紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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試験結果

俺の名前は紅林二郎。

 

「ああ。やべーな、すげー緊張する」

 

雄英高校から来た手紙を両手で握り

かつてないほどの緊張を味わっているヒーロー志望の

中学生だ。

 

 

 

 

俺たちは先週入試試験を受けた。

俺の試験は前回見てもらった通りだ。

というわけで今回出久と爆豪の試験の話をしようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験会場前

 

 

(はー。緊張するな............でも大丈夫だ!例え二人と一緒じゃなくても

僕はできる。二郎君のおかげで前に進めた!かっちゃんに認められた!

そしてオールマイトにも認めてもらえたんだ!もう弱い僕じゃない)

 

「ハ~、フウーーーー」

 

出久は深く深呼吸し、前を見据える。

 

『試験スタート!!』

 

(ワンフォーオール・フルカウル!!7%)

 

「ハッ!!」

 

出久は加速する。そして一気にトップに走り出た。

 

「うわー速い!?」

 

「なんてスピードだ!?」

 

 

(よし。調節の必要はなさそうだな!このまま7%を

キープして…......)

 

そして出久は目の前に1Pを確認し

 

「スマッシュ!」

 

そしてそのロボットに拳を叩き込む!

するとロボットは煙を上げて行動不能となった。

 

「やった!意外と脆い。これなら......!」

 

出久はそのままスピードをキープしロボットを破壊し続ける。

そして時にはロボットによって怪我した受験生を

安全な所に運んだり

苦戦してる受験生を助けたりもした。

そして試験終了1分前に迫る。

 

「結構稼げたかな?心配だからもう少し......」

 

その時試験会場に悲鳴が響く。そう0Pが現れたのだ。

 

「や、やばい!僕も...........」

 

出久はその場を離れようとした。しかし

 

「いったー............」

 

(あれ?あの子は............)

 

 

 

 

 

 

『ころんじゃったら縁起悪いもんね』

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間出久は無意識に7%のリミッターを外した。

 

 

ドーン!!

 

出久は大きくジャンプする。そして一気に0Pの顔面の目の前に迫る!

 

 

「スマッシュ!!!!!」

 

 

出久の拳はまさにオールマイトのように0Pを

完膚なきまでに破壊した!そう出久は100%を出してしまったのだ。

 

「ッハ!?やばい100%出しちゃった!くっ!?ま、まずい!

体が!?」

 

そう出久はまだ100%の力に耐えられない!そのせいで右手は骨折。

両足の骨折は免れたが両足は痙攣して動かせなくなっていた。

 

「やばいやばいやばいやばい!!どうしようこのままじゃ死............

だめだ!なんとか受け身を............」

 

出久の目前に地面がどんどん近づいてくる。

このまま地面に激突するかに思われた。

 

 

 

 

バチン!

 

 

 

その瞬間出久の体が地面に激突する直前に宙を浮いた。

 

「え?これは一体............」

 

「か、解除............」

 

「うわ!?」

 

出久は地面に落とされる。

 

「だ、大丈夫!?君…............う...........!?」

 

少女は出久の所に駆け寄ろうとしたが途中で口を

抑えてうずくまってしまった。

 

 

(あの女の子が助けてくれたのか?

いや!そんなことより............)

 

出久は痛めた足でなんとか立ち上がり

少女の所に向かった。

 

「大丈夫?もしかして気分悪いの?」

 

出久は左手で優しく少女の背中をさする。

 

「う、うん。個性の副作用で…............うぷ」

 

「そっか。我慢してたらもっと辛くなっちゃうし

とりあえずそこの大きな瓦礫の隅で吐いちゃおうか。少し立てる?」

 

「うん............」

 

出久は少女に肩を貸して瓦礫の隅に向かった。

そして彼女は出久に背中をさすられながら吐しゃ物を隅に吐いた。

 

 

『試験終了!!』

 

「ゴホ、ありがとう。少し楽になったよ」

 

「よかった!って痛たた」

 

出久は紫色に腫れあがった腕を抑える。

彼女はその腕をみて青ざめた。

 

「え!?その腕どうしちゃったの!?」

 

「ああ。さっきの攻撃で個性の出力ミスちゃってね。ハハハ............」

 

「ご、ごめんなさい!私が逃げ遅れたせいで............!」

 

少女は泣きそうになりながら出久に頭を下げる。

 

「あ、謝らないで!僕は君のおかげで助かったんだしさ!

君がいなきゃきっと僕は死んじゃってたかもしれない。

だからありがとう!」

 

出久は彼女にとびっきりの明るい笑顔を向ける。

その笑顔のおかげで彼女の罪悪感は少しだけ払拭された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆豪の野郎も出久と同じ感じであった。

 

「ひ!?やば............」

 

「おら!!」

 

3Pに襲われそうになった受験生を助けるべく

爆豪は小規模の爆破を3Pの頭にぶつける。これは周りに配慮したうえでの爆発。

 

爆豪は爆破による高速移動でロボットを破壊し続けながら

ピンチに陥った受験生を助けるという今までの彼なら考えられない

戦い方をしていた。

 

 

「あ、ありがとう!たすかっ............」

 

「おい!ぼーとしてんじゃねーよ!!自分の身くらい自分で守れカス!!」

 

まあ口の悪さは今も健在なのだが…............。

 

そして爆豪の会場にも0Pが現れた!

 

「うわー!!」

 

「に、逃げろ!!」

 

多くの受験生が逃げ惑う中、爆豪はたただ一人

その場で0Pをじっと見つめていた。

 

(フン。デクと紅林なら多分立ち向かうんだろうな。

周りのピンチにあいつらが動かないはずがねー!!)

 

爆豪は0Pに向かって走りだす。

 

「ここで立ち向かっていかねーと

俺はオールマイトどころかあの二人も超えられねー!!おら!!」

 

爆豪は爆破による勢いで空に舞う。そして0Pの頭上まで飛んでいった!!

 

「おい!あいつ何してるんだ!?」

 

「まさか0Pに挑むつもりじゃ!?」

 

まわりが爆豪の行動にざわめくなか、爆豪はニヤリと口角を上げた!

 

「モブども!よく見とけ!!

こんな鉄くず一撃で十分だ!!」

 

爆豪は空中で爆破の勢いで体を高速回転させる。

 

「食らえ!最大出力!!榴弾砲着弾!!」

 

ドカーン!!

 

爆豪の渾身の爆破が0Pの体を全て破壊した!

そして爆豪の野郎は0Pの残骸をバックに他の受験生たちに

叫ぶ!

 

 

「アハハハハハ!刮目しやがれ!!俺様が爆豪勝己だ!!!」

 

その瞬間まわりから歓声が鳴り響いた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とこういう感じだったらしい。あいつら俺と違って武器なしで

あの0Pを破壊したのか。俺もまだまだだな。

まあその話はおしまいにしてみんなが気になっているであろう

ことを話そう。試験結果についてだ。俺は家の自室で雄英高校からの

手紙の封筒を開けようとしていた。

 

 

「ああ!くそ!!なんで手紙の封筒開けようとするだけで

こんなに手が震えるんだ!」

 

俺は緊張によって震える手でゆっくりと封筒をあけた。すると黒い円盤の

ようなものがまず俺の目に入る。

 

「なんだこれ?」

 

俺はそれを手に取る。すると円盤が光りだした!!

 

『初めまして!紅林二郎君!』

 

「うお!?」

 

俺は突然映ったスーツを着たネズミに驚いてしまう。

どうやらこれは映像を映し出すものらしい。

とりあえず俺は机にそれを置いて椅子に座る。

 

『鼠なのか犬なのか熊なのか、かくしてその正体は……英高校の根津校長さ!!』

 

「へーそうなのか。変わった校長先生だな」

 

『さて、早速だけど君の合否を伝えるよ。筆記は全5科目問題なし。頑張ったね!

実技は敵ポイント60ポイント、そして他の受験者を守りながら、なおかつギミックを撃破をしたことから審査制による救出活動ポイントで60ポイント!合計120P君はなんと次席合格さ!!』

 

「よっしゃー!」

 

『まあ次席合格者は同率で二人いるんだけどね』

 

俺はあまりの喜びに涙を流してしまう。根津校長はなんか言っていたが

今の俺の耳には届かなかった。そのあと家族と狂喜乱舞した。

 

あとから知ったのだが俺と同率二位だったのは出久のやつで

なんと主席合格者はなんと爆豪の野郎だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

試験結果

 

爆豪勝己 ヴィランポイント80P   レスキューポイント60P

 

紅林二郎 ヴィランポイント60P   レスキューポイント60P

 

緑谷出久 ヴィランポイント50P   レスキューポイント70P

 

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