俺の名前は上鳴電気!
「うおーーー!?」
「うえーん!!助けて~!!。゚(゚´Д`゚)゚。」
期末試験での試練に泣き叫んでる雄英高校ヒーロー科の1年だ!ギャーー!?
ついに順番が回った俺、上鳴電気と芦戸三奈VS根津校長の対戦!
俺たちは今まさに絶対絶命の危機を迎えている!
俺たちの試験のステージは工業地帯。俺たちは猛ダッシュでゴールの元へと走っていた。
しかしその行く手を根津校長を起こした建物の連鎖爆発によって防がれる。
「うお!?逃げろ!!」
大量の振ってくる瓦礫になんて太刀打ちできなねえ!俺たちはただ逃げるしかできなかった!
「上鳴!道が塞がっちゃた!!」
「仕方ねー!回り道するぞ!」
俺たち何とか迂回の道を選択した。しかしその都度、根津校長の起こした
連鎖爆発によって妨害される。ここで俺たちは悟った。おそらく俺たちの
頭脳じゃ逃げ道を模索なんてできっこない................。俺は一旦動くのをやめ思考を
働かした。
「うえーん!!どうしよう上鳴!?
このままじゃ失敗して野田先生に殺されちゃうよ~。゚(゚´Д`゚)゚。」
「わ、悪い........ちょっと黙って」
「へ?」
(クソ!逃げるのが無理ならどうすりゃあいいんだ!?根津校長にハンドカフスをかける?
でも場所もわからないに........俺に探し出せるのか?)
『ミスすなわち死なのだ!!』
(................いや違う!やるんだ!!今俺の出来の悪い頭で可能性があるとすればこっちだろ!!)
「芦戸よく聞け」
「う、うん」
(え?上鳴雰囲気が変わった?なんか頼もしいような........)
俺は訓練様の拳銃(麻酔銃)を懐から取り出し芦戸に決断を表明した。
「校長の....タマをとる!!」
「へ?」
「とりあえず芦戸。今から俺が考えた作戦を説明する」
俺はとりあえず今速攻で考えた作戦を芦戸に伝える。しかし、自分で言うのも
なんだが普段アホな俺の作戦を聞いた芦戸は不安の表情を見せた。
「そ、それ本当に成功するの?」
「ぶっちゃけ一か八かだと思う。このまま何とかゴールへの脱出を図るのも
一つの手だ。だから選んでくれ!俺の賭けにのるか、このまま逃げ続けるか」
俺は真剣な眼差しで芦戸を見つめた。そして彼女も俺のその真剣さに応えるかのように
決意を固め俺に返答した。
「.....わかった。上鳴を信じるよ!!」
「ありがとう!時間がない!早速行動を開始しよう!!」
俺たちは分かれて走りだした!!
俺はとりあえず周りの建物に目を配る。
俺はいつかの訓練で小林先生が言っていたスナイパーの対策について思い出していた。
『上鳴~。いいか?腕利きのスナイパーってのはいい場所を選ぶんだ。
例えばあの雑居ビル屋上。あそこは街全体を見渡せるし、ビルどうしによる死角もない。
もし命を狙われる立場になったら覚えておくといいぞ。この知識をもっておくと
警戒するべき場所が絞られるからな。あと逆にスナイパーで誰かぶち殺したい時にも
応用するといいぞ~』
そういって小林先生は笑顔でスナイパーライフルを俺に向けた。
『わ、わかりましたけど、小林先生怖いです................(((( ;゚д゚)))』
そう。俺が今探してるのはスナイパーの好条件が成立する建物だ。
それからしばらくして俺はその建物を発見し俺はその建物屋上を目指す。
「ハアハア........付いたな。よし!」
屋上に着くと俺はすぐに双眼鏡を取り出し周りを見渡す。校長はどこだ!?
早く見つけねーと!俺はとりあえず肉眼で全体を見渡す。すると俺はあることに
気が付いた。
(あそこらへんの瓦礫................道のように連なってる........そうか!!)
俺はすぐさま双眼鏡を覗きその瓦礫の道を辿っていった。
すると俺の目にあの人が映りこむ。
「ん?あれは........」
そう.....優雅にコーヒーを飲みながら重機を操作してる根津校長の姿が...........。
「みぃつけたぁ........」
やったぜ........ついに見つけた。後から知ったけどこの時の俺の顔はどうやら
狂気を感じさせるほど不気味な笑顔だったらしい。それにしてもあのネズミあんな優雅の
表情見せつけやがって........死にたいんだね~。
俺はすぐさま芦戸に連絡を取る。
「芦戸。やつのヤサを見つけた。ここから十時の方向に 約100メートル離れた所だ。
見つからないように移動してくれ」
芦戸と連絡を終えた俺もすぐさまビルの間をジャンプしてその地点の
近くへと目指す。ここらへんはの建物密集してる。俺くらいの身体能力でも
余裕だ。
そしてしばらくして俺は根津校長の乗ってる重機の近くにある建物の屋上へとたどり着いた。
俺は奴に見つからないように体制を低くしてその場にとどまる。芦戸はまだか?俺が
そう思いながらまわりを見渡すと芦戸が近くのビルの裏に隠れてるのを発見した。
俺は小林先生の助言で常時している小型の懐中電灯を取り出し、光を芦戸に向けて俺の
存在を知らせる。お。こっちに気が付いたみたいだ。とりあえず連絡を取ろう。
「芦戸。作戦を実行する........頼んだぞ」
『う、うん!』
俺は深呼吸をし精神統一を図る。そしてその瞬間俺は懐にあった拳銃を抜いた!!
「校長ーーー!!!往生しやがれ!!!」
俺は校長の乗っている重機の操縦室の窓ガラスに向かって
引き金を引き無数の弾丸を放った!!
「うわー!?一体なんなのさ!?」
校長の表情は一変した!ざまあみろ!けど俺の放った弾丸は
窓ガラスを割っただけで校長の体には命中しなかったんだ。
「び、びっくりしたー!けど残念だったね!」
この奇襲で仕留められなかったら当然校長の反撃が始まる。
校長は重機を動かして俺の建物の隣にある建物を破壊。するとその余波は
当然俺のいる所にも伝わってくる。俺の足場はすぐに崩れ始めた。
「うお!?」
(くそ!俺の腕じゃあまだこの距離から命中させることはできない。
けど校長先生........彼女から目を離しましたね)
「アハハ!!君たちの作戦なんて私の頭脳の前では無意味なのさ~!!
アハハハハハハハハハハハハハ!!!ハ?」
すると根津校長は異変に気が付く。割れてない方の窓ガラスがすごい濡れていたのだ。
(あれ?雨なんて降ってたっけ?)
校長は気になり周りを見渡す。
すると地面の方のまるでホースで水をばらまくかのように芦戸が酸を
周りにばらまいていたのだ。
それも酸性が弱く手の平に負担のかかりにくいばらまくのに特化したスタイル。
「上鳴!!」
芦戸は叫びながら崩れそうなビルでなんとか立っている俺にも
その酸性の水を浴びせた。
芦戸のおかげで周りは水浸しだ~。
「知ってますよね?酸性の水は電気を通すんですよ」
「ま、まさか!?」
そのまさかだ!感電地獄!とくと味わえ!
「おらー!!電気ウナギになってけやーーーー!!!!!」
俺の放った渾身の放電は濡れた場所を伝って通っていく!
そしてその電気はもちろん重機にも伝わった!
「ま、まずい!!あーーー!?」
感電した重機を見事大爆発を起こした。しかし俺も........。
「うわー!?」
崩れ行く建物の崩壊に巻き込まれ地面へと落ちてしまった。
「ふ~。危なかったのさ」
根津校長はなんとか爆発する前に重機から飛び降り脱出していたのだ。
根津校長はこの場から逃げようと足を動かそうとする。しかし校長の
立っている地面のちょっと前に弾丸が被弾した。
「うわ!?ま、まさか!?」
校長が恐る恐る後ろを振り向く。それはそうだろうその後ろには
ボロボロになった上着とシャツを脱ぎ捨て片手に拳銃を構えた
俺が........立っていたのだ。俺は建物の崩壊に巻き込まれていたが
気合でここまできたんだよ。上半身の服はボロボロだから今度
新しいのに変えなきゃな................。
「往生しろや........校長」
俺は殺意を込め拳銃を構える。
「はー参ったのさ。私もこの雄英高校の校長だ。潔く散ろうじゃないか」
そういって校長は動くのをやめ俺に体を向けた。
「じゃあな。狂れネズミ野郎」
バン!!
俺は麻酔上で眠りについた校長の腕にハンドカフスをかける。
条件達成だ。
「フ~」
俺はその場に座り込み空を見上げた。
「俺の拳銃の腕は................まだまだか................ウェイ........」
俺は疲労の限界が来たためその場に倒れた。
次回、爆豪と緑谷!その絆でオールマイトを出し抜け!
麻酔銃ですからね!上鳴が校長を本気で撃ち殺そうとしたわけじゃないですからね!