紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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期末試験に向けて

俺の名前は紅林二郎。

 

「二郎君。そこの解き方君はこっちのやり方の方がいいじゃないかな?」

 

「ん~。確かにそっちの方が間違えないか」

 

「デク君ここ教えて!」

 

「おい爆豪!これはどうやるんだ!?」

 

「おい!さっきも教えただろうが、さっさと覚えろや!!」

 

出久、爆豪、麗日、切島の面々で出久の家で勉強をしている雄英高校ヒーロー科の1年だ。

 

 

 

 

 

 

出久が起こした異臭騒ぎの次の日、相澤先生が今後の予定を話す。

 

「みんなおはよう。えーそろそろ夏休みも近いが、勿論君らが30日間一ヶ月休める道理はない。

夏休み林間合宿やるぞ」

 

「「「「「知ってたよやったーー!!」」」」」

 

「ただし、その前の期末テストで合格点に満たなかったやつは学校で補習地獄だ」

 

「みんな頑張ろうぜ!」

 

林間合宿に行くためには期末試験という壁を乗り越えなくてはならない。もし試験の合格ラインを越えなければ、林間合宿の期間ずっと学校で補習という残酷すぎる罰が与えられてしまう。

もうすでに猶予は一週間しか残されていなかった。

そしてホームルームが終わりを迎える前小峠先生こんなことを言い出したんだ。

 

「上鳴と芦戸。昼休みちょっと職員室に来い。話がある」

 

 

 

 

 

昼休み 職員室

 

小峠は椅子に座り、二人に机の上にあった資料を渡す。その内容はなんと

最近の数学や英語などの授業で行われた数々の小テストの結果をまとめた

資料だった。資料に目を通した上鳴は震える声で質問する。

 

「えっと........これは一体?」

 

「見ての通りだ。2人とも何故か周りよりひどい結果を出してるのが

ちょっと気になってな。いつも予習復習するように言ってたはずだが........

この結果はどういうことだ?」

 

「えっとすいま........」

 

「謝罪はいい。どうしてこんな結果になったのか俺は聞いている」

 

「ひ~!?」

 

「えっと、その........」

 

小峠先生の圧に上鳴は情けない声を出し、芦戸は今にも泣きそうな感じで

言葉を必死に絞り出そうとした。二人の反応に小峠先生はため気をつく。

 

「は~。あのな、お前ら合宿にちゃんと行きたいんだろ?

だがなこんな感じじゃ期末試験間に合わないじゃねーか。

お前らどうする気........」

 

その時野田先生が小峠先生の肩をポンポンと叩く。

 

「おいおい華太くん♪そんな感じじゃ二人が怯えてしまうぞ」

 

「の、野田の兄貴」

 

「よし!今日から二人には俺が優しく勉強を教えてやる!

放課後は自習室に集合なのだ!」

 

「「は、はい!!」

 

 

 

 

 

(やった!野田先生は訓練中は厳しいけど、勉強なら小峠先生よりも優しく教えてくれるかも!)

 

(やったー!きっと小峠先生よりは優しいよね!)

 

 

 

 

 

「ってはわけだ後は任せろ」

 

「あ、あの、本当にいいんでしょうか?」

 

「もちのろん!俺はあいつらに勉強を教えたい!

そして俺は教育者として完全体!だから俺の出番なのだ!」

 

「わ、分かりました。では二人はお任せします」

 

(二人とも大丈夫かな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休み 食堂

 

俺は今出久、飯田、麗日、切島、蛙吹の面々で昼食と談笑を楽しんでいた。

その時、B組の物間が出久の頭に肘を当てる。

 

「ああごめん。頭大きいから当たってしまった」

 

「B組の!えっと.....物間君!」

 

「君らヒーロー殺しに遭遇したんだってね」

 

緑谷はわざと肘を当ててきた物間に言い返そうとするが煽るように物間は保須事件のことを話し始めた。

 

「体育祭に続いて注目されることばかり続いているよねA組って。

ただ注目って決して期待値とかじゃなくてトラブルを引きつける的なものだよね」

 

「なに!?」

 

俺は今の一言に怒りを感じ立ち上がり物間に向かって行こうとした!

しかしその時........。

 

「おい物間!!」

 

「ひ!?く、組長!!」

 

久我の野郎が声を上げてこっちに来たんだ。あれ?あいつ結構雰囲気一変してないか?

以前より短く整った髪と賢さを感じさせるような眼鏡。そしてブレザーの前をちゃんとしめている。

俺でも嫉妬しちまうほどのイケメンぶりだった。

 

「なにA組の奴らにちょっかいかけてんだよ!?お前がこいつらを目の敵にするのは勝手だが

態度には出すなっていつも言ってるだろうが!!」

 

久我の怒声に少し体を震わせる。しかし物間は言い返す。

 

「べ、別にいいじゃないか!トラブルメーカーたちに本当のこと言って何が悪いんだい!?」

 

その言葉を聞いた久我はため息を付く。

 

「よーし物間。お前ちょっとこっちにこい」

 

久我は物間の腕をひっぱり食堂の外に連れていく。そして........

 

 

 

ドン★ ボコン★ ボカン☆

 

 

 

 

少しして久我が顔を赤く腫らし涙をながした物間を連れて戻ってきた。

 

「う~。A組の皆さんすいませんでした」

 

「というわけだ。あとで改めてこいつにはきつく言っておく。

だから今回の件はこれで勘弁してもらえないか?」

 

そう言って俺たちに頭を下げる久我。こうなると怒りを通り越して同情して

しまう。なので俺らは物間を許してやることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あの久我の兄貴」

 

「ん?どうした轟」

 

「そ、その昼食........一緒に食べないか?」

 

「え?ああいいぞ」

 

「ほ、本当か?じゃあここに座って........」

 

 

「ちょっと組長!!なにA組の奴と仲良くして........」

 

「あ!?」

 

「な、なんでもありません。すいませんでした」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

「お~い上鳴。この系統の問題また間違えてるな~?ちゃんと教えてはずなのに

何回も間違えるとは~俺への嫌がらせか~?」

 

「ひ!?そ、そんな滅相も.......」

 

「なら........さっさと覚えんかい!!

これでテスト赤点だったらお前らに待ってるのは死~のみなのだ!!」

 

「ひ~!?」

 

「うえーん!この人、小峠先生より怖いよ~!。゚(゚´Д`゚)゚。」

 

上鳴と芦戸は野田先生の地獄の居残り勉強会をこれでもかというほど味わっていた。

それからしばらくして地獄の居残り勉強会を終わりを迎える。

 

「よし。今日はこれくらいで勘弁してやる。そういえばこの後飯田たちの

自主訓練を見に行くんだが........お前らも参加するか?」

 

「えっと。私は........」

 

「い、行かせてください。俺も戦闘のことなら色々学びたいです」

 

「もー!!じゃあ私も行かないといけない空気じゃん!!」

 

「よしお前らついてこい」

 

そういって野田先生はふたりは訓練所へと向かった。

 

 

 

 

 

訓練所

 

ここでは飯田、尾白、瀬呂の三人は訓練してた。その場に野田先生たちが

訪れる。

 

「よう待たせたなお前ら!これから俺が面倒見てやる。

ではまず上鳴と芦戸に教えてやれ。ミスすなわち?」

 

野田先生の言葉に三人はビッシと背筋を伸ばし隊列を整え同時に叫ぶ!

 

「「「ミスはすなわち死!!ミスはすなわち死!!ミスはすなわち死!!」」」

 

「誰か一人でもミスすれば?」

 

「「「連帯責任!!」」」

 

(え?これ私たちも?)

 

「イエス芦戸!お前らも頑張れよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

 

爆豪、工藤の兄貴と出会う!

 

『爆豪!今のお前さんじゃあ俺には勝てない!!』

 

『クソ!なんだこのおっさん』

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