私、支持率0%の職業でゲームにログインします。   作:バスタオル

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第14話 大特訓

場所…とあるダンジョン

 

アリシアとロザリーは新しくギルドに入ったコヨミ、ナギ、シン、ルーラのレベル上げを手伝っていた。

 

アリシア「頑張れみんなー!」

 

音声「特性:応援が発動しました。仲間モンスターのステータスが上昇します」

 

ブウゥゥゥゥン!

アリシアのモンスターたちのステータスが上昇した。

 

ボスモンスター「ガァァァァァッ!」

 

ドカドカドカドカドカドカ!

ボスモンスターがアリシアに向かって突進してきた。

 

アリシア「ゴロちゃん!」

 

ドシン!!

ゴロちゃんがアリシアの前に立った。

 

ゴロちゃん「…」

 

ボスモンスター「ガァッ!!」

 

ドォン!

ボスモンスターはゴロちゃんに突進した。だがゴロちゃんはビクともしなかった。

 

ゴロちゃん「…」

 

ガシッ!

ゴロちゃんはボスモンスターの顔をコヨミたちに向けて押さえ込んだ。

 

ボスモンスター「ガァッ!!ガァァァァァァァァッ!」

 

ボスモンスターは必死に暴れ回る。しかしゴロちゃんの強い力に押さえつけられて動けなかった。

 

アリシア「コヨミちゃん!ルーラちゃん!攻撃して!」

 

ルーラ「…ふぅ」

 

バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!

ルーラは何発か弾丸を放った。

 

コヨミ「やぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ドゴォン!

コヨミはハンマーでボスモンスターを吹っ飛ばした。

 

ボスモンスター「ガァァァァァ…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

コヨミとルーラの攻撃でボスモンスターを倒すことができた。

 

アリシア「やった!やっつけたよ!」

 

コヨミ「やったぁ!」

 

ナギ「ふぅ…よかったぁ…」

 

シン「やったなルーラ」

 

ルーラ「はい!」

 

アリシア「あ、そうだコヨミちゃんナギちゃん」

 

コヨミ「はい」

ナギ「何ですか?」

 

アリシア「レベル上がったかな?」

 

コヨミ「あ、少し待ってください」

 

ピッピッピッピッ

コヨミはステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:コヨミ

職業:バトルマスター

Lv.5

HP5

MP:5

攻撃力388

防御力:5

スピード:5

魔力:5

カリスマ:5

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

コヨミ「レベル5になってますね。さっきまで4だったので上がりました!」

 

アリシア「やったね!じゃあナギちゃんはどうかな?」

 

ナギ「私のは…」

 

ピッピッピッピッ

ナギちゃんはステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:ナギ

職業:パラディン

Lv.5

HP:180

MP:5

攻撃力:5

防御力:294

スピード:5

魔力:5

カリスマ:5

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

ナギ「私もレベル5になってます」

 

アリシア「よしっ!2人とも順調だね。じゃあシンくんとルーラさんはどうかな?」

 

シン「…僕のはこれ」

 

ピッピッピッピッ

シンはステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:シン

職業:パラディン

Lv.29

HP:369

MP:29

攻撃力:29

防御力:511

スピード:29

魔力:29

カリスマ:29

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

アリシア「あれ!?シンくんってレベル29なの!?」

 

シン「はい。そうです」

 

アリシア「ロザリーが連れてきたからログインしたばっかりかと思ってた」

 

シン「いえ、僕とルーラは同じレベルです」

 

アリシア「え、じゃあルーラさんも…」

 

ピッピッピッピッ

ルーラはステータス画面を開いた。

 

ルーラ「私のはこんな感じです」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:ルーラ

職業:機工士

Lv.29

HP:199

MP:29

攻撃力:223

防御力:29

スピード:256

魔力:29

カリスマ:29

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

アリシア「わ、ほんとだ…」

 

コヨミ「私も早くそれくらいになりたい!」

 

ナギ「わ、私も…」

 

アリシア「でもこのままだとシンくんとルーラさんのレベルが上がりにくいんじゃないかな」

 

シン「確かにそうですね」

 

アリシア「よしっ!なら!」

 

アリシアはロザリーにチャットを送った。

 

アリシア「シンくんとルーラさんのレベル上げはロザリーに任せよう!」

 

シン「え?」

ルーラ「え?」

 

アリシア「2つに分かれてそれぞれ適した場所でレベルを上げた方がいいよ!」

 

シン「確かにそっちの方がいいですね」

 

ルーラ「分かりました」

 

ピコン!

するとロザリーから返事が来た。

 

アリシア「あ、ロザリーから返信来た。このダンジョンの外で待ってるらしいよ!早く宝箱を開けて外に出よう!」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい!」

 

ガコッ…

アリシアは宝箱を開けた。

 

音声「特性:命令を入手しました」

 

アリシア「命令?」

 

音声「特性:武神・破砕・闘魂、スキル:足崩しを入手しました」

 

コヨミ「武神?闘魂?足崩しに破砕?」

 

音声「特性:受け身、スキル:挑発・聖騎士の守り・硬化を入手しました」

 

ナギ「受け身と挑発、硬化…それに聖騎士の守り」

 

音声「特性:受け身、スキル:挑発・聖騎士の守り・硬化を入手しました」

 

シン「まぁ同じ職業だし同じもの手に入るよね」

 

音声「特性:集中・心眼、スキル:分身を入手しました」

 

ルーラ「あ、面白そうなスキルですね」

 

全員報酬を手に入れた。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

すると魔法陣が展開された。

 

アリシア「よしっ!じゃあダンジョンの外に出よう!」

 

みんな魔法陣の上に立った。するとすぐにダンジョンの外に転送された。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョンの外

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

アリシアたちはダンジョンから出てきた。

 

ロザリー「あ、アリシアー!」

 

アリシア「あ、ロザリー!」

 

タッタッタッ!

ロザリーがアリシアを見つけると駆け寄ってきた。

 

ロザリー「レベル上げだよね、さっきのチャットは」

 

アリシア「そう!シン君とルーラさんは同じレベルだけどコヨミちゃんとナギちゃんよりもレベルが高くて効率悪いかなって」

 

ロザリー「分かった!私が2人を別の場所に連れてくよ!」

 

アリシア「ありがとう!ロザリー!」

 

ロザリー「よしっ!じゃあシンとルーラは私と一緒に来て!」

 

シン「はい」

ルーラ「はい!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

ロザリー、シン、ルーラはその場をあとにした。

 

アリシア「…さて、コヨミちゃんとナギちゃんは私と一緒にレベル上げでもしよっか!」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい」

 

アリシア「でもその前にちょっと寄りたいところがあるの」

 

コヨミ「?」

ナギ「?」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョン 武器庫

 

コヨミ「あの、アリシアさん…ここは」

 

アリシア「最近追加されたみたいなの!武器や防具が手に入る場所らしいよ!」

 

ナギ「私たち初期装備だから行きたいです」

 

アリシア「よしっ!行こう!」

 

ギィィィィィィィィ…

アリシアは大きな扉を開けてダンジョンに入った。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョン 武器庫の中

 

ダンジョン 武器庫の中は周囲にたくさんの武器が地面に突き刺さっている殺伐とした感じだった。

 

アリシア「なんか…物々しい雰囲気だね…」

 

コヨミ「は、はい…」

 

ナギ「…」

 

ビュン!

するとアリシアの後ろから剣が飛んできた。

 

グサッ!!

そしてその剣はアリシアの背中に突き刺さった。

 

アリシア「あがっ!!」

 

コヨミ「!」

ナギ「!」

コヨミ「 Σ(゚д゚;) 」

 

ドサッ…

アリシアは地面に膝を着いた。

 

コヨミ「アリシアさん!」

ナギ「アリシアさん!」

 

アリシア「うっ…くっ…」

 

アリシアは痛みに悶えていた。

 

コハク「 ( #・᷄ὢ・᷅ ) 」

 

コハクは周囲を見渡した。

 

カタカタカタ…

すると近くに刺さっている斧がカタカタと揺れ始め、やがて宙に浮き始めた。

 

ブンブンブンブンブンブン!

そして斧が回転しながらアリシアの方へ飛んできた。

 

コハク「 (。-`ω´-) 」

 

ググッ…

コハクは拳を握りしめた。

 

ブンブンブンブンブンブン!

斧がコハクの前を通過しようとした。

 

コハク「 ( `ᾥ´ ) 」

 

ビュン!バゴォン!

コハクは飛んできた斧を横から殴って粉砕した。

 

コヨミ「!」

ナギ「!」

 

パラパラパラパラ…

飛んできた斧はその場で破壊され、粉々になった。

 

コヨミ「すごい…」

 

ナギ「一撃で…」

 

アリシア「コ…ハク…」

 

コハク「 ( - - `) 」

 

カタカタカタ!カタカタカタ!

斧が破壊されたことで周囲に突き刺さっていた武器全てが一気に揺れ始めた。

 

コヨミ「ひっ…」

 

ナギ「これは…」

 

アリシア「コハク…私は大丈夫だから…戦って…」

 

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

ググッ…

コハクは拳を握りしめた。

 

スッ…

コハクは人差し指を床に向けてコヨミとナギにここにいろと伝えた。

 

コヨミ「?」

ナギ「?」

 

でも2人には何言ってるか分からなかった。

 

コハク『狂速』

 

ビュビュビュビュビュビュン!!

するとコハクが目にも止まらぬ速さでダンジョン内を駆け回った。

 

コヨミ「速っ!!」

 

ナギ「み、見えない…」

 

ドゴォン!バゴォン!ドゴォン!ドゴォン!バゴォン!

コハクは1つずつ武器を粉々に破壊して回った。

 

コハク「 ( `ᾥ´ ) 」

 

ドゴォン!バゴォン!

コハクはさっきの斧みたいにカタカタと動いている武器だけを破壊した。

 

パラパラ…パラパラ…

破壊された武器が粉々になって周囲に散らばった。

 

コヨミ「す…すごい…」

 

ナギ「ぜ、全部壊しちゃった…」

 

コハク「 ( #・᷄ὢ・᷅ ) 」

 

アリシア「やったね…コハク…」

 

コハク「 (*´˘`*) 」

 

ズォッ…

すると祭壇近くに黒い霧が現れた。

 

コハク「 ( ・᷅ὢ・᷄ ) 」

 

コハクはすぐにその存在に気づいた。

 

コヨミ「何…あれ…」

 

ナギ「!」

アリシア「!」

 

???「…」

 

現れたのは黒い肌に赤い目をした人型のボスモンスターだった。

 

アリシア「影…っぽいね…」

 

コヨミ「でも人間のようにも見える…」

 

ナギ「…」

 

コハク「 ( #・᷄ὢ・᷅ ) 」

 

???「…」

 

スッ…

するとボスモンスターが右手を横に出した。

 

カタカタカタ…ビュン!

すると近くにあった剣が飛んできた。

 

パシッ!

ボスモンスターがその剣をキャッチした。

 

???「…」

 

そのボスモンスターはコハクを睨みつけた。

 

コハク「 ( ・ω・) 」

 

スッ…

コハクはコヨミとナギにここから動くなとハンドサインを送った。

 

コヨミ「?」

ナギ「?」

 

コハク「 ( ・᷅ὢ・᷄ ) 」

 

ビュン!

するとボスモンスターとコハクが同時に動いた。

 

キィィィィィン!!

コハクの拳とボスモンスターの剣がぶつかり合った。

 

ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!

コハクはボスモンスターの剣を弾いて攻撃をした。

 

???「…」

 

ジリッ…

ボスモンスターはコハクの攻撃を受けて少し後退した。

 

コハク「 (´⊙ω⊙`) 」

 

ドゴォン!

コハクはすかさずボスモンスターに攻撃を入れた。

 

???「…」

 

バッ!

ボスモンスターは両手を広げたあとにコハクを指さした。

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

すると周囲に突き刺さっていた剣や刀、斧、鎌などのあらゆる武器がコハクに向かって飛んだ。

 

コハク「 (っ`ω´c) 」

 

バッ!

コハクはスキル:天地開闢を使った。

 

ゴォォォォォォォォォ!!

すると天井から隕石が降ってきた。

 

???「…」

 

コハク「 ( `ᾥ´ ) 」

 

ザザッ!

コハクはすかさずアリシアとコヨミ、ナギがいるところまで走って、3人を守るようにして立った。

 

コハク「 (*`へ´*) 」

 

音声「特性:守護が発動しました。防御力が上昇します」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

コハクの防御力が上昇した。

 

音声「特性:倍加が発動しました。ステータス上昇量が2倍になります」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

さらにコハクの防御力が上昇した。

 

ドゴォォォォォォォォォォォン!!

コハクの防御力が上がった瞬間、隕石が地面に落ちた。

 

ビュォォォォォォォォォォォ!!

凄まじい風がアリシアたちを襲った。

 

アリシア「うっ…くっ…」

 

コヨミ「飛ばされちゃう…」

 

ナギ「っ…」

 

コハク「 ( ̄・ω・ ̄) 」

 

コハクだけ何故かなんともなさそうだった。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

やがて煙が晴れて周囲が確認できるようになった。

 

???「…」

 

ギィッ…ギィッ…ギィッ…

ボスモンスターが瀕死状態だった。

 

コヨミ「あれ、もうちょっとで倒せるんじゃ…」

 

ナギ「ほんとだ…もう少しで」

 

コハク「 (´-ω-`) 」

 

スッ…

コハクはコヨミとナギを見ながらボスモンスターを指さした。

 

コヨミ「え?」

ナギ「?」

 

コハク「 (´-ω-`) 」

 

コハクはまたボスモンスターを指さした。

 

コヨミ「えっ…なんだろ…」

ナギ「何言ってるのかな…」

 

アリシア「トドメを刺してって…いうことじゃないかな」

 

コヨミ「!」

ナギ「!」

 

アリシア「ボスモンスターがもうすぐ倒せるから…あとは2人で倒してって…ことじゃないかな?どう?コハク」

 

コハク「 ヾ(*・ω・*)ノ 」

 

コハクはアリシアに伝わってて嬉しそうだった。

 

アリシア「ほら、だからコヨミちゃん、ナギちゃん。あいつに攻撃して…多分ちょっと攻撃したら倒せると思うよ」

 

コヨミ「でも…私たちは…」

 

ナギ「まだレベルが…」

 

アリシア「大丈夫。レベルが低くても倒せるよ…コハクを信じて…」

 

コヨミ「…」

ナギ「…」

 

コヨミとナギがコハクを見た。

 

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

コハクは親指を立てた。

 

コヨミ「…やろう」

 

ナギ「えっ?」

 

コヨミ「せっかくのチャンスだもん。ここまでしてくれたのに見るだけなのは嫌」

 

ナギ「コヨミ…」

 

コヨミ「やろうよナギ。コハクさんがやってくれたんだから」

 

ナギ「でも…」

 

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

ナギ「…わ、分かった。やってみる」

 

コヨミ「よしっ!アリシアさん!行ってきます!」

 

アリシア「うん…行ってきて…」

 

コヨミ「行くよナギ!」

 

ナギ「うん!」

 

ガンッ!

コヨミはハンマーを装備した。

 

音声「特性:武神が発動しました。一定時間、攻撃力が1.2倍になります」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

コヨミの攻撃力が1.2倍上昇した。

 

ガシャン!

ナギは大きな槍と盾を装備した。

 

ナギ「聖騎士の守り!」

 

音声「スキル:聖騎士の守りが発動しました。味方にバリアが展開されます」

 

ガシャン!

コヨミとナギにバリアが展開された。

 

タッタッタッ!

コヨミはハンマーを抱えて走った。

 

ナギ「挑発!」

 

音声「スキル:挑発が発動しました。ボスモンスターの攻撃を引きつけるようになりました」

 

タッタッタッ!

コヨミはボスモンスターの横から攻撃を仕掛けた。

 

???「…」

 

しかしボスモンスターはナギのスキル:挑発によってずっとナギの方を見ていた。

 

コヨミ「はぁっ!足崩し!」

 

ドゴッ!!

コヨミは地面にハンマーを打ち付けた。

 

ドサッ…

するとボスモンスターがバランスを崩して地面に膝を着いた。

 

コヨミ「やぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ドゴォン!

そしてコヨミはボスモンスターに攻撃した。

 

???「…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

するとボスモンスターの姿が消えた。

 

コヨミ「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

 

コヨミのスピードは最低値のため、ちょっとの距離でも時間がかかってしまい、すごく疲れる。

 

アリシア「やったね…コヨミちゃん、ナギちゃん」

 

ナギ「え?」

 

アリシア「倒せたよ…ボスモンスター…」

 

ナギ「ほ、本当ですか?」

 

アリシア「うん…ボスモンスターが消えたからね」

 

ナギ「や…やった…やったんだ…」

 

ナギは嬉しさで飛び跳ねそうになっていた。

 

アリシア「…ねぇコハク」

 

コハク「 (´・ω・`)?」

 

アリシア「…懐かしいね…私たちも最初の頃はあぁやって喜んだもんね」

 

コハク「 (*´˘`*) 」

 

コハクはその言葉を聞いて笑った。

 

ナギ「コヨミー!ボスモンスターやっつけたみたいだよー!」

 

コヨミ「え!?ほんと!?ほんとに!?」

 

ナギ「うん!アリシアさんがそう言ってるー!」

 

コヨミ「やったぁ!」

 

ナギとコヨミは2人して喜んでいた。

 

ガコッ!

すると祭壇に宝箱が出現した。

 

コヨミ「!」

 

アリシア「ナギちゃん。コヨミちゃんと一緒にあの宝箱を開けてきて」

 

ナギ「え?」

 

アリシア「いいから」

 

ナギ「で、でも…私たちが開けるとアリシアさんの報酬は…」

 

アリシア「あ、大丈夫。みんな報酬受け取れるよ。その人に合った報酬がね」

 

ナギ「そうなんですね!じゃあ行ってきます!」

 

タッタッタッ!

ナギはコヨミのところまで走って少し話をしたら2人で祭壇に向かった。

 

コヨミ「じゃ、いくよナギ」

 

ナギ「うん!」

 

コヨミ「せーの!」

ナギ「せーの!」

 

ガコッ!!

コヨミとナギは一緒に宝箱を開けた。

 

音声「武器:大地の斧・死神の鎌・巨人のハンマー、防具:戦の鎧・鉄の鎧・皮の服を入手しました」

 

コヨミ「わ、なんか色々貰えたよ!」

 

音声「武器:鋼の槍・錆びた剣・悪魔の盾、防具:聖騎士の鎧・吸血の鎧を入手しました」

 

ナギ「わ、私もいっぱい…」

 

音声「武器:鉄の剣・普通のナイフ・金の斧を入手しました」

 

アリシア「あれ、私には防具はないのかな」

 

コハク「 (´・x・`) 」

 

アリシアたちは宝箱から報酬を得ることができたので、ダンジョンの外に出た。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョンの外

 

アリシア「よしっ!武器や防具の調達もできたし、レベル上げに行きましょう!」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい!」

 

コハク「 (*´˘`*) 」

 

コヨミ「あ、でも待ってください。装備してないです」

 

コヨミは武器:大地の斧、防具:戦の鎧を装備した。

 

ナギ「あ、私も」

 

ナギは武器:鋼の槍・悪魔の盾、防具:聖騎士の鎧を装備した。

 

コヨミ「準備できました!」

 

ナギ「私もできました!」

 

アリシア「よしっ!行こう!」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい!」

 

アリシアたちはとあるダンジョンを何度も周回して順調にレベルを上げた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…カナデの宿屋

 

あれからイベント開催日まで2人でレベルを上げていたコヨミとナギは新しい武器と防具を装備してカナデの宿屋に来た。

 

コヨミ「帰ってきましたー!」

 

カナデ「お帰りなさいませ。コヨミさん、ナギさん」

 

ナギ「ただいま帰りましたカナデさん」

 

カナデ「…お二人とも逞しくなりましたね」

 

コヨミ「これもアリシアさんのお陰です!」

 

ナギ「アリシアさんがいなければ私たちは全然…」

 

カナデ「そうですか。でも良かったですね」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい!」

 

アリシア「あのーカナデさん。私今から…あれ!?コヨミちゃんとナギちゃん!?」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい!」

 

アリシアは最初の頃と比べて大きく変わっていたコヨミとナギの姿に驚いていた。

 

アリシア「すごい!見た目が全然違う!」

 

コヨミは初期装備から黒をメインに赤いラインが入った陰陽師が着るような狩衣を着ていた。

ナギは初期装備から白をメインに青いラインが入った陰陽師が着るような狩衣を着ていた。

 

アリシア「でも2人とも似たような服装なんだね」

 

コヨミ「はい!色々行ってたらこの服が手に入るクエストがありまして」

 

ナギ「2人で何回もそのクエストをクリアして手に入れました!」

 

コヨミ「色は私が黒でナギが白をメインにして」

 

ナギ「あとはコヨミが赤いラインを入れたので私は青いラインを入れたんです!」

 

アリシア「へー!何か相棒って感じがしてカッコイイね!」

 

コヨミ「ありがとうございます!」

ナギ「ありがとうございます!」

 

ギィィィィィィィィ…

するとカナデの宿屋にまた人が現れた。

 

シン「ただいま戻りました」

ルーラ「ただいま戻りました」

 

アリシア「あ!シン君にルーラさん!おかえりー!」

 

シン「ただいまです。アリシアさん」

 

ルーラ「あら、あなたたちは…?」

 

コヨミ「あ!コヨミです!」

 

ナギ「ナギです!」

 

ルーラ「え?コヨミ…ナギ…?」

 

シン「確か僕たちと一緒にこのギルドに入った子だね。随分見た目が違うようだけど」

 

コヨミ「はい!ナギと一緒に頑張りました!」

 

ルーラ「その服…中々カッコイイですね」

 

ナギ「えへへ…」

 

アリシア「あ、そういえば2人はどれくらいレベルが上がったの?」

 

コヨミ「あ、私は…」

 

ピッピッピッピッ

コヨミは自分のステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:コヨミ

職業:バトルマスター

Lv.26

HP:26

MP:26

攻撃力:1031

防御力:26

スピード:26

魔力:26

カリスマ:26

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

アリシア「わ、私のカリスマと同じ道を辿ってる…」

 

コヨミ「やっぱり攻撃力が高いのは気持ちがいいです!」

 

シン「でもそれだとすぐやられない?HPと防御力が最低値だし」

 

ルーラ「それにスピードも最低値となると逃げるのも難しいんじゃ…」

 

コヨミ「そこでナギが必要なんですよ!ナギに全ての攻撃を集中させて私が殴る!これで大抵のモンスターは倒せます!」

 

シン「まぁ、確かにね」

 

ルーラ「私たちと同じですね。シン」

 

シン「うん」

 

アリシア「じゃあナギちゃんはどんな感じ?」

 

ナギ「あ、私のは…」

 

ピッピッピッピッ

ナギは自分のステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:ナギ

職業:パラディン

Lv.26

HP:361

MP:26

攻撃力:26

防御力:499

スピード:26

魔力:26

カリスマ:26

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

シン「うん。僕と同じようにステータスが上がってるね」

 

ルーラ「同じ職業ですからね…」

 

アリシア「やっぱり防御力と体力が高いね!」

 

ナギ「はい。これのお陰でコヨミを守ることができます」

 

シン「まさに二人三脚みたいな感じだね」

 

ナギ「はい!」

 

アリシア「みんな順調にレベルが上がってて私嬉しいよ!」

 

コヨミ「あ、そういえばシンさんとルーラさんはどんな感じなんですか?」

 

シン「僕たち?」

 

コヨミ「はい!」

 

シン「うーん…」

 

ピッピッピッピッ

シンは自分のステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:シン

職業:パラディン

Lv.41

HP:669

MP:41

攻撃力:41

防御力:887

スピード:41

魔力:41

カリスマ:41

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

シン「こんな感じだよ」

 

ナギ「すごい…ステータスが倍以上ある…」

 

シン「まぁ、君より早めに始めたからね」

 

コヨミ「ルーラさんはどうですか?」

 

ルーラ「私はこんな感じですよ」

 

ピッピッピッピッ

ルーラは自分のステータス画面を開いた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

プレイヤー名:ルーラ

職業:機工士

Lv.41

HP332

MP:41

攻撃力:413

防御力:41

スピード:433

魔力:41

カリスマ:41

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

コヨミ「わぁ…全体的に強い…」

 

ルーラ「私は防御力が最低値だからシンに守ってもらわないとダメなの。でもそれだけだとシンの負担が大きくなるから自分でも回避できるようにとスピードは高めにしてあるんです」

 

ナギ「なるほど…そういうところも考えていかないと…」

 

アリシア「みんな強くなってて私驚いたよ!」

 

コヨミ「いえいえ!これもアリシアさんとロザリーさんのおかげです!」

 

アリシア「いいよいいよ!あのあとは2人で頑張ったんだから!」

 

カナデ「あ、アリシアさん」

 

アリシア「はい。何ですか?」

 

カナデ「さっき私に何か言いかけてませんでした?」

 

アリシア「あ!そうそう!私今から出かけます!」

 

カナデ「あら、どちらへ?」

 

アリシア「次のイベントのためにある特性が欲しいんです!」

 

カナデ「そうですか。でしたらお気をつけください」

 

アリシア「はい!じゃあ4人とも!私出かけてくるので!ロザリーも今は外にいるからね!」

 

コヨミ「待ってくださいアリシアさん!」

 

アリシア「はい。何ですか?」

 

コヨミ「…私も連れてってください!」

 

アリシア「え?」

 

コヨミ「強くなった私たちを見て欲しくて…」

 

ナギ「コヨミ…」

 

アリシア「…いいですよ。行きましょうか」

 

コヨミ「やった!シンさんとルーラさんはどうしますか?」

 

シン「そうだな…どうするルーラ」

 

ルーラ「私も一緒について行きますよ。強くなった私たちとこの子たちを見ておきたいからね」

 

シン「…分かった。じゃあ僕たちも同行しよう」

 

アリシア「よしっ。じゃあこの5人で行きますか!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…カナデの宿屋の前

 

コヨミ「そういえばどこで手に入るんですか?その特性は」

 

アリシア「えっと…確かどこかのダンジョンにあるって聞いて…」

 

ナギ「じゃあ行きましょう!1つずつ潰して回りましょう!」

 

アリシア「ナギちゃん…恐ろしくなったね…」

 

コヨミ「あはは…」

 

アリシア「でも場所は分かってるからそこに行こっか。名前だけ分からないんだ」

 

コヨミ「じゃあ行きましょう!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョン 統率者の扉

 

アリシア「ここです!」

 

そこは見るからになんの変哲もないただのダンジョンだった。

 

アリシア「ここのダンジョンをクリアすると統率者って特性が手に入るんだ!それが魔物使いに有利な特性だから欲しいの!」

 

コヨミ「分かりました!じゃあ行きましょう!」

 

アリシア「うん!」

 

アリシアたちはダンジョン 統率者の扉に入った。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョン 統率者の扉 第1の間

 

アリシアたちはダンジョンの中に入ると、広い空間に出た。

 

アリシア「あれ、もうボス戦?聞いてたのと違う…」

 

コヨミ「どんな感じに聞いてたんですか?」

 

アリシア「えっと…全部で3つくらい戦うよって聞いてて…」

 

シン「となるとここは1つ目か」

 

ルーラ「恐らく勝てば次に進める方式ですね」

 

アリシア「な、なるほど…じゃあ早速行ってみよう!」

 

スタスタスタ

アリシアたちは第1の間の中央に立った。

 

ズォッ…

すると祭壇に黒い人型のモンスターが現れた。

 

アリシア「あれがボスモンスター!みんないくよ!」

 

スッ…カチャ!

アリシアは堕天使の短剣と見切りの盾を装備した。

 

コヨミ「はい!」

 

カチャ…ガン!

コヨミは破壊神の斧を装備した。

 

ナギ「分かりました」

 

ガシャン!

ナギはプラチナの槍とプラチナの大盾を装備した。

 

シン「さて、やりますか」

 

ガシャン!

シンはイバラノツルギと聖騎士の大盾を装備した。

 

ルーラ「はい」

 

スッ…カチャ…

ルーラは静かな死神を装備した。

 

ボスモンスター「…」

 

スッ…ヒュッヒュッヒュッ!

ボスモンスターは指揮棒を持ち、それを振り始めた。

 

???「オォォォォォオォォ!!」

 

すると地面に魔法陣が展開され、そこから多数のモンスターが出現した。

 

アリシア「え!?多っ!!」

 

コヨミ「これは無理!ナギ!」

 

ナギ「任せて。聖騎士の守り!!」

 

ガシャン!

味方全員にバリアが展開された。

 

シン「挑発!」

 

音声「スキル:挑発が発動しました。一定時間、敵の攻撃を引き付けます」

 

アリシア「みんな出てきて!!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ポンッ!

するとスラちゃんたち全員が出てきた。

 

アリシア「スラちゃん!スラくん!ライム!スラミ!イノくん!突進!」

 

音声「特性:命令が発動しました。味方モンスターの攻撃力が1.2倍上昇します」

 

ダダダダダダダダダダダダダダ!!

するとスラちゃんたちは一斉に敵に向かって突進した。

 

アリシア「スザク!四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

キン!ビュン!

スザクは2本の剣を装備して敵に斬りかかった。

 

アリシア「プニちゃんとゴロちゃんは腕を伸ばして攻撃!」

 

プニちゃん「はい!」

ゴロちゃん「…」

 

ブンブンブンブンブンブン!

プニちゃんとゴロちゃんが腕を振り回し始めた。

 

アリシア「ムクロ!つるぎの舞!キリちゃん!切り裂き鎌!」

 

ムクロ「はぁっ!」

 

ビュン!ズシャシャシャシャシャシャ!

ムクロが剣を振るうと、敵の何体かは斬撃によって一掃された。

 

キリちゃん「あっはははははは!」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

キリちゃんはその場で回転し始めた。

 

キリちゃん「やぁっ!」

 

ビュン!

そしてキリちゃんが回転をやめると、周囲に斬撃が飛び散った。

 

アリシア「三つ首!みんなに当たらないようにブレス!」

 

雷首「嬢ちゃんの頼みならやってやるぜ!」

氷首「まとめて凍らせてやるわ!」

火首「肉も骨も全て燃やしてやるわい!」

 

雷首「カァァァァァァァッ!!」

氷首「ンバァァァァァァッ!!」

火首「フゥゥゥゥゥゥゥッ!!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

三つ首のブレスは敵に斬りかかったスザクや突進したスラちゃんたちを上手く当てずにブレスを使った。

 

アリシア「コハク!狂速!その後は敵を殴ってやっつけて!」

 

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

ビュン!

コハクは狂速を使って敵を攻撃しに行った。

 

コヨミ「ア、アリシアさん…すごい…」

 

ナギ「あれだけのモンスターを従えてるなんて…」

 

シン「ルーラ…あの顔だけのモンスターって…」

 

ルーラ「…はい。私たちが手も足も出なかったモンスターですね。確か斬首の扉にいたボスモンスターですね」

 

シン「っ…」

 

???「オォォォォォォ!!」

 

スラちゃん「!」

 

ドカッ!

スラちゃんは敵に体当たりした。

 

???「オォォォ…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

攻撃された???の姿が消えた。

 

ムクロ「全く…あのバカに似たものを感じる」

 

キィン…

ムクロは剣を構えた。

 

ムクロ「見てるとイライラするぜ」

 

ギィン!!

そして剣を横に振った。

 

ズシャシャシャシャシャシャ!

すると敵の何体かを斬撃で一掃した。

 

コハク「 ( *`ω´) 」

 

ドカッ!ドゴォン!ドゴッ!グシャッ!ドォン!

コハクは力任せに相手を殴ったり振り回したり、地面に叩きつけたりした。

 

アリシア「キリちゃん!切り裂き鎌!」

 

キリちゃん「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ブンブンブンブンブンブン!

キリちゃんはその場で回転し始めた。

 

キリちゃん「それぇっ!!」

 

キィン!ズシャシャシャシャシャシャ!

キリちゃんの斬撃が周囲に飛び散った。

 

???「オォォォ…」

???「オォォォ…」

???「オォォォ…」

 

キリちゃん「やった!」

 

???「アァァァァァァ!!」

 

ガシッ!!ギリギリギリギリ…

キリちゃんの背後から敵が忍び寄ってキリちゃんの首を絞めた。

 

キリちゃん「かはっ!…あがっ…」

 

アリシア「キリちゃん!」

 

ビュン!

するとアリシアの横を誰かが通り過ぎた。

 

アリシア「!」

 

スザク「やぁっ!」

 

ズシャッ!ズシャズシャッ!

それはスザクだった。スザクは敵の腕と首を斬ってキリちゃんを解放した。

 

???「オォォォ…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

すると敵の姿が消えた。

 

キリちゃん「あ、ありがとう…」

 

スザク「どういたしまして。あなたも主の仲間なんだから助けて当然よ」

 

ビュン!

スザクはまた敵を攻撃しに行った。

 

キリちゃん「…スザク」

 

シン「ルーラ!敵の親玉狙えるか!?」

 

ルーラ「できるよ。任せて」

 

シン「ナギ!」

 

ナギ「!」

 

シン「コヨミを守れ!あとできるならアリシアさんも!」

 

ナギ「は、はい!」

 

ザッ!

ナギはコヨミの前に立った。

 

コヨミ「ナギ?」

 

ナギ「っ…」

 

シン「ルーラ!準備が出来たら言ってくれ!」

 

ルーラ「…もうできてるよ。いつでもどうぞ」

 

ルーラは敵の親玉の頭を狙っていた。

 

シン「よしっ!アリシアさん!」

 

アリシア「!」

 

シン「そこから離れてください!」

 

アリシア「うん!」

 

バッ!

アリシアはその場から離れた。

 

シン「ルーラ!今だ!」

 

ルーラ「…誘いの弾丸(バレル・バレット)

 

バァン!

ルーラは引き金を引いた。その瞬間、銃から放たれた弾丸は一直線に敵の頭に向かって飛んだ。

 

ドスッ!!

そして弾丸は見事敵の頭に直撃した。

 

ボスモンスター「!?」

 

ボスモンスターは一瞬のことで全く反応できなかった。

 

ボスモンスター「…」

 

ドサッ…

ボスモンスターは力なくその場に倒れた。

 

???「オォォォ…」

 

ボスモンスターが倒れたことで他のモンスターたちも全て消えていった。

 

アリシア「や、やった…勝った!」

 

ナギ「す、すごい…」

 

コヨミ「カッコイイ…」

 

シン「…よくやった。お疲れ様。ルーラ」

 

ルーラ「…はい。シンもお疲れ様でした」

 

シン「…あぁ」

 

アリシア「みんなー!扉が開いたよー!」

 

シンたちがアリシアの方を見ると、祭壇の所に扉が出現していた。

 

シン「…さ、まだ1つ目だ。残り2つも乗り切るぞ」

 

ルーラ「…えぇ」

 

スタスタスタ

アリシアたちは第2の間へ向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョン 統率者の扉 第2の間

 

アリシア「…」

 

ザッザッザッ…

アリシアたちは第2の間に着いた。第2の間は壁に天使の石像が4つほど突き刺さっていた。天使の石像はそれぞれ双剣、槍、斧、弓を持っていた。

 

アリシア「なんか…すごいね…この部屋」

 

シン「…」

 

シンが周囲を警戒していた。

 

ルーラ「シン?どうしたの?」

 

シン「…いや、なんでもない」

 

スタスタスタ

アリシアたちは第2の間の中央に立った。

 

アリシア「…あれ、何も無いね」

 

天使の石像(弓)「…」

 

ガコッ!

すると変な音が聞こえた。

 

アリシア「あれ、何?さっきの音」

 

パシュッ!

すると天使の石像(弓)がアリシアに向けて矢を放った。

 

コハク「 ( *`ω´) 」

 

バゴォン!パラパラパラパラ…

それを見たコハクが矢を破壊した。

 

アリシア「!!」

 

コハク「 (@_@) 」

 

コハクは天使の石像(弓)をじっと見ていた。しかし天使の石像(弓)は全く動かなかった。

 

ガコッ!ガコッ!ガコッ!

するとまた変な音が聞こえた。

 

天使の石像(双剣)「…」

 

ブゥン!ブゥン!

天使の石像(双剣)がシンに攻撃を仕掛けた。

 

シン「ふんっ!!」

 

ギィン!!ギィン!!

シンはなんとか防ぐことができたが、相手の攻撃が思ってた以上に重かった。

 

シン「くっ…重い…」

 

グラッ…

シンは少しよろめいた。

 

天使の石像(槍)「…」

 

ビュン!

それを見た天使の石像(槍)がシンに追撃をした。

 

シン「なっ…」

 

ナギ「シンさん!!」

 

ガァン!!

ナギは間一髪のところで攻撃を防ぐことができた。

 

ナギ「うぐっ…」

 

しかし、先程の天使の石像と同じく攻撃が重かった。

 

コヨミ「やぁぁぁぁっ!!」

 

ガン!バゴォン!

コヨミはその隙に天使の石像(槍)が持っている槍を破壊した。

 

天使の石像(槍)「…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

すると天使の石像(槍)は新しく槍を生成した。

 

コヨミ「えっ!?」

 

シン「なるほど、何度もされると厄介だな」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

すると天使の石像(弓)も自分の矢を生成した。

 

アリシア「なるほど…あれで何度でも攻撃できるってことですね」

 

天使の石像(斧)「…」

 

ブゥン!

天使の石像(斧)はルーラの背後から攻撃を仕掛けた。

 

ズシャッ!

ルーラはその攻撃をまともに受けてしまった。

 

ルーラ「あがっ!!」

 

シン「!」

ナギ「!」

コヨミ「!」

アリシア「!」

 

ドサッ!

ルーラは攻撃された衝撃で地面に倒れてしまった。

 

シン「ルーラ!!」

 

天使の石像(斧)「…」

 

ブゥン!

天使の石像(斧)はすぐにシンを攻撃した。

 

キィィィィン!!

シンは天使の石像(斧)の攻撃をガードできたが、少しルーラから距離を離された。

 

シン「しまった!」

 

天使の石像(弓)「…」

 

ギリギリギリ…

天使の石像(弓)がルーラに向けて矢を引き絞った。

 

アリシア「まさか!コハク!」

 

コハク「 Σ( ˙꒳˙ ) 」

 

アリシア「ルーラさんを守って!」

 

コハク「 (`・ω・´)b 」

 

ビュン!

コハクはすぐにルーラのところに向かった。

 

アリシア「よしっ、これでルーラさんは無事に…」

 

ドスッ!!

アリシアはこの時、自分の体に何かが刺さった感じがした。

 

アリシア「…えっ」

 

天使の石像(弓)が放った矢はルーラではなくアリシアに当たっていた。

 

ルーラ「アリシア…さん…」

 

コハク「 ( °Д° ) 」

 

コハクはその様子を見て驚いていた。

 

アリシア「わ…たし…」

 

ドサッ…

アリシアはその場に倒れた。

 

ナギ「アリシアさん!」

コヨミ「アリシアさん!」

シン「アリシアさん!」

 

コハク「 ( ゚д゚) 」

 

コハクは倒れたアリシアを見ていた。

 

天使の石像(双剣)「…」

天使の石像(槍)「…」

天使の石像(斧)「…」

 

ブゥン!ビュン!ブゥン!

三体の天使の石像がコハクに攻撃を仕掛けた。

 

バゴォン!バゴォン!バゴォン!パラパラパラパラ…

だが、三体の天使の石像が持つ武器が全て破壊された。

 

天使の石像(双剣)「…」

天使の石像(槍)「…」

天使の石像(斧)「…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

三体の天使の石像はそれぞれ武器を生成した。

 

コハク「 ( #・᷄ὢ・᷅ ) 」

 

コハクの顔は怒りとなっていた。

 

シン「くっ…四方を囲まれたこの中じゃ完全に不利だ」

 

ナギ「どういう事ですか」

 

シン「この石像は四方から僕たちを攻撃する。僕たちパラディンはいくら防御力が高くても所詮守れるのは前方のみ。後方までは守れない。だがこの状況だと必ずどれかの石像に背を向けることになる」

 

コヨミ「そっか。そうなると、その人の後ろにいる天使が攻撃してきて…」

 

シン「それを助けようとすればまた別の石像が攻撃してくるってことだ」

 

ナギ「となるとこっちとしては不利すぎますね」

 

シン「あぁ。だから守れる僕たちがルーラやコヨミ、アリシアさんを守る必要がある」

 

ナギ「…私、やりますよ」

 

シン「!」

 

ナギ「ここで負けたくはありません。それに、アリシアさんには色々と助けていただきましたから」

 

シン「…よしっ。とにかく防御範囲を決めないと…ルーラとアリシアさんを中心に僕とナギで背を向けながら守ろう」

 

ナギ「はい!」

 

シン「コヨミはアリシアさんを…」

 

スタッ!

するとコハクがアリシアを抱きかかえて来た。

 

コハク「 (・-・) 」

 

スッ…

コハクはアリシアを地面に寝かせた。

 

シン「君…」

 

コハク「 ( ¯•ω•¯ ) 」

 

スタスタスタ

コハクは天使の石像(弓)に向かって歩き始めた。

 

シン「コヨミ。ルーラをここに連れて来れる?」

 

コヨミ「できます!」

 

シン「じゃあお願い」

 

コヨミ「はい!」

 

スタスタスタ

コヨミはルーラをシンとナギのところまで運んだ。

 

シン「ナギ」

 

ナギ「!」

 

シン「僕たちで互いに背中を合わせて守ろう」

 

ナギ「はい!」

 

ガシャン!

シンとナギは大きな盾を構えた。

 

シン「聖騎士の守り!」

 

ナギ「硬化!」

 

音声「スキル:硬化が発動しました。味方の防御力が上昇します」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

シンたちの防御力が上昇した。

 

天使の石像(弓)「…」

 

ギリギリギリ…パシュッ!

天使の石像(弓)はコハクに向けて矢を放った。

 

コハク「 ( ¯•ω•¯ ) 」

 

バキッ!!パラパラパラパラ…

コハクはその矢を粉砕した。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

天使の石像(弓)は矢を生成した。

 

ビュン!

コハクは天使の石像(弓)の顔の前まで移動した。

 

コハク「 ( #・᷄ὢ・᷅ ) 」

 

ビュン!バゴォン!

コハクは天使の石像(弓)の顔を一撃で粉砕した。

 

パラパラ…パラパラ…

天使の石像(弓)の顔の破片が周囲に飛び散った。

 

ガ…ガガ…ガコン…

すると天使の石像(弓)の動きが完全に停止した。

 

シン「と、止まった…?」

 

ナギ「す、すごい…あの人…」

 

コハク「 (´-ω-`) 」

 

天使の石像(双剣)「…」

天使の石像(槍)「…」

天使の石像(斧)「…」

 

残りの天使の石像が一斉にコハクを見た。

 

コハク「 ( ¯•ω•¯ ) 」

 

天使の石像(双剣)「…」

 

ビュン!

天使の石像(双剣)がコハクに斬りかかった。

 

スッ…バゴッ!!

コハクは拳を握って天使の石像(双剣)の剣を破壊した。

 

天使の石像(双剣)「…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

天使の石像(双剣)はなくなった剣を生成した。

 

コハク「 (。-`ω´-) 」

 

スッ…

コハクは面布を口元だけ外した。

 

コハク『天地開闢』

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

すると何やら変な音が聞こえた。

 

シン「なんだ…この音…」

 

ナギ「嫌な予感…」

 

コハク「…」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥ…バゴォォォォォォォン!!

すると突然隕石が現れ、天使の石像(双剣)の顔に直撃した。

 

コハク「 ( ¯•ω•¯ ) 」

 

ビュン!

コハクは天使の石像(槍)の方へ走った。

 

天使の石像(斧)「…」

 

ブゥン!

それを見た天使の石像(斧)がすかさずコハクを攻撃した。

 

コハク「 ( #・᷄ὢ・᷅ ) 」

 

ビュン!バゴォォォォォォォォォォン!!

コハクは後ろを振り返って天使の石像(斧)が持つ斧を拳で破壊した。

 

天使の石像(斧)「…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

天使の石像(斧)が斧を生成しようとした。

 

コハク「 ( `ᾥ´ ) 」

 

ビュン!ググッ!

それを見たコハクは天使の石像(斧)の顔まで近づいて拳を握った。

 

天使の石像(斧)「…」

 

コハク「 ( ・᷅ὢ・᷄ ) 」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

コハクは天使の石像(斧)の顔を粉々に破壊した。

 

ガガ…ガガガ…ガコン…

すると天使の石像(斧)も動かなくなった。

 

コハク「 ( = - = ) 」

 

コハクは天使の石像(槍)の方を見た。

 

天使の石像(槍)「…」

 

ググッ…

天使の石像(槍)は自分の槍を構えた。

 

コハク「 ( -ω- `) 」

 

グググッ…

コハクは力いっぱい握った。

 

天使の石像(槍)「…」

 

ビュン!

すると天使の石像(槍)の攻撃が始まった。

 

カン!

だがコハクは天使の石像(槍)の攻撃を余裕で避けた。

 

天使の石像(槍)「…」

 

コハク「 ( *`ω´) 」

 

ドゴォン!

コハクは天使の石像(槍)の左肩を破壊した。

 

ググッ…

すると天使の石像(槍)が少し右に傾いた。

 

コハク「 ( *`ω´) 」

 

バゴォン!

続いてコハクは天使の石像(槍)の頭を破壊した。

 

ガラガラガラガラ…

すると天使の石像(槍)は全身が粉々になった。

 

コハク「 ( - - `) 」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

すると祭壇に第3の間への扉が開いた。

 

シン「何なんだ…この人は」

 

アリシア「っ…」

 

するとアリシアとルーラが目を覚ました。

 

アリシア「あれ、私は…」

 

コヨミ「アリシアさん!」

 

シン「ルーラ…よかった」

 

ルーラ「あれ…シン…」

 

コハク「 (`・ω・´)b 」

 

コハクは無事に終わったことを知らせた。

 

アリシア「…そっか。ありがとうコハク。ねぇみんな。次が最後だけど、行けそう?」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい!」

シン「ここまで来たなら」

ルーラ「最後まで行きます」

 

アリシア「よしっ。コハク。みんなで一緒に行こう」

 

コハク「 ( •̀ω•́ )و 」

 

スタスタスタ

アリシアたちは第3の間へ向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ダンジョン 統率者の扉 第3の間

 

ヒュォォォォォォォォォ…

第3の間は異様な空気で包まれていた。

 

アリシア「あれが最後のボスモンスター?」

 

???「…」

 

第3の間の祭壇には1人の男性が立っていた。

 

アリシア「…」

 

ザッザッザッ…

アリシアたちはその男性の前に立った。

 

???「まさか魔物の軍勢と四大天使を倒すなんてね」

 

アリシア「わ、喋った…」

 

ルーラ「アリシアさん、多分これ、会話イベントです」

 

アリシア「会話イベント?」

 

???「特に四大天使は僕の傑作だったんだが」

 

アリシア「あなたがさっきまでのモンスターのボスね!覚悟して!」

 

???「…そうだなぁ…ここまで勝ち上がってきたし、ここで降参ってのもいいんだけど…」

 

アリシア「…なら」

 

???「最後に僕を退かせてみてよ」

 

アリシア「!?」

 

???「だってそうでもしないとまたさっきのモンスターや天使の石像が作られるんだよ?それならここで叩いておくべきじゃないかな?」

 

シン「…たしかに。だがやけに素直だ」

 

ルーラ「うん。おかしいよね」

 

コヨミ「…」

ナギ「…」

 

アリシア「分かった!あなたをやっつければいいんだね!?」

 

???「…あぁ。やってみるがいい」

 

シン「アリシアさん。多分これは罠じゃないかと」

 

アリシア「え?」

 

マエラテ「僕はマエラテ。あらゆる種族の統率者である」

 

アリシア「コハク!」

 

コハク「 :(っ`꒳´c): 」

 

スタッ!

コハクはアリシアの前に立った。

 

マエラテ「…ほう。そうか、つまり君も()()()()()

 

スッ

マエラテは手を前に出した。

 

マエラテ「では私も…来い。ツクヨミ」

 

ズォッ…スゥゥゥゥゥゥゥゥ…

するとマエラテの前に黒い霧のようなものが出現し、中から1人の女性が出てきた。

 

ツクヨミ「…」

 

その女性は目を閉じており、何やら杖を持っていた。

 

アリシア「…コハク!狂速!」

 

コハク「 ( ✧Д✧) 」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

コハクのスピードが上昇した。

 

アリシア「コハク!あの人をやっつけて!」

 

ビュン!

コハクはマエラテを攻撃しに行った。

 

マエラテ「ツクヨミ」

 

ツクヨミ「…」

 

ググッ…ビュン!

コハクは拳を握ってマエラテを攻撃した。

 

ドゴォン!

コハクの拳は大きな音を立てた。

 

コハク「 (@_@) 」

 

アリシア「えっ…」

 

シン「!」

ルーラ「!」

コヨミ「!」

ナギ「!」

 

マエラテ「…流石だ」

 

ツクヨミ「…」

 

ビリビリビリビリビリビリ…

ツクヨミがマエラテの前におり、コハクの拳を片手で防いでいた。

 

アリシア「そんな…コハクの攻撃が…」

 

マエラテ「ステータスの上昇を受けやすいこの職業はあらゆる場面でその恩恵を得られる。そして、その上昇は味方のモンスターにも影響する」

 

アリシア「この職業?」

 

マエラテ「君が従えているその白い獣人は君のステータスが低ければ当然弱いままだ」

 

アリシア「そんな…コハク…」

 

コハク「 (ー"ー ) 」

 

マエラテ「それにしても初めて見た。面布を付けた獣人なんていないからね。ちょっと試させてもらおうかな」

 

アリシア「試すって…」

 

マエラテ「ツクヨミ。月光」

 

ツクヨミ「…」

 

ドォン!ズサァァァァァァァァァ!

するとコハクが何もされてないのに吹っ飛ばされた。

 

アリシア「コハク!」

 

コハク「 (´⊙ω⊙`) 」

 

ツクヨミ「…」

 

パァァァァァァァァァァ…

ツクヨミが天井から降り注ぐ光に包まれた。

 

マエラテ「ツクヨミは力の源である月の光を浴びれば一定時間強化される。君にはないのかい?自分を強くする手段が」

 

アリシア「っ…」

 

マエラテ「…ツクヨミ。あいつを吹っ飛ばしてみて」

 

ツクヨミ「…」

 

ビュン!

ツクヨミは一瞬でコハクの目の前に現れた。

 

コハク「 (;゚Д゚) 」

 

アリシア「コハ…」

 

ドォォォォン!

アリシアが言葉の意味を理解してからコハクに命令を出すまでの間にツクヨミはコハクに接近し、コハクを吹っ飛ばした。

 

パラパラ…パラパラ…

コハクは壁に激突し、ぐったりしていた。

 

アリシア「コハク!!」

 

マエラテ「さ、どうしますか。あの白い獣人はしばらく起きてこないでしょう。代わりのモンスターはいますか?」

 

アリシア「っ…スラちゃんたち!コハクの仇を取って!!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ポンッ!

するとメダルからスラちゃんたちが出てきた。

 

アリシア「みんな!あいつに突進!」

 

ダダダダダダダダダダダダ!!

スラちゃんたちはツクヨミに突進した。

 

マエラテ「ツクヨミ。薙ぎ払って」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…ブゥン!

ツクヨミは杖を構えて横へ薙ぎ払うように杖を動かした。

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

すると、地面がえぐり取られ、攻撃を受けたスラちゃん、スラくん、ライム、スラミ、イノくんの五体は一瞬で消えていった。

 

アリシア「そんな…ス、スザク!プニちゃん!ゴロちゃん!キリちゃん!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ポンッ!

するとスザクたちが姿を現した。

 

アリシア「コハクがやられちゃった…あ、あの人をやっつけて!」

 

チャキッ…

スザクは2つの剣を構えた。

 

スザク「…分かりました」

 

ビュン!

スザクはツクヨミに接近した。

 

ツクヨミ「!」

 

グラッ…

すると一瞬ツクヨミが後方へ揺らいだ。

 

スザク「はぁっ!」

 

ズシャッ!

その隙を見たスザクは後ろからツクヨミを斬った。

 

ツクヨミ「…」

 

マエラテ「ほう…あのモンスターは速いな。ツクヨミ。宵闇」

 

ツクヨミ「…」

 

ポッ…ポポポッ…

するとツクヨミの手から紫色の玉が出現した。

 

アリシア「何あれ…」

 

キリちゃん「やぁっ!」

 

ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!

キリちゃんが自分の鎌を使ってツクヨミを攻撃した。だが、ツクヨミには当てられなかった。

 

プニちゃん「ふんっ!」

 

パシッ!パシッ!パシッ!

プニちゃんは地面に引っ付いてから自分の手足を使ってツクヨミを拘束した。

 

ツクヨミ「…」

 

プニちゃん「ゴロちゃん!!」

 

ブンブンブンブンブンブン!ビュン!

ゴロちゃんは腕を振り回してからツクヨミに拳を飛ばした。

 

ゴンッ!

ゴロちゃんの拳はツクヨミに直撃した。

 

アリシア「よしっ!スザク!四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

キンッ!

スザクは2本の剣を構えた。

 

スザク「四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

ズシャシャシャシャシャシャ!

スザクは目にも止まらぬ速さでツクヨミを斬った。

 

ボッ…ボッボッボッ…

すると紫色の玉が消えた。

 

マエラテ「すごいな…宵闇が消された」

 

ツクヨミ「…」

 

マエラテ「ツクヨミ。月楼」

 

ツクヨミ「…」

 

ググッ…

しかしツクヨミの動きはプニちゃんによって封じられていた。

 

マエラテ「くっ…なら月輪」

 

ツクヨミ「…」

 

ズシャシャシャシャシャシャ!

突然ツクヨミの体から斬撃が放たれた。

 

ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!

最も近くにいたプニちゃんはその斬撃の餌食となった。

 

プニちゃん「ぐぁっ!!」

 

ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!

プニちゃんはツクヨミから離れたが、その後もずっとツクヨミの攻撃が続いていた。

 

プニちゃん「痛い!痛い!痛い!」

 

プニちゃんはツクヨミの攻撃から逃げられなかった。

 

アリシア「プニちゃん!!」

 

ゴロちゃん「…」

 

ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!

それに気づいたゴロちゃんがプニちゃんを助けるためにツクヨミに接近した。

 

マエラテ「今だツクヨミ。月楼」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…

ツクヨミは手を前に出した。

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

すると突然、ツクヨミの手から紫色のレーザーが放たれた。

 

アリシア「ゴロちゃん!!」

 

ドゴォォォォォォォォォォォン!!

ゴロちゃんはそのレーザーを真正面から受けてしまった。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

ゴロちゃんの体は所々が欠けていた。

 

アリシア「そんな…ゴロちゃん…」

 

プニちゃん「ゴ…ロ…ちゃん…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

プニちゃんが消えてしまった。

 

アリシア「プニちゃん!」

 

ツクヨミ「…」

 

マエラテ「どうだ僕のツクヨミは!僕はツクヨミと会ってから世界が変わった!この強い力を目の前にして数々のモンスターが死んだ!そしてこのツクヨミの力を認めた奴らは僕の配下となった!どうだ!お前も僕と同じだ!僕の配下となれ!」

 

アリシア「い、嫌だ…嫌!あなたの配下になんかなりたくない!」

 

マエラテ「…そうか。なら仕方ない」

 

スッ…

マエラテはアリシアを指さした。

 

マエラテ「ツクヨミ。月楼」

 

アリシア「!!」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…

ツクヨミがアリシアに手を向けた。

 

ズシャッ!

その時、ツクヨミの足が斬られた。

 

ツクヨミ「…」

 

グラッ…

ツクヨミは体勢を崩した。

 

アリシア「!」

 

スザク「はぁっ!!」

 

ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!

スザクだった。スザクはこれでもかと言わんばかりにツクヨミを斬った。

 

マエラテ「小賢しいハエだ!ツクヨミ!影縛り!」

 

ツクヨミ「…」

 

ズォッ…

ツクヨミの足元が真っ黒になった。

 

スタタタタタタタタタタ!

スザクは素早く移動していた。

 

マエラテ「くっ…速すぎて捉えられん…」

 

ツクヨミ「…」

 

スザク「四獣剣技 夜桜乱撃!!」

 

ズシャシャシャシャシャシャ!

スザクはツクヨミを攻撃した。

 

ツクヨミ「…」

 

ドサッ…

ついにツクヨミが膝を着いた。

 

マエラテ「ツクヨミ!」

 

ツクヨミ「…」

 

アリシア「スザク!もう一度四獣剣技 夜桜乱撃!!」

 

ビュン!

スザクはツクヨミに接近した。

 

スザク「四獣剣技 夜桜乱撃!!」

 

ズシャシャシャシャシャシャ!

スザクは最後にツクヨミを攻撃した。

 

スタッ!!

そして勢いよく着地した。

 

スザク「…」

 

キリちゃん「やったねスザク!」

 

スザク「…えぇ」

 

マエラテ「ツクヨミ!!」

 

ツクヨミ「…」

 

ツクヨミはぐったりしていた。

 

マエラテ「そんな…僕のツクヨミが…」

 

アリシア「スザク!キリちゃん!あの人をやっつけて!」

 

スザク「はっ!」

キリちゃん「うん!」

 

ビュン!

スザクとキリちゃんはマエラテに接近した。

 

マエラテ「ひっ…ちょ、ちょっと待て!僕にはもうモンスターはいないんだ!許してくれ!」

 

スザク「許せるはずがないでしょう!!」

 

キリちゃん「無理だね!!」

 

マエラテ「僕の負けでいいから!!負けでいいから許してくれぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

すると突然大きな音が響いた。

 

アリシア「!!」

 

マエラテ「っ…」

 

ドサッ…シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

スザクとキリちゃんは力なく倒れた。そしてその場から消えてしまった。

 

アリシア「っ…え?」

 

ツクヨミ「…」

 

アリシアがツクヨミの方を見ると、ツクヨミはマエラテを守るために月楼を放っていた。

 

アリシア「そんな…スザク…キリちゃん…」

 

マエラテ「くっ…うぅっ…」

 

ツクヨミ「…マスター」

 

マエラテ「…!」

 

マエラテはゆっくりと頭を上げた。すると目の前にツクヨミが立っていた。

 

ツクヨミ「…マスターは…私が…守ります」

 

マエラテ「ツクヨミ…」

 

アリシア「そんな…さっきまで立ってなかったのに…」

 

マエラテ「…そうだった。僕とツクヨミはずっと一緒だったもんね…ここでツクヨミが負けると思ってしまった僕を許してくれ…」

 

ツクヨミ「…」

 

マエラテ「…よしっ…じゃあツクヨミ、2人であの人を倒そう!」

 

ツクヨミ「…はい。マスター」

 

アリシア「なんで…」

 

マエラテ「君…名前だけ聞かせてくれ」

 

アリシア「っ…アリシアです」

 

マエラテ「アリシア…そうか。じゃあアリシア!ここで決着だ!見たところ君の持ち手はもういないはずだ!ここで最後にしてやる!」

 

アリシア「!!」

 

マエラテ「ツクヨミ!月楼!」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…

ツクヨミはアリシアに手を向けた。

 

アリシア「っ!?」

 

ガシッ!ドォン!

すると近くで倒れていたゴロちゃんがツクヨミに体当たりをした。

 

ゴロちゃん「…」

 

マエラテ「ツクヨミ!」

 

ツクヨミ「…」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

ツクヨミはゴロちゃんに手を向けて月楼を放った。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

ゴロちゃんはツクヨミの攻撃を受けて消えてしまった。

 

アリシア「そんな…ゴロちゃんまで…」

 

ツクヨミ「…」

 

ツクヨミはアリシアを見た。

 

アリシア「っ…」

 

マエラテ「ツクヨミ!月楼!あいつをやっつけろ!」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…

ツクヨミはアリシアに手を向けた。

 

雷首「嬢ちゃんに手を出すんじゃねぇ!」

氷首「殺されてぇのかゴラァ!」

火首「いい加減にしろこのカス!」

 

ドシン!

突然三つ首が現れた。

 

アリシア「えっ…なんで…」

 

雷首「嬢ちゃんがピンチだと思って来た」

氷首「無理してねぇだろうな」

火首「あとは任せな」

 

ツクヨミ「…」

 

雷首「さて、足引っ張るなよお前ら」

氷首「誰に口聞いてんだ」

火首「お前らこそ足引っ張るなよ」

 

ツクヨミ「…」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

ツクヨミは三つ首に向かって月楼を放った。

 

雷首「カァァァァァァァァァッ!!」

氷首「ンバァァァァァァァァッ!!」

火首「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」

 

ドォォォォォォォォォン!!

三つ首のブレスとツクヨミの月楼がぶつかった。

 

ビュォォォォォォォォォォ!

周囲に風が発生した。

 

アリシア「わっわわっ!」

 

アリシアは飛ばされそうになっていた。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

やがて両者の攻撃が止んだ。

 

アリシア「っ…」

 

アリシアは顔を上げて様子を見た。両者全く攻撃を受けていないようだった。

 

アリシア「すごい…あれほどの攻撃でも倒せないなんて…」

 

マエラテ「ツクヨミ!もう一度月楼!」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…

ツクヨミは三つ首に手を向けた。

 

ツクヨミ「…」

 

しかし、月楼が使えなかった。

 

マエラテ「どうしたツクヨミ!」

 

ツクヨミ「…すみませんマスター。もう使えません」

 

マエラテ「なっ…」

 

雷首「ガッハハハ!もう終わりか!」

氷首「いい攻撃だったんだがなぁ」

火首「お前はよくやったよ」

 

マエラテ「くっ…なら他の技で…」

 

ツクヨミ「マスター…もう、技が出せない…」

 

マエラテ「嘘…だろ…」

 

マエラテは絶望していた。

 

ツクヨミ「すみません…マスター」

 

ドサッ…

マエラテは膝を着いた。

 

マエラテ「そんな…僕の…負け…か…」

 

ツクヨミ「マスター。マスターは負けてな…」

 

ムクロ「霧の刃」

 

スゥッ…

ムクロはツクヨミの背後に立った。

 

ムクロ「死の告知(アブズ・ギブズ)

 

ズシャッ!

ムクロはツクヨミを背後から斬った。

 

ツクヨミ「!」

 

ドサッ…

ツクヨミは力なくその場に倒れた。

 

マエラテ「ツクヨミ!!」

 

ツクヨミ「マ…スター…私…もう…」

 

スゥゥゥゥゥゥゥゥ…

ツクヨミはその場から消えた。

 

マエラテ「そんな…ツクヨミ…」

 

ザッザッザッ…

ムクロがマエラテの前に立った。

 

マエラテ「!」

 

ムクロ「…最後だ。なにか言葉があるなら聞いてやる」

 

マエラテ「さ…いご…」

 

ムクロ「…」

 

マエラテ「…アリシア…だったかな」

 

アリシア「!」

 

マエラテ「…今回は僕の負けだ。同じ魔物使いとして、こんなに強い相手に会えたのはとても嬉しいことだ。どうかな。僕のツクヨミは強かったかな」

 

アリシア「…強い。すごく強かったです。私の手持ちはあとそこの2人だけでした。それ以外の子は全員倒されました。コハクも含めて。コハクが倒されるのは今まで無かったのですごく焦りましたよ」

 

マエラテ「…そっか。初めてコハクって人を倒せたんだ…それは名誉な事だ」

 

スッ…

マエラテは立ち上がった。

 

マエラテ「…ねぇアリシア」

 

アリシア「?」

 

マエラテ「…僕を仲間にしてくれないかな」

 

アリシア「!?」

 

マエラテ「僕は君について行きたい。君といればもっと強くなれそうだ。…どうかな」

 

アリシア「…」

 

アリシアは考えていた。そして、結論を出した。

 

アリシア「…いいですよ。でもあなたはプレイヤーですか?」

 

マエラテ「プレイヤーじゃないよ。でもプレイヤーとして動くこともできる」

 

アリシア「え?どういう事?」

 

シン「つまり、さっきのツクヨミって人を動かすにはあなたが必要。2人で1つのモンスターってわけか」

 

マエラテ「…正解。ツクヨミは僕の命令でしか動かない。もしアリシアの仲間にしてくれたら、戦う時に僕を召喚して、僕はアリシアのようにプレイヤーとして動き、ツクヨミを動かそう。君がコハクって人を動かしてるように」

 

アリシア「じゃあ魔物使いが2人に増えるってこと?」

 

マエラテ「僕を召喚してくれたらね」

 

アリシア「やったぁ!初めて魔物使いの人を仲間にすることができるんだ!嬉しい!魔物使いって私だけだったから心強い!」

 

マエラテ「…そう言ってくれてありがとう。…それじゃあ」

 

スッ…

マエラテは手を広げた。

 

マエラテ「…そこの君、僕を斬ってくれ」

 

アリシア「!?」

 

マエラテ「僕が仲間になるのは君たちがこのダンジョンを突破してからだ。つまり、僕を倒さない限り、僕は君の仲間になれない」

 

アリシア「え…」

 

マエラテ「さぁ、僕は抵抗しない。だから斬ってくれ」

 

ムクロ「…そうか。分かった」

 

ググッ…

ムクロは剣を構えた。

 

ムクロ「…これからは共に力を尽くそう」

 

マエラテ「…あぁ」

 

ズシャッ!

ムクロはマエラテを斬った。

 

ドサッ…

マエラテは力なくその場に倒れた。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

そしてマエラテは消えた。

 

アリシア「これで…ダンジョンクリアって事だよね…」

 

ガコッ!

すると魔法陣に宝箱が出てきた。

 

アリシア「あ、出てきた」

 

スタスタスタ

アリシアは宝箱の前に立った。

 

アリシア「…」

 

ガコッ…

アリシアは宝箱を開けた。

 

音声「特性:統率者を入手しました。マエラテ、ツクヨミが仲間になりました」

 

アリシア「統率者?」

 

音声「特性:最後の砦を入手しました」

 

シン「ほう。どんな効果だろうか」

 

音声「特性:気配消失を入手しました」

 

ルーラ「気配消失?スキルじゃなくて特性なんだ」

 

音声「特性:最後の砦を入手しました」

 

ナギ「どんな効果なのか楽しみだなぁ」

 

音声「特性:火事場の馬鹿力を入手しました」

 

コヨミ「火事場の馬鹿力なんて久しぶりに聞いたけど、どんな特性なんだろ…」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

祭壇に魔法陣が展開された。

 

アリシア「みんなー!魔法陣が出てきたよー!帰ろー!」

 

コヨミ「はい!」

ナギ「はい」

シン「そうしよう」

ルーラ「分かりました」

 

スタスタスタ…シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

アリシアたちはダンジョン 統率者の扉から脱出し、カナデの宿屋で休むことにした。




〜物語メモ〜

今話で獲得した特性・スキル・装備

アリシア
特性
命令
味方に命令することで、その攻撃が1.2倍上昇する

統率者
味方のモンスターだけでなく、野生のモンスターまでも味方につけることができる
ただし、野生のモンスターはあくまで野生なので、戦いが終わればすぐに消え、元いた場所に転送される
アリシアの持つ笛と一緒に使うことで範囲が拡大し、味方になってくれるモンスターも多くなる

スキル
なし

装備
武器:鉄の剣、普通のナイフ、金の斧
防具:なし

━━━━━━━━━━━━━━━

シン

特性
受け身
敵の攻撃を受けると防御力が上昇する

最後の砦
味方がやられ、自分だけが残った場合、HPと防御力が大幅に上昇する

スキル
聖騎士の守り
味方にバリアを展開する

挑発
相手の注意を引いて、一時的に味方を守る

硬化
防御力が上昇する

━━━━━━━━━━━━━━━

ルーラ

特性
集中
相手を狙撃する時、最初の一発目だけ無反動で弾を撃つことができる

気配消失
敵が近くにいる場合、相手に見つからずに背後を取ることができる
ただし、3人倒すことで効果は消失する

心眼
弾丸にあらゆる鎧を貫通させる効果が付与される
ただし、10発までで重複しない

スキル
分身
自分の分身を作り出すことで身を守ることができる

━━━━━━━━━━━━━━━

コヨミ

特性
武神
武器を装備することで一定時間、攻撃力が1.2倍される

破砕
相手の装甲や鎧、盾など、身を守るものを破壊することができる

闘魂
致死的ダメージを受けた時、HPを1だけ残して耐えることができる

火事場の馬鹿力
自分のHPが少ない場合、次の一撃だけ1000%の火力で攻撃することができる
ただし、1000%の火力は一撃だけなので、一度攻撃すればそれ以降は普通の攻撃力に戻る

スキル
足崩し
相手の姿勢を崩すことができる

装備
武器:大地の斧、死神の鎌、巨人のハンマー、破壊神の斧
防具:戦の鎧、鉄の鎧、皮の服

━━━━━━━━━━━━━━━

ナギ

特性
受け身
敵の攻撃を受けると防御力が上昇する

最後の砦
味方がやられ、自分だけが残った場合、HPと防御力が大幅に上昇する

スキル
聖騎士の守り
味方にバリアを展開する

挑発
相手の注意を引いて、一時的に味方を守る

硬化
防御力が上昇する

装備
武器:鋼の槍、錆びた剣、悪魔の盾、プラチナの槍、プラチナの盾
防具:聖騎士の鎧、吸血の鎧

━━━━━━━━━━━━━━━

ダンジョン 武器庫の中
あらゆる武器があるダンジョン。クリアすることで、各職業に適正がある武器を得ることができる。ただし、1つずつだけ。

ダンジョン 統率者の扉
アリシアが欲しがっていた「統率者」という特性が得られるダンジョン。第1〜第3の間まであり、連続で戦闘することになる。ただし、道中で回復することができる。

ダンジョン 統率者の扉 第1の間
黒い人型のモンスターが数多のモンスターたちを召喚してくるステージ。リーダーである黒い人型のモンスターを倒せばモンスターの侵攻は収まるが、倒さない限り延々とモンスターが召喚される。

ダンジョン 統率者の扉 第2の間
4体の天使の石像が壁から上半身だけ出しているステージ。天使たちはそれぞれ双剣、槍、斧、弓を装備しており、各々自分の意思で動く。全て石でできているので天使たちの武器は破壊しやすいが、すぐに生成される。

ダンジョン 統率者の扉 第3の間
ダンジョンの最下層。とある1人の男性が待ち構えている。名前はマエラテ。第1の間、第2の間で出てきたモンスターたちを従えていた存在。パートナーであるツクヨミとともにアリシアたちの前に立ちはだかった。

━━━━━━━━━━━━━━━

モンスター

統率者 マエラテ
ダンジョン 統率者の扉の最下層で待ち構えている男性。第1の間、第2の間で出現したモンスターたちを従えており、特に第2の間で出現した四大天使はツクヨミの次にお気に入り。

ツクヨミ
統率者 マエラテのパートナー。アリシアで言えばコハクと同じ立ち位置。主に月の力を使って攻撃する。自分や味方のバフ、敵へのデバフ、相手への攻撃など、行動は多彩。言葉を発する機会は少ないが、心の中ではマエラテのことを心配したりしている。ただ顔や言葉に出ないだけ。

ツクヨミの技
月光
月の光を浴びることで自身のステータスを上昇させることができる。

宵闇
紫色の玉を地雷のように周囲に展開する
当たればすぐに視界が真っ暗になり、何も見えなくなる

月輪
ツクヨミの体から無数の斬撃を繰り出す
離れていれば問題ないが、ツクヨミの近くにいれば多数の斬撃を受けることになる

影縛り
ツクヨミと相手の影を繋ぐことで相手を拘束することができる
しかし、スザクのように足が速いと影を繋げることができないため、スピードが高い相手には不向き

月楼
ツクヨミの必殺技
手から放たれる紫色のレーザーで、当たれば大ダメージ
相手に手を向けるだけで発動するため、見てから避けるのは難しい
ただし、無敵ではないため、発動する前に攻撃して阻止することができる
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