私、支持率0%の職業でゲームにログインします。   作:バスタオル

35 / 43
第4層 機械の世界
第33話 第4層 機械の世界


場所…結衣の部屋

 

結衣「ねぇねぇ花蓮。第4層解放からずっとメンテナンスになってるけどいつ終わるのかな?」

 

結衣と花蓮は電話で話をしていた。今日は土曜日で学校は休み。先日第4層が解放され、無事に入ることができたアリシアたちは第4層での冒険を楽しみにしていたが、突然メンテナンスが開始され、今はゲームができなくなっていた。

 

花蓮「うーん…予定では18時に終わりらしいけど、どうだろうね」

 

現在は17:30。もう少しでメンテナンスが終わる時間になっていた。

 

結衣「前にもこんなことあったね。いつだったかな?第2層の時かな?」

 

花蓮「そうそう。スキルとか職業の変更とかあった気がする」

 

結衣「今回もそれなのかな?」

 

花蓮「となるとまた下方修正とかありそうだね」

 

結衣「嫌だなぁ…もう仲間モンスター失いたくないよ」

 

花蓮「でも仕方ないよ。運営にメールとかしないと」

 

結衣「えー…」

 

それから時間が経過して、メンテナンス終了時間になった。結衣と花蓮はメンテナンス直後のログインだと混雑するかもなので、少し遅めにログインした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…第4層 機械の世界

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

アリシアとロザリーは機械の世界にログインした。

 

アリシア「ふぅぅぅぅ…やっとログインできたぁ…」

 

ロザリー「意外と時間かかったね。みんなが一気にログインしたのかな?」

 

アリシア「でもこれでまたゲームできるよ!やったね!」

 

ロザリー「アリシア。ちゃんと勉強はしなさいよ」

 

アリシア「私、ロザリーより成績いいよ」

 

ロザリー「うぐっ…」

 

ドサッ…

ロザリーは地面に膝を着いた。

 

ロザリー「自分で言ってなんだけど…結構傷つくね…これ…」

 

アリシア「ご…ごめん…」

 

ピコッ

するとアリシアとロザリーの目の前にお知らせの画面が開かれた。

 

アリシア「ん?何これ」

 

ロザリー「まぁ多分メンテナンスとかイベントとかの事じゃないかな?」

 

アリシア「へぇ」

 

ピッピッピッピッ

アリシアはお知らせを開いた。

 

アリシア「ん?あれ、違うみたい。なんか上方修正って書いてあるよ?」

 

ロザリー「!!」

 

ガバッ!

ロザリーは一気に立ち上がってお知らせを開いた。そこには各職業の上方修正が書かれていた。

 

ロザリー「ほんとだ…槍術士は…」

 

ピッ

ロザリーは自分の職業のところを見た。アリシアも同様に横で確認した。

 

ロザリー「槍を装備した際に攻撃力とスピードにボーナスが入る。 槍の当たり判定増加。職業固有スキルとして輪回槍術を追加。輪回槍術とは、相手に攻撃を当てた際に追加で斬撃が発生するスキル。攻撃を当て続けると追加の斬撃が増え、攻撃力も上昇する。だって」

 

アリシア「ロザリー!やったよ!見て!」

 

スッ

アリシアはロザリーに画面を見せた。

 

ロザリー「ん?ボスモンスターも仲間モンスターとして登録可能となったため、ボスモンスターがやられたとしても強制脱退にはなりません。仲間モンスターにレベル機能を追加しました。最大レベルは10です。レベルが上がるごとにステータスが上昇し、新たなスキルや特性などを習得することができます。職業固有スキルとして秘境の竪琴を追加。秘境の竪琴は使用することでレアモンスターの居場所を特定することができる。スキル:手懐けに関しては条件なしで仲間にすることができます。って強くない?」

 

アリシア「でしょ!?強いよね!!」

 

ロザリー「うん。だってボスモンスターが仲間として動かせるし、負けても脱退させられないし、レベルが上がればモンスターの強さも上がるし、しかも最後の秘境の竪琴ってやつ…この固有スキルがヤバい」

 

アリシア「そう!レアモンスターの場所が分かるようになるんだよね!」

 

ロザリー「そう。ボスモンスターが仲間モンスターとして登録できる環境になったことで、アリシアのモンスターがボスモンスターやレアモンスターばっかりになってもおかしくないよ」

 

アリシア「一応気になるモンスターがいるから集めてこようかなと」

 

ロザリー「絶対に行った方がいい!これは強いよアリシア!不遇な魔物使いがここまで強くなるなんて!」

 

アリシア「だよね!頑張ってくる!ちょっとスキルも使ってみたいし!」

 

ロザリー「うん!行ってらっしゃい!」

 

スタスタスタスタ

アリシアは気になっているモンスターのところに向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ネジマキ町

 

ここはネジマキ町。ここにはたくさんの人がおり、鍛冶屋や宿屋、武具屋など、色々なお店が並んでいる。中にはプレイヤーの姿も散見される。

 

アリシア「まずはどうしようかな」

 

スザク「主様。気になるモンスターとはどのようなモンスターですか」

 

アリシア「うーん…」

 

アリシアはちょっと考えて答えた。

 

アリシア「ふと思ったんだけど、今まで第2層、第3層、第4層を解放するためにボスモンスターを倒してきたけど、あれの他に強いボスモンスターがいるんじゃないかなって思って」

 

スザク「ふむ。確かにそうかもしれませんね」

 

アリシア「だから第1層とかの情報を見てからちょっと行ってみようかなと」

 

スザク「いい判断だと思いますよ」

 

ヴィレッタ「だが出かける前に道具とかを揃えるわけだな」

 

アリシア「うん!あと何か食べ物も!」

 

ヴィレッタ「食べ物?」

 

アリシア「うん!なんか食事をすると様々なボーナスがつくらしいの!さっきロザリーと確認してたの!」

 

ヴィレッタ「ほぅ。食事でか」

 

アリシア「うん!だからこれでみんなとご飯食べられるよ!」

 

メル「楽しそうですね。もしお料理ができるなら腕によりをかけて作りますよ」

 

アリシア「ほんと!?やった!!」

 

スザク「ではまずは道具とかを揃えましょうか。そのあとで材料と料理に使う道具も」

 

アリシア「うん!行こう!」

 

こうしてアリシアたちはネジマキ町で薬草などの道具とご飯作る用の材料と道具を買いに行った。アリシアは武器や防具にお金を使わないのでお金はたくさんあった。そのお金を使って必要なものを全て揃えることができた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

アリシア「私憧れてたの!旅の途中でご飯食べるやつ!」

 

ヴィレッタ「そんなに憧れるものか?」

 

アリシア「うん!仲間と一緒にご飯食べられるんだよ!?しかも家で食べるようなものじゃなくて有り合わせで作る料理がいいの!みんなで話をしながら楽しくご飯食べるの!」

 

ヴィレッタ「まぁ、みんないるならいいかもな」

 

アリシア「昔見た漫画があってそれを見てからいつかやってみたいなって思ってたの」

 

ヴィレッタ「漫画?なんだそれ」

 

アリシア「本だよ!」

 

ヴィレッタ「そうか」

 

メル「材料は買い揃えたのでご飯ならいつでも作れますよ」

 

アリシア「ほんと!?じゃあ第4層を見て回る途中でみんなでご飯にしよう!」

 

メル「かしこまりました」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちは第1層とかに行く前に第4層を見て回ることにした。ここは機械の世界なので、所々に動く床がある。アリシアの世界にもあるが、見渡す限りそういった道しかないのも珍しい。

 

アリシア「にしても便利だよね。この床」

 

アリシアたちはその動く床に乗って移動することにした。アリシアは慣れているが、スザクやヴィレッタ、メル、ラルクは初めてだった。

 

ヴィレッタ「あぁ。歩かなくても動くなんてな」

 

メル「中々面白いですね」

 

ラルク「すごく楽だね!」

 

スザク「休憩できるのもいいですね」

 

アリシア「うん!」

 

やがて動く床の端まで来たのでアリシアたちは動く床から降りることにした。

 

アリシア「よしっ!動く床も楽しめたし行こう!」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちは本格的に第4層を見て回ることにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…蒸気の洞窟

 

ここは蒸気の洞窟。この洞窟の中には汽車があり、様々な場所へ移動することができる。洞窟と言いながらモンスターなどはいない。その代わり、汽車を運営している人たちがいる。

 

アリシア「見て!列車!」

 

ヴィレッタ「いや、あれは汽車だぞ」

 

アリシア「え?」

 

スザク「今までこんなものは無かったですね」

 

アリシア「みんな!一緒に乗ろう!」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちはその汽車に乗ることにした。しかし乗る直前に売店を見つけたのでアリシアは先に売店で5人分のお弁当を買ってから汽車に乗った。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…汽車の中

 

アリシアたちは汽車に乗って次の目的地に向かうことにした。次の目的地まで少し時間があるのでみんなでお弁当を食べることにした。

 

アリシア「ふん♪ふん♪ふふふん♪」

 

アリシアは鼻歌を歌いながらお弁当を開けた。中はよくある駅弁と同じものだった。アリシアにとっては見慣れたものだが、ヴィレッタたちにとってはな初めて見るものだった。

 

ヴィレッタ「ほぅ。この箱の中はこうなってるのか」

 

メル「こうやって区切りがあるとお野菜とかを入れやすいですね。色とりどりですし」

 

ラルク「美味しそう!!」

 

スザク「人間はこういう細かな物も作れるんですね」

 

アリシア「でしょ〜?売店見つけた時即座に買いに行って正解だったよ」

 

ヴィレッタ「旅の途中で見かけたら欲しくなるな」

 

アリシア「うん!私、こうやって大人数で電車とかに乗りながらお弁当食べるの憧れだったの!」

 

ヴィレッタ「なんかアリシアは憧れが多いな」

 

アリシア「そう?小さい頃からしてみたかったから今それが叶ってとても嬉しいよ」

 

ヴィレッタ「そうか。アリシアが嬉しそうでなによりだ」

 

アリシア「うん!じゃあ食べよう!」

 

こうしてアリシアたちは次の目的地に着くまでお弁当を食べ、みんなでワイワイとお話することにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…鋼の洞窟

 

アリシアたちは次の目的地に着いた。そこはさっきの蒸気の洞窟とは違い、周囲に鋼が散らばっている。しかしアイテムとして拾うことはできないようになっている。

 

アリシア「へ〜!こんな場所あるんだ!」

 

ヴィレッタ「鋼か」

 

ラルク「あれ、でも拾えないよ?」

 

メル「アイテムじゃないみたいですね」

 

アリシア「じゃあ目的地に着いたしこの洞窟を出よう!」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちは鋼の洞窟を出ることにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…鋼の洞窟前

 

アリシア「わっ!何ここ!!」

 

アリシアたちが洞窟を出るとそこは様々な鉱石が地面から生えている不思議な場所だった。目立った建物はなく、ネジマキ町にあった動く床もない。もう鉱石だけ。

 

ヴィレッタ「ふむ。採掘場か?」

 

メル「そうみたいですね。しかし私たちは採掘用の道具は持ってませんね」

 

ラルク「こんなの壊せば何とかなるよ」

 

メル「ダメですよラルク。鉱石は傷つけちゃダメです」

 

ラルク「え〜…」

 

スザク「どうしますか。主様」

 

アリシア「うーん…どうしよう…」

 

スザク「ゴロちゃんに聞いてみてはどうでしょう」

 

アリシア「ゴロちゃん?」

 

スザク「彼は岩のモンスターです。何か知ってるかもしれません」

 

アリシア「そっか!出てきてゴロちゃん!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

アリシアはゴロちゃんを召喚した。

 

ゴロちゃん「…」

 

アリシア「ゴロちゃん!周りに鉱石がいっぱいあるんだけど、ここが何処なのか分かるかな?」

 

ゴロちゃん「…」

 

ドシン!ドシン!ドシン!

ゴロちゃんは青色の鉱石に近づいた。

 

ゴロちゃん「…」

 

スッ…

ゴロちゃんは鉱石に触れてみた。

 

アリシア「…?」

 

アリシアたちはゴロちゃんが何をしているのか全く分からなかった。

 

パァァァァァァァァァ…

するとゴロちゃんが触れた鉱石が光り始めた。

 

アリシア「!!」

 

ゴロちゃん「…」

 

スゥゥゥゥゥゥゥゥ…

すると光が徐々に小さくなり、やがて元の鉱石に戻った。

 

アリシア「ゴロちゃん…?どうだった…?」

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

すると突然ゴロちゃんの体が触れた鉱石と同じものに変化した。色も青色になった。

 

アリシア「えっ!?」

 

スザク「!!」

 

ヴィレッタ「どういう事だ?」

 

ゴロちゃん「…主様」

 

アリシア「喋った!!」

 

ゴロちゃんは姿を変えたことで言葉を話すことができた。アリシアたちは無口だったゴロちゃんに驚いていた。

 

ゴロちゃん「…?何故そのように驚かれるのですか。僕はいつでも話していたじゃないですか」

 

アリシア「え?」

 

ゴロちゃんは今まで全く一言も話していなかった。ただアリシアの命令にだけはちゃんと従っていた。しかし本人は言葉を発していたと言う。

 

アリシア「え、でも今までゴロちゃんの声なんて聞いたこと無かったよ?」

 

ゴロちゃん「…おかしいですね。聞こえてなかったのでしょうか」

 

アリシア「え、あ、どうだろ…」

 

スザク「ゴロちゃん。話せるならここが何処なのか分かるか?」

 

ゴロちゃん「はい。ここは採掘場だそうですよ」

 

スザク「採掘場…?」

 

ヴィレッタ「やっぱりか」

 

ゴロちゃん「彼らは鋭い道具で体を削られていたようです。彼らの体には不思議なエネルギーが宿っています。この世界の機械たちは全部彼らの持つエネルギーによって動いているそうです」

 

アリシア「へー!」

 

スザク「じゃあここにある鉱石は全部…」

 

ゴロちゃん「はい。いつかは削られ、使われるようになるそうです」

 

スザク「そうか…」

 

アリシア「それって…止めることはできないのかな…」

 

ゴロちゃん「…無理ですよ。主様」

 

アリシア「!」

 

ゴロちゃん「彼らが採掘されるのを阻害してしまうとこの世界の機械たちは動けなくなります。彼らなしではこの世界は成り立ちません。故にどうにもできないのです」

 

アリシア「そう…なんだ…」

 

スザク「ゴロちゃん。君が話しているのも彼らのエネルギーのおかげか」

 

ゴロちゃん「そうです」

 

ヴィレッタ「俺たちはどうすればここを出られる?」

 

ゴロちゃん「この先の道を上がれば出口です。ですが少しお待ちください。彼らも外に出たがっています」

 

ヴィレッタ「ん?どういう事だ」

 

ゴロちゃん「僕の中に入ったこのエネルギーは触れた彼そのもの。ここにある鉱石は動けない代わりに、自身をエネルギーとして僕に渡したいようです」

 

スザク「つまりここにある鉱石たちのエネルギーをゴロちゃんに移せば彼らはここを出られるわけか」

 

ゴロちゃん「そうです」

 

スザク「なら早くしてあげよう。ここに採掘しにくる人がいるのだろう?バレないうちに終わらせよう」

 

ゴロちゃん「…あぁ」

 

その後、ゴロちゃんは他の鉱石たちにも触り、彼らのエネルギーを体に移すことにした。その間、ゴロちゃんの体は幾度も姿を変え、幾度も色を変え、幾度も性格を変えた。ゴロちゃんは岩のモンスターであるため、他の岩や鉱石のような鉱物の力を得ることができるのだった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ゴロちゃん「これで終わりました。主様。お待たせして申し訳ありません」

 

アリシア「え、いいよいいよ!ゴロちゃんは彼らのためにしたんでしょ?なら全然いいよ!優しい子だね!ゴロちゃん!」

 

ゴロちゃん「主様…」

 

ゴロちゃんはアリシアの温かな言葉に心打たれた。

 

音声「特性:愛情を習得しました」

 

アリシア「えっ?愛情?」

 

ピッ

アリシアは愛情の説明欄を開いた。

 

音声「特性:愛情。戦闘中、たまに自動でHPが回復する。信頼度が高いとHP回復量がアップする」

 

アリシア「へぇ!味方を守るゴロちゃんからすればいい特性だね!」

 

ゴロちゃん「はい。そうですね」

 

アリシア「よしっ!それじゃあみんなでここを出よう!」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちはこの場所を出ることにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…採掘場

 

アリシアたちは鉱石がたくさんある場所から出てきた。その時にこの場所の名前が採掘場と表示された。

 

アリシア「あ、やっぱりここは採掘場だったみたいだね」

 

ヴィレッタ「アリシア。あっちに変な建物あるぞ。城か?」

 

アリシア「!」

 

アリシアが見たのは外壁が全て鉄でできたお城だった。所々から歯車が顔を出している。いかにも機械って感じがする城だった。

 

アリシア「何あれ!見に行きたい!!」

 

ゴロちゃん「主様。あそこから彼らと同じエネルギーを感じます。もしかするとあそこで機械が作られているのでは」

 

アリシア「そうなの!?じゃあ行ってみよう!」

 

ゴロちゃん「しかし危ないですよ」

 

アリシア「大丈夫!ゲンブも連れていくから!出てきて!ゲンブ!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

アリシアはゲンブを召喚した。

 

ゲンブ「お呼びでしょうか。ご主人様」

 

アリシア「ゲンブ!今からあそこにあるお城に突撃するから私を守って!」

 

ゲンブ「…わかりました」

 

スザク「いいのか…ゲンブ…」

 

ゲンブ「私は主様の命令に従うだけ。どんな理由があろうとも」

 

スザク「そうか」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちはお城を目指して進むことにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…歯車城

 

ここは歯車城。先程アリシアたちが見ていたお城の名前。近くで見るととても大きく、太陽の光に照らされた城壁は熱せられていた。とても触れたものではない。

 

アリシア「うへー…すごっ…」

 

ヴィレッタ「機械の城とは。ここまで大きいのか」

 

???「そこの者。止まりなさい」

 

アリシア「!!」

 

アリシアたちは背後から聞こえた声に反応して振り返った。そこには冷めた目を持つ大人びた女性がいた。

 

アリシア「あっ…えっと…」

 

???「ここは立ち入り禁止です。今すぐ引き返してください」

 

その女性は淡々と言葉を紡ぐ。アリシアたちは反論する余地もない。

 

アリシア「あ、あのー…」

 

???「引き返してください」

 

アリシア「っ!」

 

アリシアはその気迫に押されていた。しかしスザクたちはそうでも無かった。

 

スザク「何かあるのか。この中には」

 

スザクはお城を指さして聞いた。

 

???「ここはギア様のお城です。関係ない者は立ち入ることができません。お引取りを」

 

アリシア「そ、そっかー…」

 

メル「アリシア様。ここは退きましょう。下手に戦闘は良くないです」

 

アリシア「だよね。じゃあ帰ろっか」

 

スザク「すまない。私たちはこのまま帰る。下手なことしてすまないな」

 

???「いいえ。ではお気をつけて」

 

その人はアリシアたちのために道を開けた。

 

メル「では行きましょうか」

 

アリシア「うん」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちは歯車城をあとにした。

 

???「…」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…ギルド:宿り星

 

アリシアたちは歯車城からギルドの方に帰ってきた。その間、特に戦闘はなかったが、アリシアは少し歯車城のことが気になっていた。

 

アリシア「…」

 

アリシアはソファに座って考え事をしている。考え事は歯車城のことだった。アリシアは引き返すよう言ってきたあの女性の冷たい目が気になって仕方がなかった。

 

アリシア「…ねぇロザリー」

 

ロザリー「ん?何?」

 

アリシア「機械って…冷たい目…するのかな」

 

ロザリー「ん〜…表情豊かなロボットとかはいると思うよ。でも私たちみたいに筋肉では動かないし、決まった方向にしか目元も動かせないからそう見えるだけかもね」

 

アリシア「ふ〜ん…」

 

アリシア「ヴィレッタさん」

 

ヴィレッタ「ん?」

 

アリシア「あの人…ちょっと気になるんですが」

 

ヴィレッタ「あの人?さっきいた女のロボットか」

 

アリシア「そうです。あの人…ちょっと…」

 

ヴィレッタ「…これ以上の詮索はよした方がいいぞアリシア」

 

アリシア「何でですか?」

 

ヴィレッタ「…分からん。だがなんとなくそう感じるだけだ」

 

アリシア「う〜ん…」

 

コンコンコン

突然ギルドの扉がノックされた。

 

アリシア「はい。どうぞ」

 

ガチャ…ギィィィィィィィィ…

ゆっくり扉が開くとそこにはギルド:近衛騎士団のツァイ、コン、ユノがいた。この3人は少し前にミオレーネを賭けてアリシアたちと戦ったことがある。結果は惨敗だったが、それ以降アリシアたちと連絡を取るような仲になった。

 

アリシア「あれ、ツァイさんにコンさん、ユノさんまで」

 

ツァイ「アリシアさん。少しお手伝いをお願いしたいのですが」

 

アリシア「お手伝い?」

 

アリシアはとりあえず話を聞くことにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ツァイたちの話を要約すると、歯車城にいるボスを倒すと確率でドロップする武器がとても強いらしく、今プレイヤーの中では盛り上がっているのだとか。

 

アリシア「えっ、そうなんですか?」

 

ツァイ「はい。それも武器は全部揃っているんです。全種類」

 

アリシア「全種類!?じゃあ魔物使い用の武器とかありましたか!?」

 

コン「いえ、魔物使いは武器と言うよりモンスターたちを強くしたりする職業なので武器という武器はありません」

 

アリシア「そんなぁ…」

 

ユノ「でもモンスターを使うための武器?的なものはありましたよ」

 

アリシア「ほんとですか!?」

 

ツァイ「でも強い武器らしくボスモンスターがとても強くて…」

 

コン「私たちじゃ敵わなかったんです」

 

アリシア「えっ…3人いても?」

 

ユノ「はい。あのボスモンスターについては攻略情報は出てますが…」

 

ユノは少し俯いた。

 

アリシア「?」

 

ツァイ「あのボスモンスターって結構種類があってそれぞれに攻略方法があるんです」

 

アリシア「へぇ、結構複雑なんだね」

 

コン「それでいっぱいモンスターを仲間にしてるアリシアさんとなら勝てるんじゃないかって思って…」

 

アリシア「そうだなぁ…でも私たちはそのお城にすら入れなかったしなぁ…」

 

コン「えっ!?そうなんですか!?」

 

アリシア「はい。門前払いされました」

 

ユノ「あぁ、あのロボットですか。あれは倒せば通してくれますよ」

 

アリシア「えっ!?」

 

ツァイ「私たちも最初は門前払いされましたけど、攻略情報見てみると、倒せばそれ以降は現れないらしいよ」

 

アリシア「へぇ」

 

コン「なのでアリシアさん。私たちのお手伝いをお願いできませんか?」

 

アリシア「うん!全然いいよ!」

 

アリシアは即答した。アリシアの言葉にツァイたちは安心していた。

 

アリシア「じゃあ早速行きませんか!」

 

ツァイ「はい!」

コン「はい!」

ユノ「はい!」

 

アリシア、ツァイ、コン、ユノは歯車城に向かうことになった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…歯車城

 

アリシアにとっては2回目の訪問。しかもさっき来たばっかり。ツァイたちは何度か来てるみたい。

 

ツァイ「では行きましょう!」

 

スタスタスタスタ

ツァイたちは歯車城の門前に来た。

 

???「そこの者。止まりなさい」

 

アリシア「!」

 

アリシアは声に反応して周囲を見渡した。しかし誰もいなかった。確かに声は聞こえたはずだが。

 

ツァイ「アリシアさん。前」

 

アリシア「!」

 

ツァイの言葉でアリシアは前方を見た。そこにはさっき見た冷たい目を持つ大人びた女性が立っていた。

 

アリシア「あ、あの人…さっきの…」

 

ツァイ「あれを倒せばもう二度と現れなくなりますよ」

 

アリシア「え、あれがロボット?」

 

その女性は機械にしては人間と見分けがつかないほど美人。遠目で見ているからかもしれないが、機械っぽさはない。

 

コン「油断しないでください。彼女は普通に強いです」

 

アリシア「そうなの!?」

 

ユノ「はい。でも私たちは一度倒しているので次も勝てます。ご安心を」

 

アリシア「そ、そうなんだ…」

 

???「ここはギア様のお城です。関係ない者は立ち入ることができません。このまま引き返してください」

 

アリシア「えっ…えっと…どうすれば…」

 

ツァイ「いいえ。私たちはそのギア様に用があります。通してください」

 

アリシア「!」

 

ツァイがいきなり声を出した。アリシアは何してるのか分からなかったが、とにかくツァイに任せることにした。

 

???「いいえ、通すわけにはいきません。門番として、あなた方を見逃すわけにはいきません」

 

その女性はこの歯車城の門番だった。門番のような見た目ではないが、嘘を言っているようにも見えない。

 

アリシア「門番だったんだ…だから私たちを引き返すように言ってきてたんだ…」

 

ツァイ「私たちはギア様に用があります。立ちはだかるなら…」

 

ツァイは少し言葉を紡いだ。その瞬間、門番の女性は戦闘態勢に入った。

 

???「…であるなら仕方ありません」

 

ツァイ「アリシアさん。戦闘態勢を」

 

アリシア「えっ」

 

ヴェルダンディ「この私、ヴェルダンディがあなた方を退けてみせます」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…ガンッ!

ヴェルダンディはハルバードを取り出した。女性にしては物騒なものを持っている。

 

アリシア「嘘っ!ここで戦闘!?」

 

ツァイ「アリシアさん!」

 

アリシア「出てきてゲンブ!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥ!

アリシアはゲンブを召喚した。

 

ゲンブ「お呼びでしょうかご主人様」

 

アリシア「ゲンブ!私を守って!」

 

ゲンブ「承知しました」

 

ガシャン!ガシャン!ガシャン!ガシャン!

ゲンブは大盾を4つ展開し、アリシアを守る体勢に入った。

 

ツァイ (…相変わらず凄い防御)

 

コン「行くよ。ツァイ、ユノ」

 

ツァイ「了解!」

ユノ「了解!」

 

タッタッタッタッ!

ツァイ、コン、ユノは同時にヴェルダンディに接近した。

 

ツァイ「ダブルソード!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!

ツァイの攻撃が全て2連撃になった。

 

ツァイ「六連剣撃!」

 

キン!キン!キン!キン!キン!キン!

ツァイは素早い剣撃を繰り出した。本来なら六連撃までだが、ダブルソードの効果で十二連撃となっている。しかしそんな素早い攻撃すらヴェルダンディには効果がなかった。ヴェルダンディは重いハルバードを持っていながらツァイの攻撃を全て防いだ。

 

ヴェルダンディ「…」

 

ツァイ「くっ…」

 

ユノ「天翼剣撃!」

 

キィン!

ユノが追撃に入る。しかしヴェルダンディはユノの攻撃も防いでくる。

 

ユノ (速いっ…)

 

コン「獄炎斬り!」

 

ゴォォォォォォォォォ!

コンは剣に炎を纏わせ、周囲を薙ぎ払った。しかしヴェルダンディはコンの攻撃をジャンプで避けた。

 

ヴェルダンディ「はぁっ!」

 

コン「!」

 

ブゥン!

ヴェルダンディはジャンプしたあとにハルバードを構えてコンに攻撃してきた。

 

ツァイ「やぁぁぁぁぁ!」

 

キィィィィィィン!!

コンの獄炎斬りは薙ぎ払うように攻撃するので後隙が大きい。そこを突いたヴェルダンディの攻撃は良かったが、ツァイの剣によって防がれた。

 

ヴェルダンディ「くっ!」

 

ヒュッ!スタッ!

ヴェルダンディは少し距離をとった。

 

ツァイ「コン!大丈夫!?」

 

コン「うん…ありがとうツァイ…」

 

ユノ「なんか前よりも強くなってない?」

 

ツァイ「分からない。でも私たちは一度倒したから勝てるよ」

 

ヴェルダンディ「…」

 

タッタッタッタッ!

ヴェルダンディがハルバードを構えて走ってきた。

 

ツァイ「2人とも、来るよ!」

 

コン「うん!」

ユノ「うん!」

 

ビュン!

3人が剣を構えた瞬間、背後から一人の影が動いた。

 

ミオレーネ「はぁっ!」

 

キィィィィィィン!!

その影はミオレーネだった。ミオレーネはツァイたちの背後から飛び出してきた。

 

ヴェルダンディ「…」

 

ツァイ「!?」

コン「!!」

ユノ「!!」

 

ツァイたちは突然の登場に驚いていた。

 

アリシア「ミオレーネ!その人をやっつけて!」

 

ミオレーネ「はぁっ!」

 

キン!キン!キン!キン!キン!キィン!!

ミオレーネはヴェルダンディを少しだけ飛ばした。

 

ズサァァァァァァァァ!

ヴェルダンディはハルバードでミオレーネの攻撃を防いだ。

 

ヴェルダンディ「…この力…人間ではない…」

 

ミオレーネ「当たり前だ。私は元人間。今は主様の従者だ」

 

ヴェルダンディ「…人間と従者では何か違うのか」

 

アリシア「気をつけてミオレーネ!その人強いから!」

 

ミオレーネ「あぁ。だが私の方がもっと強い」

 

ビュン!

ミオレーネはヴェルダンディに接近した。

 

ヴェルダンディ「来るか」

 

キン!ガン!ガン!ドゴォン!ギン!ギィン!

ヴェルダンディがハルバードで攻撃してきた。ミオレーネは負けじと攻撃していく。

 

ミオレーネ「はぁっ!」

 

ギィィィィン!!

ミオレーネはヴェルダンディの攻撃で少し押された。

 

ミオレーネ「くっ…やるじゃないか。この機械」

 

ツァイ「神速剣!」

 

ビュン!ドスッ!!

ミオレーネの背後からツァイが突撃してきた。ツァイの神速剣はとても速く、斬撃というより突き攻撃となっている。

 

ミオレーネ「!」

 

ヴェルダンディ「!?」

 

ガンッ!スタッ!

ツァイはヴェルダンディを蹴って距離をとった。

 

ヴェルダンディ「ぬっ…この私の装甲が…」

 

ユノ「天翼剣撃!!」

 

ズバッ!!

ヴェルダンディが油断しているところにユノが追撃に入った。

 

ヴェルダンディ「!?」

 

バキッ!!ガンッ!

ヴェルダンディの左手が破壊された。左手はそのまま地面に落ちた。

 

ヴェルダンディ「くっ…左手を失ったか…」

 

ググッ…

ヴェルダンディはハルバードを強く握った。

 

コン「天翔る龍の一撃!!」

 

ビュン!

コンは剣を構え、ヴェルダンディに突進した。

 

ヴェルダンディ「まだ来るか!」

 

ビュン!

ヴェルダンディは間一髪のところでコンの攻撃を避けた。

 

コン「なっ…!!」

 

ヴェルダンディ「速い。この私がギリギリまで避けられないとは」

 

ミオレーネ「はぁっ!」

 

ヴェルダンディ「!」

 

ガンッ!バキッ!

ミオレーネはすかさず攻撃に入った。ミオレーネの攻撃でヴェルダンディの左腕が完全に破壊された。

 

ヴェルダンディ「くっ…」

 

ツァイ「アタックブースト!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!

ツァイの攻撃力が上昇した。

 

ツァイ「神速剣!!」

 

ビュン!ドスッ!!

ツァイはさっきと同じようにヴェルダンディの胸あたりに剣を突き立てた。

 

ヴェルダンディ「くっ…このっ…!」

 

ドカッ!

ヴェルダンディはツァイを払い除け、蹴り飛ばした。

 

ツァイ「うぐっ…!!」

 

ズサァァァァァァァ!!

ツァイはそのまま蹴り飛ばされてしまった。

 

ツァイ「くっ…このっ…」

 

アリシア「ミオレーネ!天地を断つ聖剣(エクスカリバー)!」

 

ビュン!

ミオレーネはヴェルダンディから少し距離をとった。

 

ミオレーネ「天地を断つ聖剣(エクスカリバー)!!」

 

ヴェルダンディ「!!」

 

バゴォォォォォォォォォン!!

ヴェルダンディはミオレーネの攻撃を避けられなかった。ヴェルダンディに当たった瞬間、火柱が上がった。

 

アリシア「よしっ!」

 

ミオレーネ「…」

 

ミオレーネはヴェルダンディの様子を見ていた。

 

ビリビリ…ビリビリ…

ヴェルダンディは体の大部分を欠損しており、身体中に電気が走っていた。

 

ヴェルダンディ「こ…こここ…この…私が…わ…わわわ…私…が…」

 

ジジジ…バゴォン!!

ヴェルダンディは突然爆発した。

 

アリシア「っ…!」

 

ヴェルダンディが立っていた場所にはハルバードが刺さっていた。しかしそこにはヴェルダンディの姿はなかった。

 

アリシア「た…倒した…の?」

 

ツァイ「アリシアさん。これでさっきの女性はもう出なくなりました。あとはボスモンスターを倒すだけです」

 

アリシア「そ…そっか…良かった…」

 

ミオレーネ「どうしたアリシア。疲れたのか」

 

アリシア「ううん。疲れてないよ」

 

ミオレーネ「…そうか」

 

ツァイ「ミオレーネさん。お手伝いありがとうございます」

 

ミオレーネ「あぁ。アリシアが命じたからな」

 

コン「でもこうしてまた戦えるなんて思わなかった」

 

ミオレーネ「前は敵同士で…だろ」

 

ユノ「私たち、今はミオレーネさんを倒すためのスキルや特性を集めているところです。ちゃんと準備できたらまたお願いします」

 

ミオレーネ「…あぁ。またその時は」

 

ツァイ「よしっ。じゃあ行きましょうアリシアさん」

 

アリシア「う、うん…」

 

スタスタスタスタ

アリシアたちは歯車城に入ることにした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

場所…歯車城

 

歯車城の中はほぼ全部歯車でできている。中には大きな時計があり、これも歯車で動いている。アリシアは不思議そうに周囲を見渡す。

 

アリシア「すごいところ。全部が大きいし、全部が繊細な作りになってる」

 

スザク「そうですね。人間はすごいものを作る」

 

ゲンブ「私たちも凄いでしょ?スザク」

 

スザク「私たちは特殊な力があるからな。人間にはそれがない。だから凄い」

 

ツァイ「アリシアさん。そろそろ来ますよ」

 

アリシア「えっ?」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ…ガンッ!!

すると大きな鉄の球体が落ちてきた。アリシアはビックリして尻もちをついた。

 

アリシア「えっ!!」

 

スザク「なんだ…あれは…」

 

ゲンブ「…」

 

ガシャン!

ゲンブは盾を展開した。

 

アリシア「びっ…びっくりしたぁ…」

 

ツァイ「アリシアさん。戦闘準備をお願いします。来ますよ」

 

チャキッ…

ツァイ、コン、ユノは戦闘準備を整えた。

 

アリシア「あ、うん」

 

チャキッ

アリシアはツムガリを装備した。

 

スザク「…」

 

キン!

スザクも2本の短剣を装備した。

 

ガン!ガン!ガン!ガン!ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…

するとその球体から4本の足が出てきた。腕は無いようで、球体の上部から頭が出てきた。

 

アリシア「えっ?大きくない?」

 

その球体から足が出てくると、アリシアたちの3倍近くの大きさになった。アリシアはあまりの大きさに驚いていた。

 

ゲンブ「大丈夫です。いくら大きくても私の盾は頑丈ですので」

 

アリシア「そ、そっか…じゃあみんな!やっつけるよ!」




〜物語メモ〜

第4層追加による職業の上方修正

槍術士
・槍を装備すると攻撃力とスピードにボーナスが入る
・槍の当たり判定増加
・職業固有スキル:輪回槍術の追加
輪回槍術…相手に攻撃を当てた際に追加で斬撃が発生するスキル。攻撃を当て続けると追加の斬撃が増え、攻撃力が上昇する。

魔物使い
・ボスモンスターが仲間として登録可能となった
・ボスモンスターがやられたとしても強制脱退しない
・仲間モンスターにレベル機能を追加
・仲間モンスターのレベルは最大Lv.10
・レベルが上昇すると、新たなスキルや特性を習得する
・職業固有スキル:秘境の竪琴を追加
秘境の竪琴…使用することで、レアモンスターの居場所を特定することができる。

ゴロちゃんの特殊能力
名前:投影
触れた鉱物の特性などを自身の力として得ることができる。

ゴロちゃんの特性
名前:愛情
戦闘中、たまに自動でHPが回復する。信頼度が高いほどHP回復量がアップする。

ヴェルダンディ
歯車城の門番をしている女性型の機械。冷たい目を持つ大人びた女性で命令に忠実に従う。武器はハルバード。片手で持つことができるほどの腕力を持つ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。