私、支持率0%の職業でゲームにログインします。 作:バスタオル
場所…カラクリ草原
アリシア「スザク!四獣剣技 夜桜乱撃!!」
スザク「はぁっ!」
ズシャシャシャシャシャシャ!
アリシアはスザクたちのレベル上げをするためにモンスターがたくさんいる場所で特訓していた。場所は事前にロザリーから聞いており、経験値はそこそことのこと。でも数が多いので、結局効率はいいそう。
アリシア「コハク!スザクの後ろ!」
コハク「 ( ・᷅ὢ・᷄ ) 」
ドォン!!
コハクはスザクの後ろから攻撃しようとしていたモンスターを攻撃した。
アリシア「セイリュウ!四獣刀技 群青羅刹!」
セイリュウ「はぁっ!」
ズババババババババババ!
セイリュウは周囲のモンスターを一気に攻撃していった。
アリシア「スザク!四獣剣技 夜桜乱撃!」
スザク「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ズシャシャシャシャシャシャ!!
スザクは周囲を走り回って敵を殲滅した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
場所…歯車広場
アリシア「ねぇスザク」
スザク「はい」
アリシア「スザクたちって戦えば経験値が蓄積されるんだよね?」
スザク「はい」
アリシア「レベルだって上がるよね?」
スザク「はい」
アリシア「でも上がってないよね。レベル」
スザク「そうですか?」
アリシア「だってスザクたちのステータス見てるけど一向にレベル上がってるようには見えないの」
スザク「?」
スザクたちは自分たちのステータスを見た。確かにレベルは全員1だった。
スザク「確かにそうですね」
セイリュウ「結構戦ったと思ったのですが、これほどレベルアップが難しいのですか」
ゲンブ「…」
コハク「 :(´◦ω◦`): 」
アリシア「うーん…どうすればいいんだろ…」
ロザリー「アリシアー!」
アリシア「!」
スタスタスタスタ
アリシアが悩んでいるところにロザリーが現れた。
アリシア「あ、ロザリー」
ロザリー「どしたの?神妙な顔して」
アリシア「…ねぇロザリー」
ロザリー「ん?」
アリシア「スザクたちのレベルが上がらないの。どうやったらレベル上がるのかな」
ロザリー「レベル?見せてみて」
アリシア「ほら」
アリシアはスザクたちのステータスを見た。確かに全員1で止まっている。なんなら経験値すら貯まっていない。
ロザリー「…おかしいね。レベルの概念が出てきた以上、経験値は貯まらないと」
アリシア「だよね…アップデート?とかしないとダメなのかな」
ロザリー「いや、アップデートは全てのユーザーに適応されてるよ」
アリシア「えっ…じゃあなんで…」
ロザリー「ちょっとお知らせとか見てみよう。何か書かれてないかな」
ブゥン
ロザリーはお知らせを開いて魔物使いのモンスターにレベルが追加された時の記事を見た。
ロザリー「うーん…特に何もない…かな…あっ!」
ロザリーは何かを見つけた様子だった。
アリシア「どうしたの?ロザリー」
ロザリー「アリシア。モンスターのレベルアップなんだけど…」
アリシア「…?」
ロザリー「これ、アリシアが各モンスターに付与する形になってるよ」
アリシア「…え?どういう事?」
ロザリー「戦闘で経験値を得るのはアリシアだけだよ。モンスターに関しては戦闘で得るのではなく、魔物使いであるアリシアが各モンスターに経験値を振り分けないといけないよ」
アリシア「えっ!?私が経験値を!?」
ロザリー「うん。だから今から振り分けてみたら?」
アリシア「あ、うーん…そうだね。ちょっとやってみようかな」
ブゥン
アリシアはスザクたちのステータスを開いた。
ロザリー「あ、これだね」
ロザリーは各モンスターに表示されている経験値バーを押した。するとレベルアップの画面に続いた。
アリシア「わっ!開いた!」
ロザリー「これで経験値を付与できるね」
アリシア「ねぇロザリー。付与する時って経験値を戻すことはできるのかな」
ロザリー「う〜ん…分かんない。でも戻せない時のことを考えて、付与するモンスターはしっかり考えた方がいいかもね」
アリシア「うーん…誰がいいかな…」
ロザリー「アリシアの場合は守りが弱いから防御に強いモンスターは絶対外せないよ」
アリシア「じゃあゲンブかな」
ブゥゥゥゥゥゥン!
アリシアはゲンブに経験値を振った。ただ振りすぎたせいか、一気にレベル最大になった。
ブワッ!
ゲンブが白い光に包まれた。
アリシア「わっ!ゲンブ!」
ゲンブ「…」
シュゥゥゥゥゥ…
ゲンブの体から光が消えていった。
音声「ゲンブのレベルが最大になりました。スキル「四獣盾技 霊幻盾亀」「波撃盾」「霊魂ノ盾」を習得しました」
アリシア「えっ!?すごい!3つも増えた!」
音声「特性:四獣の守護、衛星、守りの意思を習得しました」
アリシア「やった!特性も増えた!!」
音声「ゲンブのレベルが最大になったことで、装備している盾を常に展開することができるようになりした。展開しますか?」
アリシア「する!」
ピッ!ブゥン、ブゥン、ブゥン、ブゥン
アリシアは出てきた選択で「展開する」を選んだ。その瞬間、ゲンブの周囲に大盾が4つ展開された。
アリシア「わっ!盾が出た!」
ゲンブ「おぉ、これならいつでもご主人様を守れますね」
アリシア「へぇ、レベルが上がったら色々と増えてくるんだ!なら他の子たちにもやってみようかな」
アリシアはゲンブ以外のモンスターたちにも経験値を振り分けた。
━━━━━━━━━━━━━━━
スザク:Lv.10
コハク:Lv.10
セイリュウ:Lv.10
プニちゃん:Lv.10
ムクロ:Lv.10
三つ首:Lv.10
キリちゃん:Lv.10
ゴロちゃんLv.10
ミオレーネ:Lv.10
ミデル:Lv.10
ヴィレッタ:Lv.10
メル:Lv.10
ラルク:Lv.10
フィーリア:Lv.10
ウルスラLv.10
━━━━━━━━━━━━━━━
アリシアはとりあえず強いモンスターだけに経験値を振り分けた。ウルスラと一緒に仲間になったコスモス、ランギル、ミュラー、ブレイカーに関しては何故か経験値を振ることができなかった。
またマエラテとツクヨミに関してはアリシアの仲間ではあるが、マエラテは魔物使いでツクヨミはマエラテの魔物なのでアリシアの経験値を振り分けることができなかった。
アリシア「とりあえずできたよ!」
ロザリー「ほとんどレベル最大だね」
アリシア「うん!」
音声「仲間モンスターが新たなスキルと特性を習得しました」
アリシア「あ、みんながレベル上がるとそんな感じの通知になるんだ」
ロザリー「どんなスキルや特性かは自分で見てねって事だね」
アリシア「やった!じゃあ見てみよっと!」
ピッ!
アリシアはステータス画面からコハクたちに追加されたスキルと特性を見ることにした。
アリシア「えっ……えっ!?」
ステータス画面を見たアリシアは目を大きく見開いて驚いていた。
ロザリー「どうしたの?アリシア」
アリシア「その…私の…私のレベルが…減ってる…」
ロザリー「えっ?」
ロザリーはアリシアのステータス画面を一緒に見ることにした。たしかにアリシアのレベルが63→15まで下がっていた。
アリシア「なっ…なんで…私のレベルが…ステータスも下がってる…」
ロザリー「あっ!まさか経験値の配布って自分が得た経験値を振り分けるってこと!?」
アリシア「えっ…それって…」
ロザリー「ごめんアリシア!私てっきり自分の経験値とモンスターたちに振り分ける経験値が別に用意されてるって思ってた!ごめん!」
アリシア「え、あ、そういう事?だから私のレベルが減ってたんだ…」
ロザリー「も…戻せる…?」
アリシア「うーん…分かんない…」
ロザリー「ごめん!こうなるとは思わなかったの!」
アリシア「あ、いや、待ってロザリー」
ロザリー「?」
アリシア「どうせ私、そんなに戦闘しないからレベルは関係ないかも。なんならスザクたちが強くないと意味ない気がする。それが魔物使いだし」
ロザリー「ま、まぁ…そうだけど…」
アリシア「レベル最大になったのは16人で、私のレベルが63から15になったってことは私のレベルが48消費されたってことだよね。となると私のモンスター1人をレベル最大にするには私のレベルを3つ消費する計算になるね」
何故かアリシアはロザリーとい違って冷静になっていた。
ロザリー「ア、アリシア…その…」
アリシア「うん?どしたの?」
ロザリー「いや、その…冷静だなって…せっかくレベル上げもしたのに一気に減らしちゃって…」
アリシア「えっ、全然気にしてないよ?」
ロザリー「えっ…」
アリシア「だって私の経験値でスザクたちが強くなるのすごく嬉しいんだもん。それにさっきも言ったけど、私自身はレベルが上がっても強くないから味方が強い方が嬉しいかな」
ロザリー「そ…そうなんだ…」
アリシア「だってレベル63で体力63だよ?他の人の攻撃ですぐ負けちゃうし。それならゲンブみたいな守り役の人が強くなってくれたらまだ生き残れると思うんだ」
ロザリー「まぁ…そうだね…」
アリシア「だから全然気にしてないよ!大丈夫!」
ロザリー「そっか…分かった」
アリシア「でも今レベル15で消費するのは3だから…あと5人レベル最大にできるってことだよね」
ロザリー「待ってアリシア」
アリシア「?」
ロザリー「今は一旦レベル上げはやめとこ?」
アリシア「えっ、なんで?」
ロザリー「まだ第4層だから今後追加されるもっと強いモンスターを仲間にできるかもしれないよ」
アリシア「あ、そっか。仲間にできたらその子を…」
ロザリー「そう。強いモンスターを仲間にしたらその時にレベルを上げたらいいと思うよ」
アリシア「うん!分かった!じゃあたくさん仲間にしても大丈夫なようにしとかないと!またレベル上げしよっと!」
ロザリー「うん!頑張ろうね!」
アリシアはまたレベル上げにモチベーションが上がってきた。
アリシア「あ、そういえば」
ロザリー「?」
アリシア「結局みんなが新しく得たスキルと特性ってなんだろ」
ロザリー「あ、そうだね。見てみる?」
アリシア「うん!」
ピッピッピッピッ
アリシアはレベル最大にしたモンスターたちのステータスを1人ずつ見ていった。
━━━━━━━━━━━━━━━
新たに得たスキルと特性
スザク
特性:四獣の治癒、不死鳥の加護、超克
スキル:霊鳥の息吹、焔纏
コハク
特性:四獣の怒り、逆鱗、蓄電
スキル:四獣拳技 麟覚雷拳、雷霆、雷獣
セイリュウ
特性:四獣の恩寵、冷徹、縄張り
スキル:反撃の構え、星占い
プニちゃん
特性:捕食、奪取
スキル:噛み付く、コピー
ムクロ
特性:地縛霊、怨み
スキル:私怨の炎、身を焦がす檻
三つ首
特性:三位一体
スキル:トライデント・ブレス
キリちゃん
特性:罪深い愛、誓い
スキル:愛の呪い、愛を刈り取る鎌
ゴロちゃん
特性:不動、頑固
スキル:メタル化
ミオレーネ
特性:忠誠心、不屈、騎士道
スキル:天光
ミデル
特性:フルブースト、ドレインマジック
スキル:水の波動、大地の声、ブラックホール
ヴィレッタ
特性:主君
スキル:神速剣
メル
特性:従者、怪力
スキル:鬼神纏、狂鬼化
ラルク
特性:従者、怪力
スキル:鬼神纏、狂鬼化
フィーリア
特性:理想郷、王の威厳
スキル:
ウルスラ
特性:母の愛
スキル:リセット
コスモス
特性:月姫
スキル:阿修羅
ランギル
特性:悪鬼
スキル:邪鬼纏い
ミュラー
特性:魔力炉
スキル:魔姫
ブレイカー
特性:忍耐
スキル:狂鬼乱舞
━━━━━━━━━━━━━━━
アリシア「うわぁ…いっぱいだぁ…」
ロザリー「大丈夫?覚えられる?」
アリシア「無理かも…勉強だってまともにできないのに…」
ロザリー「まぁ、何度か使ってみて覚えていくしかないね」
アリシア「よしっ!今からやる!」
ロザリー「えっ!?」
アリシア「強くなったみんなを見たい!」
ロザリー「ちょ、結構あるよ?大丈夫?」
アリシア「大丈夫!今からちょこっとモンスターと戦ってくる!」
ロザリー「そっか、私はちょっと用事があって抜けるけどまたいつか一緒にクエスト行く時に見せてね」
アリシア「うん!」
ロザリー「それじゃあ頑張ってね!」
シュゥゥゥゥゥ…
ロザリーはそのままログアウトした。
アリシア「よぉし!行くぞ!」
タッタッタッタッ!!
アリシアたちはモンスターが生息している場所まで移動した。
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場所…カラクリ草原
アリシア「よしっ!まずはスザクから!」
スザク「分かりました」
スタスタスタスタ
スザクはアリシアの前に立った。
アリシア「えっと、スザクに追加された特性とスキルは…」
ピッピッピッ
アリシアはスザクのステータス画面を開いた。
アリシア「よしっ!見ながらやろう!スザク!」
スザク「はい」
アリシア「まずは
スザク「はぁぁぁぁぁぁっ!」
ゴォォォォォォォ!!
アリシアが命令すると、スザクが焔に包まれた。
アリシア「ス、スザク!?ヤバイ!水!水!」
スザク「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ドォン!!
焔に包まれたスザクが爆発とともに姿を現した。その姿はスザクの赤がより強くなり、少し輝きを帯びている。目は焔のように赤紅色となっていた。
スザク「…」
アリシア「スザク…綺麗…」
アリシアはスザクの美しさに惚れていた。
スザク「…」
音声「スキル:
アリシア「へぇ強い!…かも?」
アリシア「スザク!目の前にいるモンスターをやっつけて!」
アリシアは目の前にいる機械のモンスターを指さした。
スザク「はい」
ビュン!!
スザクはすぐに行動した。しかもいつもより格段にスピードが違う。
アリシア「えっ!速っ!!」
スザク「はぁっ!」
ズシャッ!!
スザクはモンスターに攻撃した。スザクはスピードが速いけど攻撃力が少し抑えられている。だから大抵のモンスターは一撃では倒せない。しかし今回は焔纏のおかげで一撃で倒すことができた。
シュゥゥゥゥゥ…
攻撃された機械のモンスターはHPが0になり、そのまま消えていった。
アリシア「すごっ!1発だ!!」
スザク「…主様のおかげで強くなれた。…これならあの方々を助けに…」
アリシア「スザク!今度は霊鳥の息吹!」
スザク「はいっ!」
シュゥゥゥゥゥ!
スザクは朱雀に姿を変えた。
朱雀「キャァァァァァァァァ!!」
ゴォォォォォォォ!!
朱雀はアリシアに向かって炎のブレスを吐いた。
アリシア「えっ!?待って!私燃える!!」
ブゥゥゥゥゥゥン!
炎のブレスを受けたアリシアに新しい効果が付与された。
音声「スキル:霊鳥の息吹の効果が発動しました。各ステータスが上昇し、HPとMPが回復しました」
アリシア「わっ!すごい!HPとMPが回復するんだ!便利っ!」
音声「特性:四獣の治癒が発動しました。HP、MPの回復量が上昇します」
アリシア「!
新しい特性が発動した!」
シュゥゥゥゥゥ!
スザクは元の姿に戻った。
スザク「私は四獣の中ではバフや回復を担ってたのでそういう系のスキルが多いですね」
アリシア「あ、やっぱりそういう事なんだ。じゃあ、残りの特性のこれはなんなんだろう…」
スザク「不死鳥の加護と超克は私がやられた時に発動する特性です」
アリシア「あ!そうなんだ!」
スザク「ですが私は主様のパートナーに選ばれているので、やられることはありません」
アリシア「えっ、そうなの?」
ピッピッ
アリシアは自分の特性にあるパートナーを見てみた。
アリシア「あ、確かに…選ばれたモンスターはやられないって書いてる…」
スザク「私をパートナーから外せば見られると思いますよ」
アリシア「そっかぁ…残念…でも今はスザクがパートナーがいいな」
スザク「!」
アリシア「特性はまたいつか見たいな」
スザク「…はい。仰せのままに」
アリシア「よしっ!じゃあ次は…コハク!出てきて!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはコハクを召喚した。
コハク「主。どうしたの…?」
アリシア「え、あれ?コハクって喋れたの?え、しかも顔にかかってた布は?」
アリシアが召喚したコハクはいつものコハクじゃなかった。コハクはいつも面布という布を顔にかけており、その布に顔文字が表示されていたが、今はない。しかも言葉まで話している。
コハク「あれは外したよ。レベル最大になったから選択できるようになった。主と会話したいから自分で外したよ」
アリシア「そうなんだ!やった!コハクと話せた!すごく嬉しいよ!」
ギュッ!!
アリシアはコハクに抱きついた。
コハク「私も嬉しいよ。主」
スザク「コハクの声を聞いたのは何年ぶりか、久しく聞いた」
コハク「まぁね」
アリシア「じゃあコハク!今から新しく得たスキル見せて!」
コハク「うん。いいよ主」
アリシア「えーっと…コハクが得たスキルは……あ!スザクが使ってるスキルによく似た名前のスキルがあるよ!これ使おう!」
ザッザッザッザッ…
コハクはモンスターの前に立って準備を整えた。
アリシア「いくよコハク!四獣拳技 麟覚雷拳!」
バリバリバリバリバリバリ!!
アリシアがスキルを命令した瞬間、コハクが雷を纏い、その力を拳に移した。
アリシア「わわっ!!」
ドサッ!
アリシアは驚いて尻もちをついた。
スザク「主様!」
スザクはアリシアを守るように座った。
アリシア「大丈夫だよスザク」
ビュン!!バリバリバリバリバリバリ!!
コハクが前にいるモンスターに接近した。その時、コハクが纏っていた雷が周囲に拡散した。
コハク「はぁっ…!」
ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!
コハクは雷を纏わせた拳でモンスターを連続で攻撃していく。
コハク「やぁっ…!」
ドォン!バゴォォォォォォン!!
コハクは最後の一撃だけめいっぱい力を込めて攻撃した。その時、周囲に雷が拡散し、近くにいたモンスターたちにも雷が広がっていた。
ビリビリ!ビリビリ!ビリビリ!
近くにいたモンスターはコハクの雷を受けて麻痺していた。
アリシア「すごい…コハク…」
コハク「…」
コハクは攻撃後に立ち尽くしていた。
音声「特性:蓄電が発動しました。雷属性攻撃が上昇します」
アリシア「あ、新しい特性だ。攻撃したら発動するのかな?」
スザク「本来の力を取り戻していますね…コハクは」
アリシア「あ、やっぱりコハクは雷属性なんだ…」
ザッ…
アリシアは立ち上がってコハクの方を見た。
アリシア「コハク!次いくよ!雷霆!」
コハク「!」
バリバリバリバリバリ!!
コハクは両手に雷の槍を生成した。
アリシア「おぉ!」
ビュン!!
コハクはジャンプして近くのモンスターに接近した。
ビュン!!ビュン!!
コハクは生成した雷の槍を2本とも、近くのモンスターに向けて投げた。
ドスッ!ドスッ!
2本の雷の槍は見事モンスターに命中した。
アリシア「へぇ、雷霆は雷の槍を投げるスキルなんだ…じゃあコハク!雷獣!」
バリバリバリバリバリバリ!!
コハクは白虎に姿を変えた。しかしいつもの白虎ではなく、雷を帯びて少し輝いていた。
アリシア「えっ、コハク…いつもと違う…」
白虎「ガァァァァァァァ!!」
ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!
白虎が天に向かって吠えると、周囲に落雷が発生した。
タッタッタッタッ!!
白虎は近くのモンスターに向かって走った。
バリバリバリバリバリ!!
その時、より強い雷を纏い、より速くモンスターに接近した。
ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!
白虎は大きな体格を活かして近くのモンスターたちを一気に蹴散らした。
アリシア「すごいコハク!みんな吹っ飛んじゃった!」
白虎「グルルルルルル…」
アリシア「でもやっぱり残りの特性が発動しない…どうやったらいいんだろう…」
スザク「逆鱗は敵から受けたダメージで発動するので今は難しいかもしれませんよ」
アリシア「あ、そうなの?」
スザク「もうひとつは逆鱗さえ発動できたら同じタイミングで発動しますよ」
アリシア「じゃあいつか見れるのかな。それまで楽しみにしとこっと!ありがとうコハク!」
シュゥゥゥゥゥ!
白虎はコハクに姿を変えた。
アリシア「戻ってきてコハク!」
タッタッタッタッ!!
コハクはアリシアの方へ戻ってきた。
アリシア「じゃあ次は…来て!セイリュウ!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはセイリュウを召喚した。
セイリュウ「お呼びでしょうか…主様」
アリシア「セイリュウ!新しく得たスキルとか特性とか見せて!」
セイリュウ「スキル…?でしょうか。構いませんよ」
アリシア「やった!じゃあ反撃の構え!」
セイリュウ「…」
ブゥン…チャキッ…
セイリュウは薙刀を取り出し、反撃の構えを取った。
音声「特性:縄張りが発動しました。反撃の構えによる攻撃範囲が拡大します」
音声「特性:冷徹が発動しました。反撃の構えによる攻撃力が増加します」
アリシア「…?あれ、何も無いよ?」
スキル「主様。そのスキルはカウンター技なので、相手の攻撃が来ないと意味ありませんよ」
アリシア「え、あ!そういう事!?」
スザク「はい」
アリシア「じゃあセイリュウ!星占い!」
セイリュウ「…」
ヒュゥゥゥゥゥ…ポツポツポツ…クルクルクル!
セイリュウの周りに水の玉が出現し、セイリュウの周りを回転し始めた。
セイリュウ「はぁっ!」
ブシュッ!
セイリュウは薙刀を使ってその内の1粒を突き刺して掲げた。
パチュッ!
薙刀で刺された水の玉は弾けて消えていった。
音声「味方全員の防御力が増加しました」
アリシア「あ!味方を強くしてくれるんだ!」
スザク「俗にバフと言われるものですね」
アリシア「バフ?なんか犬みたい」
スザク「犬…」
アリシア「でもあと1個の特性が発動してないよ?」
スザク「そうですね」
アリシア「まぁいいや!またいつか見れると思うし!よし次!ゲンブ!出てきて!」
シュゥゥゥゥゥ…
アリシアはゲンブを召喚した。
ゲンブ「お呼びでしょうか。ご主人様」
アリシア「ゲンブ!新しいスキルを見せて!」
ゲンブ「…承知しました」
アリシア「じゃあゲンブ!四獣盾技 霊幻盾亀!」
ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!ガシャン!!
ゲンブは盾を展開した後、半径5mほどの結界を展開した。
アリシア「わぁ!綺麗!」
その結界は紫色でとてもキラキラしていた。
アリシア「これだけ広かったら怪我した私のモンスターたちも回復させられるね!」
ゲンブ「ご主人様」
アリシア「何?ゲンブ」
ゲンブ「この中にいればHPとMPが回復しますよ」
アリシア「そうなの!?すごい!!」
スザク「守ることしかできなかったゲンブが味方を回復させる手段を得たとなると、相当強い盾役が誕生したことになりますね」
アリシア「だね!これからもよろしくねゲンブ!」
ゲンブ「はい。仰せのままに」
アリシア「よしっ!次いこう!出てきてプニちゃん!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはプニちゃんを召喚した。
プニちゃん「主様!」
アリシア「プニちゃん!モンスターに向かって噛み付く!」
プニちゃん「うん!」
タッタッタッタッ!!
プニちゃんは近くのモンスターに向かって走った。
プニちゃん「うがぁぁぁぁ!かぶっ!!」
プニちゃんは近くのモンスターに噛み付いた。噛まれたモンスターはプニちゃんを振りほどこうとする。しかしプニちゃんの噛む強さが強いのか、振りほどくのは難しかった。
音声「特性:捕食が発動しました。相手の最大HPを減少させました」
アリシア「えっ?ダメージを与えたってこと!?やった!!」
スザク「違います主様。相手の最大HPを削っただけですよ」
アリシア「え?違うの?」
スザク「ダメージとはまた別です」
アリシア「そっかぁ…まぁいいや!プニちゃん!コピー!」
プニュン!
プニちゃんは噛み付くのをやめた。
プニちゃん「やぁっ!」
ブニョン…ブニョン…ブニョン…
プニちゃんは噛み付いたモンスターにまとわりついた。
ブゥン!ブゥン!ブゥン!
モンスターはまたプニちゃんを振りほどこうとしたが、プニちゃんは離さなかった。
プニョン!
まとわりついていたプニちゃんが急にモンスターから離れた。
アリシア「あれ、プニちゃん?」
シュゥゥゥゥゥ!
するとプニちゃんが光を発して姿を変えた。
アリシア「わっ!すごっ!見た目変わったよ!!」
スザク「なるほど…コピーってなんでもできそうですね」
音声「特性:奪取が発動しました。相手のステータスを全て引き継ぎました」
アリシア「え?相手のってモンスターのってこと?」
スザク「そうみたいですね」
アリシア「すごい!すごいよプニちゃん!」
プニちゃん「♪」
プニちゃんは褒められて嬉しそうだった。だが見た目はモンスターなので、見分けがつきにくい。
アリシア「ありがとうプニちゃん!よしっ!次いこう!」
シュゥゥゥゥゥ…
プニちゃんはそのまま姿を消した。
アリシア「来て!ムクロ!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはムクロを召喚した。
ムクロ「どうした。アリシア」
アリシア「ムクロ!新しく得たスキルを見せて!」
ムクロ「…あぁ。分かった」
アリシア「じゃあムクロ!私怨の炎!」
ムクロ「ぬぅっ!」
ゴォォォォォォォ!!
するとムクロが炎を纏った。
アリシア「わっ!ムクロ!!燃えてるよ!」
ムクロ「はぁぁぁぁぁぁ!」
ゴォォォォォォォ!!
するとムクロに纏っていた炎が刀の方に移った。
アリシア「お!」
ムクロ「オラァァァァァ!!」
ビュン!!バゴォォォォォォン!!
ムクロが刀を振るうと、纏っていた炎が周囲を薙ぎ払うように拡散した。
アリシア「すごいすごい!!カッコイイ!」
ムクロ「…褒めるな。顔が崩れる」
アリシア「じゃあムクロ!身を焦がす檻!」
ムクロ「はっ!」
ガシャン!!
ムクロが刀を上に向けると、近くのモンスターが炎で作られた檻に閉じ込められた。
アリシア「おぉ!」
するとモンスターが継続ダメージを受け始めた。
アリシア「すごっ!何もしてないのにダメージを与えてる!」
スザク「なるほど。継続ダメージか。便利なものですね」
ムクロ「…」
ヒュッ!
ムクロが刀を下ろすと、檻も一緒に消えた。
アリシア「すごいねムクロ!ますます頼もしくなったよ!」
ムクロ「…あぁ。いつでも頼ってくれ」
アリシア「うん!ありがとうねムクロ!」
シュゥゥゥゥゥ…
ムクロはそのまま姿を消した。
アリシア「次は…来て!三つ首!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアは三つ首を召喚した。
雷首「ガッハハハ!」
氷首「来たぞ嬢ちゃん!」
火首「俺たちに任せな!!」
アリシア「三つ首!今日は新しく得たスキルを見せて欲しいの!いいかな?」
雷首「あぁ!いいぞ!」
氷首「俺たちで良ければな」
火首「目を見開いて見とけよ!」
アリシア「よしっ!トライデント・ブレス!」
雷首「カァァァァァァァァッ!!」
氷首「ンバァァァァァァァッ!!」
火首「フゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!」
バリバリバリバリバリ!!ドォォォォォン!!
火、雷、氷のブレスが融合することで特大の波動砲が放たれた。三つ首のブレスは前方の複数の敵を一気に倒した。
アリシア「すごい!すごいよ三つ首!」
雷首「照れるぜ嬢ちゃん」
氷首「ありがとよ嬢ちゃん」
火首「好きだ。嬢ちゃん」
アリシア「えっ!?」
雷首「おい火首!てめぇ!」
氷首「抜け駆けすんなやお前!!」
火首「うるせぇ!てめぇらそれでも男か!」
雷首「嬢ちゃんは俺が好きだっての!」
氷首「お前らじゃ傷つけるだろ!」
火首「俺の恋の炎は負けてねぇ!」
スザク「主様。気に入られてますね」
アリシア「あはは…とりあえずありがとう三つ首!また見せてね!」
雷首「おうよ!」
氷首「任せとけ!」
火首「あぁ!」
シュゥゥゥゥゥ!
三つ首は姿を消した。
アリシア「よしっ!次は…キリちゃん!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはキリちゃんを召喚した。
キリちゃん「主様!!」
ギュゥゥゥゥゥゥ!
キリちゃんはアリシアに抱きついた。
アリシア「キ、キリちゃん…苦しい…」
キリちゃん「ごめんなさい!嬉しくてつい…」
キリちゃんはすぐに離して謝った。
アリシア「ねぇキリちゃん。今日はキリちゃんが新しく手に入れたスキルを見せてほしいの。いいかな?」
キリちゃん「はい!主様のためならば!!」
キン!
キリちゃんは鎌を装備した。
アリシア「じゃあ…愛の呪い!」
キリちゃん「はい!」
コンッ!
キリちゃんは鎌を地面に当てた。
???「ギャアァァァァァァァァ!!」
バゴォォォォォォン!!
すると地面から大きな真っ黒い犬のような影が現れた。
アリシア「うぇっ!?」
キリちゃん「行って!」
???「ガァァァァァァァ!!」
ドタドタドタドタドタドタ!!
その黒い影は目の前のモンスターに向かって走り始めた。黒い影に当たったモンスターたちが黒いオーラに包まれ、何故かぐったりしていた。
音声「特性:罪深い愛が発動しました。敵のステータスが一定時間低下します」
アリシア「おぉ!」
キリちゃん「どうですか主様!!」
アリシア「すごい!すごいよキリちゃん!!」
キリちゃん「主様が褒めてくれた!主様が褒めてくれた!主様が褒めてくれた!」
キリちゃんはアリシアに褒められて興奮していた。
アリシア「よしっ!じゃあ次は愛を刈り取る鎌!」
ブワッ!
キリちゃんの鎌が緑のオーラを纏った。
タッタッタッタッ!!
キリちゃんは鎌を構えて近くのモンスターに向かって走った。
キリちゃん「やぁぁぁぁぁぁ!」
ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!
キリちゃんは大きな鎌を巧みに操ってモンスターを攻撃した。
ズォォォォォォォォ…
攻撃を受けたモンスターたちが緑のオーラに包まれた。
ブクブクブクブク!
するとモンスターたちが毒のダメージを受けた。
アリシア「おぉ!毒だ!」
キリちゃん「愛を知らないあなた方はまずは愛を学ぶべきですよ」
アリシア「すごい!キリちゃん速いからすごく強い!」
キリちゃん「主様!!私、強いですか!?」
アリシア「強いよ!また頼らせてね!」
キリちゃん「いやぁぁぁぁぁ!主様ぁぁぁぁぁぁ!!」
ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!
キリちゃんは興奮して大きな鎌を振り回し始めた。
キリちゃん「あっはははははははは!!」
ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!
キリちゃんが大きな鎌を振り回している途中で何回か近くのモンスターに攻撃が当たっていた。
シュゥゥゥゥゥ…
近くのモンスターたちはキリちゃんに攻撃されて消えていった。
キリちゃん「はぁっ…主様…主様ぁ…」
アリシア「ありがとうキリちゃん!また助けてね!」
キリちゃん「はい!主様のためならば!!」
シュゥゥゥゥゥ…
キリちゃんはそのまま姿を消した。
アリシア「よしっ!次は…ゴロちゃん!」
シュゥゥゥゥゥ…
アリシアはゴロちゃんを召喚した。
アリシア「ゴロちゃん!ゴロちゃんが新しく得たスキルを見せて!」
ゴロちゃん「…」
アリシア「いくよ!メタル化!」
キィン!
ゴロちゃんの体が銀色になった。
アリシア「うわっ!綺麗!」
ゴロちゃん「…」
ゴロちゃんの体は銀色で周囲の景色が反射して見えていた。
アリシア「…で、これはどうすれば…?」
スザク「恐らく、防御系のスキルですね。モンスターに攻撃してもらいましょうか」
アリシア「あ、うん。お願い」
タッタッタッタッ!!
スザクは近くのモンスターに向かって走った。
アリシア「…?」
タッタッタッタッ!!
するとスザクが近くのモンスターを引き連れて走ってきた。
アリシア「わわっ!ゴロちゃん!モンスターが!」
ゴロちゃん「…」
ズッ…ドォン!
ゴロちゃんはアリシアの前に立ちはだかった。
スザク「はっ!」
ヒュッ!スタッ!
スザクはゴロちゃんの頭を飛び越えた。
ドドドドドドドド!ゴォン!!ドサッ…
すると走ってきたモンスターがゴロちゃんに当たってひっくり返った。
アリシア「うわぉ…硬いね…ゴロちゃん…」
ゴロちゃん「…」
シュゥゥゥゥゥ…
ゴロちゃんのメタル化が解けた。
アリシア「ゴロちゃんすごいね!より硬くなった!」
ゴロちゃん「…」
アリシア「また戦うことになったらお願いね!」
ゴロちゃん「…」
シュゥゥゥゥゥ…
ゴロちゃんは姿を消した。
アリシア「よしっ…次は…ミオレーネ!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはミオレーネを召喚した。
ミオレーネ「…どうしましたか。主様」
アリシア「ミオレーネ!新しく得たスキルを見せて欲しいの!」
ミオレーネ「分かりました」
チャキッ…
ミオレーネは剣を構えた。
アリシア「いくよ…天光!」
キィン!
ミオレーネは剣を頭上に掲げた。
ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!
すると空から光属性のレーザーが落ちてきた。そのレーザーは周囲のモンスター立ちに向かって自動的に落ちてくる。
アリシア「うわぁ!何これ!!」
ミオレーネ「…」
シュゥゥゥゥゥ…
少しするとレーザーが止んだ。
アリシア「ミオレーネ!すごいよ!今の何!?」
ミオレーネ「剣を持つものとして飛び道具はあまり良くないですが、かつて主様を助けるために得た技です」
アリシア「すっご…じゃあ次はみんなを守るために使ってね!」
ミオレーネ「…主様のためならば」
アリシア「ありがとうミオレーネ!また戦うことになったらよろしくね!」
ミオレーネ「はい。分かりました」
シュゥゥゥゥゥ…
ミオレーネは姿を消した。
アリシア「次は…ミデル!出てきて!」
シュゥゥゥゥゥ!
アリシアはミデルを召喚した。
ミデル「んっふふふふ♪来ましたよ〜」
アリシア「ミデル!新しいスキル見せてもらえないかな?」
ミデル「んっふふふふ…いいわよぉ」
アリシア「よしっ!じゃあ水の波動!」
ミデル「はぁぁぁぁぁ!」
ブクブクブクブク!ドォォォォォン!!
ミデルは両手に水を集め、1本のレーザーとして放った。
アリシア「おぉ!」
ミデル「んっふふふふ…新しく水属性のスキルを手に入れられて嬉しいわぁ」
アリシア「じゃあ次!大地の声!」
ミデル「アァァァァァァァァ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
ミデルが声を上げると、地面が突然揺れ始めた。
ミデル「はぁっ!」
ドォン!ドォン!
ミデルが両手を挙げると、地面から土と岩でできた大きな手が出現した。
ミデル「やぁぁぁぁぁぁ!」
ドゴォォォォォン!!
そしてその大きな手が近くのモンスターに向かって落ちていった。
ミデル「これが私の土属性の力!」
アリシア「よしっ!じゃあ最後にブラックホール!」
ミデル「はぁぁぁぁぁぁぁ!」
ギュォォォォォォォォ!!
ミデルは両手を合わせてから少しずつ離していった。すると両手のひらに紫色の丸い球体が現れた。
ミデル「やぁっ!」
ドォン!
ミデルはその球体を放った。少し前に動いたところでその球体は止まった。
ギュォォォォォォォォ!!
すると周囲の敵を引き寄せ始めた。
アリシア「すごっ!」
ギュォォォォォォォォ!!バゴォォォォォォン!!
そしてある程度敵を集めたら一気に爆発した。
アリシア「カッコイイ!!」
ミデル「んっふふふ!いい気分だわぁ」
アリシア「ありがとうミデル!」
ミデル「んっふふふふ…いいわよぉ」
シュゥゥゥゥゥ…
ミデルは姿を消した。
アリシア「よしっ!次はヴィレッタさん!」
シュゥゥゥゥゥ…
アリシアはヴィレッタを召喚した。
ヴィレッタ「アリシアか。どうした」
アリシア「ヴィレッタさん!新しいスキルを見せてください!」
ヴィレッタ「あぁ。いいぞ」
アリシア「じゃあ…神速剣!」
ビュン!!
ヴィレッタは凄まじいスピードでモンスターに接近した。
ヴィレッタ「はぁっ!」
ドスッ!!
ヴィレッタはその速度を保ちつつモンスターを攻撃した。
アリシア「速っ!!」
ヴィレッタ「…これでいいか?」
アリシア「ありがとうヴィレッタさん!」
ヴィレッタ「また何かあったら呼んでくれ」
アリシア「はい!ありがとうございます!」
シュゥゥゥゥゥ…
ヴィレッタは姿を消した。
アリシア「よしっ!次は…メルさん!ラルクさん!」
シュゥゥゥゥゥ…
アリシアはメルとラルクを召喚した。
メル「あら、アリシアさん」
ラルク「来たよ!アリシア!」
アリシア「メルさん!ラルクさん!新しいスキルを見せてくれませんか?」
メル「いいですよ」
ラルク「いいよ!」
アリシア「じゃあ…鬼神纏!」
バリバリバリバリバリバリ!!
メルとラルクは鬼神のごとき力を得た。2人は紫色のオーラを纏い、目が赤く光っている。
アリシア「すごっ!カッコイイ!!」
メル「…」
ラルク「…」
アリシア「メルさん!ラルクさん!狂鬼化!」
ブワッ…
メルとラルクは鬼神纏で得たオーラを消して、次に狂鬼化を使った。
ドォォォン!!
メルとラルクは狂鬼化で深緑色のオーラを纏った。
アリシア「わわわっ!すごい!」
スザク「この2人…やはり侮れない…」
ブワッ…
メルとラルクは狂鬼化を解いた。
メル「このような感じでどうですか?」
アリシア「十分だよ!」
ラルク「良かったぁ!」
アリシア「ありがとう2人とも。また戦う時にお願いするね!」
メル「はい」
ラルク「うん!」
シュゥゥゥゥゥ…
メルとラルクは姿を消した。
アリシア「よしっ!次は…フィーリア!」
シュゥゥゥゥゥ…
アリシアはフィーリアを召喚した。
フィーリア「アリシア。何か用?」
アリシア「ねぇフィーリア。フィーリアが手に入れた新しいスキルを見せて欲しいんだけど、いいかな?」
フィーリア「私の力を見たい…と…分かった。見せればいいんだな?」
アリシア「うん!」
ザッザッザッザッ
フィーリアは近くのモンスターに近づいた。
アリシア「フィーリア!
フィーリア「…」
スッ…
フィーリアは天に槍を掲げた。
ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!
その瞬間、空から光が降り注ぎ、地面に当たると光の柱が出現した。
アリシア「わっ!!何これ!!すごい!!」
フィーリア「…ふむ。この程度で落ちる敵など私に敵うはずがない」
アリシア「じゃあフィーリア!次は
フィーリア「…」
コンッ!コンッ!
フィーリアは自分の槍で地面をつついた。
ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!
すると地面から複数の紫色の光の柱が出現した。
アリシア「おぉ!」
キュィィィィィィィィィィ…
出現した紫色の柱が回転しながら1本に収束していった。
アリシア「お、おぉ…回ってる…」
バゴォォォォォォン!!
全ての光の柱が1本に収束すると、周囲を巻き込むほどの大爆発が起こった。
アリシア「わわっ!!」
ビュォォォォォォォォォ!!
その大爆発は威力が凄まじく、周囲のモンスターを一気に空に打ち上げた。
フィーリア「…まぁ、この程度ね」
アリシア「やっぱりすごいなぁ…フィーリアは…」
フィーリア「上に立つ者が弱いのは格好つかんからな」
アリシア「まぁ、確かに」
フィーリア「それより、これでいいのか?」
アリシア「うん!ありがとう!」
フィーリア「…」
シュゥゥゥゥゥ…
フィーリアは姿を消した。
アリシア「よしっ!最後は…ウルスラ!」
シュゥゥゥゥゥ…
アリシアはウルスラを召喚した。
ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!
すると続いてコスモス、ランギル、ミュラー、ブレイカーが現れた。
ウルスラ「…」
アリシア「ウルスラ!リセット!」
ウルスラ「…」
バッ!
ウルスラは両腕を大きく広げた。するとコスモスたちの体が光り、その光がウルスラの体に入っていった。
アリシア「…?あれ、発動したのかな」
スザク「してますよ。ウルスラのステータスが上昇しています」
アリシア「えっ?」
スザク「その代わり、コスモスたちのステータスが少し減少しています」
アリシア「えっ!?なんで!?」
スザク「恐らく、コスモスたちから少しステータスを分けてもらったんでしょう」
アリシア「あ、そういうこと…?」
アリシア「ウルスラ!みんなの新しいスキルが見たいから近くのモンスターに攻撃するよう言ってくれないかな?」
ウルスラ「…コスモス。阿修羅」
コスモス「はぁっ!」
シュゥゥゥゥゥ!
コスモスの背中から腕が何本も生えてきた。
アリシア「わわっ!」
ビュン!!
コスモスは近くのモンスターに接近した。
コスモス「はぁっ!」
ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバッ!
コスモスは新しく生えてきた腕を駆使して近くのモンスターを攻撃した。
アリシア「攻撃回数が増えてるよ!」
スザク「あれなら1人で複数人相手できそうですね」
アリシア「うん!」
ウルスラ「ランギル。邪鬼纏い」
ランギル「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
バゴォォォォォォン!!
ランギルは赤と黒のオーラを纏った。
アリシア「うわっ!!すごっ!!」
ランギル「…」
ビュン!!
ランギルは近くのモンスターに接近した。
ランギル「はぁっ!」
バゴォン!ドゴォォォォォン!!
ランギルは近くのモンスターに攻撃した。その時、地面が大きく陥没した。
アリシア「えぇぇぇぇぇ!?」
スザク「これは…凄まじい…」
ウルスラ「ミュラー。魔力炉」
ミュラー「はぁっ!」
ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!
ミュラーは紫色のオーラを纏った。
ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…ブゥン…
すると、近くのモンスターの足元と周囲に魔法陣を展開した。
ミュラー「はぁっ!」
バゴォン!バゴォン!バゴォン!バゴォン!バゴォン!
ミュラーが攻撃の合図をすると、魔法陣からレーザーが何本も放たれた。
ウルスラ「ブレイカー。狂鬼乱舞」
ブレイカー「ガァァァァァァァァッ!!」
ビュン!!
ブレイカーは近くのモンスターに接近した。
ブレイカー「ガァァァァァァァァッ!!」
ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ!
ブレイカーはその大きな剣を巧みに振り回し、一気にモンスターたちを殲滅した。
ブレイカー「ガァァァァァァァァッ!!」
アリシア「みんな…すごい…」
ウルスラ「これでいい?主様」
アリシア「うん!ありがとうウルスラ!あとみんなも!」
ウルスラ「うん」
シュゥゥゥゥゥ…
ウルスラたちは姿を消した。
アリシア「よしっ!これで全員分見た!」
スザク「みなさん頼もしくなりましたね」
アリシア「うん!これでスザクたちの願いも叶いそうだね!」
スザク「……はい。そうですね」
〜物語メモ〜
仲間モンスターのレベル
アリシアが仲間にしているモンスターのレベルは最大10まで上げられる。ただし、戦闘で得られる経験値でレベルを上げるのではなく、自身のプレイヤーレベルを使ってレベルを上げる方式となっている。
レベル10になったことで新たに得た特性とスキル
━━━━━━━━━━━━━━━
ゲンブ
スキル
四獣盾技 霊幻盾亀…半径5mほどの結界を展開する。この結界内にいる間は継続的にHPとMPが回復する
波撃盾…前方に盾を構えて衝撃波を与える
霊魂ノ盾…あらゆる斬撃や打撃、魔法を反射する結界を展開する
特性
四獣の守護…結界で敵の攻撃を防御する度に防御力が上昇する
衛星…スキル:四獣盾技 霊幻盾亀を発動時、展開している盾の数が2倍になる
守りの意思…自身が瀕死状態になった時、一定時間、あらゆるダメージや状態異常を無効化する
━━━━━━━━━━━━━━━
スザク
スキル
焔纏…自身を焔で纏い、一定時間、攻撃力とスピードが上昇し、HPが継続的に回復するようになる
霊鳥の息吹…味方の各ステータスを上昇させ、HPとMPを回復させる
特性
四獣の治癒…回復行動の際、回復量がアップする
不死鳥の加護…HPが0になった時、一度だけHP100%の状態で復活する
超克…不死鳥の加護によって復活した時、各ステータスが上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
コハク
スキル
四獣拳技 麟覚雷拳…雷を発生させ、拳に纏わせた状態で敵を攻撃する。攻撃する度に周囲に雷が拡散される。雷を受けると、一定の確率で麻痺の効果も付与する
雷霆…雷で作った槍を2本装備し、投擲する
雷獣…白虎に姿を変え、天に向かって吠えることで、自身の周囲に落雷を発生させる
特性
四獣の怒り…逆鱗発動時、一定時間自身が受けるダメージを激減し、効果終了時にHPが全回復する
逆鱗…HPが2割以下になった時、攻撃力が上昇する
蓄電…雷属性攻撃をすることで自身の雷属性攻撃値が上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
セイリュウ
スキル
反撃の構え…相手からのあらゆる攻撃を全てカウンターする
星占い…自身の周囲に味方のバフや敵のデバフの効果を持つ水玉を生成し、割ることでその効果を付与する
特性
四獣の恩寵…スキル:星占いで味方にバフを与えた時、同時に味方のHPを回復させる
冷徹…スキル:反撃の構え発動時、反撃の構えによるダメージを上昇させる
縄張り…スキル:反撃の構え発動時、反撃の範囲を拡大する
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プニちゃん
スキル
噛み付く…敵に噛み付く
コピー…相手にまとわりつくことで、相手の姿を模倣することができる。その際、模倣した相手のスキルを使用することができるようになる
特性
捕食…スキル:噛み付くが敵に命中した時、相手の最大HPを減少させる
奪取…スキル:コピーによって姿を変えた時、姿を変えた相手のステータスを全て引き継ぐ
━━━━━━━━━━━━━━━
ムクロ
スキル
私怨の炎…炎を纏い、刀に付与することで火属性の斬撃を与える
身を焦がす檻…敵一体を檻で拘束し、炎による継続ダメージを与える
特性
地縛霊…HPが0になった際、一定確率で復活し、HPが100%回復する
怨み…スキル:私怨の炎を使用する毎に怨みのゲージが溜まり、最大になるとスキル:私怨の炎のダメージが上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
三つ首
スキル
トライデント・ブレス…火、雷、氷の3つの属性を融合させ、特大のブレスを放つ
特性
三位一体…雷首、氷首、火首が同時に攻撃することでブレスのダメージが上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
キリちゃん
スキル
愛の呪い…黒い獣を召喚し、敵に向かって突進させる。黒い獣に当たった敵は状態異常や各種ステータスダウン耐性が低下する
愛を刈り取る鎌…鎌に緑色のオーラを纏わせ、敵に攻撃する。攻撃が命中した時、同時に毒も付与する
特性
罪深い愛…愛の呪いが命中した時、敵のステータスを一定時間低下させる
誓い…アリシアが状態異常や各種ステータスダウン、各種ステータスアップの効果を受けた時、自身にも同じ効果を付与する
━━━━━━━━━━━━━━━
ゴロちゃん
スキル
メタル化…一定時間、物理攻撃や魔法攻撃、状態異常などを無効化する。ただし、発動したらその場から動けなくなる
特性
不動…一定時間動かなかった場合、防御力が上昇する
頑固…特性:不動発動時、怒り状態になり、攻撃力が上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
ミオレーネ
スキル
天光…天から複数の光属性のレーザーを落とす。このレーザーは自動的に敵を捉えてくれる
特性
忠誠心…アリシアの命令を受けた時、スキルのダメージが上昇する
不屈…HPが0になった時、HP50%分回復する
騎士道…不屈発動時、各ステータスが上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
ミデル
スキル
水の波動…水属性のレーザーを放つ
大地の声…地面から土と岩でできた手を出現させ、敵を攻撃する
ブラックホール…周囲の敵を引き寄せ、一定時間後に爆発する球体を作る
━━━━━━━━━━━━━━━
ヴィレッタ
スキル
神速剣…自身のスピードが上昇し、素早い移動から相手に突き攻撃をする。自身のスピードが高ければ高いほど与えるダメージも大きくなる
特性
主君…アリシアの命令を受けた時、スキルのダメージが上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
メル
スキル
鬼神纏…鬼神のごとき力を得ることで、紫色のオーラを纏い、目が赤く光る。効果中はあらゆる攻撃に相手の苦手属性が自動的に付与される
狂鬼化…狂鬼のごとき力を得ることで、深緑色のオーラを纏う。効果中はあらゆる属性を無効化し、攻撃の際には相手の防御を無視する(※属性の無効化は自身の属性も含む)
特性
従者…アリシアとヴィレッタからの命令があった場合、攻撃力が1.2倍上昇する
怪力…攻撃力が2倍に上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
ラルク
スキル
鬼神纏…鬼神のごとき力を得ることで、紫色のオーラを纏い、目が赤く光る。効果中はあらゆる攻撃に相手の苦手属性が自動的に付与される
狂鬼化…狂鬼のごとき力を得ることで、深緑色のオーラを纏う。効果中はあらゆる属性を無効化し、攻撃の際には相手の防御を無視する(※属性の無効化は自身の属性も含む)
特性
従者…アリシアとヴィレッタからの命令があった場合、攻撃力が1.2倍上昇する
怪力…攻撃力が2倍に上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
フィーリア
スキル
特性
理想郷…戦闘開始時、最初のみMP消費なしでスキルを発動することができる
王の威厳…一度に10体以上敵を倒すと一定時間ダメージを激減し、攻撃力が増加する
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ウルスラ
スキル
リセット…コスモス、ランギル、ミュラー、ブレイカーに付与されているバフやデバフを全て強制解除し、自身に付与する。この時、強制解除したバフやデバフの数によってステータス上昇に変動がある
特性
母の愛…コスモス、ランギル、ミュラー、ブレイカーに対して、各々一番高いステータス値を上昇させる
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コスモス
スキル
阿修羅…背中から複数の腕を出現させる
特性
月姫…敵からダメージを受けない時、攻撃回数が+1される。ただし、ダメージを受けるとこの効果は消える
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ランギル
スキル
邪鬼纏い…赤と黒のオーラを纏い、あらゆる攻撃に追撃が発生する
特性
悪鬼…敵を倒す毎に攻撃力が上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
ミュラー
スキル
魔力炉…紫色のオーラを纏い、自身の周囲に魔法陣を展開して一定時間MP消費なしで魔法を使うことができる
特性
魔姫…魔法が命中するごとに自身の魔力が上昇する
━━━━━━━━━━━━━━━
ブレイカー
スキル
狂鬼乱舞…大きな剣を振り回し、周囲の敵を一掃する
特性
忍耐…ウルスラを守る時、防御力が上昇する