紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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捜査

天羽事務所と京極事務所による緊急捜査が始まった。

 

 

 

 

 

「知ってること話さず死ぬ?それとも派手にグリン?」

 

「ど、どっちも死にます........助けて!」

 

小林はヴィラン連合と関わったことのあるヴィランを締めあげていた。

 

 

 

 

 

 

 

「おらガキ共!!!俺はまともか!?」

 

海瀬は発狂がらチンピラたちの前の地面を金砕棒でたたき割り

奴らを心底震え上がらせる。

 

「え、えっと........なんでも答えるから乱暴しないで……」

 

「わ~。海瀬の兄貴狂ってるな~」

 

「お前にだけは言われたくねぇぞ守若」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おら!!デカくってぶっといやつだ!!」

 

「それ拳銃!!ぐお!?」

 

「知ってることさっさと答えろ!」

 

香月はハニートラップで様々なヴィランたちと接触を図る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっさと答えろよ。それともこの硫酸シャンプーですっきりして

センスのある髪型にしてやろうか?」

 

「や、やめて~!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名前は飯豊朔太郎!

 

「この件は新米のお前らにも動いてもらう。ドヤ街の

ホームレスの人たちに聞き込みに行ってこい」

 

「「「はい!!永瀬の兄貴!!」」」

 

天羽事務所で頑張らせていただいてる新米舎弟です!

 

 

 

ヴィラン連合によって行われた雄英高校合宿所襲撃。この事件で

小峠の兄貴は生徒たちをかばい瀕死の重傷を負ってしまい今も意識が戻ってない。

だから俺たちはあのクソ野郎共からケジメを取らなきゃいけないんだ!

 

 

 

 

「よしお前ら手分けして聞き込みするぞ!ちゃんと丁寧に接するんだぞ!」

 

「わかった!」

 

「わかりました!」

 

俺の指示に速水と宇佐美は走ってそれぞれの担当場所に向かう。俺も

さっそく聞き込みするために持ち場へと向かった。

俺はとりあえずスーパーで買ったおにぎりや缶ビールをホームレスたちに

配り話を聞く。

 

「すいません。この写真の男たち誰か見たことがありませんか?

それと柄の悪い連中とか見ませんでしたか?」

 

 

「ああ。写真の男たちは見たことはないが最近あそこに廃ビルで見知らぬ奴らが

集まってるのなら見たことがあるぞ」

 

ヴィラン連合の幹部の奴らの情報は手に入らなかったがその末端らしき

チンピラやヴィランなら何回か見つかった。そのたびしめて情報を吐かせようと

したが、誰も幹部や本拠地に関する情報を持っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

次の日の昼俺は須永の兄貴と速水と共に宝石店の強盗たちの粛清を行った。

ヴィラン連合の調査があるとは言え俺たちは極道はこういった通常業務も怠ってはいけない。

繁華街ではトラブルは常に絶えないのだから。

粛清を終えた後俺たちはそのまま町のパトロールを行っていた。そんな中

速水が軽い雑談をしようと口を開く。

 

「いやー須永の兄貴のスリルを満喫する心って本当にすごいですよね!!

その姿勢本当にあこがれちゃいますよ!!」

 

「アハッハハハハ!俺は本物のデビルマンにしてフレデイ!そして聖人君子

のジャンヌダルクでもあるからな!!」

 

「いや........結局誰なんですか........」

 

やはり須永の兄貴は本当に狂っておられる。戦闘中の狂気なんかは

俺じゃあ一生かけてもたどり着けないレベルだろうな。

 

「前から気になっていましたが須永の兄貴に怖いものってないんですか?」

 

「な~い!!俺は怖いものなんてない!!例えゾンビや悪魔が来ても

返り討ち~!!何故なら俺は本物の悪魔だから~!!」

 

「おお!流石兄貴です!」

 

「もう意味が分からん」

 

「更に~!!例え七三の地獄のエンマ大王が来ても俺は~........」

 

「ほう?それは私のことかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「うわ!?」」」

 

な、なんだ!?俺たちがすぐさま後ろを振り向く。するとそこに

いたのはバーテンダーのような服装をした強烈なオーラを纏う男。

この人全く足音が聞こえなかったぞ!?

 

「い、飯豊君!何この人!?」

 

「お、落ち着け速水!ど、どちらさまで........」

 

「わ~~~~!!!!!!やっぱり怖い~~~!!!!!」

 

「す、須永の兄貴!?」

 

驚いた須永の兄貴は街中なのにも関わらず周りの目を気にせず

叫びながら逃げて行った。それも戦闘中にみせるスピードで。

 

「フン!!」

 

しかしそのバーテンダーの男はそれと同等以上のスピードで兄貴を

追いかけていった!そして兄貴の肩を掴む!

 

「うわ~!?俺は本物デビルマンのはずなのに~!!??」

 

「おい........!何故逃げる?」

 

「いやその旦那........俺は別に逃げたわけじゃ…」

 

「言い訳するな........!」

 

「は、はい........」

 

 

 

 

 

「須永の兄貴!?」

 

「な、なんだあの人は一体?」

 

須永の兄貴はぴしっと背筋を伸ばしその男に開き直る。

 

 

 

 

「だ、旦那。で今回はどういったご用件で?」

 

「うむ。実はお前に渡したいものがあってな」

 

すると男は須永の兄貴に資料の入っている封筒を手渡してきた。

 

「な、なんですかこれは?」

 

「ああ。ヴィラン連合との関りがある組織のボスの情報をまとめた資料だ」

 

「へ?」

 

なんとその男は須永の兄貴に捜査資料をくれたのだ!

 

「な、なんで........」

 

「実はこの前雄英の生徒と関わってな。悩んでそうだから話を聞いたんだ。

そしたら知らぬふりなんてできなくなってな。だからこの形で微力ながら

協力させてもらう。うまく使ってくれ。それといつも言っているが……......

あまり調子にはならないようにな.......」

 

「は、はい~!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃ヴィラン連合のアジトに我妻と麻生が訪れていた。奴らは

監禁されている紅林と久我の様子を見に来ていた。

 

「我妻ちゃん。いつまでこいつら眠らせておく気?」

 

「さあね。俺の個性で眠らされたら起き上がれるかはこいつらが

自分の悪夢を克服できるかにかかってる。まあいずれ目は覚ますだろうね」

 

「しがらき君が爆豪と緑谷が目を覚まさないってキレてるんだけど、

なんとかならないかね?」

 

「フン。少しは待つことを覚えろって言っておけ」

 

「おいおい。そんなこと言ったら俺がキルされちまうよ」

 

2人がそんな風にしゃべっていると荼毘が二人に話しかけてきた。

 

「なあ大将。ここ本当に大丈夫かよ?あの紅林についていた発信機は破壊したけど

ここまでやったならヒーローどもは死に物狂いでここを探すと思うけど」

 

「まあここが見つかるのも時間の問題だろうね」

 

「は?」

 

我妻はさも当たり前かのように飄々とした態度で言う。その態度に

荼毘は少し唖然としてしまう。だが我妻は話を続けた。

 

「多分明日には........いや最悪今夜うちに攻めて来るかもな」

 

「おいおい何言ってんだ!?じゃあはやくここ捨てなきゃ........」

 

「ああ大丈夫。トガちゃんたちや君は戒炎のアジトに移ってもらうから。

けど弔たちにはこのことは言わないでおいてくれ。

彼にはこの失敗を受け入れてもらう。

自分の人生で取り返しのつかないほど失敗をね」

 

「ん?てことはまさか........ついに乗っ取る気か?」

 

「ああ。やっぱり奴らは絶対に今夜ここに来る。あいつらの........

そしてあの純粋なヒーローの卵の憎悪を利用させてもらおう。

彼を闇に落として........俺はこの組織を手に入れる」

 

我妻の狂気に満ちた計画が今夜始まろうとしていた。

 

 

 

 

次回、紅林と久我が我妻と再会。

そして極道ヒーローたちがオールマイトたちと共にカチコミ。

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