紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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限界を超えろ!

僕の名前は緑谷出久。

 

「僕が相手だ化け物!!」

 

ヴィランの切り札、怪人脳無との戦闘に挑む

ヒーロー科の生徒です。

 

 

 

 

 

USJでのヴィランの大進攻。

それにより僕たち生徒を守るために相澤先生、小峠先生が

大怪我を負ってしまいました。これ以上この二人を傷つけさせるわけには

いかない!故に僕は一人でこの怪人脳無との一騎打ちに挑みます。

 

(ワンフォーオールフルカウル!!10%!!)

 

これを見て無謀だと思う人はいっぱいいるでしょう。しかし

ここで引いてしまったら僕は一生後悔する。だから僕は絶対逃げません!

 

「行くぞ!!」

 

僕はナイフを片手に持ち脳無に突っ込みます!

しかし脳無は躊躇なくぼくに近づきその巨大な腕で僕の頭を鷲掴みに

しようと手を伸ばしました。

 

(やばい!掴まれたら一巻の終わりだ!)

 

「うおー!」

 

僕はとっさにスライディングで奴の手を避けながら奴の股間の間をすり抜けました。

そしてすぐ立ち上がり僕はやつの足の付け根に狙いを定めます!

 

「は!!」

 

僕は片手に握っていたナイフで脳無の足の付け根を切り裂きました。

すると奴はガクンとバランスを崩しその場に倒れました!!

 

(よし!千載一遇のチャンス!!)

 

僕は腕を付いて立ち上がろうとする脳無の顔面に

 

「スマッシュ!!」

 

渾身のパンチを食らわせました!

しかし..........

 

 

 

 

(な、なんだ?手ごたえが全然..........)

 

ガシ!!

 

「な!?」

 

僕は脳無に腕を掴まれてしまいました!

僕の拳が全然効いてない!?

 

その時黒いモヤのヴィランが口を開きました。

 

「驚きましたか?この怪人にはショック吸収の能力を

持っているのです。それだけではありません。

それに加えて再生能力も持ち合わせています。

なので君のさっき切り裂いた足も..........元通りです」

 

「そ、そんな!?」

 

(ショック吸収の上に再生だと!?

これじゃあなにをしたって..........)

 

その時脳無は僕の体をまるで布のように地面に

背中からに叩きつけました。

 

「グハ!?」

 

僕は今の一撃で吐血してしまいました!しかも脳無の

猛攻をそれだけでは留まらない!やつは僕の体をヒョイと投げると

奴は宙に浮いた僕の体をラリアットで吹き飛ばしたんです。

 

「ぐ!?うわーーー!?」

 

僕は背中から地面に落ちてしまいます。

 

(クソ!こんな奴に勝てるのか..........?

駄目だ!諦めるな!立て!立て!緑谷出久!!)

 

僕はなんとか体に力を入れフラフラと立ち上がります。しかし..........。

 

「あ............」

 

脳無がもう僕の目の前にいた。そして奴は拳を僕に振ろうと

構えている。

 

 

 

 

 

「ハアハア..........」

 

(駄目だ............逆転の手が..........何も思いつかない..........)

 

僕はこの時.........完全に心が折れてしまいました。もう反撃なんてできっこない。

奴の拳が僕に容赦なく僕の目の前に現れる。

ああ。もうだめだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時僕の頭をよぎったのはあの懐かしい記憶。

 

『僕と一緒にヒーローを目指してください!

君と一緒ならどんな困難も乗り越えられる気がするんだ!

お願いします!!』

 

『わかった。お前の夢しばらく付き合ってやるよ』

 

絶望していた僕に新しい道を示してくれた憧れの親友。

君は僕をいっぱい助けてくれたよね。僕もそんな君

みたいにかっこよくなりたかったな.........。

 

 

 

「.........二郎君」

 

僕はそう呟いて目を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドン!!

 

 

 

 

「え..........?」

 

痛みが襲ってこない。僕は目の前を確かめるために瞼を開けました。

 

「大丈夫か!?出久!!」

 

なんと二郎君が間に入って脳無の拳を両手をクロスさせ

受け止めていたんです!

 

「じ、二郎君.........」

 

その時脳無が突然出現した氷の壁に埋もれる!!

 

「緑谷!!紅林!!今のうちに下がれ!!」

 

二郎君を僕を片手で抱えて後ろに下がりました。

 

ああ二郎君。やっぱり君はいつも僕を.........。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名前は紅林二郎.........!!

 

「この化け物が.........!!絶対許さねーぞ.........!!」

 

今回は自己紹介をする余裕がないほど頭に血が昇っている

ヒーロー科の一年だ.........!

 

 

 

「出久!大丈夫か?」

 

「二郎君.........うん僕は大丈夫だ」

 

 

 

バリーン

 

その時凍り付いていた脳無が氷を破り始める。

轟はもう一度氷結を繰り出そうとする!しかし..........

 

「させませんよ!!」

 

「く!?」

 

黒いモヤのヴィランが轟を妨害する!

 

 

このままじゃ脳無は再び動き出してしまう!

 

「クソが!やっぱり戦うしかねー!」

 

俺は拳を構える。そのとき出久がフラフラと立ち上がった。

 

「二郎君.........僕も戦うよ」

 

「出久!?駄目だ!お前はもう.........」

 

「大丈夫だよ.........今の僕には君がいる。だから僕はまだ戦えるんだ」

 

出久は決意を込めた視線を俺に向けた。こいつはもうボロボロの

はずなのに.........。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく。お前らがその気なら俺だって

オチオチ倒れていられねーじゃねーか」

 

「小峠先生!?」

 

小峠先生が血に染まった体を抑えながら俺たちの

前に現れた。

 

「小峠先生!駄目ですよ!そんな状態で体を動かしたら.........」

 

「うるせぇ!お前だって似たようなものだろうが!

そんなことより二人ともよく聞け!」

 

小峠先生俺たち二人に作戦を伝える。

 

「あいつはショック吸収と超再生の個性持ちだ。

普通の攻撃は多分通用しない。

だがお前らが入試試験で見せた規格外のあの一撃。

あれを奴に二人同時に食らわせればなんとかなるかもしれねー」

 

「で、でもあれは一回しか.........それに

やつには隙が.........」

 

「わかってる。だから俺がなんとか奴の目ん玉に鉛玉をぶち込む。

いくら奴でも眼球に弾丸食らったら隙が出来るだろう。

その隙をついて二人の一撃を食らわせるんだ!

とはいえ奴も俺に注意してるだろう。だからなんとか最初は

奴の攻撃を避けまくって注意を引いてくれ!」

 

なるほど誰かが一回でもミスしたら一巻の終わりの

あぶない賭けだ。けど奴に勝つにはそれしかねー!!

 

「わかりました!なんとか注意を引くんで

隙を作ってください!行くぞ出久!!」

 

「わかった!!」

 

「頼んだぞ二人とも!!」

 

俺と出久は脳無に突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

脳無は俺と出久を排除するためにその拳を振るう!

 

「うお!?」

 

なんだこいつ!?パワーだけじゃなくてスピードもあるのかよ!?

 

「二郎君気を付けて!一発でも食らったら一巻の終わりだ!」

 

出久の言う通りだ。これを食らったらやばい!

俺らはなんとかやつの拳をよけまくった。

そして小峠先生が奴に向かって銃口を向け発砲する。しかし.........

 

(クソが!意外と動きが速くて眼球にピンポイントに着弾しない!!)

 

小峠先生もなかなか上手くいっていなかった。

奴は顔に弾を食らってもまったく怯まない。その時俺は

腹に奴の拳を受けてしまう!

 

「ぐは!?」

 

「二郎君!!」

 

俺はわざと後ろに大きく飛び奴に受けた衝撃を半減させた。しかし..........

 

(く!?やべーぞ。これでも結構痛てー!)

 

その時轟と交戦中の黒いモヤのヴィランが俺たちに言い放つ。

 

「あなた方ではこの脳無は倒せませんよ。楽に死にたいなら

抵抗しないことをお勧めします」

 

普通の奴ならここであきらめちまうだろう。だがな..........

俺はこの時、自分の頭の中で何かがはじける音がした。

 

 

 

 

 

 

 

「殺せるもんなら.........殺してみろよ.........」

 

逃れられない死が俺の個性の何かを目覚めさせたんだ。

 

「じ、二郎君.........?」

 

(な、なんだこの子供は?急に雰囲気が変わった!?)

 

 

 

 

「おら。こいよバケモン」

 

脳無は俺にとどめを刺そうとストレートを俺に食らわそうとした。

しかし俺はそれを軽く躱す。

 

「!?」

 

「おら!!」

 

俺は渾身のカウンターストレートを奴の顔面にブチ当てる.........!

奴はすぐ反撃のパンチを振るうがこんなものは、

今の俺にはかすりもしない.........!

 

、シュン

 

「フン!!」

 

「!?」

 

俺はまた奴の攻撃を避け今度は渾身のボディブローを食らわさた。

奴は少し後ろに吹き飛ばされる。

 

(ほー。大した力ですね。このままじゃ時間が掛かる。

先にあの緑髪の子供を殺しますか)

 

「脳無!先にその緑髪の子を殺しなさい!!」

 

「な!?」

 

脳無が俺との交戦をやめて出久に襲い掛かる!

まずい!出久は突然の出来事に反応しきれてない!

 

「逃げろ!出久!!」

 

出久にやつの拳が迫る!だがその瞬間.........。

 

 

 

 

「デク君!ダメーーーーーーーーー!!!!」

 

麗日が飛び出して後ろから脳無に触れる!

 

「!?」

 

そして脳無は無重力状態になる。麗日はそのまま

やつを頭上に投げる!

奴は空中に浮いた状態となった。

 

それを見た小峠先生も口角が上がった。

 

「よくやった麗日。大したもんだよ」

 

小峠先生は浮かんでる脳無に銃口を向けた。そして

弾丸を二発放った!そしてその弾は奴の両目にきっちり

命中する。

 

「ぎゃーーーーーーーーーー!!!」

 

痛覚はないらしいが目を潰されたのはきつかったんだろう。

やつは目を両手で抑えた。

 

「緑谷!!紅林!!チャンスだ!!麗日ーーーーー!!」

 

「はい!解除!!」

 

麗日は奴の無重力状態を解除する。

すると奴は両目を抑えながら落ちてきた。

 

「行くぞ出久!!」

 

「うん二郎君!!」

 

(ワンフォーオール100%!!)

 

(もっとだ!もっと怒りを拳に込めろ!!!!)

 

 

 

奴は両目を抑えたまま地面に落ちた。俺たちは奴の懐に入り体を大きくひねる!!

そして俺たちは息を合わせるためにあの言葉を叫んだ!!

 

「「さらに向こうへ!プルスウルトラ!!!!!!!!!」」

 

俺たちの渾身パンチが奴の腹に命中した!!

奴はあまりの衝撃に後ろに吹き飛ばされる!!

そして奴は一気にUSJの施設の壁に激突した!!

 

 

 

「どうだ.........?やったか?」

 

これで仕留めることが出来たであろうか?

しかしその心配をする必要はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう大丈夫!私がきた.........!!」

 

 

そう。オールマイトが駆け付けてくれたのだ。

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