私の名前はトガヒミコ。ヴィラン連合の我妻京也の部下として頑張っている猟奇的殺人犯です!
私は今大好きな京也君の指示でとある犯罪組織、御武凛(ゴブリン)のアジトへときました!
「皆さんこんにちは!トガヒミコです!!ヴィラン連合への加入への件。
考えてもらえましたか?」
その言葉に副リーダーの吉田が答えます。
「おいガキ!我妻の野郎が最近調子いいからって調子乗ってんじゃねーぞ!
だれがあんな気持ちの悪い若造の下につくか!!」
気持ち悪い............?彼は一体何を言ってるのでしょうか?もしかして京也君を馬鹿にしてる?
シュ!グサ!
「ガ!?」
私は気が付くと奴の頭に投げナイフを投げていました。
奴が頭から血を吹いて倒れると周りの人たちがなんか騒ぎ始めました。
「テメー!!生きて帰れると思うなよ!?」
御武凛の人達は武器を持って私に襲い掛かってきました。しかし私は冷静に懐からロングナイフを
二本抜き............
「全員死んでください............」
「な!?」
「ぎゃーーーー!?」
彼らの首や両手首、そして頭のてっぺんを切り裂いていきました。
結構な人数がいましたが私はなんの問題もなく全員を血祭りにあげました。
「ば、化け物か?」
そして私は最後に生き残ったリーダーに刃を向けました。
「ま、待て!俺の組織が欲しいんだろ!?好きにしていいから助けてくれ!!」
「いや。私一人に負けるような組織などいりません。あなたたちは京也君の
役に立てない。無価値なので死んでくさい」
「ぎゃーー!!??」
私は彼のはらわたを切り裂きました。それにしてもやっぱり返り血はいいものですね!
仕事を終わらせた私は愛しい京也君のいるアジトへと戻ります!
「ただいまです京也君!ってあれ............?」
私はウキウキしながらいつも京也君のいるバーの部屋を開けました!しかし
そこには京也君の姿はなく、その場にいたのは仁くんだけでした。
「おお、お帰りとっがちゃん!我妻さんなら残念だが麻生さんと仕事に
出かけちまったぜ」
「ただいまです仁くん............そうですか、ハアーとても残念です...........」
私は落胆しながらバーのカウンターテーブルの椅子に座りました。
まあ京也君が帰ってくるにはまだみたいなので今回は
私の過去を仁くんに少し話してあげようかな?
皆さんご存知の通り私トガヒミコは個性の影響でどうしても血を見たくなったり
吸ってしまいたくて仕方がなくってしまう体質なのです。その影響で親からは罵声を浴びせられ
学校では周りから距離を取られてしまう日々。そして私は卒業式の日、一線を超えてしまいました。
そう。片思いしていた男子の血を吸って重傷を負わせてしまったのです。
その日を境に私は凶悪なヴィランとして生き始めました。それからはヒーロー、警察から
毎日逃げ、好きになったものを切り刻んで血を吸い日々。けどそんな日常のなか
私は他のヒーローとは違う一線を画す集団と対峙してしまったのです。
「ふん。俺ら三人相手にここまでも持つとは...........貴様中々やるな」
「ク............!」
私はある日。獅子王事務所の戌亥、橘花、来栖に追いつめられてしまったのです!
「うちのシマで堅気に手をかけやがって!絶対許さねー!!」
「黒澤のカシラの調査でお前の事情は把握している。しかしここまで
好き勝手やったんだ。もう粛清されるしかないな」
この三人は他のヒーローたちと違って生け捕りではなく本気で殺しにかかってくる!
私はあっという間に戦意をそがれてしまい、とうとう私はその場から死ぬ気で逃走しました。
「ハアハア............」
私は重傷を負いながらもなんとか逃走に成功しました。私は息を殺しながら
とある廃工場の一室で座りまこみました。そして私は来栖の言っていたことを
ふと思い出しました。
『黒澤のカシラの調査でお前の事情は把握している。しかしここまで
好き勝手やったんだ。もう粛清されるしかないな』
「私はもう............死ぬ以外道はないのかな............」
私はその呟きとともに涙を流してしまいました。私はこの社会では
幸せになれない。誰も愛してもくれない、誰も理解もしてくれない。
そんなことはもうわかっていたはずなのに............。今負っている傷の
痛みは私のその負の感情を増幅させていました。
すすり泣きの音が周りに響き始めたその時、私のいる部屋の扉が開きました。
そう中に誰かが入ってきたのです。
「やあ、こんにちは。君がトガヒミコかい?」
中に入ってきたのは黄色いジャンパーを着た美形の顔の男。
「............誰ですか?私は今すごいイラついてるんです............死んでください!」
私ナイフを持って彼に切りかかりました。しかし彼は
私の腕を一瞬で握りその動きを止めてしまったのです。
「トガヒミコ。大量な血を見る事を好む猟奇的殺人犯。そんな君が一撃必殺を狙うとしたら
首のここら辺だよね」
「う............」
私の動きは完璧に読まれていました。殺される............私の中にそんな
緊張感が流れ、体の力が一気に抜けてしまいました。しかしは彼はすぐに私の腕を離したのです。
「え?」
私は思わず戸惑いの声を上げます。そして彼はなんと私のナイフを手に取り
刃の所を握り締め血を流しました。そして彼はその血に染まった片手で私の頬に優しく触れ
もう片方の腕で私の顎に優しく触れ目線を合わさせました。
「他の奴らの理解なんて求めるな。俺だけがお前を愛してやる。
テメーは俺の愛だけに飢えろ。わかったな?」
その時私が感じたのは今までと比べ物にならないくらいの高揚感。今まで感じた
恋など忘れてしまうくらいの胸の高鳴りでした。
「は、はい!」
私はその場で誓いました。この人のために生きようと。
「く~!やっぱり我妻さんは最高の男だぜ!!」
「仁君うるさいです!まあそれはその通りなんですけどね」
「俺も!俺も我妻さんのためなら!!うおーーー!!」
仁君はあまりの興奮状態から個性を発動させ自分の分身を2体だしてしまいました。
「あ!やっちまった!まあいいや!三人で我妻さんのために頑張ろうぜ!!」
「「イエイ!!」」
「仁君が三人なんて流石に鬱陶しすぎです!!」
その頃、我妻は麻生と共にとある路地裏に来ていた。その目的はある男と
密会するためである。
「テメーかわざわざこんなところまで来て俺に会いたいってやつは」
「初めまして、俺は我妻京也。よろしくね荼毘............いや............
轟燈矢君............」
次回、轟の職業体験。エンデヴァーが京極事務所に現れる!?
パート2はまたの機会に。
仁君ことトゥワイスは我妻への愛でトラウマをすぐに克服してしまいました。
やっぱすごいね愛は(ニヤリ)。