紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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意外な事実

俺の名前は紅林二郎。

 

「デク君よかったよー!!うわーーん  。゚(゚´Д`゚)゚。」 ギュ~。

 

「う、麗日さん!?あわわわ////」

 

 

「よかったみんな無事みたいだな」

 

この事件で死者が出なかったことに胸をなでおろす雄英高校ヒーロー科

の一年生だ。

 

 

 

 

俺と出久、小峠先生が挑んだ怪人脳無との戦い。結果を言えば

俺たちは倒しきることが出来なかった。しかしその後

オールマイトが駆けつけてきてくれたので問題なかった。脳無はどうやら

俺たちの攻撃で相当なダメージを負っていたらしく

オールマイトいわく簡単に倒せたらしい。その後多くのヒーローたちが

集まったがヴィランのリーダーたちには逃げられてしまった。

 

 

 

その後俺と出久は負傷した先生たちとそのまま病院へ。他の生徒たちはバスで一旦

校舎に戻ることとなった。

 

その次の日学校は臨時休校となった。

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

切島の自宅の自室

 

切島はベッドの上で悪夢を見ていた。

 

 

 

『こ、小峠先生。あいつらみんな死んでしまいますよ.........』

 

『あ?何言ってんだ?全員殺すんだよ』

 

、バン!!

 

 

 

 

 

 

 

「ひ!?」

 

切島は悪夢から飛び起きる。あの経験は切島の心に

大きな傷をあたえてしまっていたのだ。

 

「ああああああ。ごめんなさい。ごめんなさい」

 

彼は果たしてトラウマを乗り越えることができるのであろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして更に翌日。俺たちは普通に学校に登校した。

 

 

 

1年A組 教室

 

「切島元気ないな」

 

「うん。大丈夫かな?心配だね二郎君」

 

切島は普通にふるまっていたがあいつが元気がないのは見て明らかだった。

目にクマもできている。それに爆豪の様子もおかしい。なんか

いつもより寡黙になったというかおとなしくなったというか.........。

 

「皆ーー!!朝のHRが始まる。席につけーー!!」

 

飯田が俺たちに座るように指示する。まあ席ついてないの

お前だけなんだがな.........。まあいいや。

それにしても今回のホームルーム誰がやるんだろうか?

相澤先生と小峠先生は二人と重症だった。代わりに

誰か来るんだろうか?そしてドアが開く。

 

 

「「おはよう」」

 

 

「相澤先生、小峠先生復帰早えええ!!!!」

 

 

 

怪我の心配は無用であった。

教室に入ってきたのは松葉杖を抱えた小峠先生。

包帯でぐるぐる巻きにされた相澤先生であった。

 

 

 

「二人とも無事だったんですね!」

 

「無事言うんかなぁ、アレ……」

 

 

 

「俺たちの安否はどうでもいい。それに戦いはまだ終わってない」

 

「戦い?」

 

「まさか…?」

 

「また、ヴィランがああぁぁぁ!」

 

 

 

相澤の戦いという言葉を聞いて教室内に緊張感が走る。

 

「雄英体育祭が迫ってる!」

 

 

 

「「「「「「「「「「「クソ学校ぽいの来たーー!!!」」」」」」」」」」

 

「「..................」」

 

 

雄英高校体育祭

毎年雄英高校で行われる体育祭であり、超常世界において衰退したオリンピック等のスポーツイベントに変わって世間的に注目されているスポーツイベントだ。ここで名をあげれば一気にヒーローに

近づけるアピールの場でもある。俺も気合をいれなきゃな。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後の授業も終わり、あっという間に放課後になる

 

 

 

 

放課後の教室

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおおお……何事だあ!!??」

 

 

廊下が他クラスの生徒達で溢れ返っていた。

その影響で帰ろうとしていた麗日は教室を出れないでいた。

そして同じく帰ろうとしていた峰田も、つい文句をつける。

 

「出れねーじゃん!何しに来たんだよ……」

 

 

その時爆豪が口を開く。

 

「敵情視察だろザコ。

敵ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな。体育祭たたかいの前に見ときてえんだろ。

意味ねェからどけ、モブども」

 

「知らない人の事、とりあえずモブって言うのやめなよ!!」

 

すると案の定、爆豪の挑発を受けたのか、人だかりから一人の生徒が登場した。

 

「どんなもんかと見に来たが、ずいぶん偉そうだなぁ。A組の奴は皆こんななのかい?」

 

「ああ?」

 

「こういうの見ちゃうと、ちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴けっこういるんだ。知ってた?体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆も然りらしいよ……。敵情視察?少なくとも普通科おれは、調子のってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」

 

 

紫髪の普通科の生徒の大胆不敵な宣戦布告。そんな中もう一人声を上げる奴がいた。

 

「隣のB組のモンだけどよぅ!!ヴィランと戦ったっつうから話聞こうと思ってたんだがよぅ!!エラく調子づいちゃってんなオイ!!!本番で恥ずかしい事んなっぞ!!」

 

 

なんだと?俺は今の言葉に少々怒りを感じた。

俺はゆっくりと奴に近づいて話しかける。

 

「おいテメーどういうつもりだ?話を聞こうと思った?調子に乗ってる?

お前一体どんな神経して言ってやがる」

 

 

「は!?だってそうだろう!ヴィランと戦うことは

ヒーロー科としてステータス.........」

 

「ふざけんじゃねーぞコラ!!!」、ガシ!

 

俺はその生徒の胸ぐらを掴む!

 

「ちょ!?二郎君.........」

 

「な、なにすんだよ!?」

 

「なにが話を聞こうと思っただ!?こいつらはみんな怖い思いしたんだぞ!!

心に大きな傷を抱えた奴だっている!

それにな俺のダチは何か一つでも対応が遅かったら死んでたかも

知れねーんだぞ!!そんなやつらに話を聞こうと思っただ!?ふざけんじゃねー!!」

 

「う.........」

 

俺の怒鳴り声が廊下に響き渡った。

全員俺の怒声に怯えてその場から動けなくなってしまっている。

ただ一人を除いては.........。

 

、ガシ!

 

ある男が胸ぐらを掴んでいる俺の手を掴む。

 

「おい。そこまでだ紅林」

 

「ああ!?お前はひっこんでろや久我!!」

 

「そうもいかねーんだよ。今回そいつに非があるのは

認めるがこれ以上は見過ごすわけにはいかねー。とにかくもうやめるんだ」

 

「ああ!?なんでテメーの指図を

受けなきゃいけねーんだよ!?」 ポイ   鉄哲→「わ!?」

 

「んだと.........!?調子乗ってんじゃねーぞ!!」

 

俺と久我の睨み合い。それはここにいる全員の

度肝を抜いていた!みんなあまりの修羅場に汗が止まらない。

そんな中、出久と先ほどの普通科の生徒がなだめに入る。

 

「ちょ!二郎君!こ、これ以上は.........」

 

「虎徹!少し落ち落ち着け!」

 

 

「「ああ!?テメーはひっこんでろや!!」」

 

「「ひ!?」」

 

 

 

 

そして俺たちはお互いの胸ぐらを掴む!

 

「紅林!調子に乗りやがって!テメーとの

4戦0勝0敗4分け。ここで白黒つけてやろうか!?」

 

「上等だこの野郎!!公園での続きここでやろうじゃねーか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「え?」」

 

 

 

 

待てよ?なんでお前がそのことを知っている?まさか.........?

俺たちはお互いの手を離して啞然としながらも

会話を続けた。

 

 

 

「く、久我.........なんで俺たちの戦績について知ってるんだ?」

 

「いや.........お前こそなんであの決闘のことをしってる?

ま、まさかお前覚えてるのか.........前世の俺のこと」

 

 

久我のその言葉を聞いて俺の頭をよぎってのは

久我との最後の記憶。あそこで死んでこいつとはもう

2度と会えないと思っていた。しかし俺の知っている久我が

ここにいる。

 

、ポロ

 

その時俺の頬に大量の涙が伝る。俺の反応をみたあいつも

大量の涙を流した。

 

「く、久我.........どうしてヒーローの学校に.........お前がいやがるんだよ.........」

 

「お、おまえこそ.........勉強できなかった馬鹿なお前が

よくここに.........これたよな.........」

 

 

「久我ーーー!!」

 

「紅林ーーー!!」

 

 

 

俺たちは今の感情に従って抱きしめあった。普段なら俺たちは絶対こんなことは

しないだろう。だけど今回だけはゆるしてくれよな。

なんせ前世を越えた再会なのだから。

 

 

「え?なにしてんのこいつら?」

 

「頭おかしいのか?」

 

「情緒不安定すぎるだろ」

 

 

まあ。周りからは変な目で見られたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソ.........久我!なんであの時声かけてくれなかったんだよ.........!!」

 

「すまん.........俺はてっきりお前も俺のこと覚えてないのかと.........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ね~。お前らさっきから廊下で何騒いでんの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「あ、小林先生」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二人ともちょっと来ようか(⌒∇⌒)」 ナイフがキラン✨

 

 

「「..................( ˙-˙ )( ˙-˙ )」」

 

 

 

その後二人のことを見たものは居ないと言う(笑)




次回、久我の過去編
彼の幼馴染。心操との出会いと
なぜ彼は雄英にきたのかのお話
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