私、支持率0%の職業でゲームにログインします。   作:バスタオル

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第16話 第3回イベント 2日目

アリシア「ではみなさん!!2日目頑張っていきましょう!」

 

ロザリーたち「おー!」

 

ジン「そういえば昨日の結果だとギルドを落としてもポイント貰えるんだよな?」

 

ルシュ「そうね。1日目はみんなモンスターを倒す方に集中してたからポイントたくさん持ってたわね」

 

ロザリー「落とせばポイントゲット」

 

シン「でもポイントは全滅させてからになるから非効率じゃないかな」

 

ジン「そうなのか?」

 

シン「はい。全滅させなければポイントは得られない。でもこのイベントは全滅しない限り何度でも復活可能。そうなると1人でも逃げ切れたら一生ギルドを落とせない気がする」

 

ロザリー「あ、確かに…」

 

ルーラ「でも少数のギルドなら落としやすいんじゃないかな」

 

アリシア「確かに!」

 

シン「でも少数のギルドは僕たちと違ってそこまでポイント稼げないと思うよ」

 

ルシュ「そうねぇ、このイベントは人数が多い方がポイント稼ぎやすいから…」

 

ジン「あぁ…そうか…」

 

シン「なのでギルドを落とすのはまだ後回しでもいい気がします」

 

アリシア「じゃあ2日目もモンスターを倒してポイントを稼ごう!でももし他のギルドの人と会ったらその時はやっつけられるならやっつけよう!無理なら別の場所でポイントを稼ごう!」

 

ジン「そういえば今日は昨日みたいに分かれるのか?それとも一緒か?」

 

ロザリー「分かれた方が効率いいしここはいくつかに分かれよう」

 

ジン「よっし!」

 

カナデ「メンバーの振り分けはどうしますか?」

 

ロザリー「バランスよく振り分けたいね。攻撃だけ防御だけ、サポーターだけだと効率悪いし」

 

アリシア「うーん…」

 

ロザリー「まずは攻撃役と防御役、サポート役に分けてみよう」

 

アリシア「まずは攻撃役かな。これはロザリーとジンさんとルシュさんとゼディさんとコヨミちゃんとルーラさんかな」

 

ロザリー「そうだね」

 

アリシア「防御役はナギちゃんとシンくんかな」

 

シン「はい」

ナギ「はい」

 

ルシュ「2人は少ないわね…」

 

ロザリー「じゃあそこにアリシアを入れてみたら?」

 

アリシア「え?私?」

 

ロザリー「うん。アリシアはモンスター使うじゃん?そのモンスターは攻撃役にも防御役にもなる。それにアリシア自身はモンスターたちにとってのサポート役にもなり得るし」

 

アリシア「あ、確かに…」

 

カナデ「アリシアさんならどれを任せても大丈夫そうですけどサポート役は私たちで埋まってるので少ない防御役に移るのはいいと思いますよ」

 

アリシア「分かりました!では私も防御役で!」

 

ロザリー「となると残りのメンバーがサポート役と」

 

アリシア「あとはいい感じに組み直せばいいね!」

 

ロザリー「部隊は3つくらいでいいかな」

 

シン「いいと思いますよ。防御役は3人しかいないので」

 

アリシア「ねぇロザリー」

 

ロザリー「ん?何?」

 

アリシア「この編成、ロザリーに任せてもいい?」

 

ロザリー「いいけど何で?」

 

アリシア「私じゃ分からないからね…」

 

ロザリー「あー確かに。アリシアはこのゲームが初めてだもんね」

 

アリシア「うん」

 

ロザリー「じゃあ私の他にカナデさんとシンも一緒にお願いできるかな?」

 

カナデ「お任せ下さい」

 

シン「分かりました」

 

ロザリー「じゃあ開始時間までに決めて発表するからみんなは自由にしてて」

 

アリシア「はーい!」

 

こうしてロザリー、カナデ、シンは3人で話し合って3つの部隊を組み直した。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ー数分後ー

 

ロザリー「じゃあみんな、部隊を編成したから発表するね」

 

ロザリーは部隊編成をメモ書きしたページを開いた。

 

ロザリー「これが今回の部隊編成ね」

 

ピッ

ロザリーは画面を大きくしてみんなに見えるようにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

アリシア部隊

攻撃役…ルシュ(魔法使い)、ゼディ(魔法使い)

防御役…アリシア(魔物使い)

サポート役…ランドール(状態異常)、ミカン(魔力)、フミ(回復)

 

シン部隊

攻撃役…ロザリー(槍術士)、ルーラ(機工士)

防御役…シン(パラディン)

サポート役…リン(スピード)、マロリーニョ(防御力)

 

ナギ部隊

攻撃役…ジン(剣士)、コヨミ(バトルマスター)

防御役…ナギ(パラディン)

サポート役…カナデ(アイテム)、アレックス(攻撃力)

━━━━━━━━━━━━━━━

 

ロザリー「今回は防御役が3人だから分かりやすいようにアリシア、シン、ナギ部隊って名前にしたよ」

 

アリシア「おぉ!」

 

ロザリー「まずアリシア部隊。ミカンさんが魔力を上昇させるスキルやアイテムを持ってるからルシュやゼディを一緒に組ませた方がいいと思う。それに加えてナギちゃんやシンがそれぞれコヨミちゃんとルーラの2人でタッグを組んでるから残ったアリシアを防御役にしてみたの。でもそうなるとアリシア、ルシュ、ゼディは耐久力に問題があるから回復スキルやアイテムを持ってるフミさんと相手を足止めするために状態異常のスキルとアイテムを持ってるランドールさんと組んでみたの。この部隊は1番耐久性が低いから1番人数を多くしてみたよ」

 

アリシア「なるほど!分かった!」

 

ミカン「よろしくね。ルシュ、ゼディ」

 

ルシュ「こちらこそ」

 

ゼディ「よろしく」

 

フミ「あらあら、じゃあ私も頑張っちゃおうかしら」

 

ランドール「はぁ…足止めね。確かに魔法使いがいるなら足止めをして遠くから攻撃するのもいいかもね」

 

ロザリー「次にシン部隊。シン部隊は私とルーラを攻撃役にしたの。私とルーラはスピードが速いからリンさんのスピードバフとデバフで相手を追い詰める。ルーラはシンとタッグを組んでるから必然的に防御役はシンになる。私とルーラで敵を攻撃して、シンはリンさんとマロリーニョさんを守る形ね。マロリーニョさんはシンの防御力を上げて生存率を上げるのと、被弾した時のために私とルーラの防御力も上げておく感じ」

 

リン「シン、ルーラ。力を尽くさせてもらうよ」

 

マロリーニョ「防御力バフでシンくんのサポートさせてもらうね」

 

ルーラ「こちらこそ。よろしくお願いします」

 

シン「…よろしく」

 

ロザリー「最後にナギ部隊。ナギ部隊は防御役をナギちゃんにして攻撃役をコヨミちゃんとジンさんにしてもらうね。ジンさんとコヨミちゃんはこのギルドの中では攻撃力が高いからアレックスさんの攻撃力バフでなるべく敵を少ない手数で倒してもらう。ただ、それだけだと防御力や回復が疎かになるからカナデさんのアイテムで色々と補ってもらう感じね」

 

カナデ「ジンさんコヨミさんナギさん。よろしくお願いしますね」

 

ジン「あぁ。よろしくな」

 

コヨミ「よろしくお願いしますカナデさん」

 

ナギ「よろしくお願いします」

 

ロザリー「さて、これでそれぞれの部隊の話は終わりね。なにか質問ある?」

 

シン「じゃあ1つ。部隊の中で誰かがやられた場合はどうしますか」

 

ロザリー「体勢を立て直せないなら撤退で。撤退したらここで全員復活するまで待機。全員復活したら再度ポイント稼ぎ」

 

シン「分かりました」

 

ロザリー「他に質問はある?」

 

みんな納得した様子だった。

 

ロザリー「よしっじゃあみんな!2日目も頑張るぞー!」

 

全員「「「おー!!!」」」

 

こうして2日目が始まったのだった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…拠点近くの大草原

 

アリシア部隊

 

ルシュ「さぁて、じゃあゼディくん。モンスターたちを一掃しちゃいましょうか」

 

ゼディ「賛成です。魔法使いがどれだけ強力か見せてやりますか」

 

ミカン「じゃあ2人とも!頑張ってね!」

 

フミ「怪我したら私に任せてくださいね」

 

ランドール「…はぁ、仕方ない…やろうかな」

 

フミ「頑張ってください。ランドール」

 

ランドール「う、うん…」

 

アリシア「じゃあみんなのことは私と私のモンスターたちに任せて!」

 

ルシュ「アリシアのモンスターなら安心できるね」

 

アリシア「えっへへへ…じゃあみんな出てきて!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…ポンッ!

スラちゃん、スラくん、ライム、スラミ、イノくんが出てきた。

 

ランドール「わ、本当にモンスターが出てきた…」

 

アリシア「まだまだいますよ!召喚!スザク、ムクロ、三つ首、マエラテ!!」

 

音声「スキル:召喚が発動しました。味方モンスターを召喚します」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ!

スザク、ムクロ、三つ首、マエラテが召喚された。

 

マエラテ「ツクヨミ!出番だよ!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ!

マエラテはツクヨミを召喚した。

 

ランドール「えっ…まだいるの…?」

 

アリシア「これが私の友達です!」

 

スラちゃん、スラくん、ライム、スラミ、イノくん、スザク、ムクロ、三つ首、マエラテ、ツクヨミはルシュ、ゼディ、ミカン、フミ、ランドールを全方位の攻撃から守るように立った。

 

フミ「あら、すごく安心しますね」

 

ミカン「すごいすごい!こんなの初めて!!」

 

ルシュ「相変わらずすごいわ…」

 

ゼディ「なるほど…これは中々…」

 

アリシア「ミカンさん!ルシュさんとゼディさんにバフを!」

 

ミカン「はい!マジックアップ!ハーフマジックポイント!魔力暴走!弱点魔法!魔力集中!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

ルシュとゼディはミカンのバフを受けた。

 

ルシュ「んー!相変わらず最高のバフね!」

 

ゼディ「確かに。僕たちを組ませたロザリーはしっかり考えてるね」

 

アリシア「うん!ロザリーはゲーム得意だから!」

 

ゼディ「あぁ、だからか」

 

ミカン「バフだけじゃないよ!デバフも!」

 

モンスターたち「「「オォォォォォォォォ!!」」」

 

するとモンスターたちが多数出現した。

 

アリシア「来た!ルシュさんゼディさん!」

 

ルシュ「任せて!!」

ゼディ「任せて!!」

 

ポワァァァァァァァ…

ルシュとゼディの足元に魔法陣が展開された。

 

ルシュ「いくよゼディ!」

ゼディ「うん!」

 

ボワッ!!

ルシュとゼディの魔法陣が赤く光った。

 

ルシュ「ヘル・フレイム!!」

ゼディ「ヘル・フレイム!!」

 

ゴォォォォォォォォォ!!

ルシュとゼディの火属性魔法でモンスターたちが一掃された。

 

アリシア「わぁっ!やっぱり凄い!!」

 

ミカン「ん〜…やっぱりバフっていいなぁ…」

 

フミ「ミカン。程々にね」

 

ミカン「はーい」

 

アリシア「三つ首!ブレス!」

 

雷首「カァァァァァァァァァッ!!」

氷首「ンバァァァァァァァァッ!!」

火首「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」

 

バゴォォォォォォォォン!!

三つ首のブレスでモンスターたちが次々にやられた。

 

マエラテ「ツクヨミ!月楼!」

 

ツクヨミ「…」

 

スッ…バゴォォォォォォォォン!!

ツクヨミは掌からレーザーを放った。

 

アリシア「ムクロ!死者の呼び声!つるぎの舞!」

 

ムクロ「ヌゥッ!!」

 

ビュン!

ムクロは刀を振るい、空間に隙間を開けた。

 

霊体たち「アァァァァァァァァァァァ!!!」

 

すると空間の隙間から霊体が多数出現し、モンスターたちに襲いかかった。

 

ムクロ「ハァッ!!」

 

ビュン!

ムクロは刀を振るい、周囲に斬撃を飛ばした。

 

アリシア「ありがとうムクロ!」

 

ムクロ「ふん。このくらい造作もない」

 

棍棒を持ったモンスター「ガァァァァァッ!!」

 

ツクヨミ「!」

 

ドゴッ!!

ツクヨミは棍棒を持ったモンスターに攻撃された。

 

マエラテ「ツクヨミ!!」

 

アリシア「!!」

 

ツクヨミ「…」

 

フラフラ…フラフラ…

ツクヨミはその攻撃で気絶状態になった。

 

フミ「今すぐ気絶状態を解除します!」

 

棍棒を持ったモンスター「ガァァァァァッ!!」

 

マエラテ「!」

フミ「!」

 

アリシア「ツクヨミ!!」

 

フミがツクヨミの気絶状態を解除しようとしたが、それよりも速く、棍棒を持ったモンスターが攻撃しようとしていた。

 

フミ「ダメ!間に合わ…」

 

ドゴォォォォォォォン!!シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

その瞬間、棍棒を持ったモンスターが大きく吹き飛ばされ、消えていった。

 

マエラテ「!」

フミ「!」

アリシア「!」

 

コハク「 (。-`ω´-) 」

 

現れたのはコハクだった。

 

ツクヨミ「…」

 

ツクヨミの気絶状態が終わった。

 

アリシア「コハク!」

 

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

マエラテ「ありがとうアリシア、コハク。ツクヨミを助けてくれて」

 

コハク「 ヾ(・ω・`;)ノ 」

 

ツクヨミ「…」

 

ツクヨミはコハクを見ていた。

 

ギュッ…

ツクヨミはコハクの手を握った。

 

マエラテ「!!」

アリシア「!!」

コハク「 Σ(OωO ) 」

 

ツクヨミ「…ありがとう…ございます」

 

コハク「 ヾノ>ω<`) 」

 

骸骨のモンスター「カッカカカカカカカカ!!」

 

するとコハクの背後から骸骨のモンスターが襲ってきた。

 

ツクヨミ「!」

 

スッ!バゴォォォォォォォォン!!

ツクヨミはすかさず月楼を放った。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

骸骨のモンスターは消えていった。

 

コハク「 ( °◽︎° ;) 」

 

ツクヨミ「お怪我は…ありませんか。コハクさん」

 

コハク「 (。_。(゚д゚ 」

 

ツクヨミ「そうですか。それは良かったです」

 

スッ…

ツクヨミはコハクの手を離した。

 

フミ「あらあら…」

 

ミカン「何だかすごい殺意感じたんだけど何?」

 

フミ「ミカン。静かにね」

 

ミカン「えっ?」

 

マエラテ (ツクヨミ…もしかしてコハクのこと…)

 

ツクヨミ「…」

 

ツクヨミの顔は少し赤かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…拠点から少し離れた草原

 

シン部隊

 

リン「スピードアップ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

ロザリー、ルーラ、シン、マロリーニョのスピードが上昇した。

 

マロリーニョ「ガードアップ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

ロザリー、ルーラ、シン、リンの防御力が上昇した。

 

マロリーニョ「霧の影!」

 

音声「スキル:霧の影が発動しました。一度だけ攻撃を無効化できます」

 

ロザリー「霧の影?どんな効果なんですか?」

 

マロリーニョ「これは自分の分身を身代わりにして敵の攻撃を一度だけ無効化するスキルだよ」

 

ルーラ「なるほど。それは便利ですね」

 

シン「ルーラ、ロザリーさん。そろそろ行きましょうか」

 

ルーラ「うん」

 

カチャ

ルーラは拳銃を装備した。

 

ロザリー「分かった!」

 

ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ…コンッ!

ロザリーはロンギヌスの槍を装備した。

 

リン「リロードアクセル!」

 

音声「スキル:リロードアクセルが発動しました。弾の装填速度が上昇します」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

ルーラの装填速度が上昇した。

 

ルーラ「わっ!ありがとうございます!」

 

リン「スピードは何も走るスピードだけじゃないよ」

 

シン「なるほど。これは便利だな。ルーラにとっては」

 

リン「スルーブースト!」

 

音声「スキル:スルーブーストが発動しました。投擲物の速度が上昇します」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

ロザリーはロンギヌスの槍の投擲速度が上昇した。

 

ロザリー「えっ!?そんなこともできるの!?」

 

リン「はい。スピードなら何でも」

 

ロザリー「す…すごい…」

 

シン「来たよ」

 

ロザリーたちが周囲を見渡すと、多数のモンスターがロザリーたちを囲んでいた。

 

ロザリー「じゃあ行くよルーラ」

 

ルーラ「はい!お任せ下さい!」

 

シン「ルーラ」

 

ルーラ「?」

 

シン「…無理はするなよ」

 

ルーラ「…はい!」

 

ロザリー「じゃあ…行くよ!」

 

ダダッ!!

ロザリーとルーラはモンスターに向かって走った。

 

ロザリー「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!

ロザリーは自分のスピードを活かしてモンスターたちを攻撃した。

 

ルーラ「…」

 

カチャ…バンッ!バンッ!バンッ!

ルーラも負けじとモンスターを攻撃する。

 

バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!

ルーラは的確にモンスターたちを撃ち抜いていく。

 

バンッ!バンッ!バンッ!キンッ!!

すると防御力が高そうなモンスターが現れた。そのモンスターはシンと同じように大きな盾を持っており、その盾でルーラの弾丸を防いでいた。

 

ルーラ「…なるほど。これだと不利ですね。…なら」

 

スッ…カチャ

ルーラは拳銃を外して静かな死神(ライフル)を装備した。

 

ルーラ「…」

 

タッタッタッ!

そしてルーラはシンの所まで走って戻った。

 

ザッ!スッ!

ルーラはシンの所まで戻るとすぐに射撃体勢に入った。

 

シン「…なるほど。あの硬そうなモンスターか」

 

ルーラ「そう…」

 

ルーラは集中して狙いを定めた。

 

ルーラ「狙うは一点。撃つは一発。チャンスは一度」

 

スッ…バンッ!

ルーラは引き金を引いた。

 

ガンッ!!

ルーラが放った弾丸は硬そうなモンスターの頭に直撃した。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

硬そうなモンスターは消えていった。

 

ルーラ「…ふぅ」

 

シン「…流石だ。ルーラ」

 

ルーラ「…えぇ」

 

マロリーニョ「すごいねリン」

 

リン「えぇ。状況判断が早いよ…あの子は…」

 

モンスターたち「「「オォォォォォォォォ!」」」

 

ダダダダダダダダダ!!

多数のモンスターたちがロザリーに向かって一列で走ってきた。

 

ロザリー「お!すごく狙いやすそうに走ってくるね!」

 

ブンブンブンブンブン!

ロザリーは槍を振り回した。

 

ロザリー「これで一気に片付ける!!」

 

ビュン!ドゴォォォォォォォン!!

ロザリーはロンギヌスの槍を投擲した。ロンギヌスの槍はリンのスルーブーストのおかげでいつもより速く飛んだ。

 

ロザリー「うぉっ!速っ!!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

モンスターたちは一気に姿を消した。

 

ロザリー「こ…ここまで速いなんて…ビックリした…」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…拠点近くの森

 

ナギ部隊

 

コヨミ「よしっ!頑張るぞぉ!」

 

ジン「気合入ってるなぁ。コヨミ」

 

コヨミ「はい!私、攻撃力には自信がありますので!」

 

ジン「確かに。バトルマスターは全職業の中でトップレベルの攻撃力だからな」

 

コヨミ「はい!」

 

アレックス「よしっ。じゃあ攻撃力上げるぜ。パワーアップ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

コヨミ、ジン、カナデ、ナギの攻撃力が上昇した。

 

アレックス「それじゃ、思いっきり暴れてきてくれ」

 

コヨミ「はい!行ってきま…」

 

???「おや、君はアリシアのところの剣士かな」

 

ジン「!」

 

ザッザッザッ…

そこに現れたのはライン、スレッド、マートンの3人だった。

 

ライン「こんなところにいるとはな」

 

ジン「お前は確か…ライン…」

 

ライン「正解だ」

 

ジン「ということは残りの2人はスレッドとマートンか」

 

スレッド「あぁ」

 

マートン「よく分かったね」

 

アレックス「なぁナギちゃん。誰なんだ?あの3人は」ヒソヒソ

 

ナギ「すみません…私にも分かりません…」ヒソヒソ

 

コヨミ「私も…」ヒソヒソ

 

カナデ「お知り合いの方でしょうか」ヒソヒソ

 

ジン「それで?何か用か?」

 

ライン「あぁ。僕たちもここでポイントを稼いでいるんだ。でも他のギルドもいてね。まずは他のギルドの人たちを潰して回っているんだ」

 

ジン「…」

コヨミ「!?」

ナギ「!?」

アレックス「!?」

カナデ「!?」

 

ジン「…で、俺たちを見つけたってことは…そういう事なんだな?」

 

ライン「…あぁ。覚悟してもらうよ」

 

ジン「…ふっ。イベント第1位のやつは中々非道な選択をするんだな」

 

ライン「自分たちが勝つようにするためだ。手は抜かないよ」

 

ジン「…コヨミ、ナギ、アレックス、カナデ。戦う準備をしてくれ」

 

コヨミ「!」

ナギ「!」

アレックス「!」

カナデ「!」

 

ジン「…相手は本気だ」

 

ライン「スレッド、マートン。今からこの人たちを倒すよ」

 

スレッド「宿り星の連中だろ?手を出せば間違いなくアリシアが来る。それでもいいのか?」

 

ライン「来れば返り討ちだ。これでも僕は一度、アリシアとの戦いで生き延びたことがある」

 

ラインは第1回イベントでアリシアと戦い、HPも限界だったが、最後は時間切れで生き残ることができた。

 

スレッド「…なるほど、マートン」

 

マートン「ん?」

 

スレッド「あいつらを倒すぞ」

 

マートン「…あぁ。分かったよ」

 

ライン「ジン」

 

ジン「?」

 

ライン「…準備はいいか?」

 

ジン (…すまねぇアリシア。俺たちここで負けるかもしれねぇ)

 

ナギ「ジンさん。私が皆さんをお守りします」

 

ジン「…あぁ、頼む」

 

スッ…

ラインは天明ノ剣を装備した。

 

スレッド「さて、やるか」

 

スッ…

スレッドは風霧(かぜきり)の双剣を装備した。

 

マートン「よしっ。倒そう」

 

バッ!

マートンは双子の魔導書を装備した。

 

ジン「ナギ、コヨミ、アレックス、カナデ」

 

ナギ「?」

コヨミ「?」

アレックス「?」

カナデ「?」

 

ジン「…なるべく相手を削る。…本気で戦うぞ」

 

ナギ「はい」

コヨミ「はい!」

アレックス「あぁ」

カナデ「はい」

 

ライン「じゃあ…いくぞ!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…拠点近くの大草原

 

アリシア部隊

 

アリシア「もうモンスターいないね」

 

ルシュ「ポイントも結構集まったし少し休憩しない?」

 

ゼディ「賛成。これくらいなら少しくらい休憩してもいいかも」

 

アリシア「じゃあ少し休憩!!」

 

アリシアたちは少し休憩することにした。

 

フミ「あ、なら次の戦いまでに回復しておきましょうか」

 

アリシア「あ、お願いします!」

 

フミ「MPはアイテムで回復する方が効率いいんですよね」

 

パキン!

フミはMP回復のポーションを使った。

 

パァァァァァァ…

するとアリシアたちのMPが回復した。

 

アリシア「ありがとうございますフミさん!」

 

フミ「いえいえ」

 

ピコッ

すると宿り星のギルドチャットに通知が入った。

 

アリシア「ん?」

ルシュ「?」

ゼディ「?」

ランドール「?」

フミ「?」

ミカン「?」

 

アリシアたちはギルドチャットを開いた。

 

アリシア「…え?」

ルシュ「!?」

ゼディ「っ!」

ランドール「…」

フミ「!」

ミカン「!?」

 

アリシアたちはそのチャットの内容を見て息を飲んだ。

 

そのチャットの内容はナギ部隊の人たちが全滅したというものだった。




〜物語メモ〜

気絶状態
プレイヤーやモンスターが頭を攻撃された際に一定の確率で起こる状態異常。解除するまで攻撃や防御など、あらゆる行動が制限されてしまう。

スキル:霧の影
マロリーニョが使ったスキル。自分の分身を身代わりにして一度だけ攻撃を無効化することができる。

スキル:リロードアクセル
リンが使ったスキル。弾の装填速度が上昇する。

スキル:スルーブースト
リンが使ったスキル。投擲物の速度が上昇する。

装備:風霧の双剣
スレッドが使っている双剣。
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