紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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投稿頻度上げるように頑張りたいと思います!
では本編どうぞ!


京極組と轟 前編

俺の名前は轟焦凍。

京極事務所で職業体験させてもらっている雄英高校ヒーロー科の一年だ。

 

 

 

 

 

 

 

雄英高校ヒーロー科1年の間で行われたヒーロー職業体験。俺は久我の兄貴の

実家とも呼べる京極事務所に来ていた。

 

「君が轟か。俺はこの事務所の所長の五十嵐だ。虎徹から話は聞いてるぞ。

うちで是非色んなことを学んでいってくれ!」

 

「はい。本日からお世話になります」

 

そしてその日から京極事務所での職業体験が始まった。

 

 

 

 

 

所長への挨拶が終わり俺は他の組員の人達とあいさつを交わす。その中で

俺に積極的に話しかけてけてくれたのは犬飼さんという巨漢のインターン生だった。

あの人は休憩中や体験が終わった日の夜などに俺に話を聞かせてくれた。

 

「おう!お前が轟だな。話は聞いてるぜ。お前も俺と同じく久我に惚れてこの世界に

足をふみいれたんだってな!」

 

「え?あなたもそうだったんですか?」

 

「おう!中坊だったころ俺結構な不良でさ、結構悪さしてたんだわ。そして

一個下のあいつに喧嘩売ったんだよ。けどその時ボコボコにされてさ。

その時も何回もリベンジしたけど全部負けちまったんだ。けどいつしか俺は

アイツの強さの理由に気が付いちまったんだ!お前なら多分わかるだろ?」

 

「はい。久我の兄貴の強さの本質は絶対に折れないっていう極道の魂です!!」

 

「おうよ!やっぱわかってんじゃねーか!!」

 

そんなこんなで俺と犬飼さんは久我の兄貴という大きな存在のおかげで意気投合することが

出来た。

 

「けど残念です。久我の兄貴が別の所に体験に行くなんて」

 

「ハハハまあ仕方ねーよ。職業体験は知らない環境を知るためのものだからな」

 

そう俺はてっきり久我の兄貴もここに来るとばかり思っていたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベストジーニストの事務所の前

 

 

「な、なんでテメーが居やがるんだよ...........!」

 

爆豪は体を震わせながら目の前の男を睨む。その男はなんと久我虎徹だった。

 

「ああ?俺もここから指名貰ったからに決まってんだろ

まあ色々あったが仲良くやろうや。ば・く・ご・う 君」

 

とりあえず久我は笑顔で爆豪とほぼ無理矢理肩を組む。

 

(うおー...........笑顔なのになんちゅう圧だ...........)

 

爆豪は過去のトラウマから震えと汗が止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京極事務所での職業体験。その初日はまず二刀流の剣豪、六車謙信さんとの稽古だ!

 

「いいか轟。お前の個性は強力だ。並大抵の相手なら難なく勝利できるだろう。

けどな今の戦い方だけじゃ格上の相手に勝ちきることは難しい」

 

格上の相手。俺の脳裏に紅林と緑谷との戦いが蘇った。俺はあいつらに

敗北したからな。

 

「う...........はい。じゃあどうすれば...........」

 

「まあこれは一つの意見として心にとどめろ。拳を氷で固めて相手に叩きつけてやれ。

敵に抱き着いて自分ごと相手も燃やしてやれ。

混乱極める戦場の中じゃあ、五体全てを凶器として使う戦闘術は強いんだよ」

 

「な、なるほど...........」

 

その教えは今までにないくらい過激で新鮮なものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

職業体験二日目。この日は高砂さんとの町のパトロール。

 

「いい轟ちゃん。私たち極道は街を守ってるけどそれ以上に私たちはこの街に生かされてるの」

 

「街に生かされている...........」

 

「そう。それはきっとヒーローも同じ。だから私たちは愛情と感謝を込めてこの街の人達を

守らないといけないのよ」

 

「はい!」

 

(それにしても京極事務所にも女性がいるなんて意外だな)

 

 

 

 

 

他にも国生さんのとある企業との対談の見学。相良さんとのマナー講習。

あと京極事務所の子供たちとの交流だ。そういえば花沢って子が俺に

色々聞いてきたな。

 

「轟さんのお父さんって確かエンデヴァーとかいうめっちゃすごい人っすよね?

もしかして轟さんも俺みたいの怠けすぎてここに預けられた感じっすか?」

 

「いや。俺は自分の意志でここに来た。久我の兄貴に少しでも近づきたくてな」

 

「へ~久我の兄貴って呼んでるってことはじゃあ轟さん久我の兄貴の一番舎弟って

ことっすか」

 

「え?」

 

「だってほらお二人年めちゃんこ近いでしょ?ってことは必然的に

一番舎弟じゃないすか?」

 

(一番舎弟..........ちょっと照れるが、そうか一番舎弟か!)

 

「へへ///まあな!!」

 

俺は一番舎弟という言葉に胸が躍っていた。

 

「ちょっと待ってください!久我の兄貴の一番舎弟は僕です!この座は絶対に譲りませんよ!!」

 

「の、野島の兄貴!」

 

(しまった!!野島の兄貴は久我の兄貴の一番舎弟にこだわってるんだった!!)

 

「の、野島の兄貴。別にこの人は本当に一番舎弟になるわけじゃ...........」

 

まあ本来ここなら譲ってたりしてなだめるべきなのだろう。

けど俺にもプライドがある!

 

「悪いが久我の兄貴の一番舎弟になるのは俺だ。君とて譲る気はない!」

 

「え!?轟さんムキにならないでくださいよ!」

 

「ムーーーー!!!!!」

 

「野島の兄貴も落ち着いてくださいっス!」

 

 

俺は大人げなく野島と睨みあってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時が過ぎるのはとても早く職業体験五日目に突入した。

俺は今五十嵐さんに呼び出され所長室に来ていた。

 

「どうだ轟?ここでの生活は?組員たちとはうまくやれてるか?」

 

「はい。皆さんとても厳しいけどなんとか食らいついています。

まあ相良さんがちょっとだけ意地悪な気がしましたけど...........」

 

「そ、そうか........相良にちょっと注意しとくか」

 

「いや大丈夫です。それにこの場所は俺にとっても居心地がいいんです」

 

「ほう、何故だ?」

 

「みんな俺をエンデヴァーの息子としてではなく、轟焦凍という

一人の人間として見てくれるからです」

 

その言葉を聞いた五十嵐さんはじっと俺を見つめ俺の話に耳を傾けた。

 

「俺、ずっと嫌だったんです。親父の息子だからって優秀だとか、

親父のように素晴らしいヒーローのなれるとか言われるの。けどここは

そんなの関係ない、皆さん俺とちゃんと向き合ってくれる。それがとても

とても嬉しかったんです。それに俺は................」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「親父!!大変です!!」

 

その時所長室に慌てた様子で黒羽さんが入ってきた。そして黒羽さんが

声を上げる。

 

「エンデヴァーがうちの事務所に来ました!なにやら息子のことで話があると!」

 

なんと親父がこの事務所に訪れてきたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今後オタクの息子と京極事務所は焦凍に関わらないで頂きたい!!』

 

『そんな一方的な要求は飲めませんな』

 

 

次回

五十嵐組長とエンデヴァーの面談。はたして五十嵐は毒親を追い返すことが出来るのか?

 




ちょっと駆け足だったかな?申し訳ございません。
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