紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

48 / 91
爆豪勝己ライジング!!

僕の名前は緑谷出久。

 

「かっちゃん行こう!」

 

「俺に命令するな!」

 

パートナーのカっちゃんともに期末試験に挑む雄英高校ヒーロー科の1年です!

 

 

 

雄英高校ヒーロー科の1年生の期末試験はついに佳境に入っていました。

青山優雅&麗日お茶子VS13号の試合ではなんと麗日さんが機転をきかし

13号先生のマウントをとり殴り続けその隙に青山君がハンドカフスをかけ勝利。

 

障子目蔵&葉隠透VSスナイプと口田甲司&耳朗響香VSプレゼントマイクの試合でも

みんな自分の個性を生かし切って勝った。

 

 

そして峰田実&瀬呂範太VSミッドナイトの試合では........。

 

「瀬呂君!?あなたなんてことを!?」

 

「すいません!けど俺にミスは許されてないんですよ!!おら!!」

 

眠香の影響眠らされれようとしていたがなんと瀬呂君は自分の太腿にナイフを突き刺し

唇を血がでるほど噛みしめていた。そう瀬呂君は想像を絶する痛みにより眠り香を耐えていたんです。

瀬呂君はその痛みに耐えながらミッドナイト先生にとびかかります!

 

「く!?」

 

ミッドナイト先生は鞭を瀬呂君に振るう。しかし苦し紛れに放ったその鞭を瀬呂くんは

ギリギリでよけミッドナイト先生の両手を掴み押し倒す!

 

「きゃ!?」

 

そして押し倒した後瀬呂君は峰田君に叫びました!

 

「峰田!チャンスだ!!はやくゴールに走れ!!」

 

「で、でも瀬呂........」

 

「早くしろ!!俺の意識もそんな持たない!!走れーーー!!!!!」

 

その時峰田君の頭によぎったのはいままでの自分。ただモテたいと理由で

雄英高校ヒーロー科に受験し受かった。しかし極道教師たちを

見て彼はわかっていたのです。ヒーローだからかっこいいじゃない。

かっこいいからヒーローなんだと。

 

(くそ!!瀬呂のやつメッチャかっこいいじゃねーか!!オイラだって!!)

 

「うおー!!」

 

峰田君は口を瀬呂くんのセロテープを口に着けてミッドナイト先生に突っ込む。

そしてモギモギをピンポイントでミッドナイト先生の背中や足に投げつけ身動きを

取れなくする!そして意識を失いそうになっている瀬呂君をなんとか

小さな体で抱えて逃走した。ミッドナイト先生はモギモギで立ち上がることができない。

 

「二人ともやるじゃない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「馬鹿野郎。早く逃げろって言っただろ?」

 

「なに言ってんだよあんなマネされて見捨てられるかっての」

 

「フッ」

 

峰田君は瀬呂を抱えながらゆっくりとゲートをくぐっていった。

 

 

「そういえば峰田」

 

「?」

 

「ミッドナイト先生の体めっちゃ柔らかかったぜ(ニコ)」

 

その後峰田が血涙を流しながら瀬呂に叫び散らかしたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして期末試験はついに僕たちの順番を迎えました!

僕たちがステージに立った瞬間開始の合図がなる。

 

 

とりあえず僕たちはゴールに向かって移動し始めました。しかし

やはりというべきかそれから何かが風を切る音ともに飛んできました。

そしてそれは轟音ともに地面に着地する。その正体はもちろんこの人!

ヴィラン役のオールマイト先生です!

 

「私はヴィランだ。ヒーロー、真心込めてかかって来なさいよ……少年たち!!」

 

ナンバーワンヒーローオールマイト。今の僕たちじゃ到底叶わない存在。

だけど僕たちはこの人を出し抜く!!

 

「行くよ!カっちゃん!!」

 

「俺に命令するな!!」

 

(ワンフォーオールフルカウル10%!!)

 

カっちゃんはオールマイトに向かって突っ込み

僕は跳躍しオールマイトの頭上を飛び越えようとします!

 

「なるほど!爆豪少年が抑え役で緑谷少年が逃亡役か!だがこの程度では

私を出し抜け................」

 

「なめんな。そんな単純なわけねーだろ」

 

「む!?」

 

カっちゃんはオールマイトの少し前にきた瞬間両手を合わせます。

その時、鼓膜を破るような鋭い轟音とともにまばゆい閃光がオールマイトの目を襲ったのです!!

 

「ぐお!?」

 

オールマイトは一気に視界が遮られます!そう僕たちはこのシチュエーションを

望んでいたのです!

 

「ハア!!」

 

僕はオールマイトの頭上を飛び越えたタイミングでオールマイトに向かって

鎖分銅を投げつけ腕に巻きつけさせます!そしてそれを引っ張って

一気にオールマイトの所に接近!僕はその勢いと共に僕は空中回し蹴りをオールマイトの頭に放ちました。

そう!この蹴り技は職業体験の時に元さんから教わった中国拳法の一つです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『緑谷君。君のスピードは素晴らしいものだ。しかしまだ君には勝負の手数がたりない。

だからどうだろ?私の蹴り技をいくつか学んでみないかい?』

 

『蹴り技ですか?』

 

『そうだ。君はパンチだけではなく武器にも精通し始めている。しかし武器を構えた

時にパンチを繰り出すのは至難の業だ。だが蹴りならこのように........フン!!」

 

元さんはヌンチャクを振り回しながら回し蹴りや蹴り上げの技を披露しました。

 

『す、すごい.......』

 

その全く無駄のない動きに僕は思わず見とれてしまいます。

 

『このように攻撃を挟むことが出来る。やってみるかい?』

 

『はい!ご教授よろしくお願いいたします!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グ!?」

 

僕の蹴り技をもろに受けたオールマイトは一瞬だけ動きが鈍りました。

カっちゃんはその隙をついてオールマイトにハンドカフスをかけに行きました!

しかし........

 

「アッハッハッハ!!なかなかいいコンビネーションだ!!しかしまだどちらも詰めが甘いな!!」

 

オールマイトはすぐに態勢を整え迫ってくるカっちゃんに向かって拳を振るいます!!

その拳はカっちゃんの顔面の前でピタリと止まる。しかしその拳の放つ風圧は

彼を吹き飛ばすのは十分すぎるものでした!

 

「うお!?ぐは!?」

 

カっちゃんはそのまま後ろの建物の壁に打ち付けられてしまいます!!

 

「カっちゃん!!」

 

「おいおい!他人の心配をしてる場合かな?」

 

「な!?うお!?」

 

オールマイトは僕が彼に気が向いた僅かな時間で僕の腕を掴みます!

そして僕をカっちゃんと同じ方向に投げつけました!

 

「うわー!?」

 

僕も建物の壁に叩きつけられてしまいました。

 

「クソ!」

 

「クソが!!」

 

僕たちはなんとか立ち上がりオールマイトを睨みつけました。

 

「どうしようカっちゃん。やっぱり逃げる作戦にした方が................」

 

「ふざけるな................このまま負けっぱなしでいられるわけねぇだろ!!」

 

そう。カっちゃんはまだオールマイトと正面から戦って勝とうとしている。

正直勝てる見込みは薄いのに................けど僕もまだあきらめたくないな。

 

「カっちゃん........まだいけるよね........!」

 

「当たり前だ!!なめんじゃねーぞデク!!」

 

僕たちは逃げない!!

 

「「うおーー!!!!」」

 

僕たちはオールマイトに向かって........走っていきました!!

 

「私に勝つつもりか?なら本気でかかってきなさい!!」

 

僕たちはオールマイトと真正面からぶつかりにいきます!!

僕は鎖分銅により遠距離、中距離からオールマイトをけん制!

そして僕の作った隙をついてカっちゃんは爆破を叩きこむ!この戦い方は僕たちにできる

最適で最高の戦い方!しかしオールマイトにそれは通用しませんでした。

オールマイトは例え少しの隙をついても全然攻撃を食らってくれない。むしろ

こっちが少しでも隙を見せると完璧なタイミングでカウンターをくらわしてくる。

気が付けば制限時間はもう残り2分をきっていました。

 

「ハアハア...............」

 

(もう時間がない...............けどカっちゃんは最後まで諦める気はないのかな?)

 

しかしカっちゃんは意外にも冷静に時間のこともかんがえていました。

 

(チ!このままじゃ本当に負けちまう.......けど俺は諦めたく.......)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『爆豪!お前はもっと強くなりてえんだろ?なら誰かのために強くなれ!!

じゃなきゃお前の悩みはなんも解決できないぞ。

自分のためだけに戦ってるやつはここぞで競り負けるんだ!

そして誰かために振るう攻撃には魂が籠るんだよ。そういう攻撃は状況を覆す可能性秘めてるんだ。

わかったか小僧?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時カっちゃんの頭をよぎったのは工藤さんの教え。

 

(自分のためだけに戦ってるやつはここぞで競り負ける...............

ハッ...............馬鹿か俺は........今なりそうになったじゃねーか)

 

カっちゃんは僕をじっと見つめました。

 

(俺が今........本気で誰かのために動けれる選択........コレしかねぇ!!)

 

「おいデク。お前はゴールに向かって走れ、絶対に振り返るなよ」

 

「え?何言って........」

 

「わかったな」

 

カっちゃんは僕の言葉を無視しそのまま両手を爆発させてオールマイトに突っ込んで行きました!

けどその動きはまるで小細工のない一直線の動き。オールマイトはそんなかっちゃんに向かって

スマッシュを放ちその風圧で吹き飛ばそうとします!しかし........

 

「うおーー!!負けるかーーー!!!!!!」

 

カっちゃんは更に腕の爆破を限界まで上げることによってその風圧に必死に耐え抜きます!

そして風がやんだ頃カっちゃんはオールマイトに頭突きを食らわしました!

 

「グ!?なに!?」

 

そしてカっちゃんはオールマイトにしがみつきます!

 

「デク!!早く行けー!!」

 

「で、でも!!」

 

「うるせえ!!早くいきやがれ馬鹿!!」

 

「く!」

 

 

 

「おいおい!私がそんなの許すとでも........」

 

「わかってる........だからお前を道連れだ」

 

そういってカっちゃんは自分のグローブにある栓を引き抜きました。

 

「これはな........俺の汗を溜めておけるんだよ!!」

 

「ま、まさか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

カっちゃんが放った爆破とても強烈な物でした。しかし........それでもオールマイトを

倒すことは................不可能だったんです................。

 

「ハア。爆豪少年。誰かのために頑張るなんて........とても成長したね」

 

オールマイトはカっちゃんの腕を握り、彼をぶら下げながらそう言いました。

 

「フン。そんなじゃねーよ。俺はデクにまだ返しきれてないでかい借りを

少しでも返そう思っただけだ。多分デクはもうゴールだ。ざまあみろ!!」

 

「うん。どうやらそのようだ................」

 

爆発の煙にが周りに漂い続ける中........そこに影が........。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どいてください........オールマイト!」

 

 

「「!?」」

 

 

「スマッシュ!!」

 

「グハ!?」

 

僕はオールマイトを殴り飛ばし、カっちゃんを抱えてゴールに走っていきました。

 

 

「フフフ。忘れてたよ!君が誰かを見捨てるなんて絶対にしないことを」

 

 

 

こうして僕たち二人は無事ゴールし、条件クリアしました。

 

 

 

 

 

 

 

「デ~ク~!!テメーなんで俺を置いてゴールに向かわなかったんだ!?ふざけんじゃねーぞ!!」

 

「だ・か・ら!!僕は君を見捨てたくなかったって言ってるだろ!?」

 

「んだと!?ふざけんじゃねーぞ!!俺の努力を無駄にしやがって!!」

 

「カっちゃんの分からず屋!!」

 

実は試験のあとカっちゃんと取っ組み合いになるほどの大喧嘩をしてしまいました。

小峠先生はその状況に頭を抱えるほど呆れかえり、相澤先生にもため息を付かれてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてついに最後の試験。紅林&久我の試験が始まろうとしていました。

彼らが挑戦するステージはなんと地下鉄を再現した地下エリアでした。

 

「まったく、お前と組むことになるとはな」

 

「こっちにセリフだボケ」

 

「「それにしても 紅林|久我 ........あ」」

 

「その........俺から聞いていいか?」

 

「さっさとしろよ」

 

「久我........お前どうしたんだよそのナリは」

 

「........職業体験時にこいうかっこにされた........以上。で紅林お前バットケース背負ってんだな」

 

「ああ。これが俺の最高の武器だからな。けどこれ切り札として温存する」

 

2人が会話してしばらくした後試験始まりの合図がなりました。二人はとりあえず

ゴールに向かって走り出しました。それからしばらくして蛍光灯の光が弱い

廊下のエリアに辿り着きました。そしてその場から自分たちとは違う足音が周りに響き渡ります。

二人はその音の方向を向きました。

 

 

「ついにヴィラン役のお出ましか!さっさろ姿を現しやがれ!」

 

そういって久我君はナイフを構える。

 

「へ~。元気がいいね~。君みたいな気合の入ってる子俺は好きよ」

 

(ん?なんだこの声どこかで聞いたことが........)

 

二郎君はその声に聞き覚えがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ど~も。今はメロンパン屋をやっています。

元公安所属ヒーロー、死龍こと瓜生龍臣で~す」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、二人の試験の話の前に瓜生龍臣の外伝を。

 

 

瓜生龍臣のメロンパン屋の日記。

公安を抜けた彼の命を奪いにレディナガンが現れる!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。