。
レバー、ハツなどの独特な食感、歯ごたえが顔を出す。
まさに肉の王といった印象を受ける。
「……まぁ、強化してくれるなら別にいいけどよ。
でもよ。ってことは何か?俺のやってきたトレーニングって無駄だったのか?」
肉の味に驚愕しながら、一誠は神に質問する。
質問の内容は最もである。
これまで、最強を目指して己の肉体を鍛えてきた。
それは、無駄になったのだろうか。
できることなら、自分だけで得た力も持っていきたかった。
「あぁ、それは無駄じゃないよ。
なんたって、力を受け入れる身体が強くなくちゃダメなんだ。
ぶっ壊れちゃうからね」
ほっと息をつく。
どうやら無駄どころか、自分としての力の地盤になってくれるようである。
「じゃ、とりあえず今は忘れてご飯を食べよう。
たくさん食べて、明日に備えてね」
「……ん、まぁ構わねーけど。
めっちゃうまいし」
「でしょ?
これ、結構好きなんだよねー」
聖なる場所にて行われる食事。
一人の元人間と一柱の神は、和やかに食事を楽しんだ。
「えへへ、これで強化完了。
さ、存分に暴れていいよー……僕のかわいい一誠」
ヒラ……ヒラ……
A4サイズほどの一枚の紙が眠りにつく一誠へと吸い込まれていく。
傍らで眠りにつく紅髪の女性はそれに気づかぬまま、ゆっくりと寝息を立てている。
その紙には、こう書かれている。
“頑張ってね”
“レベルアップ・極”
“アビリティアップ・極”
“EXPハイブースト・極”
“レベル上昇必要EXP低下・極”
“レベルUPボーナス・極”
“オラクル細胞”
“折れぬ魂・極”
“
“グルメ細胞”
“肉体強化・極”
“消費半減”
“食材グルメ化”
“覚醒・極”
食べた食材
・虹の実
・
・サンサングラミー
・メルクの星屑
・メテオガーリック
・ロックドラム
etc…
NAME:兵藤一誠
age:16 sex:male
job:転生悪魔 class:兵士
神器:龍の手(?)
能力:力を二倍にする
※一般的な男子高校生のステをHP1000、LUK25、INT150、それ以外を100統一とした場合
Lv:13 (ケンカに明け暮れる喧嘩○長的な高校生の一般的なLv)
HP:12500/12500 (喧○番長的なk(ryの約三倍のHP。小猫の約1.2倍)
STR:7000 (喧嘩b(ryの約七十倍。小猫の約五倍?)
DEX:2342 (喧k(ryの約二十倍。曲芸じみたトレーニングの賜物)
VIT:7000 (k(ryの約七十倍。小猫の約五倍?)
INT:140 (一般の男子高校生並みの学力よりちょっと下くらい)
AGI:4500 (木場の三倍)
MND:1100 (朱乃、リアスより少し下)
LUK:30
“レベルアップ・極”
レベルアップ時の能力値の上昇値が著しく上昇する。
“アビリティアップ・極”
技術やスキル、技などの習得速度の著しいまでの上昇。
また、習得時の完成度や威力などが非常に向上する。
“EXPハイブースト・極”
一度の戦闘で手に入る経験値をおよそ五倍にする。
覚えがよくなったり、成長が早まったりする。
“レベル上昇必要EXP低下・極”
成長までに必要な経験値の上限を著しく下げる。
一を聞いて百を知る。
“レベルUPボーナス・極”
レベル上昇に伴い、体力、魔力、そして気力のすべてが回復する。
“オラクル細胞”※GOD EATERシリーズ
食べたものの性質を取り込む細胞。
普通では食べられないものを食べることが可能。
補正:VIT400
“折れぬ魂・極”
決して折れず、あきらめない心。
どのような状況においても、背を向けることなく立ち向かう最強の魂。
補正:MND900
強くなりすぎた力を封じ込めるための印。
身体の至るところに刺青として記される。
解除、封印は自由に可能。
“グルメ細胞”※トリコ
グルメ食材を食べることによって肉体の細胞レベルを上昇させ、超人を生み出す細胞。
補正:全ステータス300
“肉体強化・極”
ただただ単純に身体能力を強化する。
その代償として、半永久的に肉体の見た目が変わることはない。
どれほど鍛えても筋骨隆々になるわけではなく、どれだけだらけても太った体になることはない。
しかし、鍛えなければ鍛えないで衰えないわけではないので注意が必要。
補正:STR.VIT.AGI500
“消費半減”
行動に使用する体力、魔術などに使う魔力を使用する際の使用量が半減される。
“食材グルメ化”
手に持った食材と認識したもの全てにグルメ細胞が適合し、グルメ食材となる。
“覚醒・極”
覚醒が早まる。
ゲームキャラクターにしたらこんな感じになります。
次、バイサー選手の入場となるかも。
2015/3/13 追記
感想でステ比較して欲しいとの要望がございました。
比較させていただきます。