ハリーは冷たい目でハーマイオニー達を見ていた。四人はハリーが怒りを滾らせていることを感じ取り、一様に怯んだ。ザビニはすかさずハリーに言った。
「……落ち着けよ、ハリー。そうカッカすんなって」
「カッカするな?よくもそんなことが言えるね。他人事みたいに」
ハリーがハーマイオニー達が考えていた『計画』について打ち明けられたのは、ホグワーツ始業の一週間前だった。
その計画を聞いたとき、ハリーは最初正気を疑った。
(皆は一体何を考えてるんだ……?無関係の人を死なせたいのか?)
次に、アズラエルから渡された具体的な計画書を読んで四人への怒りが沸き上がった。
その計画が、ハリーがリーダーとなって友人達に魔法を教え、一般の生徒を勧誘して仲間を増やすというものだったからだ。
命を懸ける覚悟もなく巻き込まれた人間はどうなるだろうか。ロンのように本来の善性を保ち、闇の魔法使いに立ち向かえる人間もいるかもしれない。
……しかし、そんな人間は多くはない。追い詰められたとき、そうしたくなくても闇陣営に与する子だって居るかもしれないのだ。
既にハーマイオニー達を巻き込んでいることを棚に上げてハリーは激怒した。
(……デスイーターを殺す可能性だってあるってこと、分かってるのか?)
ハリー達の側に立つということは、必然的にデスイーターと接触する機会も増える。自衛のため、正当防衛として闇の魔術から距離を取ったとしても、デスイーターを結果的に殺害することだってあり得る。
それこそ、シオニー・シトレを殺害して止めたリーマス・ルーピンのように。
同級生の親を殺す羽目になるかもしれないことの重さを本当にわかっているのかと、ハリーは問い質したかった。
激怒されるハーマイオニー達にとってはなぜそこまで怒られるのかわからないという理不尽さすらあった。四人にはそれぞれに意識の違いがある。
ハーマイオニーとロン、そしてザビニには、相手を殺すという殺意はない。
親友であるファルカスが殺され、自分達やハリーの命も狙われている可能性がある以上、デスイーターに屈する気は無いし、戦う必要もあると理解している。だからこそ自衛の手段を探し、鍛え、不殺でありたいと思っている。
それこそ例のあの人でもなければ、撃退して裁判でアズカバン送りになればそれでかたがつくと思っているのである。
対して、ハリーとアズラエルには、『敵の殺害』はより現実的な手段として頭の片隅にあった。
ハリーはあまりにも間近で、生々しくデスイーターの悪事を見すぎた。あの場にいたデスイーターに対する殺意と、敵意、そしてその大半は同窓生の親であることに対する葛藤がまざりあい、ハリーの心は苦しみ続けている。あの場にいたデスイーターを殺さなければ、ファルカス・サダルファスや弄ばれ壊された犠牲者達の尊厳を取り戻せないとすら思うこともあるのだ。
アズラエルにしてみれば、デスイーターを捕まえて刑に処すだけでは安心できなかった。
アズカバンから解放された途端大暴れをしたドロホフ、軟禁生活からムーディを演じるまで回復したクラウチJr.など、闇の魔法使いにとってはディメンターはそもそもそこまで有効ではないのでは、と思えた。
何かの拍子で脱獄でもされれば、アズラエルは自分や家族や友人が殺される可能性に怯えなければならない。それはアズラエルにはもはや耐え難い苦痛だった。ファルカスの死は、アズラエルの心から自制心を取り払っていた。
アズラエルは、デスイーターの殺人こそもっとも安易で、しかし確実な自衛手段だと考えていた。同窓生から恨まれることなど承知の上だった。どのみち暗黒時代になれば自分達は虐げられ、デスイーターを親に持つ同窓生は親につくより他にない。最初から敵と割りきっておいた方がよい、とアズラエルは思っていた。
「……それで?……君達は、無関係の人を巻き込んで殺したいのかい?覚悟のできていない人を騙して仲間にして、いざとなったら捨て石にでもする気なのか?」
ハリーの言葉にハーマイオニーは衝撃を受けたように固まった。捨て石と言われ、アズラエルはぎくりと身を竦める。
身内が最優先。スリザリン生に共通するその傾向は、環境的要因から尖鋭化することがある。アズラエルは、集まってきた生徒達は体よく使い捨てにするつもりだった。
アズラエルにとっての身内とは、ハーマイオニーやロンを含めるとコリンまでだった。
「いやちょっと待てよ。捨て石って、そりゃないだろ。仲間になるかもしれねーだろ?」
「……そりゃ、集まった連中の出方次第だな。それこそやる気のねーやつとか、裏切る気満々って態度のやつを信頼は出来ねーし護る気にもならねーよ。ハリーだってそうだろ」
ロンとザビニはそう反論する。ハリーも痛いところをつかれて押し黙った。
「……それは」
ハリーには四人が本当に協力してくれた人たちを護る気があるのかどうか疑わしいと思った。引き入れた以上は面倒を見る必要があるが、コリンを見ていれば他人がどれだけ自分勝手で面倒なものかよくわかる。
下手な人を招き入れたとしても、それでも最後まで守ると言えるのだろうか。
(僕らの都合だ)
(僕らの都合で、他人を巻き込もうとしているだけだ)
「……それでも護るのが、危険に巻き込む側のすべきことじゃないのか?」
ハリーは絞り出すように言ったが、ザビニは理解できねーと首を横に振った。ロンは落ち着けよ、とハリーを宥めようとする。占い学で習った論点ずらしの技法で、話題をすり替えた。
「いや、ハリー。そんなに極端に考えるなよ。俺たちは決闘クラブで一通りのことは教わっただろ?」
「これからはさ、もっともっと実戦的な防衛術を学んでいくしかねぇだろ?だったら、一番実戦経験があるハリーに教えてもらった方が絶対いいし……」
ロンはハリーを宥めるように言った。ハリーはそんなロンに対して、冷たい怒りを滾らせながら言った。
「DA教師の方が実戦的だろ。ロックハート先生でもない限りはね」
「ハズレの教師かもしれねぇじゃん」
「……或いは、闇陣営のスパイか、ね。ファルカスはDA教師を信頼したばかりに破滅しました。もう教師は信頼できません」
アズラエルの言葉にハリーは黙り込んだ。DAのために招くことができる真っ当な人材はすでに枯渇していると言ってもいい。ムーディがやられた以上、他のオーダーのメンバーをDA教師に招いたとしても安全ではない、とハリーは思った。
ハリー達は大人というものに対して、共通して不信感を抱いていた。ムーディやトンクスやキングズリーは真人間だが、真人間だからこそ狙われる世界なのだ。生き残っている人材は、ロックハートのような残りカスでしかないのかもしれなかった。
「決闘クラブでは政治的なあれこれはタブーの筈だろう。新しい部長がそんな姿勢でいいのかい?フリットウィック教授はそれを許可するのかな?」
「フリットウィック教授には迷惑をかけないわ。ハリー、あくまでも決闘クラブとは無関係に、自主活動としてあなたが私達友達や、友達の友達に魔法を教えるの」
「……闇の魔法使いに対抗したいと考えているのは私達だけではないのよ、ハリー」
「……そうかな?僕の記憶が正しければ、二年生の時も四年生の時も、三つの寮の生徒は僕と距離を取るか、批判して叩くかだった。闇の魔法使いと戦いたいって人が居るとして、僕と協力したいという物好きが居るとは思えないな」
ハリーはよく話をしたことのない他の生徒達を信用できなかった。同い年の生徒達の顔と名前は一致するが、彼らとは友達ではない。考えや怒り、そして喜びを共有している仲間ではなく、ハリーが自分自身の弱みを晒してもいいと思えるような友人ではなかった。
シリウスがハリーへ言った通り、大半の生徒はハリーのことはどうでもいいと思っているのだろうと理解している。普通に日々を過ごし、自分の友人が無事でさえあればそれでいい。その感覚を責めることは誰にもできない。理屈の上では。
感情は、理屈を容易く踏みにじる。二年生の時も四年生の時も、怪しいと言うだけでハリーに白い目を向けてきた挙げ句スリザリンまで一緒くたにして悪く言っているような人たちを信頼できるわけもなかった。理屈と感情は別の話で、頭では理解できたとしても、納得はできないのだ。
ハーマイオニーの瞳にはSPEWの時と同じ熱意があった。本気であるだけにタチが悪いとハリーは思った。
「貴方の経験と知識を皆に還元することは意味があるわ!……貴方を信じてくれる人が増えれば増えるだけ、私達を支持してくれる人の輪を広げることになる。夏期休暇に入る前にダンブルドアの話を聞いたでしょう?」
ハーマイオニーの言葉には熱が籠っていた。本気で勝つために言っている人間には熱がある。しかし、対するハリーはどこまでも冷めていた。
「ヴ……ヴォルデモートの狙いは『分断と対立』よ。こんな時だからこそ、味方の数を増やしていかなければ勝機はなくなってしまう。……それに、貴方から話を聞いて、自主的に訓練をすることには意義があるのよ。皆が、何の備えもなしにいきなり危険に巻き込まれる可能性はグッと減るの」
「ヴォルデモートが本格的に活動を再開して世間が闇に包まれてから対策をしても遅いのよ。そうなってから訓練をしたって、材料のない大鍋に水をそそぐだけよ。私達は、反抗できる材料を皆に提供するの」
ハーマイオニーはそう力説した。
「そうやってはじめて、皆が闇の魔法使いに対抗できるようになる。……ハリー、決心をしてください。この中で最も実戦の経験がある君にしか出来ないことなんですよ、これは!」
(でもそれじゃ足りなかったんだ、アズラエル。それだけじゃ、ヴォルデモートには通用しなかった)
喉元から出かかった言葉をハリーは飲み込んだ。ヴォルデモートに対抗できないのはほとんどの魔法使いがそうで、ハーマイオニー達が議題に挙げているのはクラウチJr.やドロホフのようなデスイーターが相手の場合だった。
(取り巻きのデスイーター達との差を埋めるためなら、確かに計画は有効かもしれない)
(……だとしても、他人を巻き込む?僕が教師?ありえない)
ハリーが護れるのはよくてもデスイーター、それもデスイーター一人が相手の時までだと自分を評価する。
万が一セドリックやクラムのように、闇の魔術以外の能力を鍛え上げた精鋭のデスイーターが相手なら、仲間を護れる確率はぐっと減る。
「君達は僕が前に言ったことを聞いてなかったのか?」
「死ぬかもしれないことに人を巻き込んであれこれやるなんて、正気じゃない。この計画も……」
ハリーは羊皮紙に纏められた計画書を読んでから言った。
「……確かに理屈は通ってる。レベルを上げて、集まってる子達のレベルに合わせてより高度な訓練を積んでいけば強くはなれる。でも」
「どれだけ強くても戦えば死ぬときは死ぬ」
それがわかっているのか、とハリーは言いたかった。ザビニもロンも目を背けたが、アズラエルとハーマイオニーは目をそらさなかった。
「それがなんだって言うんですか?」
アズラエルはハリーに一歩も怯まないどころか、噛み付き返した。
「もうファルカスは居なくなってしまったんです。これから同じことを繰り返さないために、僕らは尽くせる手を尽くさないでいられる状況じゃない。そうでしょ?」
「それは理解しているよ。……でもね、無関係の人を巻き込んでことを大きくするのはいい作戦とは言えない」
「そうですか?別に個人で集まって勉強会を開くのは悪いことじゃありません。スリザリンにだって、純血主義を学ぶ会がありますからね。どんなサークルを作ろうと生徒の自由は尊重されるべきです」
「えっ?」
「何だそれ?」
アズラエルはペラペラと舌を回した。ロンとハーマイオニーは突如明かされたパワーワードに心を奪われて会話についていくのを中断する。ハリーは内心でアズラエルに対して驚嘆した。
(……もしかして、この夏の間ずっと考えていたのか……?)
「集まってくれた人達に、『僕らに従ってくれ』なんて強制するつもりはありません。僕らはデスイーターとは違うんです。ええ、クリーンにやっていくつもりですよ」
(……ま。僕は招き入れた人材が逃げられないように手を打ちますけどね。リーダー格を唆せば、おまけの人たちは引っ張ってこれます)
アズラエルは内心の言葉を言い切らずにハリーに断言した。
人間というものは、『自分の責任』というものから逃げたい。一人一人になれば正常な判断が出来たとしても、集団のなかで発言力のある人間が賛同していれば、そちらに流されやすくなる。その方が楽だからだ。
『自分』ではなく、『リーダー』が決めたことだし仕方がない。『自分』は悪くないと、人は無意識で考える。強権的なリーダーを疎んじる一方、自分がその立場に立ちたくはない。
ハリーをリーダーに立てた時の自分の行動を省みて、アズラエルはそう自己分析していた。今度はそれを勧誘に活かしてみようと考えている。集団の中でも人望があり優れていて、誘いに乗ってくれそうな人物にアズラエルは心当たりがあった。
「勝ち目のない戦いに挑むときは戦力を整えるべきです。はっきり言って、僕らだけでなんとかなると思っているのなら甘い考えです。戦力差がある以上、少なくとも敵ではない人々を今のうちに味方に引き込んでおくことは意味があります。……友達に杖を向けられる人間はそうは居ませんしね」
ハリーはアズラエルの言葉に何も言わなかった。アズラエルはそれを肯定と受け取った。
「ハーマイオニーはそれをやろうって言ってるんですよ。目先の感情論で戦力の増強をしないのは、長期的に見たら不利な判断ですよ?」
「最後の台詞は全部ハーマイオニーに言われたことじゃねえか」
ザビニはすかさずアズラエルにつっこんだ。ハリーとしては、四人が人の命を巻き込むことの重さを考えているとは思えなかった。
(……簡単に決断できるわけがない……)
「僕が教えるからってついてきたい人間がいるとは思えないな。友達でもないやつにわざわざ教わりたい生徒なんて居ないだろう。先生に聞けばいい」
ハリーが口に出したのは消極的な否定だった。
(さっきよりトーンダウンしてやがる!)
ロンは思わずザビニに目配せする。ザビニはわーったとロンにアイコンタクトを送り、ハリーに言った。
「……お前さ。五年生になる今年になってそれは無理だってわかってて言ってるだろ。今年はowlだぞ?」
ザビニはここですかさず攻めた。
「一年二年までなら、わからないことを尋ねるのはまぁまぁ問題ねえ。選択科目が増えた三年も選択科目のことを聞きに行くのは問題ねえ。……でも五年にもなってエクスペリアームスのことを聞きに行ける生徒は居ねえだろ?」
「……いや、エクスペリアームズなんて基礎も基礎だろう……?」
ハリーは盲点をつかれたかのように言う。今さらエクスペリアームズの話をされるとは思わなかったのだ。
「決闘クラブでは、な」
ザビニは自信ありげに胸を張った。
「そもそも決闘術に興味がねーとか、DA自体が毎年教師の変わる糞科目だとかいう理由で真面目にやらねーやつは一定数いる。去年一昨年と当たりの教師が続いたけど、基礎までやろうってやつは実はすくねー」
「……だから今年は、決闘クラブに来ようって生徒は多いはずだ。俺とハーマイオニーはそいつらを勧誘していく。部活が終わった後でな。それなら部の倫理には違反しねえ」
ザビニは整った顔に自信を漲らせていた。
「君まさか、女子を口説くチャンスだとでも思っているんじゃないだろうな」
ザビニはハリーの言葉に、意味深に笑った。
「今年は多いはずよ。より深く勉強したいと言う生徒が」
ハーマイオニーはすかさず言った。
「魔法族の子供は、マグルの居住区域では魔法を使えないから休みの間に魔法の練習ができなくて、どうしても腕が落ちるわ」
「いつもの事だろう。皆対策はしてる」
ハリーの言葉に、ザビニは無言で首を横に振った。
「世の中勉強熱心なやつばかりじゃあねぇんだ」
「今年は遅れを取り戻したいって子達は多いはずよ。私達の世代は特にね」
ハリーは四人の説得に対して、ついに頷きはしなかった。ザビニは去り際に、ポツリとある言葉を漏らした。
「……あ。それとこれは独り言なんだけどよ。ハーマイオニーとアズラエル……あとルナとコリンには転入生のことを教えとくぞ。コイツらなら心配は要らねーだろ」
「なっ……」
絶句するハリーを振り返らずにザビニはハリーの部屋の扉を閉めた。その瞬間、ザビニの顔には勝ち誇ったような笑みが浮かんでいた。
***
「ハリーはかなり怒ってたな。最悪、俺たちだけでやることになるのか?」
四人はロンの部屋に集まり反省会を繰り広げていた。ロンはハリーが協力してくれないのではないか、と不安を見せる。
「まぁ心配は要らねーだろ。ハリーも来るぜ」
「何でそう言いきれるんだよ」
ロンに対して、ザビニはかなり楽観的だった。
「ハリーが本気で俺たちを止めたいなら簡単な方法があるぜ。『君たちがタイマンで僕に勝てたらやってもいい。ただし、僕に負けたらやめてもらう』って言えばいい。この中でハリーに勝てるって自信もって言えるやつは居るか?」
「舐めんな、勝つ」
ロンは引かなかったが、アズラエルとハーマイオニーは渋い顔だった。単騎での戦闘力で突出していたからこそ、教師役にハリーを推したのだ。
魔法界で強いだけの人間は尊敬されないが、ハリーのように実績を伴ったうえでその強さを見せた人間となると話は変わる。シュラークやコリンのように魅了される人間もいると、四人は読んでいた。
「……な。ハリーもそうは言わねえってことは、俺たちの考えに乗り気ってことだ。心の底の底の奥ではやりたいんだよ、あいつも」
「じゃあ何でそう言わねーんだよ」
「……まぁ理由の半分はお前のせいだろ」
ザビニはロンを指差した。
「え、俺?」
ロンはキョロキョロと助けを求めるようにハーマイオニーとアズラエルを見る。が、アズラエルは目をそらした。
「そーだよ!お前一年の時からハリーと付き合いあるくせに四年の時肝心なとこで裏切りやがって!あんなことをされたら誰でも人間不信になるわ!」
「えっ、あっ、いや……あれはほら……仲直りしたじゃん……?」
「……やった方は忘れてもされた方は残るもんなんだよ。なぁアズラエル?」
「えっ?アズラエルもハリーに何かしたの?」
「ちょ、僕はもう時効ですよ、時効!」
ハーマイオニーがワクワクと目を輝かせてザビニに問う。四人はぎゃあぎゃあと騒ぎながら、DAの計画をさらに詰めていった。
***
メタ的に言うとDAがないと……というか鍛えないとネビルが成長しないんですが。
悪い評判のあるハリーにネビルが近寄るかという問題があります。
うーんこれはどうしたものか。
ちなみにハリーが仲間を増やしたくないのにもハリー本人に自覚がないだけで深層心理では理由があります。
信頼度の低い仲間はプロテゴ ディアボリカ(悪魔の護り)を使ったときに殺してしまうからです