紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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久我の過去とこれからの意気込み

俺の名前は久我虎徹!

 

「B組のみんな!俺たちの力を雄英体育祭で

見せてやろうぜ!!」

 

「「「「「「「「おーーーー!!」」」」」」」」

 

 

B組のみんなの士気をあげるこのクラスの学級委員長だ!

 

 

 

 

 

前回俺は永遠のライバル紅林二郎との再会を果たした。

そして今回は俺の過去の話を語ろうと思う。

 

 

 

 

 

 

まず俺がどうしてこの世界に転生したのかを話そう。

紅林死んだあとの我妻との一騎打ち。

結果からいうと俺と我妻の戦いは相討ちという形で

終わった。

あの時俺は我妻に刺されちまったんだが

俺もなんとかドスを奴の腹にぶっ刺した。その時互いに

血を吐いて倒れちまったんだ。その時の奴が言った言葉が今も俺の耳を離れない。

 

「ハハハ….........。やっぱりすごいね京極組は.........。

今回は俺の愛が足りなかったようだ。でも大丈夫。

俺の愛はまだこんなものじゃない。

次の舞台では俺が......最強.........さ.........」

 

そして奴はこと切れた。その言葉を聞いた俺も

妙な胸騒ぎを感じながらもこと切れてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

その後俺も紅林と同じようにこの世界に転生した。

 

俺はこの世界で天涯孤独の孤児として生を受けた。

親の顔は知らない。そして俺は孤児院で幼少期を

過ごすことになる。しかし俺はグレなかった。

なんせ俺は前世の記憶を持っているので精神は成熟している。

それに孤児院の環境もそんなに悪くはなかった。非行に

走る理由が俺にはなかったんだ。俺は平和ながらも退屈な

日々を過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日俺の運命を変える出来事が起こる。俺が小4の頃。

それは俺が夜中に暇つぶしでスマホを使ってネットサーフィンをしている時だった。

とあるニュースが俺の目に入る。

 

「ん?京極事務所!?なんだこりゃ!?」

 

俺の目に入ってきたのは京極ヒーロー事務所の

一条と海瀬によってとある事件が解決されたというものだ。

 

「この人たちは一条の兄貴と海瀬の兄貴じゃねーか!?」

なんで二人がヒーローをやってるんだ!?」

 

俺はすぐ京極事務所について調べ始めた。するとこの二人以外にも

高砂の兄貴、黒羽の兄貴、そして前世で死別した相良の兄貴、西園寺の兄貴と国生の兄貴が

活躍していることを知った。

 

(3人とも生きてるのか!?会いたい!たとえあっちが覚えてなくても!!)

 

俺は次の日。小学校をさぼってすぐにその足で事務所の

ある街に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はその繫華街に足を運んでいた。

 

「ハアハアハア.........」

 

(この街だ!ここに兄貴たちがいるはずだ!!)

 

俺は猛ダッシュで街を駆け巡る。ここなら兄貴たちに会える!

その可能性が俺の冷静さを奪っていた。

そして俺は運悪くガラの悪い男に当たってしまう。

 

「おい!!クソガキ俺にぶつかるとはいい度胸してるじゃねーか!?」

 

俺は胸ぐらを掴まれてしまう。

 

「わ、悪かったよ!放してくれ!俺は急がないと.........」

 

「ああ!?ふざけんなクソガキ!!」

 

「ぐ!?」

 

俺はその男に地面に叩きつけられてしまう。そして奴は俺の

体に容赦なく蹴りを入れた。

 

「おら!!」

 

「ぐが!?」

 

(クソが!!子供の体じゃなきゃこんなやつに負けないのに.........!!)

 

俺はあまりの痛さに気を失いかけていた。朦朧とする意識の中.........

 

 

 

 

「おいテメー。うちのシマで子供に手を上げるなんて

いい度胸してるじゃねーか」

 

「あ!?なんだテメ.........」

 

「ガキに手を~上げる外道に~制裁を」

 

「ぎゃーーーーーーーーーー!!!」

 

 

聞きなれた声がした気がした。

 

 

 

「坊や。大丈夫か?」

 

「あ、あに.........き.........」

 

俺はその声を聞いて気を失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん.........ここは?」

 

俺が目を覚ます。すると知らない天井が俺の目の前にあった。

 

「ん?よかった目を覚ましたか」

 

体を起こして横を見る。するとそこにいたのは.........

 

「い、一条の兄貴.........」

 

そう。あの一条の兄貴だった。

 

「ん?なんだ坊や俺のこと知ってるのかい?」

 

(そんな….........やっぱり俺のこと.........)

 

しかし俺は諦めきれなかった。

 

「兄貴.........俺です。久我虎徹です!俺のこと….........

覚えてませんか?」

  

俺は最後の望みを賭けて質問する。しかし….........

 

「すまねぇ。俺は会った覚えがないんだが….........俺たち

どこかで会ったか?」

 

そう。やはり一条の兄貴は俺のことを知らなかった。

恐らくこの世界の兄貴たちは.........好敵手たちは俺のことを

覚えていない。俺はそう悟ったんだ。

 

「す、すいません。俺が一方的に知っているだけです。

えっとここは.........?」

 

「おう。ここは京極ヒーロー事務所の医務室だ」

 

そう、ここは京極ヒーロー事務所の医務室だった。俺は気を失ったあと

ここで手当てを受けたらしい。俺はとりあえず頭をさげる。

 

「その….........見ず知らずの俺なんかのために

ここまでして頂いてありがとうございました」

 

「うん。ちゃんとお礼言えてえらいな。

だが坊や、今は学校に行かなきゃいけない時間だろう?

なんでこんな繫華街にいるんだ?」

 

やばい。なんて言い訳しようかな?

そんなことを考えたその時医務室の扉が開く。

 

「おう一条。坊主は目を覚ましたのか?」

 

(この声は.........まさか!?)

 

「ああ、国生の兄貴。ちゃんと目をさましましたよ」

 

そう俺の目の前に現れたのは国生の兄貴。羅威刃の秋元によって殺されてしまった

あの人が俺の目の前に現れたんだ。

 

「こ、国生の….........兄貴….........うう.........」

 

俺の視界は涙で埋め尽くされた。もう涙が止まらなかったんだ。

それを見かねた一条の兄貴が口を開く。

 

「お、おい….........どうしたんだ?まだ痛むのか?」

 

「いや….........その.........すいません。この事務所に西園寺さんと

相良さんっていませんか?」

 

「え?あー、あの二人なら今たしかあっちの部屋で休憩を.........」

 

俺はその言葉を聞いた瞬間立ち上がり医務室を飛び出した。

 

「おい!どこいくんだ!?」

 

俺の行動に驚いた二人も医務室を出て俺を追いかける。

 

あの二人にも会いたい俺はその一心でその部屋へと向かう。

そして俺は部屋の扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ?どうして子供がこんなところに?」

 

「あ?おいガキ。なんだテメーは?」

 

俺の目の前にあの二人が。生きている相良の兄貴と西園寺の

兄貴が俺の目の前にいたんだ!

 

「相良の兄貴.........!西園寺の兄貴….........!うわーーん!!」

 

俺は泣きながら相良の兄貴の足に抱き着いた!

 

「お、おい!なんだよ一体!?」

 

「ハハハ。よかったじゃねーか相良。

まさかお前にも子供のファンができるなんてな」

 

「ちょ、兄貴見てないで助けて….........」

 

 

 

「おい!うるさいぞ!何事だ!?」

 

「「あ。五十嵐の親父」」

 

「あ!相良!!お前なに子供を泣かしてんだ!?」

 

「ちょっと!違うっすよ親父!!」

 

 

 

その後泣きまくった俺を五十嵐の親父が

頭をなでて落ち着かせてくれた。

 

「おい坊主。男がそんなギャンギャン泣く

もんじゃねーぞ」

 

「うう….........グス、すいません」

 

泣き止んだ俺を見て相良の兄貴が口を開く。

 

「まったく。いい迷惑だったぜ」

 

「いや。それにしてはまんざらでもなかったように

俺には見えたが?」

 

「ちょ、勘弁してくださよ西園寺の兄貴」

 

「そうそう。いやならあの時怒鳴ればよかったんじゃないですか?」

 

「まったくだ」

 

「ったく。一条と国生の兄貴までなにを言うんだ」

 

この人たちの会話を聞いて俺は前世のことを思い出した。

あの兄貴たちと共に過ごしたあの日常。

あの兄貴たちと乗り越えた多くの修羅場。

俺は再びこの兄貴たちと任侠に生きたい!

そう心から思ったんだ!!

 

俺は五十嵐の親父に土下座した。

 

「五十嵐の親分!俺はいつか必ずヒーローになります!!

だからその時。俺にどうか京極の代紋を背負わせてください!!」

 

「….........坊主。ヒーローになるのはいいが

うちはやめておきな。俺らは定義上ヒーローではあるが

根っこはただのヤクザもんだ。軽い気持ちで

この世界入ったら今後普通にはすごせねーかもしれねーぞ?」

 

「わかってます!けど俺は知っています!!あなた方が

任侠を胸に生きていることを!!命がけでこの街を

守っているということを!!俺はそんなあなた方みたいに

生きたいんです!!だから、だからどうかお願いします!!」

 

俺のその言葉を聞いた五十嵐の親父の口角が上がる。

 

「フン、大したもんだ。そこまで言い切るとはな。

じゃあ坊主、暇な日うちに来い。その日の暇な奴らに

お前を鍛えてもらうように言っとく。結構きついだろうが

頑張れよ」

 

「はい!よろしくお願いします!!」

 

 

 

 

 

 

 

それから俺は毎日のように学校終わりに事務所を

訪れた。そして毎日いろんな兄貴から戦闘を学んだ。

それから1年半後。俺の覚悟が本物だと確信した

親父は俺にとある提案をしてきた。

 

「虎徹。俺の養子にならないか?」

 

俺にとってそれは夢のような提案だった。親父や兄貴たちと家族に

なれる。俺はその場でその提案を受け入れた。

 

そして俺は中三の冬。雄英高校ヒーロー科の試験を受け

無事合格。そして俺は一年B組の学級委員長となる。

 

 

そして俺は永遠のライバル紅林二郎との再会を果たす。

その日俺らは一つ誓いをたてた。

俺たちの喧嘩は雄英高校体育祭で決着を付けようと。

 

 

 

 

 

 

 

1年B組の教室

 

俺は放課後の教室にB組のみんなを集め決起集会を開いた。

 

「よしみんな!!この体育祭で俺たちの力見せつけてやろうぜ!!」

 

「「「「「「「おう!!組長!!」」」」」」」

 

「いや違う!俺は学級委員長だ!!」

 

俺はこのクラスの学級委員長なのだが何故かみんな俺のことを組長という。

B組の面々いわく俺の風貌完全にヤクザのそれらしい。

俺が反応に困っていると副委員長の拳藤が笑った。

 

 

「いいじゃん久我!あんたは組長の方がお似合いだよ!」

 

「おお流石姐さん!!」

 

「誰が姐さんだよ !!(# ゚Д゚)」

 

まあこいつも姐さんなんてあだ名を付けられてしまったんだが。

 

 

 

 

「おお。みんなやる気満々だな」

 

教室に一条の兄….........じゃなかった一条先生たちが現れる。

 

「みんな。雄英体育祭に向けて俺ら教師陣も気合を

入れようと思っている。だから特訓するときは是非俺たちを

頼ってくれよな。京極の~教師陣たち~本気出す~」

 

そうだ!俺はあいつに絶対勝ちたい!!

俺は一条先生の所に向かう。

 

「一条先生!特訓お願いします!!」

 

そして俺以外にも拳藤と骨抜も声を上げた。

 

「先生!私も!」

 

「俺もお願いします!」

 

「おう。三人まとめて面倒見てやる」

 

 

 

ほかにも鉄哲は近藤先生、

他の女性陣は仙石先生に声を掛けていた。

 

 

「近藤先生!特訓に付き合ってください!!」

 

「OKだ!ガッツを見せて来いよ!!」

 

あの二人は妙に意気投合している。近藤先生も

あいつを気に入ってるのかな?

 

「せ、仙石先生!私たちに特訓つけてもらえませんか?////」

 

「お願いしますノコ!」

 

「おまえら俺に指導求めるなんてセンスあるじゃん!

よしお前ら俺についてこい!」

 

「「「「「はい!!////」」」」」

 

女子陣たちはみんな仙石先生の美顔にメロメロだ。

あの人普段は結構イケメンなんだよな。カチコミの

時は悪魔みたいだけど.........….........。

 

 

 

 

「フフフ。みんなやる気満々だね。けどそんな

急いでたら身が持たないじゃないかい?」

 

物間は余裕そうにそう呟いた。しかしこいつはわかってない。

自分がとんでもない狂人に目を付けられていることを。

そうあの海瀬先生に。

 

「おい物間。テメーは俺と喧嘩の特訓だ」

 

海瀬の兄貴はそう言いながら物間と無理やり肩を組む。

 

「え….........?あ、あのなんで?」

 

「テメーの個性は周りへの依存性が高い。

だからまず一人でも戦えるようにならなきゃな…........。

後ついでにテメーの腐った根性を叩き直してやる」

 

「い、いやその気持ちは嬉しいんですが.........」

 

「ああ?なんか言ったか!?」

 

「ひ!?なんでもありません!!」

 

あいつの怯えに怯えた顔初めて見たな。

 

まあ。というわけで俺たちは体育祭に向けてもっと強くなる!

待ってろよ紅林!!絶対お前に勝つ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年A組の教室

 

上鳴と峰田が雑談していた。

 

「なあ峰田今度女子誘って.........」

 

その時!二人の首を突然現れた小林先生が掴む!

 

「峰田~。上鳴~。お前ら暇だ~。特訓付き合ってやるから

二人とも訓練場に行くぞ~!」

 

「かひゅ!かひゅ!ちぇんちぇ.........」

 

「オ、オイラは別に.........」

 

「さあさあ行くぞ~」

 

「「助けてくれ~~~~~~!!!!!!」」

 

その光景を八百万と耳郎が見ていた。

 

(小林先生怖すぎ!)

 

(私も指導してもらいたいですが

声を掛ける勇気が.........)

 

「ん~?何見てるんだ?お前らも暇だ~。面倒見てやるから

ついてこい~!」

 

「「はい!!」」

 

「「扱い方が全然違う!!」」

 

 

 

 

他にも緑谷と麗日は小峠先生。

飯田や尾白は野田先生の指導を受けていた。

 

そしてあの切島は紅林と一緒に富樫先生との特訓に励んでいるという。

 




すいません。心操との過去も書く予定でしたがまた今度にします。
楽しみに待っていただいてた方は申し訳ございません。
<m(__)m>

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