俺の名前は紅林二郎。
朝のホームルームの時間を待っている雄英高校ヒーロー科一年だ。
ついに終わりを迎えた期末試験。そしてついにその合否が明らかになる日が
来たのだ。俺たちA組の生徒たちはいつもより早く席について先生たちがくるのを待った。
そしてついに二人が教室に入ってくる。そして俺らの気になることにすぐ答えるように
相澤先生が口を開いた。
「今回期末試験での赤点を出したものは0。従って合宿には全員で行きます!」
「「「「「「よっしゃー!!!!!!」」」
「補習者は今年A組B組含めて出なかった。これは例年のことを考えると
普通にすごいことだ。今回は全員ほめてやる。お疲れさん」
「「「「あ、相澤先生!!うおーーー!!」」」」
「........静かにしろ」
シーン
「まあ全員今年は優秀ということだが........従って合宿も例年より大変厳しい内容となる。
ぶっちゃけすごくきつくなるかもだが、頑張るように」
午前の授業が終わり、昼休みに。そんな中とある話が始まった。
それは合宿の準備のためみんなでショッピングモール行こうという話だった。
「明日休みだしテスト明けだし.....!って事でA組みんなで買い物行こうよ!」
「おお良い!何かにそういうの初じゃね!?」
「おい爆豪!お前も来い!」
「行ってたまるかカッタリィ。俺はお前らと違ってもう準備はできてんだよ」
切島は休みの買い物に爆豪を呼ぼうとするが、爆豪は拒否する。
「轟君も行かない?」
「悪りぃ。休日は見舞いと大事な用事があるんだ」
「そうなんだ....。二郎君は?」
「ああ。悪い!その日会う約束している人たちがいるんだよ」
「はあ!?紅林もかよ!クソー残念だ」
「悪いな切島。この埋め合わせはいつかするよ。もちろん出久もな」
「そ、そんな気にしないで!」
そんな中芦たち女性陣がヒソヒソと話始めた。
「会う約束って言ってたけど........まさか恋人!?」
「でも人達って言ってたから違うんとちゃうかな?」
「あ。そうか」
放課後 雄英高校 射撃訓練所
「全員構え!!撃て!!」
小峠先生の掛け声とともにその場にいた者たちは一斉に的に向かって
弾丸を放つ。
「やめ!全員安全装置をかけろ!切島。お前は力を入れすぎだ。
もうちょっと力を抜け。
麗日。八百万。
二人はもう少し標準を上に向けてみろ。そうすればいい感じに狙いが定まる。
耳郎。厳しいことをいうがお前はもう少し筋肉を付けた方がいい。
上鳴は........
特に言うことはないな。次からは小林先生に指導してもらえ。今日は以上だ。
拳銃を回収し終わったら全員帰れ。以上!」
切島、上鳴、麗日、八百万、耳郎は放課後に小峠先生の居残り訓練に参加していた。
その内容は拳銃による射撃の訓練である。
「ハアー」
「耳郎さん元気出してくださいまし」
「うん。けど筋肉付けろは結構ショックだったよ」
耳郎は八百万のすすめでこの訓練に参加していた。
「やおもも前腕の筋肉すごくなったよね。どんな鍛え方してるの?」
「はい!木刀の素振りを毎日300本やっております」
「え!?毎日300本!?すごいね」
「はい!一意専心!毎日を全力で鍛錬を続けてこそ高みへの一歩を踏み出すことができますから」
「そういえば上鳴!お前試験の時のお前すごい男らしくってかっこよかったぜ!」
「うんうん!『じゃあなイカれネズミ野郎』はすごい迫力やったよ。まるで小峠先生みたいやった」
「え?そ、そうか........なんか照れるな。けどあの時はただただ必死だったからな」
そういって自分の頬を恥ずかしそうにかく上鳴。その表情を
耳郎をじっと見ていた。
(前の上鳴なら調子乗ってたのに........なんか変わっちゃったな)
「まあ、あの時の上鳴はまあまあロックだったとはウチも思うよ」
「はい。私も見違えましたわ」
「え!?八百万はともかく耳郎がこんなに俺をほめてくれるなんて!?まさか脈あり!?
なあ耳郎!今度飯でも........」
「調子乗んな!行かない!」
「ガーン!!(涙)」
落ち込む上鳴をみて場の生徒たちはクスクスと笑っていた。
次の日の休日。轟は服の仕立て屋を訪れていた。
「ふう。こんなもんでいいですかね?」
「はい!お似合いだと思いますよ」
彼は水色のシャツに黒いスーツ。そして赤色のネクタイを付けていた。
轟はしばらくしてその姿のまま仕立て屋から出ていく。そして
タクシーを拾い母の待つ病院へと向かった。
病院に着くと病院の門の前で母親は轟のことをまっていた。轟の目に母が映ると
轟はタクシーから降りる。
「母さん!」
「あ!焦凍素敵な服装ね」
「うん。選ぶのには苦労したけどね。じゃあ行こうか」
二人はタクシーに乗って目的地へと向かう。その目的地........それは自分たちの実家である。
この日は父、エンデヴァーが家にいる日なのだ。
「母さん。ちょっと電話していい?」
「うん。そんなに焦らなくてもいいからね」
轟はスマホで連絡を取る。その相手は........自分の兄貴分である久我虎徹である。
「兄貴。いきなり連絡してごめん」
『気にするな。でどうしたんだ?』
「うん。俺いまから親父とちゃんと向き合って腹割って話してくる。けど
正直まだすごい緊張するんだ................」
『轟!大丈夫だ!きっとお前なら自分の未来を切り開ける。自信を持て!
お前はまだ半人前だがお前は京極で色んなことを学んだ仁義を胸に戦う漢だ!』
「........ッ!........ああ!ありがとう兄貴!」
轟はそういって電話を切る。
「もういいの?」
「ああ!行こうか、母さん」
次回、轟。自分のなかのケジメを取りに行く。
「俺は悪いけどあなとの夢を一緒にみることはできない。俺は進みたい道があります。
そのことをどうか理解してほしい。お父さん」
轟の想いはエンデヴァーに届くのか?