私、支持率0%の職業でゲームにログインします。   作:バスタオル

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第29話 第4回イベント開催

アリシア「ロザリー!準備できてる!?」

 

ロザリー「あったりまえよ!アリシアは?」

 

アリシア「できてる!もう準備万端!」

 

ロザリー「まぁ属性は違うけど頑張ってね!」

 

アリシア「うん!」

 

アリシアとロザリーが話していると、他のメンバーも集まってきた。

 

ジン「今回はなるべく死なずにポイント稼いでくるわ」

 

ルシュ「私も今日は本気で行くわよー!」

 

ゼディ「僕も今回は本気で戦おうかな」

 

シン「僕もなるべくポイントを稼いでくるよ」

 

ルーラ「私もいきます!新しい武器やスキルを試したいので!」

 

ナギ「コヨミ。準備はいい?」

 

コヨミ「うん!大丈夫!頑張ろうねナギ!」

 

ナギ「うん」

 

カナデ「アリシアさん。今回も私たちは戦いますよ」

 

アリシア「えっ!?そうなんですか!?」

 

リン「えぇ。もうサポートだけの商人なんて呼ばせないわ」

 

ミカン「私楽しみー!」

 

フミ「私はなるべくみなさんのサポートを頑張りますね」

 

ランドール「僕も…」

 

マロリーニョ「僕も頑張るよ!」

 

アレックス「みんな頼もしいな」

 

カミラ「私も本気で叩くわよ」

 

アリシア「んー!この時がいちばん楽しい!ギルド宿り星、目指せトップ!」

 

全員「おー!」

 

こうしてアリシアたちは第4回イベントに臨むのだった。

 

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ーアリシアサイドー

 

アリシアは無属性のレイドボスを選択した。無属性はどの属性に対しても同じ耐性を持つ。どの属性で殴っても問題ないのが利点。しかし、弱点属性で攻撃するよりかはダメージは下がる。

 

アリシア「よぉし!頑張るぞー!」

 

カナデ「アリシアさん。私たちも無属性を選んだのでよろしくお願いしますね」

 

カナデたち商人チームもアリシアと同じように無属性を選択していた。

 

コヨミ「アリシアさん!私たちもいます!」

 

アリシア「!」

 

そこにはコヨミとナギがいた。2人も目立った属性は持ってないので無属性にした。

 

アリシア「よしっ!じゃあ頑張ろう!」

 

コヨミ「おー!」

ナギ「はいっ!」

カナデたち「おー!」

 

???「ほぅ?お前たちもここに来たのか」

 

アリシア「?」

 

ザッザッザッザッ

そこにはギルド:近衛騎士団の人たちがいた。

 

シルバー「まさか同じところで戦うことになるとはな」

 

アリシア「あっ!あなたは!」

 

ツァイ「やぁ、アリシアさん」

 

アリシア「あ!ツァイさん!コンさん!それにユノさん!」

 

コン「あの時ぶりだね」

 

ユノ「一緒の場所なのね」

 

オルゴ「なんだツァイ。知り合いか?」

 

ツァイ「うん」

 

スノー「ん〜…」

 

スノーは相変わらず眠そうにしていた。

 

アリシア「みなさんも無属性を選んだんですね!」

 

シルバー「私たちは得意な属性がないからな。無難に無属性を選んだ」

 

アリシア「あ、そうなんですね!ではよろしくお願いしますね!」

 

シルバー「あぁ。お手柔らかに頼むよ」

 

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ーロザリーサイドー

 

ロザリーは闇属性のレイドボスを選択した。ロザリーのロンゴミアントは光属性に特化したスキルと攻撃を持つため、ロザリーにとっては闇属性以外選ぶ理由が見つからない。

 

ロザリー「さぁて、頑張りますか」

 

グイッ!グイッ!

ロザリーは柔軟体操をしていた。

 

ロザリー「アリシアがいないから何とか頑張らないとなぁ…」

 

ルーラ「ロザリーさん!」

 

ロザリー「!」

 

ロザリーはルーラの声に反応した。

 

ルーラ「ロザリーさんも闇属性を選んだんですね!私たちと一緒です!」

 

ロザリー「そうなんだ!よろしくね!ルーラ、シン!」

 

シン「よろしくお願いします」

 

シンとルーラは2人で一緒に行動している。しかしシンは無属性のため、ルーラが得意な光属性で勝負する事にした。なのでシンとルーラも闇属性のレイドボスを選択した。

 

???「おや、ここには君がいるんだね」

 

ロザリー「!」

 

ロザリーが声のした方を見ると、そこにはラインが立っていた。

 

ロザリー「まさか…あなたもここなんですか」

 

ライン「あぁ。僕のスキルはほとんどが光属性だからね。闇属性以外を選ぶ理由はないよ」

 

ロザリー「なるほど。残念ですが、ここにはアリシアはいませんよ」

 

ライン「あぁ。そうみたいだね。しかし、ここには君がいる」

 

ロザリー「っ!」

 

ライン「彼女と戦えないのは悲しいが、彼女の前に君に勝つとしようか」

 

ロザリー「ははっ…やってみましょうか」

 

ロザリーはゲーム魂に燃えていた。

 

ミズキ「うわぁ…ここハズレかもぉ…」

 

リィ「だね。勝てるかな…」

 

ローズ「とりあえずやってみよう。負けても上位に食い込めば…」

 

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ージンサイドー

 

ジンは氷属性のレイドボスを選択していた。氷属性を選んでいる人は少し少ないが、それでもジンは手を抜くつもりは無い。

 

ジン「ここまで人数が少ないと上位に入るのは簡単そうだ。ここは本気で戦って点差をつけてやるぜ」

 

ミィ「私も頑張りますよ」

 

ジン「!」

 

ジンが後ろを振り返ると、ギルド:ホイップガールズのミィが立っていた。

 

ミィ「あなたも火属性のスキルを持っているんですか?」

 

ジン「あぁ。他の属性もあるが、よく使うのは火属性だな」

 

ミィ「なるほど、だから氷属性の…」

 

ジン「あぁ」

 

ミィ「であるなら私も手を抜きませんよ。本気でいきます」

 

ジン「あぁ。俺だって手は抜かねぇよ」

 

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ールシュ&ゼディサイドー

 

ルシュとゼディは水属性のレイドボスを選択した。2人は雷属性の魔法が得意なので属性相性的にここを選んだ。

 

ルシュ「さぁてゼディ。ここで勝負としましょうか」

 

ゼディ「いいよ。絶対負けないから」

 

ルシュ「ふふん♪私新しいスキル手に入ったから今日はそれをお披露目よ!」

 

ゼディ「僕だって進化したから。負けないよ」

 

???「ありゃりゃ?君たちもここなんだね?」

 

ルシュ「?」

ゼディ「?」

 

ルシュとゼディが振り返ると、そこにはギルド:ホイップガールズのギルドマスター:マリンがいた。

 

マリン「やっぱり魔法使いはここになるかな?」

 

ルシュ「あなたは…」

 

ゼディ「確かホイップガールズの…」

 

マリン「そう!ギルドマスター:マリンです!」

 

マリンは決めポーズで自己紹介をした。

 

ルシュ「あなた、魔法使いなのにギルドマスターなんて凄いわね」

 

マリン「えへへ…それほどでも…」

 

マリンは自分の頭を撫でながら照れた。

 

???「ふむ。宿り星とホイップガールズの魔法使いか?」

 

ルシュ「?」

ゼディ「?」

マリン「?」

 

3人が声のした方を見ると、そこにはギルド:天明ノ帝のマートンがいた。彼もまた魔法使いだった。

 

ゼディ「マートン…」

 

マートン「ここは魔法使いが出揃ってるね?」

 

ルシュ「まぁこのゲーム」

 

ゼディ「雷属性魔法が何故か集まりやすいんだよね」

 

ルシュ「そう」

 

マートン「まぁそれは否定しないよ。実際そうだし」

 

ルシュ「ちょうどいいわ。あなたたち、私たちと勝負しない?」

 

マリン「勝負?」

 

ルシュ「そう。ゼディとポイントで勝負しようと思ってるんだけど、あなたたちもどうかなって」

 

マリン「やるっ!楽しそう!」

 

マートン「ふむ。いいだろう。本気でやるよ」

 

ルシュ「もちろん」

 

何故か4人でポイント勝負をする事になった。

 

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ーカミラサイドー

 

カミラは光属性のレイドボスを選択した。カミラの武器はファイナルウェポンという名前で、登録した武器を全て扱うことができる。しかし今回はまた新しく武器を作ったが、それが闇属性なので、今回は光属性を選択した。

 

カミラ「ふーむ。結構いるねぇ」

 

カミラの周りには何人か冒険者がいた。鎧を身に纏い、剣を持つ者。大きな帽子と杖を携えた魔法使い。侍のような格好をした人物もいた。

 

カミラ「これは楽しみになりそうだね」

 

???「ほぅ。お前は宿り星の鍛冶師だな?」

 

カミラ「?」

 

カミラが声のした方を見ると、そこにはギルド:天明ノ帝のスレッドがいた。彼は闇属性攻撃と高いスピードが売りの人物。

 

カミラ「おや、あんたは誰だい?」

 

スレッド「スレッドだ。覚えておいてくれ」

 

カミラ「スレッドね。分かった。それで?何か用?」

 

スレッド「いいや。用はない。しかし、ここにアリシアの仲間がいるとなれば話は別だ」

 

カミラ「?」

 

スレッド「ギルドマスターから宿り星のメンバーがいたら何がなんでも勝てと言われてるんだ」

 

カミラ「随分血の気が多いねぇ」

 

スレッド「まぁな。これでも上位どころじゃない。1位を狙うつもりだからな」

 

カミラ「そう。まぁせいぜい頑張りな。無理はするなよ少年」

 

スレッド「ふん。俺を少年呼ばわりか。後で後悔するといいさ」

 

スタスタスタスタ

スレッドはその場をあとにした。

 

カミラ「なんだ。中身は随分と子供みたいじゃないか」

 

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こうして全員がそれぞれのレイドボスの部屋に入った。

 

音声「第4回イベントはレイドバトルです。1回のバトル時間は5分です。5分経てば自動的にレイドボスの部屋から転送されます。その後は同じ属性のレイドボスに挑むか、他の属性レイドボスに挑むかはプレイヤー次第です。このイベントはリアルタイムで5日間です。ご自分の都合の合う時間で参加してください。それでは、第4回イベント開始です」

 

こうして第4回イベントが開始した。

 

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ーアリシアサイドー

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!

ステージ中央にワイバーン型のドラゴンが出現した。黒い鱗に黒い目のドラゴンだった。しかもそのドラゴンは大きな翼で宙に浮いており、攻撃するには遠距離攻撃か近接攻撃ならジャンプする必要がある。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンが咆哮すると周囲に衝撃波が発生した。

 

アリシア「これ…スザクたちと一緒…みんな出てきて!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!

アリシアのかけ声とともにコハクたちが一斉に出てきた。

 

アリシア「ヴィレッタさん!メルさん!ラルクさんもお願いします!」

 

ヴィレッタ「任せて」

 

メル「いきますよラルク」

 

ラルク「うん!いっぱい暴れるぞー!」

 

マエラテ「ツクヨミ。お願い」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

マエラテの声でツクヨミが召喚された。

 

ゲンブ「はぁっ!」

 

ガシャン!

ゲンブはアリシアとマエラテを守るために大盾を展開した。

 

シルバー (あれが宿り星のギルドマスターの力か)

 

ツァイ (相変わらず凄いなぁ…)

 

コン (あの時のやつはもう二度とごめんだね)

 

ユノ (また全員集合なんだ。まぁ5分だから当たり前だよね)

 

アリシア「全員、攻撃開始!!」

 

ダダダダダダダダダダ!!

コハクたちは一斉に動き始めた。

 

雷首「カァァァァァァァァァァァッ!!」

氷首「ンバァァァァァァァァァァッ!!」

火首「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

最初に攻撃を入れたのは三つ首だった。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ドラゴンは炎のブレスで攻撃した。

 

ゲンブ「はぁっ!」

 

ブゥン!ゴォォォォォォォォォォ!

ゲンブたちはドラゴンの炎のブレスに包まれたが、ゲンブは盾を1つ使ってアリシアとマエラテを守った。

 

アリシア「スザク!四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

音声「特性:命令が発動しました。次の攻撃が1.2倍となります」

 

スザク「はっ!」

 

ビュン!

スザクはドラゴンの所までジャンプした。

 

スザク「四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

ズシャシャシャシャシャシャシャ!!

スザクはドラゴンに連続攻撃を放った。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

セイリュウ「四獣刀技 群青羅刹!」

 

ズババババババババババババ!!

セイリュウも連続攻撃でドラゴンを圧倒する。

 

コハク「 ( `ᾥ´ ) 」

 

ググッ…

コハクは拳を握った。

 

コハク「 (*`・ω・´) 」

 

ドゴォン!

コハクはめいっぱい力を込めて攻撃した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

バサッ!

ドラゴンは高く飛び上がった。

 

アリシア「!」

 

キュィィィィィィィィ…

ドラゴンは口に魔力を込めた。

 

ゲンブ「ご主人様!」

 

アリシア「!」

 

ボボボボボボボボボボボボ!!

ドラゴンは溜めた魔力を火球に変換してアリシアたちを攻撃してきた。

 

ゲンブ「くっ!」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

ゲンブは盾を2つ使ってドラゴンの攻撃を防いだ。

 

コン「私に任せてー!」

 

アリシア「!」

 

タッタッタッタッタッ!

するとコンがアリシアの横を通り過ぎた。

 

アリシア「コンさん!」

 

コン「天翔る龍の一撃!!」

 

ブワッ!!

するとコンの背中にドラゴンの翼が生えた。

 

コン「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ビュン!

コンはその翼で空高く飛んでいるドラゴンに接近した。

 

コン「やぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ドスッ!!

コンはそのままドラゴンまで直進し、剣先でドラゴンの腹を刺した。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ボボボボボボボボ!

ドラゴンはコンの攻撃で仰け反った。しかしその間も火球は放たれ続けたため、周囲に火球が散らばった。

 

コン「はっ!」

 

ビュン!

コンはドラゴンの翼で宙を飛び回った。

 

アリシア「すごい…コンさん…」

 

ビュン!

コンはドラゴンよりも高い位置まで飛んだ。

 

コン「飛翔斬!!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ!

コンは剣を構えて落下してきた。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

コン「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ズバァン!!

コンの剣がドラゴンの翼に命中した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ!

ドラゴンはコンと一緒に落下してきた。

 

アリシア「うわぁぁぁ!落ちてきたぁぁぁぁぁ!」

 

ゲンブ「大丈夫です!」

 

ガシャン!ガシャン!ガシャン!ガシャン!

ゲンブは盾を4つ展開した。

 

ドゴォォォォォン!!

ドラゴンはそのまま地面に落ちてきた。

 

スタッ!

コンは綺麗に着地した。

 

コン「ふふん♪」

 

コンは何やら誇らしげだった。

 

シルバー「よくやったコン!いくぞみんな!」

 

ツァイ「はい!」

オルゴ「あぁ!」

ユノ「参ります!」

 

スノー「ん〜…」

 

タッタッタッタッタッ!

シルバー、ツァイ、オルゴ、ユノはドラゴンに向かって走った。ちなみにスノーはフラフラで眠そうにしており、全く動こうとしなかった。

 

シルバー「魔王斬!」

 

ズォォォォォォォォ!

シルバーの剣が黒と紫のオーラを纏った。

 

ツァイ「神速剣!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

ツァイのスピードが上昇した。

 

オルゴ「五月雨斬り!」

 

シュシュシュシュシュシュ!

オルゴが攻撃した後に追加の斬撃が発生した。

 

ユノ「天翼剣撃!」

 

バサッ!

ユノの背中に翼が生えた。

 

シルバー「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ツァイ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

オルゴ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ユノ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ズバァァァァァァァァァン!!

シルバーたちの攻撃でドラゴンに大ダメージを与えた。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ドシン!ドシン!

ドラゴンは大きく仰け反った。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

ドラゴンの周囲に魔法陣が展開された。

 

アリシア「メルさん!ラルクさん!」

 

メル「鬼神・壊!」

ラルク「鬼神・覇!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

メルとラルクは鬼神の力を身に宿た。

 

ビュン!

メルとラルクは一気にドラゴンとの距離を詰めた。

 

メル「鬼人乱撃!」

ラルク「鬼人穿撃!」

 

ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!

メルは高い攻撃力でドラゴンを攻撃していく。

 

ラルク「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ドゴォォォォォン!!

ラルクの攻撃は一撃だけなので、めいっぱい力を込めて攻撃する。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドドドドドドドドドドドドド!!

ドラゴンは大きく仰け反ったが、魔法陣は消えず、そのまま弾幕を撃ち始めた。

 

メル「くっ!」

ラルク「!」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

メルとラルクは防御姿勢をとった。

 

ヴィレッタ「メル!ラルク!」

 

タッタッタッタッタッ!

ヴィレッタはメルとラルクを助けるために動いた。

 

アリシア「ゴロちゃん!メルさんとラルクさんを!」

 

ゴロちゃん「…」

 

ビュン!ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…ドシィン!!

ゴロちゃんはアリシアの指示でメルとラルクの前に立ち塞がった。

 

メル「っ…」

ラルク「…?」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

メルとラルクが顔を上げると、ゴロちゃんがメルとラルクをドラゴンの攻撃から守っていた。

 

メル「!」

ラルク「!」

 

ヴィレッタ「メル!ラルク!」

 

メル「主様!」

ラルク「主様!」

 

ヴィレッタ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ビュン!

ヴィレッタは高く飛んだ。

 

ヴィレッタ「氷結斬!」

 

ズシャッ!

ヴィレッタはドラゴンに攻撃した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

カナデ「回復の粉!」

フミ「癒しの光!」

 

パァァァァァァァァァ…

アリシアたちの体力が回復した。

 

ヴィレッタ「ありがとう…」

 

ラルク「すごい!元気になった!」

 

カナデ「攻撃力アップポーション!」

 

パキッ!ブゥゥゥゥゥゥゥン!

カナデがポーションを割ると、味方全員の攻撃力が増加した。

 

メル「力が…みなぎる!」

 

キリちゃん「あはははははははは!!」

 

キンキンキンキンキンキンキンキンキン!!

キリちゃんが大きな鎌でドラゴンを攻撃する。

 

プニちゃん「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ドカッ!

プニちゃんも攻撃していく。

 

ムクロ「はぁっ!」

ミオレーネ「はぁっ!」

 

ズバッ!!

ムクロとミオレーネは同時攻撃をした。

 

ミデル「シャイニングスター!」

 

ズドドドドドドドドドドドドドド!!

ミデルは星型の弾幕を放った。

 

コヨミ「いくよナギちゃん!」

 

ナギ「分かった」

 

タッタッタッタッタッ!

コヨミはドラゴンの隙をついて攻撃に出た。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュン!

ドラゴンは大きな爪でコヨミを攻撃した。

 

コヨミ「!」

 

ナギ「そのまま走って!」

 

キン!ガンッ!!

しかし間一髪のところでナギがドラゴンの攻撃を引き受け、盾でガードした。

 

コヨミ「ナギちゃん!」

 

ナギ「くっ…走って!」

 

コヨミ「っ…」

 

タッタッタッタッタッ!

コヨミはナギの言う通りドラゴンに向かって走った。

 

アリシア「ヴィレッタさん!コヨミさんを!ゴロちゃんも!」

 

ヴィレッタ「あぁ!任せろ!」

ゴロちゃん「…」

 

タッタッタッタッタッ!

ヴィレッタはコヨミの護衛に向かった。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

コヨミ「!」

 

コヨミがドラゴンの足元に着いたと同時にドラゴンが片足を上げた。

 

ヴィレッタ「させるかぁぁぁぁぁぁ!」

ゴロちゃん「…」

 

ドォン!!

ドラゴンが足を下ろすのと同時に、ヴィレッタとゴロちゃんがコヨミに追いついた。

 

コヨミ「っ…!!」

 

コヨミが目を開けると、ヴィレッタとゴロちゃんがドラゴンの足が当たらないよう防御していた。

 

ヴィレッタ「早く行け!」

 

コヨミ「はい!」

 

タッタッタッタッタッ!

コヨミはドラゴンの背後に回った。

 

コヨミ「初めて使うけど…いくよ!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!

コヨミは自分の体の何倍もある大きなハンマーを装備した。

 

コヨミ「はっ!」

 

ビュン!

コヨミは大きくジャンプした。

 

アリシア「ミデル!リーフハリケーン!」

 

ミデル「リーフハリケーン!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ミデルを中心に大きな風が発生した。

 

コヨミ「わわっ!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

するとその風がコヨミにも影響を与え、コヨミはさらに高く、ドラゴンの頭の方に飛んだ。

 

コヨミ (これなら!)

 

グッ…

コヨミは大きなハンマーを強く握った。

 

コヨミ「彗星落とし!!」

 

ゴォォォォン!!

コヨミは勢いよくハンマーを振った。見事その攻撃はドラゴンの頭を捉えた。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ドシィン!!

ドラゴンは今のコヨミの攻撃で地面に倒れ、スタン状態になった。

 

コヨミ「やった!」

 

ランドール「毒の呪い!」

 

ブクブクブクブク…

ドラゴンが毒にかかった。

 

ランドール「よしっ!」

 

マロリーニョ「霧の影!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン…

マロリーニョは分身を纏った。

 

アレックス「パワーアップ!」

リン「スピードアップ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

味方全体の攻撃力、スピードが上昇した。

 

ミカン「魔力暴走!ハーフマジックポイント!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

味方の魔法攻撃力が上昇し、魔法による消費MPが半分になった。

 

フミ「ハートフィールド!」

 

パァァァァァァァァァ…

味方全体に体力継続回復効果を付与した。

 

アリシア「スザク!四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

スザク「はっ!」

 

アリシア「セイリュウ!四獣刀技 群青羅刹!」

 

セイリュウ「はい!」

 

アリシア「コハク!天地開闢!」

 

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

アリシア「ムクロ!死の告知(アブズ・ギブズ)!」

 

ムクロ「…分かった」

 

アリシア「三つ首!ブレス!」

 

雷首「ガッハハハ!」

氷首「任せろ!!」

火首「いくぜ!」

 

アリシア「プニちゃん!腕を伸ばして攻撃!」

 

プニちゃん「やぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

アリシア「キリちゃん!切り裂き鎌!」

 

キリちゃん「あっはははははは!!」

 

アリシア「ゴロちゃん!腕を伸ばして攻撃!」

 

ゴロちゃん「…」

 

アリシア「ミオレーネ!天地を断つ聖剣(エクスカリバー)!」

 

ミオレーネ「承知!」

 

アリシア「ミデル!パープルサンダー!」

 

ミデル「ンッフフフフフフ♪」

 

アリシア「ヴィレッタさん!光輝斬!」

 

ヴィレッタ「任せろ!」

 

アリシア「メルさん!鬼人乱撃!」

 

メル「はっ!」

 

アリシア「ラルクさん!鬼人穿撃!」

 

ラルク「任せて!!」

 

マエラテ「ツクヨミ!月楼!」

 

ツクヨミ「はい」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

全員、アリシアの指示で一斉に動き始めた。

 

メル「鬼人乱撃!」

 

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!

まず攻撃したのはメルだった。

 

スザク「四獣剣技 夜桜乱撃!」

 

ズシャシャシャシャシャシャシャ!!

続いてスザクが攻撃する。

 

セイリュウ「四獣刀技 群青羅刹!」

 

ズババババババババババババ!!

立て続けにセイリュウが攻撃する。

 

ムクロ「死の告知(アブズ・ギブズ)!」

 

ズバッ!!

次にムクロが攻撃する。

 

ヴィレッタ「光輝斬!」

ラルク「鬼人穿撃!」

 

ズバァン!!ドゴォン!

ヴィレッタとラルクはムクロに合わせて攻撃した。

 

キリちゃん「切り裂き鎌!」

 

ズババババババババババババ!!

キリちゃんは斬撃を飛ばしていく。

 

プニちゃん「やぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ゴロちゃん「…」

 

ドカッ!ドゴォン!

キリちゃんに続いてプニちゃんとゴロちゃんが間髪入れずに攻撃する。

 

コハク「 ( ✧Д✧) 」

雷首「カァァァァァァァァァァァッ!!」

氷首「ンバァァァァァァァァァァッ!!」

火首「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」

ツクヨミ「…」

ミオレーネ「天地を断つ聖剣(エクスカリバー)!」

ミデル「パープルサンダー!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

最後にコハクたちの一斉攻撃が入った。

 

ツァイ「やっぱり凄いなぁ…アリシアさん」

 

コン「魔物使いって弱いって聞いてたけど…」

 

ユノ「あれなら全然弱そうに見えないね」

 

オルゴ「なんだ…あいつ…」

 

シルバー「アリシア…名前…覚えたぞ」

 

コヨミ「すごいすごい!流石アリシアさん!」

 

ナギ「すごい…」

 

スノー「…ん?」

 

スノーは今のアリシアたちの攻撃で目を覚ました。

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…

コハクたちの攻撃は全てドラゴンに命中した。

 

ドラゴン「グルルルルルルル…」

 

ジリッ…

しかしドラゴンはまだ立ち上がる。

 

アリシア「えっ…あれだけの攻撃を受けたのに…まだ…立つの…?」

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンは咆哮で周囲に衝撃波を発生させた。

 

アリシア「わっ!」

 

ゲンブ「ご主人様!」

 

ガシャン!ビュォォォォォォォォォォ!!

ゲンブは盾を2つ使って衝撃波を防御した。アリシアとマエラテはノーダメージだった。

 

アリシア「まだこんな力が…」

 

スノー「…ん〜」

 

スノーがゆっくりとドラゴンに近づいていた。

 

シルバー「!」

 

シルバーはドラゴンに歩み寄っているスノーに気づいた。

 

シルバー「待てスノー!そいつは敵だ!」

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ビュン!

ドラゴンが大きな爪で攻撃してきた。

 

シルバー「スノー!」

 

アリシア「!」

 

スノー「…」

 

ヒュッ!

スノーはドラゴンの攻撃を避けた。

 

スノー「天地を断つ聖剣(エクスカリバー)

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

そのまま流れるようにスキルを発動した。スノーはさっきまでのようなゆっくりとした動きから一変して素早くなり、ドラゴンに反撃をした。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

スザク「セイリュウ!コハク!やるぞ!」

 

セイリュウ「えぇ!」

コハク「 (o´・ω-)b 」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!

スザク、セイリュウ、コハクは姿を変えた。

 

朱雀「キャァァァァァァァァ!!」

青龍「ガァァァァァァァァッ!!」

白虎「ガァァァァァァァァッ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

朱雀たちの咆哮で周囲に衝撃波が走った。

 

シルバー「なっ…なんだ…あれ…」

 

シルバーたちは朱雀たちの姿の変わりように驚いていた。

 

ツァイ「!?」

コン「えっ!?」

ユノ「なっ…まだあるの…?」

 

オルゴ「!!」

 

スノー「…?」

 

アリシア「!」

 

アリシアも姿を変えた朱雀たちに驚いていた。

 

ゲンブ「あの子たち…全く…」

 

ゲンブは呆れ顔になっていた。

 

アリシア「そういえばゲンブも変わるんだよね?姿」

 

ゲンブ「はい」

 

アリシア「見せて!見てみたい!」

 

ゲンブ「えっ…しかし…」

 

アリシア「お願い!」

 

アリシアは両手を合わせてお願いした。

 

ゲンブ「…はい。分かりました」

 

ゲンブはアリシアの命令に逆らわないので、渋々引き受けた。

 

ゲンブ「…では」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!

ゲンブも朱雀たちと同様に姿を変えた。

 

玄武「…」

 

玄武は他の3人と違って咆哮はしないらしい。それになんか蛇?みたいなのもくっついてる。それにしても玄武の硬そうな甲羅と鋭い目付きがまたカッコイイ。

 

朱雀「!」

青龍「!」

白虎「!」

 

朱雀たちは玄武が元の姿に戻った時の魔力を感じて玄武の方を見た。

 

ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!

玄武はゆっくりと朱雀たちの方へ歩き始めた。

 

シルバー「なっ…まだいるのか…」

 

ツァイ「ちょ…これ…」

コン「あの時こんなのなかったよね…」

ユノ「まだ隠してる力があるなんて…」

 

朱雀「キャァァァァァァァァァァ!!」

青龍「グワァァァァァァァァァァ!!」

白虎「ガァァァァァァァァァァッ!!」

 

ビュン!

朱雀と青龍は空高く舞い上がった。

 

タッタッタッタッタッ!

白虎はドラゴンの周囲を走り回った。

 

玄武「…」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

玄武の周りに魔法陣が展開された。

 

玄武「…」

 

ババババババババババババババババ!!

その瞬間、魔法陣から無数の弾幕が放たれた。

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

玄武の弾幕はドラゴンに全て命中している。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

玄武「…」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

すると今度は違う魔法陣も追加で展開された。

 

バゴォン!バゴォン!バゴォン!バゴォン!

追加された魔法陣からはレーザーが放たれた。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ドラゴンは玄武の弾幕攻撃に手も足も出なかった。

 

ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!

玄武は弾幕やレーザーを放っているにも関わらず歩き続けている。さながら要塞のように見えた。

 

アリシア「すごい…ゲンブ…」

 

朱雀「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

朱雀は炎のブレスでドラゴンを攻撃した。

 

青龍「グワァァァァァァァァァァ!!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!」

青龍は水のブレスで攻撃する。

 

白虎「ガァァァァァァァァッ!」

 

ドゴン!ドゴン!ドゴン!ドゴン!ドゴン!

白虎は雷を落として攻撃する。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドラゴンは朱雀たちの攻撃に防戦一方だった。

 

シルバー「なんだこれは…まるで…」

 

ツァイ「まるで戦争かなんかだよ…これ…」

 

コン「こんなのが相手だったなんて…」

 

ユノ「私たちはある意味運が良かったかもね」

 

スノー「…?」

 

スノーは歩きながら弾幕を撃ち続ける玄武を見ていた。

 

スノー「…カッコイイ」

 

スノーは密かに玄武の事を好きになっていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ーロザリーサイドー

 

ロザリー「シン!ルーラを守って!」

 

シン「はい!」

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ロザリーたちは闇属性のドラゴンと戦っていた。そのドラゴンは紫の鱗と目を持っている。闇属性ながら、ブレスも全て闇属性。無属性のドラゴンと違って攻撃属性は1つだけ。

 

シン「王者の盾!」

 

ガシャン!

シンは自身の前に盾の幻影を作り出した。

 

ゴォォォォォォォォォォ!

シンはルーラの盾となってダメージを引き受けた。

 

ルーラ「シン!」

 

シン「大丈夫!ルーラは攻撃して!」

 

ルーラ「うん!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

ルーラは水色の光に包まれた。

 

ルーラ「分身!」

 

ブゥン…

ルーラは自身の分身を作り出した。

 

ルーラ「蝶ノ舞!」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

すると天使の光銃の幻影が複数出現した。

 

ルーラ「いきます!」

 

ババババババババババババババババ!!

ルーラは幻影と一緒に一斉射撃を開始した。

 

ロザリー「威光!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

ロザリーの全ての攻撃に光属性が付与された。

 

ロザリー「光芒!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン…

ステージの天井に大きな魔法陣が展開された。

 

ズドドドドドドドドドドドドドド!!

その瞬間、無数の槍が降り注いできた。ドラゴンは体が大きいため、避けようにも難しい様子だった。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ライン「流石だな。だが…」

 

ビュン!

ラインはドラゴンの懐に入った。

 

ライン「天明ノ剣(アルテリアソード)!!」

 

ズバァァァァァァァァァン!!

ラインはドラゴンの腹に攻撃した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンの周囲に衝撃波が走った。

 

ライン「くっ!」

 

ギリギリ…ギリギリ…

ラインは剣で衝撃波を防御した。

 

ローズ「光符 サンシャイン!」

 

ボボボッ!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

ローズは御札を光の玉に変えてドラゴンを攻撃した。

 

ミズキ「知性の力!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

ローズの魔法攻撃力が上昇した。

 

ローズ「輝符 フラッシュ!」

 

ピュン!シュゥゥゥゥゥゥゥ!

ローズはドラゴンの顔の前に御札を投げた。その瞬間、御札が眩い光を放った。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドラゴンは混乱状態になった。

 

ローズ「守符 マジックバリア!」

 

キラッ!

ローズの周囲にバリアが展開された。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!

ドラゴンの周囲に多数の魔法陣が展開された。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ババババババババババババババババ!!

その瞬間、無数の弾幕が放たれた。

 

リィ「フルガード!マジックバリア!」

 

キラッ!ブゥゥゥゥゥゥゥン!

リィの周囲にバリアが展開された。

 

音声「スキル:フルガードが発動しました。一定時間、全ての攻撃を引き受けます」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

すると今まで無差別に放たれていた弾幕が一気にリィの方へ飛んでいった。

 

リィ「こいっ!」

 

カン!カン!カン!カン!カン!カン!カン!

リィのマジックバリアがドラゴンの弾幕を全て反射した。

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

ドラゴンは反射した弾幕に被弾した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン…

ドラゴンはさらに魔法陣を追加した。

 

ズドドドドドドドドドドドドドド!!

ドラゴンは普通の弾幕に加え、レーザーのようなものも撃ち始めた。

 

カン!カン!カン!カン!カン!カン!カン!

しかしリィのマジックバリアによって全て反射されてしまった。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ビュン!ガガガガ!ドォン!ドォン!

ドラゴンは自慢の爪や翼、尻尾を使いながら暴れ始めた。

 

リィ「くっ!」

 

ガンッ!!ドンッ!!ガンッ!!ガンッ!!

リィは大盾でドラゴンの攻撃を防いでいた。

 

ロザリー「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ドスッ!!

ロザリーはドラゴンの攻撃を掻い潜って攻撃した。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ドラゴンは周囲に闇属性のブレスを吐いた。

 

ロザリー「!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ロザリーはドラゴンのブレスに被弾してしまった。

 

シン「ロザリーさん!」

 

ロザリー「くっ!」

 

ビュン!

ロザリーは急いでドラゴンから距離をとった。

 

ローズ「爆符 炸裂爆弾!」

 

ボボボッ!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!

ローズはドラゴンの頭に御札を複数展開した。するとその瞬間、御札が赤く焼け始め、次第に爆発した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドシン!ドシン!ドシン!

ドラゴンは大きく仰け反った。

 

リィ「シールドアタック!」

 

ドカッ!

リィも攻撃してみた。しかし他の人と違って攻撃力が低いので、そんなに効果はなかった。

 

ローズ「陰陽符 幻想陰陽玉!」

 

ブゥン…ドカドカドカドカドカ!

ローズは御札を陰陽玉に変換してドラゴンを攻撃した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ズシャッ!

ドラゴンは鋭い爪でローズを攻撃した。

 

ローズ「うぐっ!」

 

ミズキ「ローズ!」

 

パァァァァァァァァァ…

ミズキは緑の光に包まれた。

 

ミズキ「癒しの風!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

ミズキのスキルによってローズのHPが回復した。

 

ビーッ!ビーッ!ビーッ!

すると突然、何か警報のようなものが響いた。

 

ロザリー「!」

シン「!」

ルーラ「!」

 

ライン「…?」

 

リィ「!」

ミズキ「!」

ローズ「!」

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ビュン!

ドラゴンは空高く飛んだ。

 

キュィィィィィィィィ…

そしてドラゴンは口に魔力を込め始めた。

 

ロザリー「!」

 

ロザリーはすぐに大技が来ると考えた。

 

ロザリー「シン!大技が来るかもしれない!防御を!」

 

シン「はい!」

 

タッタッタッタッタッ!

シン、ルーラ、ロザリーは1箇所に集まった。

 

シン「いきます!」

 

ガンッ!!

シンは盾を地面に突き刺した。

 

シン「聖騎士の守り!フルガード!マジックバリア!」

 

ガシャン!

シンは幾重にも防御スキルをかけた。

 

ミズキ「リィ!私たちも!」

 

リィ「うん!」

 

ガンッ!!

リィは大盾を地面に突き刺した。

 

リィ「聖騎士の守り!マジックバリア!硬質!」

 

ガシャン!

リィもシンと同様に幾重にも防御スキルをかけた。

 

ライン「ここに来て防御する仲間を連れてきてないのは痛いな。仕方ない。真正面から受けてやる」

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

するとドラゴンは闇のブレスを放った。

 

ライン「剣聖の守護!」

 

キィン!

ラインの防御力が上昇した。

 

ピシッ…パリィン!!

するとシンとリィの防御スキルが全て解除された。

 

シン「!?」

ロザリー「!?」

ルーラ「!?」

リィ「!?」

ミズキ「!?」

ローズ「!?」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

防御スキルが解除されたと同時に大爆発が起こり、全員ドラゴンの大技に被弾してしまった。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

バサッ!バサッ!バサッ!

ドラゴンは地面に降りてきた。

 

ロザリー「ぐっ…このっ…」

 

シン「防御スキルが…解除された…」

 

ルーラ「そんなのズルいよ…」

 

ミズキ「リィ…大丈夫…?」

 

リィ「私は何とか…ローズは?」

 

ローズ「私も…何とか…」

 

ライン「解除されたのは防御用のバリアだけか。防御力を上げて生存率を上げた方が良さそうだ」

 

ドラゴン「グルルルルルルル…」

 

ドラゴンはロザリーたちを見下ろしていた。

 

ロザリー「これは想像以上だね…アリシアは大丈夫なのかな…」

 

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ージンサイドー

 

ジン「火炎斬!」

 

ズバァン!

ジンは火属性の斬撃を放った。

 

ミィ「えいっ!」

 

ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!

ミィは丸い爆弾を投げた。

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

ミィの爆弾はドラゴンに命中した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンの咆哮で周囲に衝撃波が発生した。ジンとミィは氷属性のドラゴンと対峙している。水色の鱗と目を持ち、ブレスなどの攻撃は全て氷属性のものとなっている。

 

ミィ「火炎放射器 展開!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

するとミィの左右に火炎放射器が召喚された。

 

ミィ「放てぇ!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ミィの合図で火炎放射器が火を噴いた。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンは氷のブレスを放った。

 

ミィ「くっ!」

 

タッタッタッタッタッ!

ミィはすぐにその場から移動した。

 

パキパキパキパキパキパキ!!

火炎放射器が氷漬けにされた。

 

ミィ「くっ…私の武器が…」

 

ジン「灼熱!」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

ジンはドラゴンの背後から火の玉を飛ばした。ジンの攻撃はドラゴンの翼に命中した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドラゴンは翼を攻撃されて怒り始めた。

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンは氷の力を自身に纏った。

 

ジン「!」

ミィ「!」

 

ドラゴン「グルルルルルルル…」

 

バサッ!

ドラゴンは翼を広げた。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

周囲に冷気が発生した。

 

ジン「何っ!?」

 

ミィ「えいっ!えいっ!えいっ!」

 

ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!ポイッ!

ミィは周囲に熱を発生させる筒型のものを設置した。

 

ジン「何してる…?」

 

ミィ「よしっ!これで…」

 

ゴソゴソ…ゴソゴソ…

ミィはポケットからもうひとつ何かを取りだした。それは何やら透明なガラスの球体の中に炎みたいな赤いものが入っている。

 

ミィ「ジンさん!そのまま動かないでください!」

 

ジン「!!」

 

ザザッ!

ジンがミィの言葉を聞いてすぐにその場に静止した。

 

ミィ「盾を構えて!」

 

ギュッ!

ジンはミィの言う通り、盾を構えた。

 

ミィ「いきます!螺旋火炎流!」

 

ポイッ!

ミィはそのガラスの球体をドラゴンの方に投げた。

 

ピピッ!

すると周囲に設置されていた筒型の物がガラスの球体に反応した。

 

ジン「?」

 

ポンッ!ゴォォォォォォォォォォ!

その瞬間、筒型の物の蓋が開き、中から螺旋状に炎が噴出した。

 

ジン「!?」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

螺旋状に噴出した炎がドラゴンを包み込んだ。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!

ドラゴンは炎に包まれ、暴れ始めた。

 

ミィ「ジンさん!攻撃を!」

 

ジン「お、おう!」

 

タッタッタッタッタッ!ギュッ!

ジンはドラゴンに接近しながら焔を強く握った。

 

ジン「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ビュン!

ジンはドラゴンの頭くらいまでジャンプした。

 

ジン「獄炎!!」

 

ズバァァァァァァァァァン!!

ジンは自身のHPを代償にドラゴンを攻撃した。

 

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ールシュ&ゼディサイドー

 

ルシュ「雷の庭園!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

ルシュは周囲に雷属性の領域を作った。

 

ゼディ「何?それ」

 

ルシュ「これ?雷属性の魔法が強くなるの。ちょっとクエストしててね」

 

ゼディ「いいなぁ…あとで僕にも教えてよ」

 

ルシュ「分かったわ。でもこれが終わったらね」

 

ゼディ「約束だからね」

 

ルシュ「はいはい」

 

マートン「双極電磁砲!」

 

バリバリバリバリバリバリ!!

マートンは雷属性のレーザーを放った。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドォォォォォォン!!

ドラゴンは水のブレスを放った。

 

マリン「電撃!!」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

マリンも続けて雷属性の弾を放つ。

 

ルシュ「始めるわよゼディ!」

 

ゼディ「任せて!」

 

ルシュ「パープルサンダー!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

ルシュは大きな紫の弾を放った。

 

ゼディ「霹靂万雷!」

 

ドォォォォォォン!!

ゼディの杖から雷が放散した。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ドォォォォォォン!!

ドラゴンは水のブレスを放った。

 

ルシュ「!」

ゼディ「!」

マリン「!」

マートン「!」

 

ザバァァァァァァン!!

ルシュたちはドラゴンのブレスに被弾した。

 

マートン「うぐっ…有利属性なのにこのダメージ…」

 

マリン「いったたた…」

 

ルシュ「えっ…そんなに痛かった?」

 

ゼディ「僕は全然」

 

マートン「なっ…なんで…」

 

ルシュとゼディは最初の方で手に入れた特性:水の舞によって水属性耐性が上げられていた。そのため、それを持たないマリンやマートンと比べてダメージは少なく済んだ。

 

ルシュ「いくわよゼディ!ポイントを稼ぐチャンスよ!」

 

ゼディ「任せなって!」

 

ルシュ「イカヅチノタマ!」

ゼディ「イカヅチノタマ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!

ルシュとゼディの杖の先に黄色い光を放つ雷の玉が出現した。

 

ルシュ「はっ!」

ゼディ「やぁっ!」

 

ポンッ!ポンッ!

ルシュとゼディはその雷の玉をドラゴンに向けて飛ばした。

 

ルシュ「引きつけるわ!」

 

ゼディ「お願い!」

 

ポンッ!ポンッ!ポンッ!ポンッ!ポンッ!

ルシュは小さな魔力の塊を生成した。

 

ルシュ「はぁっ!」

 

ポカッ!ポカッ!ポカッ!ポカッ!ポカッ!

ルシュはその魔力の塊をドラゴンにぶつけた。しかし魔力の塊が小さいのとそこまで攻撃力がないことから、全くドラゴンに効いていなかった。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンの咆哮で周囲に衝撃波が走った。

 

スゥッ…スゥッ…

その瞬間、先に飛ばしたイカヅチノタマがドラゴンの体内に入った。

 

ゼディ「ルシュ!入ったよ!」

 

ルシュ「いっくわよぉぉぉぉぉ!」

 

バッ!

ルシュは腕を大きく広げた。

 

ルシュ「イカヅチノヤリ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!バリバリバリバリ!!

ルシュの頭上に1本の雷の槍が出現した。

 

ルシュ「ゼディ!」

 

ゼディ「イカヅチノユミ!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン!バリバリバリバリ!!

ゼディは雷で弓を生成した。

 

ゼディ「いいよルシュ!」

 

ルシュ「いくわよゼディ!!」

 

バリバリバリバリバリバリ!!

ルシュの槍とゼディの弓が合体した。

 

ルシュ「イカヅチノミタマ!!」

ゼディ「イカヅチノミタマ!!」

 

ビュン!ギュィィィィィィィィィ!!

ルシュとゼディが魔法を放つと、飛んだ槍から異音が聞こえ、まっすぐドラゴンの方へ飛んだ。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンが咆哮を放ったが、槍を止めることはできなかった。

 

ドスッ!バリバリバリバリバリバリ!!

飛んだ槍は先に体内に入ったイカヅチノタマの場所に命中した。そしてその瞬間、周囲に雷が発生し、周囲の壁や天井を焼き払い始めた。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

マリン「なっ…なに…その魔法…」

 

ルシュ「これ?これはね、先に飛ばしたイカヅチノタマに後で作ったイカヅチノヤリをぶつけるとイカヅチノタマが反応して一気に雷が広がるの」

 

ゼディ「イカヅチノタマが反応すると、敵の内部から雷が発生して中から壊すことができる。これは防御無視の魔法だよ」

 

マートン「なんだ…その魔法…」

 

ゼディ「ただ威力が強すぎて敵の体の中から雷が出てくることもあってね」

 

ルシュ「そういう場合はあんな感じに壁や天井が焼けちゃうの。すごいよね。この魔法」

 

ゼディ「全く…取るのに苦労したよ…」

 

ルシュ「そうね。もう二度とやりたくないわね」

 

マリン「あんな魔法もあるんだ…すごい…」

 

マートン「僕ももっと魔法を集めないと…」

 

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ーカミラサイドー

 

カミラ「よっと!」

 

ドォン!

カミラはドラゴンに攻撃した。

 

カミラ「そらよっと!」

 

ガンッ!!

カミラは続けて攻撃を入れていく。

 

スレッド「影斬り!」

 

スパパパパパパパパパパ!

スレッドは高いスピードを活かしてドラゴンを圧倒していく。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

カミラ「やるじゃないか少年」

 

スレッド「少年だと?」

 

カミラ「おや、違うのかい?」

 

スレッド「…ならお前は何なんだ?」

 

カミラ「なんだ、やっぱり少年だったか」

 

スレッド「いいから答えろ」

 

カミラ「うーん…私ねぇ…」

 

カミラは少し考えた。

 

カミラ「まぁそうだね、私はお姉さんかな?」

 

スレッド「ふん。寝言は寝てから言いな」

 

カミラ「嘘じゃないさ。君よりかは年上かもだけど」

 

スレッド「…じゃあやるぞ。ババア」

 

カミラ「…」

 

ゴォン!!

スレッドが言葉を発した瞬間、カミラのハンマーがスレッドの頭を捉えていた。

 

スレッド「いってぇぇぇぇぇ…」

 

カミラ「誰がババアだ。私はこれでもまだ20代だ」

 

スレッド (年上かよ…)

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

カミラ「ほら、来るぞ少年。構えな」

 

スレッド「うるせぇ!」

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ドラゴンは光のブレスを放った。

 

ビュン!

スレッドはすぐにドラゴンに接近した。

 

カミラ「お、速いね」

 

スレッド「影打ち!」

 

ズシャシャシャシャシャシャシャ!!

スレッドはドラゴンの後方から攻撃した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

カミラ「さて、私も行こうかな」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン…ギュッ…

カミラは新しい武器を手に持った。それは片手斧で黒を基調としており、刃の部分には赤色のラインが引かれている。

 

タッタッタッタッタッ!

カミラはスレッドほど速くは走れないが、それでもドラゴンに接近した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!

ドラゴンは光の玉を放った。

 

カミラ「はぁっ!」

 

ズバッ!ズバッ!ズバッ!ガンッ!ズバッ!

カミラは片手斧を振り回してドラゴンの光の玉を全て攻撃した。

 

カミラ「まだまだこんなもんじゃないわよ!」

 

ビュン!

カミラは高くジャンプした。

 

カミラ「邪神の審判!!」

 

ズォォォォォォォォォ…

カミラの斧が黒いオーラを放った。

 

カミラ「はぁぁぁぁぁぁっ!」

 

ズバァァァァァァァァァン!!

カミラの攻撃はドラゴンに命中した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

ドラゴンの周囲に衝撃波が走った。

 

カミラ「くっ!」

 

ビュォォォォォォォォォォ!!

カミラは咄嗟に防御姿勢を取った。しかし空中にいたのでそのままドラゴンの咆哮で飛ばされてしまった。

 

スレッド「ふん。攻撃力は高くても当たらなければどうってことねぇんだよ!」

 

ズシャッ!

スレッドは順調にポイントを稼いでいく。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

ドラゴンの周囲に魔法陣が展開された。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

その瞬間、魔法陣からレーザーが放たれた。

 

スレッド「何っ!?」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

スレッドは持ち前のスピードを活かしてレーザーを避けていった。

 

スレッド「くっ!範囲攻撃ってやつか!これは防御する盾がないと躱しきれない!」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

スレッドが考え事をしていると、ドラゴンが前方から攻撃してきた。

 

スレッド「なっ…」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

スレッドはドラゴンの攻撃を受けてしまった。

 

スレッド「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

スタスタスタスタ

少し飛ばされたカミラは斧を構えてゆっくりと歩き始めた。

 

カミラ「ふぅ。ちょっと防御力があってよかった」

 

ズォォォォォォォォォ…

カミラの斧が黒いオーラを纏い始めた。

 

カミラ「魔王の断頭」

 

ゴォォォォォォォォォォ…

ドラゴンの頭上に大きな斧が出現した。

 

カミラ「…」

 

スッ…

カミラは持っていた斧を高く上げた。

 

スゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

するとそれに連動して大きな斧も動き始めた。

 

カミラ「…」

 

ビュン!

カミラが勢いよく斧を振りかざした。

 

ドォォォォォォン!!

その瞬間、大きな斧はドラゴンに向かってその刃を降ろした。

 

ドラゴン「グワァァァァァァァァァァ!!」

 

ドシン!ドシン!ドシン!ドシン!

ドラゴンはカミラの攻撃でよろめいた。

 

カミラ「ふむ。よく効くようだね」

 

タッタッタッタッタッ!

カミラは片手斧を構えて走ってきた。

 

カミラ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ガンッ!ドゴッ!

カミラは自慢の片手斧を振り回してダメージを与えていく。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

ドラゴンの周囲に魔法陣が展開された。

 

ドラゴン「ガァァァァァァァァッ!」

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

ドラゴンは爪を使って攻撃した。

 

カミラ「はぁっ!」

 

キン!キン!キン!キン!

カミラは巧みに斧を操ってドラゴンの攻撃を防いだ。

 

ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!

それと同時に魔法陣から弾幕が放たれた。

 

カミラ「!!」

 

ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!

カミラはその弾幕に被弾した。

 

カミラ「がはっ!」

 

ズサァァァァァァァァ!

カミラは少し吹き飛ばされた。

 

カミラ「くっ…攻撃手段が多いやつは対処が面倒だな」

 

スレッド「毒突き!」

 

ドスッ!

スレッドはドラゴンの腹に短剣を突き刺した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ビュン!ビュン!

ドラゴンは大きな爪でスレッドを攻撃した。

 

スレッド「しまっ…」

 

スレッドは体勢が悪く、ドラゴンの攻撃に反応できなかった。

 

カミラ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ドスドスドスドスドスドス!!

するとスレッドを守るようにカミラがドラゴンに攻撃した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドシン!ドシン!ドシン!

ドラゴンは少し後方によろめいた。

 

スレッド「!」

 

カミラ「やっぱり便利だね。色々な武器を扱えるのは」

 

ガンッ!!

カミラは斧からファイナルウェポンに装備を変えていた。

 

スレッド「なっ…なんだ…今の攻撃…」

 

カミラ「それはこいつの攻撃さ。これは登録した武器を全て扱える。その能力で今ある武器を全て出してやつに攻撃しただけさ」

 

スレッド「全て扱えるだと…?」

 

先程のカミラの攻撃はファイナルウェポンを使ってアリシアたちの武器を召喚し、ドラゴンにぶつけたものだった。

 

カミラ「便利よ?この武器」

 

スレッド「へっ…いい武器だ」

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ザッザッザッザッ…

カミラがスレッドの前に立った。

 

カミラ「少年。君はそこで座ってな」

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

ドラゴンは光のブレスを放った。

 

カミラ「はぁっ!」

 

ガンッ!!

カミラはファイナルウェポンで地面を攻撃した。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!

するとカミラの目の前に大きな盾が出現した。

 

ゴォォォォォォォォォォ!

その盾はシンが使っている大盾だった。カミラはその盾で光のブレスを防いだ。

 

カミラ「どうだい少年。便利だろ?」

 

スレッド「いや…便利というか…チートだろ…それ」

 

カミラ「まぁね」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ーアリシアサイドー

 

アリシア「三つ首!ブレス!」

 

雷首「カァァァァァァァァァァッ!!」

氷首「ンバァァァァァァァァァッ!!」

火首「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」

 

バゴォォォォォォォォォォン!!

三つ首のブレスがドラゴンに命中した。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ドシン!ドシン!

ドラゴンは後方によろめいた。

 

朱雀「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォ!

朱雀が炎のブレスでドラゴンを攻撃する。

 

青龍「グワァァァァァァァァァァ!!」

 

ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…

青龍の周囲に魔法陣が展開された。

 

青龍「ガァァァァァァァァッ!」

 

バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!

青龍が合図を送ると魔法陣から弾幕が放たれた。

 

ドラゴン「キャァァァァァァァァァァ!!」

 

アリシア「メルさん!ラルクさん!」

 

メル「はい!」

ラルク「はい!」

 

ビュン!ビュン!

メルとラルクは一気にドラゴンとの距離を詰めた。

 

メル「鬼人乱撃!!」

ラルク「鬼人乱脚!!」

 

ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!

メルとラルクの連続攻撃は全てドラゴンに命中した。

 

アリシア「ミオレーネ!」

 

ミオレーネ「はっ!」

 

ビュン!

ミオレーネはドラゴンの頭までジャンプした。

 

ミオレーネ「はぁっ!!」

 

ズバッ!

ミオレーネはドラゴンに普通の攻撃をした。

 

アリシア「ミデル!パープルサンダー!」

 

ミデル「はぁぁぁぁぁっ!」

 

ジジジ…バゴォォォォォォォォォォン!!

ミデルは紫色の雷の玉を放った。

 

アリシア「ムクロ!」

 

ピピピ!ピピピ!ピピピ!

アリシアがムクロに命令しようとした時、突然終了の通知が流れた。

 

アリシア「!!」

 

アリシアはその音に驚いていた。

 

音声「5分が経過しました。戦闘を終了します」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥン…

アリシアたちはレイドバトルの部屋から強制退出させられた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…レイドバトル 休憩所

 

レイドバトルは1回の戦闘時間は5分だけ。5分経てば強制的にバトルが終了し、この休憩所に転送される。ここはバトル後の休憩する場所であり、各属性のレイドバトルを選択できる場所でもある。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

アリシアたちは休憩所に転送された。その際にスザク、マエラテ、ヴィレッタ、メル、ラルク以外の仲間モンスターは全て強制退去させられ、アリシアの手元に戻っていた。スザクは特性:パートナーによって、マエラテやヴィレッタ、メル、ラルクは特性:旅の友によって強制退去の対象外となっている。

 

アリシア「わっ…ここは…」

 

アリシアは初めて見る場所なので、周囲を見渡していた。

 

ライン「ここはこのイベントにおける休憩所らしいよ」

 

アリシア「!」

 

アリシアが声のした方を振り向くと、ロザリーと同じ属性を選んでいたラインが立っていた。

 

アリシア「あ!ラインさん!」

 

ロザリー「やっほ〜アリシア〜」

 

その後ろにはロザリーが立っていた。

 

アリシア「ロザリー!」

 

ロザリー「どうやら5分経つとこの場所に戻されるらしいよ。あとは同じ属性を選ぶか、違う属性を選ぶか、このままログアウトもできるらしいよ」

 

アリシア「へー!」

 

ライン「イベントは5日間あるから自分の体調とかで挑戦するか決めるといい」

 

アリシア「ですね!」

 

ライン「さて、僕たちはもう1回挑戦してくるよ。君たちも頑張ってね」

 

ロザリー「はい!」

 

アリシア「頑張ろう!ロザリー!」

 

ロザリー「うん!」

 

こうしてアリシアたちは5日間に及ぶ第4回イベントを楽しむのだった。




〜物語メモ〜

魔王斬…シルバーが使ったスキル。黒と紫のオーラを纏って斬撃を放つ

五月雨斬り…オルゴが使ったスキル。敵を攻撃した際に斬撃による追撃が発生する剣技

彗星落とし…コヨミが使ったスキル。大きく飛び上がって強い打撃を与える。確率でスタンさせることができる

毒の呪い…ランドールが使ったスキル。相手を毒状態にする。毒に耐性がある場合は効果がない

王者の盾…シンが使ったスキル。前方に盾の幻影を作り出し、味方を守ることができる

光符 サンシャイン…ローズが使ったスキル。御札を光の玉に変えて相手を攻撃する

輝符 フラッシュ…ローズが使ったスキル。眩い閃光を放つ御札を投げ、敵の前で発光させる

守符 マジックバリア…ローズが使ったスキル。自分の周囲にバリアを展開する

爆符 炸裂爆弾…ローズが使ったスキル。時間差で爆発する御札を設置し、任意で爆発させることができる

フルガード…リィが使ったスキル。一定時間、全ての攻撃を引き受ける

マジックバリア…リィが使ったスキル。自分の周囲にバリアを展開する

癒しの風…ミズキが使ったスキル。味方のHPを回復させる

剣聖の守護…ラインが使ったスキル。自身の防御力を上昇させる

螺旋火炎流…ミィが使ったスキル。筒状のアイテムを設置し、合図を送ることで中に入っている炎が螺旋を描きながら噴出する。特定のアイテムがないと発動できないが、このアイテムに個数の制限はなく、消費もしない

雷の庭園…ルシュが使ったスキル。自身を中心として周囲に雷属性攻撃の威力を上げる領域を作る。継続時間は自身のMPに依存し、時間経過でMPが消費されるようになっている

霹靂万雷…ゼディが使ったスキル。杖の先端から無数の雷が放たれる

イカヅチノタマ…ルシュとゼディが使ったスキル。黄色い光を放つ雷の玉を生成し、イカヅチノヤリに反応することで周囲に雷を拡散させる

イカヅチノヤリ…ルシュが使ったスキル。雷で生成した槍を出現させ、相手に放つ。イカヅチノヤリ単体でも運用できるが、イカヅチノユミと合わせることで威力を上げることができる

イカヅチノユミ…ゼディが使ったスキル。雷で生成した弓を出現させ、イカヅチノヤリと合わせることでその真価を発揮する。そのため、イカヅチノユミはイカヅチノヤリとは違って単体での運用は不可能

イカヅチノミタマ…ゼディとルシュが使ったスキル。イカヅチノヤリとイカヅチノユミを合体させると使えるスキル。イカヅチノタマに向かって放たれる。

影斬り…スレッドが使ったスキル。闇属性が付与された素早い連続攻撃を繰り出す。自身のスピードが高いと威力も上昇する

影打ち…スレッドが使ったスキル。背後から攻撃することで威力が上昇する斬撃

毒突き…スレッドが使ったスキル。相手に毒を付与する。ダメージは少ない。また、毒に耐性がある場合は効果がない

邪神の審判…カミラが使ったスキル。黒いオーラを纏い攻撃する。攻撃時に呪いと攻撃力低下のデバフを与える。ただし、魔王の斧装備時のみ使用できる

魔王の断頭…カミラが使ったスキル。相手の頭上に大きな魔王の斧が出現し、手に持っている通常サイズの魔王の斧と連動して動く

コヨミの新武器
名前:星崩し(ハンマー)

リィの新武器
名前:火炎放射器

カミラの新武器
名前:魔王の斧(片手斧)

四獣たちの変身
朱雀…大きな翼で空を舞い、炎のブレスで攻撃する。また味方の傷を癒す技も持っており、アタッカー兼ヒーラーを担う。

青龍…高い魔力で相手に水のブレスや水の魔法で攻撃する。持つ技は全て攻撃系のため、アタッカーを担っている。

白虎…高い攻撃力とスピードを誇り、雷を纏うことでさらに攻撃力とスピードを上げることができる。雷は自由に操ることが可能。青龍と同じくアタッカーを担っている。

玄武…高い防御力と魔力で他の四獣たちの盾役となっている。防御しながら魔法陣から弾幕やレーザーを放ち、攻撃することができる。タンカー兼アタッカーを担っている。
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