お金の力で世界を救ってあげます!   作:みずち

21 / 202
方針決定

とりあえずとして決まった方針は次の通りだ。

 

①チャンネル名を「TS少女育成計画」に変更

 

俺のチャンネル名は元々"カズサのゲームチャンネル"という何の捻りもないものだったんだけど、今後ゲームなんてやりようがないし、何より引きが弱すぎるという事で変更となった。

 

ちなみにTSと名打ったのは、男の時の配信が残っているため。そっちを削除してっていうのも考えたんだけど、元の配信者が男なのはどこかでばれるだろうし、だったら最初からそう名乗って売りにした方がいいという事になった。

 

②チャンネル説明には事実を明記する。

 

変にごまかした内容にはせずに、今回俺の身に起きた事実を包み隠さず書くことにした。ただし話としては荒唐無稽なのは明らかだし、当然大半の人間は信じないのは解っているので説明の最後に「※信じるか信じないかは貴方次第です」というどっかで聞いた事のあるフレーズを書くことにした。

 

③本格的に開始する前にルールは明確に記述することにした。

 

後付けのルールだしはトラブルの元なので、出来るだけ事前にルールを明記することにした。トイレ、風呂とかは映さないとかその辺りね。この辺は開始までに順次更新していく。

 

④モデレーターを設定する。

 

常連しかほぼこないウチには必要ないから設定していなかったけど、今後少なくとも外見に引かれてそれなりに人が来るのは間違いないということで常連の中から視聴頻度が高い面子を何人かモデレーターに設定した。

 

⑤大規模な宣伝はもうちょっとしてからにする。

 

まだ状況がいろいろつかみ切れていない中で大規模な宣伝はやめた方がいいというのもあり、数日は宣伝しないで様子を見る事にした。ただし今の面子だと拡散力がなさすぎるという事で、主に俺のVRC関連の知り合いには広めてもらう事になった。知り合いの中にはそこそこフォロワーもいる絵描きさんとかもいるしね。

 

とまぁ、こんな感じである。

 

「つっ……かれたぁ!」

 

ひとまずの相談が終わり、俺はベッドの上に腰かけていた体を後ろに倒した。こっち時計がないから具体的な時間はわからないけど、間違いなく1時間は話してたと思う。昨日は体が疲れまくったけど、今日は脳が疲れまくりだ。

 

『おいおいカズサさん、まだ第一部が終わっただけだぜ』

「第二部ってなんだっけ」

『MPの使い道について』

 

あー。

 

俺はベッドの上で体の向きを変えると、カメラに横たわった姿のまま少々甘え声になるように意識して口を開く。

 

「……ちょっとだけ休憩しよ? 15分くらいでいいからさ。……ね、お願い?」

『その外見と声でそれは卑怯だと思うなぁ』

 

成程、今後はこういった感じでうまくやって行けばいいのか。美少女は得だなぁ。

 

◇◆

 

その後きっちり15分休憩してから、作戦会議を再開した。

 

「とりあえず、取得できる能力の一覧を表示するよ」

 

"能力を獲得"のアイコンを選択すると、大量の能力のリストが表示される。

 

「そういえば、これどれくらいあるんだろ?」

 

最初の頃に見た時は、上の方にある能力しか見てなかったけど。スクロールバー見る限りかなりありそうなんだよね。

 

俺はスクロールバーに触れて、一気に下へとスクロールさせていく。

 

「……うわ、めっちゃある」

 

間違いなく100では利かない、大量の能力の一覧があった。全部見るのは骨だな……とりあえず当面は獲得無理そうなMPが設定されているのは無視しよう。100万MP超えてる奴とか未来永劫取れる気がしないし。

 

「……って、あれ?」

 

ずっと下の方へ持ってくると、そもそも名前が表示されていない能力があった。アイコンに触れてみても、説明もでてこないし、必要MPも表示されていない。

 

 

「なんだろこれ?」

 

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