光陣営
本作における闇陣営に対抗する勢力の総称。
魔法界における闇陣営とは巨人族のように公的に交流を持たない種族や、法律に反する密猟者などの犯罪者を指す。
本来それに対抗すべきは権力機関である魔法省であるべきなのだが、ここで一つ問題が発生する。
魔法族であれば誰もが(訓練すればそれなりに)魔法を使え隠蔽のための魔法も充実している世界観であることである。
魔法族同士ですら、オブリビエイトに熟達していれば犯罪行為の隠蔽は用意なのである。
魔法族の総数は少なく、魔法族同士ではなくマグルとの婚姻も公的には推奨されているため、魔法省という行政組織だけで闇の魔法使いを取り締まることは極めて困難である。
そのため魔法界においては自衛行為はマグル世界のそれよりは推奨される傾向にあり、グリフィンドールの英雄的行為、スリザリンの規則違反が許されることもある。社会的正義のための規則違反であれば(仕方なく)黙認される傾向にある。
いわゆる村社会である。
とここまで書いたものの、後述する光陣営や魔法省の存在がなければマグルの被る被害は作中1996年時点の比較にはならないだろう。秩序機構とそれではカバーしきれない組織の存在によってかろうじて善性が保たれているのである。
ホグワーツ教授・職員陣
伝統的にホグワーツ校長との面談によって採用される。ホグワーツ教授は教師であると同時に、その分野において功績を成し遂げたスペシャリストであることも条件の一つとされる。そのため、その分野であれば戦闘を生業とする闇祓いやハンターを凌駕する知識と戦闘力を有するマスタークラスの存在も多い。
毎年魔法界において一定の性質を持つ人材を輩出する機関だが、ここで一つ問題が発生している。
ホグワーツの『教授』に就任するために、マグルで言うところの教員免許は不要なのである(ソースはルビウス・ハグリッド教授や臨時教師たち)。
平然とマグル出身者に対してアカデミックハラスメントを行なうセブルス・スネイプが教授であり寮監督である時点で、魔法族全体としてマグルとは根本的に価値観が異なるとみて間違いはないだろう。
アルバス・ダンブルドアの面談によって採用されるが、闇の魔術に対する防衛術(DADA)だけは採用中に起きる数々の不祥事からなりてがおらず、魔法省から派遣される代行の教師が頼りになることも多い。
校長……アルバス・ダンブルドア
副校長……ミネルバ・マクゴナガル
森番……ルビウス・ハグリッド
校医……ポピー・ポンフリー
管理人……アーガス・フィルチ
司書……イルマ・ピンス
他、各教科担当者。
アルバス・ダンブルドア
王。にならなかった男。
校長兼不死鳥の騎士団団長。
光陣営の最大戦力にして孤独な暗躍者。
善人として行動するにも関わらずその持てる力があまりにも強大でありすぎたために警戒され、計画の変更・修正を余儀なくされた。
本作でもドラコ・マルフォイやブレーズ・ザビニにも手を差しのべるなど、人間の持つ善性を信じ弱い立場に居る人間を庇護するその姿勢こそ最大の特徴なのだが、時代が時代だけに持てる力のみに着目されてしまいがちで、校長の真意たる『優しさ』に気付く人間は少ない。
ハリー・ポッターの魔法使いとしての器の崩壊に誰より心を痛め、これ以上のハリーの堕落を防ぐため焦りを抱えている。
ミネルバ・マクゴナガル
ホグワーツの屋台骨。
副校長兼グリフィンドール寮監。変身呪文教授。オーダー。
アルバス・ダンブルドアにもかつて師事し、その持てるコンジュレーションの技法を受け継いだアルバスのコンジュレーションの正統後継者。
教育方針はアルバスより厳格だが、時折見せるお茶目な素とクィディッチにかける情熱から多くのグリフィンドール卒業生から愛されている。
オーラー達からはステューピファイ集中砲火を受けて入院していたが、子供達に元気な姿を見せるため復帰。暗黒時代の到来によって不安に満たされるホグワーツを明るくした。
ハーマイオニー・グレンジャーやロン・ウィーズリーが試験を突破したときは祝杯をあげた。
ハーマイオニー・グレンジャーやセドリック・ディゴリーにとっての師である。
セブルス・スネイプ
疑惑多き問題教師。
スリザリン寮監。薬学教授。オーダーでありデスイーター。
他者に誇れるわけもない経歴を持ち、ダンブルドアの承認と純血派閥の後ろ楯がなければ教授になれるはずもなかった人材。薬学博士としての腕は一流であり誰もが疑わないが、教師としては二流とあのドロレス・アンブリッジすら内心で評価した。
ダンブルドアの命令によりハリー・ポッターへオクルメンシーを指導し、ハリーにその基礎を叩き込んだが自身が持つ過去を乗り越えることはできず破綻した。
その結果、在学中に生徒を闇に導いたという不名誉を被ることになった。
フィリウス・フリットウィック
決闘のスペシャリスト。
レイブンクロー寮監。呪文学教授。決闘クラブ顧問。
呪文学教授として生徒達に分け隔てなく接し、大勢の生徒がowlを突破できるように指導した。
寮監のセブルス・スネイプとの折り合いが悪いハリー・ポッターにとって実質的な師。独学で突き進んでいたハリー達に基礎を教え直し、現在に至るまでの土台を作り上げた。
それだけにハリー・ポッターの痛ましい変貌ぶりには心を痛めている。
ハリー・ポッターやシュラーク・サーペンタリウスの師にあたる。
ポモーナ・スプラウト
当然白菜も使える。
ハッフルパフ寮監。薬草学教授。
ホグワーツの温室管理を一手に引き受ける生命線。薬学教授のセブルスが人付き合いが悪いため、薬品の調合に必要な魔法生物(素材)を管理できるハグリッドとのやり取りはポモーナやポピー・ポンフリーが間に入ることも多い。
公平を第一とするハッフルパフの寮監にふさわしく、薬草学に秀でるネビル・ロングボトムや、薬草学に興味があるミカ、オルガ等にも隔てなく接し彼らを導いている。
ネビル・ロングボトムの魂の師である。
ルビウス・ハグリッド
ホグワーツの森の守護者。
魔法生物飼育学教授にして森番。オーダー。
ダンブルドアの命令を受け、年度の半分を対ヴォルデモートのために巨人族との交渉に費やす。その過程でオリンペ・マクシームと行動を共にしたものの、戦友であってもパートナーにはなれなかった。
この二次創作においてはハグリッドが半巨人であることは明らかにはなっていない。グロウプを保護していた件は、『ダンブルドアの命令を受けて反魔法省組織結成のために巨人を招き入れた』という罪状になっていた。
ダンブルドアの復権と共に彼の名誉も回復し、スクリュート共々ホグワーツへと帰還した。
この二次創作においてはスクリュートの飼育も魔法省の指示によるものであるため、あらゆる二次創作の中でもトップクラスに遵法意識が高いハグリッドとなっている。
ルナ・ラブグッドらの師にあたる。
シビル・トレローニ
真の預言者は社会から迫害を受ける。
占い学教授。
真の預言者としての才能を持つ。実は彼女の発言は結果的にではあるが当たることもあり、真の預言者としての才覚は後述するフィレンツェより上である。
しかしながら、実は彼女自身は己の魔女としての才覚に対して劣等感を持っており、アンブリッジの査察においては心の弱さを露呈した。酒浸りになりながら勤務する勤務態度はますます教師としての資質に疑問符をつけられることになり、生徒達のほぼ全てから同情されるほどに追い詰められてしまった。
ダンブルドアの復職後はフィレンツェとともに業務を兼任している。
尋問官親衛隊となったハリー・ポッターを敵視している。
ラベンダー・ブラウンやパールヴァティー・パチルの師である。
フィレンツェ
人間の世界に馳せ参じたケンタウロスの異端児。
占い学教授。
禁じられた森に済むケンタウロスの一族。ハリー・ポッターとなにかと縁があり、要所要所で彼やその仲間を保護した。
ケンタウロスの一族からは人間との関わりを反対されたものの、一族を護るためにダンブルドアに荷担することを決めた。
人間ではないがかなりの美貌を持ち、女子生徒からの受けはかなりよい。そのためシビルから嫉妬されることもあるが、本人は風のざわめきとして聞き流しながらシビルの預言の才能を楽しんでいる。
ある時曖昧な言動でオルガ・ザルバッグに伝説上の英雄ケイローンのように敏速(高速移動)のコツを指導した。理解力の高かったオルガは高速移動のコツを掴み、アキレウス風オルガとなった。
オルガ・ザルバッグの師である。
ポピー・ポンフリー
手早く処置する歴戦のヒーラー。
校医。資格持ちのヒーラー。
ホグワーツ生が運び込まれるのは毎度のことではあるが、ハリーが入学してきてから物騒な怪我が増えたことに心労が増している。
ハリーに関する懸念が的中するなど読みも鋭い。
ヒーラーとして確かな実績と実力を持ち、発狂したロンですら治癒した。
危篤状態にあったミネルバ・マクゴナガルはホグワーツの設備では治療しきれないと判断し即座にセント・マンゴへの移送体制を整えるなど見切りも早い。
たった一人で千人近いホグワーツの人員全ての治癒を担当するという彼女の負担は他の教授陣に負けず劣らず重い。
ダフネ・グリーングラスの師にあたる。
アーガス・フィルチ
ホグワーツ唯一のアンブリッジ支持者。
管理人。
スクイブである自分自身に自信が持てずひねくれた性格のまま管理人となり、双子や規則違反者との鬼ごっこに明け暮れる日々を送る。
双子からは競争相手として対等に見られていたが、当のフィルチからは仕事を増やす悪魔としか思われていなかった。
体罰容認派の悪人であり、自分の願いを聞いてくれたドロレス・アンブリッジこそホグワーツ最高の校長だったと信じている。
不死鳥の騎士団(オーダー)
アルバス・ダンブルドアによって設立された私設武装組織。その目的は魔法省が考えるような国家転覆……ではない。
活動方針としては闇の帝王ことヴォルデモート並びにその支持者である純血主義者、デスイーターに対しての自衛。そしてデスイーターの標的であるマグルの保護を目的とした組織である。
最終目的はハリー・ポッターの組織する裏の集会と同じくヴォルデモートの打倒だと信じる構成員もいる。
本来、秩序の維持を目的とする魔法省とは協力体制をしいて魔法省の手の回らない弱者を保護する筈だった。しかし、コーネリウス・ファッジの暴走によって大きく後手に回ってしまう。
組織の構成員はアルバス・ダンブルドアの承認によって認められる。そのため、実質的にダンブルドアの私兵のような形になる。魔法省の危惧はその点においてだけは的中してしまっていたと言える。
組織の常として構成員の中にはデスイーターであるセブルス・スネイプ、軽犯罪者のマンダンガス・フレッチャーなどがおり決して清廉潔白な人間ばかりではない。
構成員の主戦力となっているのはムーディ、キングズリー、トンクスら魔法省に属する、あるいは所属したオオーラーや魔法省職員達であり、魔法省の誇る教育システムが個人レベルにおいては悪いものばかりではないことを示している。
団長……アルバス・ダンブルドア
実働部隊総指揮官……アラスター・ムーディ
活動拠点(現在の本拠地)……グリモールド・プレイス十三番地
メンバーのうち、ホグワーツ教授陣については記載を割愛。
アラスター・ムーディ
老いたかつての最高戦力。
実働部隊総指揮官。元闇祓い。
後述する魔法省に潜伏しているオーダーのメンバーについても、ダンブルドアから言伝てを預かっておりオーダーであることを認識している。
物体を透過して隠されたものを見通す魔法の義眼を持つ。透明マントや透明化の魔法はムーディには意味を成さない。
魔法の目で焦点を合わせるにはコツが必要で高い反射神経を必要とするが、長い監禁生活のせいで激しい戦闘の際には目標を見失うこともある。
自身も透明化の魔法が使え、ステルス戦法にも長けている。が、過去の実績から自分が敵のヘイトを買っていることを見越して仲間を護るためにあえて姿を晒して戦ったりもする。仲間を護ろうとすることが最大の長所であり弱点。
ハリー・ポッターのことはその危うさから警戒しつつも若者として、護るべき次世代でありかつての仲間の忘れ形見と思って気にかけていた。しかし、過酷な経験を経てハリーが魔法族としての資質の大半を戦闘力に費やしてしまっていることを知り、ダンブルドアがそんなハリーを放置している現状を知った。
ダンブルドアとの付き合いが長く、ダンブルドアの良い一面も悪い一面もよく知ってきるアラスターはハリーがダンブルドアに利用されている可能性と、ダンブルドアがハリーを利用せざるを得ない状況にあることに勘づく。
自分を除いたオーダーの仲間全員、魔法界すべての善人と罪のないマグルの命と、ハリー一人の人生を天秤にかけハリーを利用してでもこの腐った戦争を終わらせる決意をした。
ニンファドーラ・トンクスをはじめとした若い次世代の魔法使い達に触れて若者に期待した老兵に待っていたのは、若者のさらに次の世代のためにいまの世代の若者を犠牲にする地獄の時代だった。
キングズリー・シャックボルト
判断力に長けた騎士団の主力。
黒人。現役の闇祓いであり、マグル首相の護衛を任されるなど極めてその能力は高い。オーダーの会議の場では皆にその危険性を周知徹底するためにピーター・ペディグリューについても議題に出した。
以前の内戦においてはオーダーの一員ではなかったが、リリーとは面識があった模様。
セイクリッドトゥエンティエイト(神聖なる28の一族)だが本人はそれを言われることを否定している。
ニンファドーラ・トンクス
悩み多き若きオーラー。
天才肌の現役のオーラー。メタモルフォーガスであり、杖なしで自分の容姿や身体の一部分を操ることができる。
母親のアンドロメダが(駆け落ちしているとはいえ)反社会組織の親族であったにもかかわらず闇祓いへと就職できた辺り、魔法族は現実社会よりもよく言えば寛容であると言える。
地味にスネイプ教授の時代に闇祓いになっていることから、owlの魔法薬学の試験をOで突破したことになる。
この事から、スネイプが指導した期間内に闇祓いやヒーラーとなれた者は薬学においては過去の世代より勝っている可能性がある。そのため、ムーディの計らいで薬学は不馴れなリーマスと組まされることもある。
穏やかなリーマスのことが気になっているが、塩対応を繰り返されとても傷ついている。
シリウス・ブラック
地獄を生きる名家の当主。
魔法省職員。
純血一族とも交流を保ちながらハリーの保護者をしていたが、ファッジの態度に激昂。それまでの部署からアーサーの部署に左遷されていた。
最終的には魔法省がヴォルデモート復活を認めたことでアーサーともども出世し異動となった。
妻のマリーダとの間に跡取り候補のジェームズ・リーマス・ブラックが生まれ、名実共に父親となる。それと同時にハリー・ポッター世界における最大のデバフとなる父親罪を背負ってしまう。シリウスの地獄はまだまだ続く。
過去の過ち(スネイプの最悪の記憶についてはハリーは明かしていないが、リーマスを使いスネイプの排除を目論んだ件)でハリーとの関係は冷え込んだが、息子のジェームズが生まれたことでハリーが折れ、その件について触れないままブラック家に地獄が訪れた。
ルシウス・マルフォイとの決闘はシリウスにとっては何の感慨も抱かないものだった。戦闘に対する高揚感はなく、あるのはハリー達を案ずる心と言い様のない不安感だけだった。その懸念は最悪の形で的中した。
ハリーの闇堕ちと自殺未遂、そして預言の真実を知り、ハリーの心身を保つために何とか一時的にでも戦争から遠ざけたいと強く願っている。
リーマス・ルーピン
信頼厚きウェアウルフにして魔法使い。
職業不定。現在はオーダーの一員としての救助活動や、ウェアウェアのコミュニティへの潜伏活動を行なっている。
本作におけるウェアウルフ達はシリウスの尽力の結果として反人狼法が阻止され、原作ほどには扱いは悪くない。
しかし、デスイーターの主力が大量逮捕されフェンリル・グレイバックが台頭してくると世間の風向きは一気に反人狼に傾き始めている。世間をよく知っているリーマスはその現実に一種の諦感を抱き、自分自身の幸福を諦めている節がある。
トンクスから寄せられる好意に気付いてはいるが、答えるわけにはいかないと自分の本心から目をそらして自分を戒めている。
ピーター・ペディグリューのことは出来れば始末したかったが、シリウスと同じように学生達の保護を最優先とした。
アーサー・ウィーズリー
地獄に脚を踏み入れた父親。
魔法省職員。
じつは当初のプロットではオクルメンシーをハリーが半端に習得していたことでアーサーの危機に気付くことができず、アーサーは命を落とす予定だった。
当初のプロットよりもハリーの心身が不安定で原作同様にナギニの身体でアーサーを目撃したことからアーサーは一命をとりとめた。
闇の魔術に対する嫌悪感は人一倍強いが、デスイーターやヴォルデモートを排除しなければ自分達家族や魔法界、ひいてはマグルの世界に未来はないことからハリーの闇堕ちを見てもハリーを支えると決めた。
フレッドとジョージが発明オタクになったのはアーサーが興味本位で買ってきたマグルのガラクタ(モリー視点。実際には電池稼働の玩具)を魔法を使って動かしたことがきっかけ。
ドロホフのことは殺しても構わないほどに憎んでいた。
モリー・ウィーズリー
最強の母。
主婦。
じつは当初のプロットではアーサーが死亡しブチギレたモリーが神秘部の戦いでベラトリクスを撃退する筈だった。
オーダーの本部では主にマリーダの話し相手となり、はじめての出産で不安なマリーダを献身的に支えた。
闇の魔法使いであるドロホフに身内の双子を殺された経緯から闇の魔術への嫌悪感は人一倍強く、ヴォルデモートの力を持つハリーに対しても好意的ではない。
しかし、ハリーがドロホフを殺害し兄弟の仇を取ったことでハリーを認めるべきかどうか考えあぐねている。
個人として心情的にはハリーに感謝したいが、子供達への教育の手前認めるわけにはいかないという親心とのせめぎあいとなっている。
ビルやパーシーに勉強のやり方を指導したのはモリー。学生時代はハーマイオニーやマクゴナガルのような優秀な生徒だった。
ブロデリック・ボード
無言のまま退場する運命。のはずが……?
神秘部に所属する無言者。ニーズルのアニメーガス。
ルシウス・マルフォイからインペリオを受けて神秘部に突入してしまい、セキュリティによって一時的に人格を喪失するほどの重傷を負う。
原作ではそのまま闇陣営の送りつけた悪魔の罠にかかる筈だったが、本作ではネビル・ロングボトムのお陰でハリーが悪魔の罠に気付いて一命をとりとめた。その後はセントマンゴのヒーラー達がその誇りにかけてボードを護っている。
現在、意識を取り戻し復活の兆しがある。リハビリ中。
アバーフォース・ダンブルドア
過去を知る者。
バーの店長。
先の内戦からオーダーの一員ではあった。修羅場ではなく主に後方支援を担当しており、現場に姿を出すことはない。
アルバスに対する一連の世間の動きを複雑な心境で見守った。思っていたよりも楽しくはなかったらしい。
マンダンガス・フレッチャー
騎士団の汚れ役。スラムダング。
自他共に認める小悪党。ダンブルドアに窮地を救われたことから改心しようと一度は試みるも、結局改心の気持ちが続かなかった。
開き直って小悪党なりに情報を収集し、小さな悪事(主に窃盗)を働きながら色々な組織の情報を収集している。
マリーダ・ブラックはブラック家の資産をダングに渡すつもりはなく、ダングが盗んだ屋敷の物品は全てマリーダが自費で用意したもの。判ってはいたがマリーダはキレた。
パーシー・ウィーズリー
裏切り者のウィーズリー。
この二次創作においては原作よりハリーとの交流があり、クラウチの死の真相を知ったことを契機に、かつてのクラウチのような人間が不幸に落とされることを防ぎたい、家族を護りたいと父や母にも内緒でオーダーへ加入した。
父親との口論はカモフラージュのためでもあったが、半分は本音。そのためドロレス・アンブリッジとは当初良好な関係を構築し、伝手のないパーシーはドロレスを信頼していた。
ダンブルドアの命令に従いファッジや官僚チームを護衛していたが、次第にファッジの現実を無視する姿勢に我慢が出来なくなり、少ない休みを使って大量脱獄の真実を探るべく調査を開始。
脱獄がディメンターによる手引きがあったこと、ディメンターをドロレスが操りハリーを襲わせたことをベリタセラムによって知る。
自白薬の調合はかなりの高難易度だが、スネイプが教授だった時代にowlでOを取得した腕は健在でベリタセラムは効果を発揮した。
協力者のオードリーに真実を託し、アメリア・ボーンに期待したパーシーを待っていたのはファッジによる魔法運輸部への左遷だった。アメリアの動きを知ったファッジはパーシーを裏切り者と見なしたのである。
左遷された後もパーシーは地道に職務を遂行していたが、アメリア・ボーンの訃報を知った。パーシーは失意の中オードリーに酒を奢られた。
ディーダラス・ディグル
オーダーの古参メンバー。魔法使い。
先の内戦からの生き残り。ハリーを護るために派遣された護衛の一団に参加した。
エルファィアス・ドージ
ダンブルドアの旧知。
ダンブルドア世代であり、古い時代をよく知る生き残り。ザビニの家族やアズラエルの家族を護衛する任務をこなしている。
ハリー世代で言えば、ダンブルドアにとってドージはコリンのような立ち位置だったのではないだろうか。
今も昔もダンブルドアを支えられなかった自分を悔やんでいる。が、一貫してダンブルドアを守り支え続けるその姿は端から見れば友情に他ならないだろう。
スタージス・ポドモア
忘れ去られた男。
この二次創作の作者からも回転先生からも忘れ去られた男。インペリオにかけられ神秘部に突入してしまい、不法侵入の罪で起訴されアズカバンに収監されている。ダンブルドアの復権後は恩赦がなされていると思いたいが、ワンチャン裏切られたと思って放置されている可能性もある。
ウィリアム(ビル)・ウィーズリー
長男っていうのは手本になるために生まれてくるものなのだ。
グリンゴッツ職員。ウィーズリー家が誇る天才。
バグマンがハリーの勝利によって借金を全て返済したため、地味に少しだけ出世した。
ただしバグマンはその後グリンゴッツとは無関係に賭けで借金を作り逃亡している。
ハリーをして感嘆する容姿の良さと才覚、そしてユーモアを交えた性格の良さを併せ持つ。グリンゴッツ職員として勤務する傍ら、ボーバトン出身のフルール・ドゥラクゥールと交際を始めた。
英国人とフランス人ということもありジニーやモリーは快く思っていないが、ビルとフルールの愛はそんなことでは挫けないらしい。
チャールズ(チャーリー)・ウィーズリー
炎に対抗するスペシャリスト。
勇猛果敢なドラゴンライダー。
ルビウス・ハグリッドが手放したノーバードを相棒に世界を飛び回りながら外国の魔法使いにヴォルデモート復活を話し、協力を要請している。ハグリッドからホグワーツにいる魔法生物好きな後輩について話を聞いているが、ドラゴン好きな後輩の登場はまだまだ先の話らしい。
ドラゴンの炎に対抗するために対抗魔法を習熟していった結果として、並の闇の魔法使いが放つ悪霊の火やプロテゴ・ディアボリカであれば彼一人で対処できる。
ヘスチア・ジョーンズ
正義感の強いオーダーの魔女。
以前の内戦の際にはいなかった、今回の内戦からの新規加入組。正義感が強く、ハリーがダーズリー家であまり良い扱いを受けていないことを快く思っていない。
フルール・ドゥラクゥール
愛のために参戦したフランスの才媛。
英国魔法界に対しては何の義理もないが、ビル・ウィーズリーと愛を育んだことでオーダーへの参加を決意した。
フランス最高レベルの魔法の腕は健在だが、容姿の良さゆえに目立ちすぎるのが時に仇となるため振り分けられる任務は慎重に選ばれている。
セドリック・ディゴリー
フレッド・ウィーズリー
ジョージ・ウィーズリー
詳細は前話に記載。それぞれ正義感や義憤、家族を護るためなどの理由から卒業後はオーダーに加入。
マリーダ・ブラック
運命を知った仮親。
シリウスの妻。オリジナルキャラクター。
茶髪の魔女。スリザリン出身。無事第一子を出産したが体調不良となり高熱で寝込む。寝込んだその日に神秘部の戦いが起き、ハリーの過ちや運命を知る。
本人はかつての内戦時は子供だったが、スリザリン出身者ひいては戦争時代の人間らしく、身内であるハリーやシリウスの生存を第一とし、それ以外の敵に対する非人道的行為に関しては一切を黙認することに決めた。
クリーチャーに息子のジェームズに対する純血思想教育を抑えるよう命令している。クリーチャーはマリーダの前では従う。
バナナージ・ビスト
決闘クラブ出身の育ちがいい男。
国際魔法連盟職員。黒髪の魔法使い。ハッフルパフ出身。オリジナルキャラクター。
マリーダの結婚によってハリーとは遠い親戚ということになった、ハリーの三つ上の先輩。ダンブルドアの言葉を信じてオーダーに加入した。国際魔法連盟に所属し、ダンブルドアへの支持と有事の際の協力を訴えている。
国際魔法連盟の面々は英国魔法界における根の深い対立構造を疑問視している。
『しかしねぇ……バナナージ君。お若い君に政治のことなど判らんだろう』とはぐらかす者。
『話は理解した。つまりホグワーツが問題の温床と言うわけだ。いっそ問題が起きてからそれを口実にホグワーツごと解体してしまった方がいいのではないかね?』という声も一定数聞こえた。
ホグワーツ出身でホグワーツに対する愛着があるバナナージにとって、ホグワーツという環境そのものが異様とされたことはわかってはいたもののカルチャーショックだった。
魔法省
18世紀から続く英国魔法界における統治機構。七年ごとに、選挙によって選出された大臣が魔法界における諸問題に対応する。
先の内戦(第一次英国魔法戦争)においては重要な役割を果たし、少なくない数のデスイーターを捕縛または殺害し闇陣営に打撃を与え続けた。
しかしそれは、アルバス・ダンブルドアの武力あってのことだとほとんどの魔法使い達は気付いており、末期にはその社会的信用や統治機構としての能力は見る影もないほどに疲弊していた。
1995~1996年においては、『死んだにも関わらず甦った』『最強最悪の闇の魔法使い』に対応するという責任を果たすことを放棄し、統治機構としての義務を半ば放棄していた。
魔法大臣
コーネリウス・ファッジ→ルーファス・スクリンジャー
魔法法執行部部長
アメリア・ボーン→パイアス・シックネス
闇祓い局局長
ルーファス・スクリンジャー→パリストン・トンプソン
コーネリウス・ファッジ
偽りの平和主義者。
彼の政治的失点に関してはもはや語るまでもない。そのためここでは政治的『功績』について触れたい。
ファッジは1990年からミリセント・バグノールドの後に大臣に就任した。戦争期間~戦後処理を請け負ったファッジに対して民衆が求めたのは平和の維持と経済的発展であり、ファッジはこの要望に対してはよく答えた。誰も戦争を蒸し返したくはなかった。たとえ元デスイーターの一派に思うところがあったとしても、もう誰も闘いたくはないほどに疲れきっていたのである。
つまり、ファッジは民衆に求められた役割は果たしていたと言える。少なくとも就任してからしばらくの間は。
ファッジは純血主義を利用しルシウス・マルフォイから金銭的援助を引き出した。しかしそれと引き換えにルシウスに付け入る隙を与え、役人達をインペリオによって支配され、魔法省内部に闇陣営に対する造反者を作り出す余地を与えた。
コーネリウス・ファッジが後の世にヴォルデモートに勝利をもたらした忠臣(皮肉)として名を残すか、それとも、光陣営にとっての戦犯として名を残すか、それとも、今後の働きによって個人としての名誉を回復するかは今は誰にもわからない。
ただひとつだけ確かなことは、ファッジの政治家としての評価は平和を維持した前半部のそれではなく、1995~1996年の間における対応に終始するということだろう。
ドロレス・アンブリッジ
道を誤ったスリザリンの怪物。
デスイーターではないにも関わらずベラトリクス・レストレンジと同程度の嗜虐趣味を持つ。猫好きだが飼うのは面倒臭いらしい。
パーシーや本作におけるハリー、フィルチなど、自分に対して従順な相手には良く対応する。しかし、弱い立場に居る人間に対する残酷な行動によって自分の立ち位置を認識し安心したがる悪癖があった。
父親と関係を絶った罪悪感から目を背けるために権力に固執し、最短距離で突っ走ろうとし止まれなかった彼女の前には何も残らなかった。しかし、純血に生まれなかった自分にはこれが最善の道だったと確信している。
現在はアズカバンで闇に飲まれながら再起を誓っている。
アメリア・ボーン
魔法省の正義の象徴。
法執行部部長。
理想主義者のままではいられなかった現実主義者。
オーダーの一員だったエドガー・ボーンの妹(本作独自の設定)。エドガーの子供のスーザンを引き取り育てた。
ダンブルドアのことは魔法使いとして個人として尊敬しているが、エドガーの死因がオーダー側の内通者によるものであったことからダンブルドアとは距離を置いていた。
魔法界の社会システムの脆弱さには気付いていたが、あまりに四角四面で管理された社会にするには魔法使い達の倫理面が全く追い付いていないことも知っていた。そのため苦悩しながらも秩序の維持を最優先にする道を選び、クラウチの失脚後は執行部の人間として公平な裁判を心掛けた。
政治的判断能力を持ち合わせる彼女が存在すると確実にデスイーター側の戦力を削ぐことから真っ先にヴォルデモートの餌食となった。
バーテミウス・クラウチ・シニア
有事における魔法大臣の器。
本作におけるハリー最大の恩人。
故人。彼の親としての態度こそ褒められたものではないが、先の内戦における対応は悪いものばかりではなかった。
闇の魔術を解禁することで現場で働くオーラーやその家族から支持を得た。危険な立場にある現場の人間の行動に正当性を与える、という上の立場に居る人間が果たすべき勤めを果たしたとも言える。
オードリー・ラオ・ザビ
執行部随一の忘却術師。
執行部所属の若手職員。魔女。パーシーの同期。名前だけは原作に存在するが、果たして……?
スリザリン出身だがマグルの父親を持ち、人並みの倫理観や道徳心は持ち合わせている。パーシーとは魔法省への就職を機に交遊関係をスタートさせた。
軽い気持ちでディメンター相手の聞き取りを行なったものの、出てきた真実の重さに絶句。
執行部職員の良い面も悪い面も見てきた彼女は、闇の陣営に対抗するためにはパーシーのようなグリフィンドール閥の人間が必要だとアメリア・ボーンに報告した。
オリジナルキャラクターのオードリーとは何の関係もない。
闇祓い
ルーファス・スクリンジャー
時代のうねりを一身に受ける老いた獅子。
その人生のほぼ全てを闇の魔法使いとの闘争と魔法省内の政治闘争に費やした傑物。組織内政治のバランス感覚に優れ軍事的判断も可能だが、アメリア・ボーンとは異なり魔法界全体を見通しての政治的判断能力や長期的視点はない。
かつてハリーが二年生だった頃、アルバス・ダンブルドアにファッジの後の魔法大臣への就任をキングズリー・シャックボルトを通して打診したこともあった。無理だと返答されたときのルーファスの心境は想像して余りある。
アメリアを売った内通者の存在や、魔法省内部に入り込んでいるスパイを警戒しながらの戦いを強いられることになった。
ドーリッシュ
owlで12科目Oを取ったかつての天才であり……疲れたおっさん。
先の内戦ではムーディと並んで光陣営の中で活躍したオーラーの生き残り。あのクラウチJr.と並ぶ設定から言ってもハイスペックで経験豊富、非常に優秀なベテラン。
……それだけにヴォルデモートも彼を警戒しており、ムーディが捕縛され服従させられたときは、彼の弱点も洗いざらい吐かされ闇陣営に周知されてしまった。
キシドラ・アンビシャス
オーラーの風紀委員。
オーラー。先の内戦の生き残り。オリジナルキャラクター。
自分でチームを率いている時は普通に頭を使い、チームワークを重視する善き上司。ただ自分より優秀だと認める人間が居るととたんにIQを下げる傾向にある。
闇の魔術が違法だった頃にオーラーになった世代で、クラウチの手で解禁されてからも本当に必要なとき以外は手を染めていない。
ハリー・ポッターに実質的に敗北した。ハリーのことは強すぎるだけの子供だと思っており、当初はそのヴォルデモートのような行動を警戒していたが大人として庇護しなければならないと考えている。
ユルゲン・スミルノフ
シリウスの友人。魔法省の良識人。
児童福祉課に属し、ミカエルのように問題があった魔法族の子供のもとに赴いてケアをしている。
近頃配属された純血一族のマクギリス・カローのことを当初は良からぬ思想を吹き込むのではないかと警戒していたが、勤務態度はすこぶる真面目で真摯であったのですぐに信頼した。
何者かによってインペリオで操られシリウスを罠に嵌めようとするも、シリウスの機転によってインペリオは解かれた。
オーダーに加入はしなかったが、シリウスやアーサーに何かと便宜を図りさまざまな人物の情報を流している。