紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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二次試験突破せよ

今より1週間前。

ヒーロー事務所モーリーの死龍、バース、ジェイク、金鳳、カリンが

公安のとある施設に呼ばれていた。

 

「今から一週間後に仮免の試験が行われます。

そこであなたたちにはヴィラン役として試験にご協力お願いしたい」

 

「おうおう。まさか本当に仕事の案件だなんて.......。いいのか俺たちで?」

 

「いいんですよ。あなたたちは結構な実力があるのにあまり知名度がない。

だから今回の試験に最適なのです。それにあなた達とはなるべく仲良く

やっていきたいので.......まあお願いしますよ」

 

 

 

 

 

 

それから一週間後彼らは試験会場に行き、ヴィラン役として

登場するためにギャングオルカと待機していた。

 

「龍臣~!この真っ黒のコスチューム、ダサいじょ~!」

 

「ったく。給料はいいんだからあまり文句言うな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名前は紅林二郎。

 

「クソ!まさかあんな強力なヒーローがヴィラン役なんて!」

 

仮免二次試験に挑んでいる雄英高校ヒーロー科の1年だ。

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは今窮地に立たされている。救助がまだ進んでいないタイミングで

大量のヴィランたちが襲撃しに来たのだ。しかもそのヴィランのボス役はあのギャングオルカ!

ナンバー10ヒーローだ!

この出来事に俺たちヒーローは対応するために状況確認した。

 

(ここいるのを雄英メンバーだけでも俺、出久、尾白だけ。他校の人達も10人程度。

クソ!どうすれば)

 

俺が必死に頭を回そうとするなか傑物学園の真堂が奴らの前に立ち

地面に手を付ける。そして個性『揺らす』を発動させ時間を稼いでくれた。

俺たちはその隙をついて被災者たちを抱えその場から避難しようとした。

しかし真堂さんはギャングオルカの超音波に吹き飛ばされてしまう。

ま、まずい!あいつらこっちに.......。

その時聞き慣れた怒声と爆発音が!

 

「おら!!行かせるか!!」

 

「ば、爆豪!?」

 

突然空から現れた爆豪が奴らを吹き飛ばした!

 

「お、お前!?救助はどうしたんだよ!?」

 

「あ!?面倒だから速攻で終わらせてきたわ!!ここは俺一人で余裕だ!!」

 

爆豪は爆破で奴らを圧倒していった.......かに思われた。

 

「うおー?すごい爆破だ!」

 

「だが。敵意丸出しの攻撃なら避けようがある!」

 

「じゃあ僕ちゃんは悪党らしく民間人を襲っちゃうよ!」

 

その時爆豪の爆破を避けた黒い戦闘員の一人が爆豪の横を走り抜ける!

 

「クソ!待て!!」

 

「おいおい?俺たちから目を離していいのか?」

 

「く!?」

 

爆豪はその場に釘付けに.......。

その黒い戦闘員は俺たちの所へと走ってくる!ま、まずい!

こいつ俺の所へと来やがった!?俺今両肩に怪我人を抱えてる状態!

俺は近づいてくる奴に苦し紛れの回し蹴りで対応する。

 

「おら!!」

 

「ふうー!!やばいねこの蹴り!」

 

だが奴は軽々とバックステップを取り俺の蹴りを避ける!そして

体勢の悪い俺に再び俺に突っ込もうとする!

 

「はいはい君ご苦労さん!ここでリタイア!」

 

「く!?」

 

そして俺にナイフが振り下ろされる!クソ!ここのままじゃ.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おらよ!!」

 

「うわ!?」

 

その時その黒い戦闘員を蹴り飛ばす男が!その男の正体は桜庭の野郎だった。

 

「さ、桜庭」

 

こいつ俺を助けてくれた.......?

俺が一瞬唖然としてると障子と口田が駆けつけてきてくれた!

 

「紅林!その人たちは俺に任せろ!!」

 

「お、おう!頼む!」

 

俺は二人にその人たちを任せ、戦場に赴くことにした。その時桜庭が

俺に話しかけてきた。

 

「は!これで心おきなく戦えるな紅林。テメーの暴れっぷりを見せてみろ!」

 

「あ!?そんなじゃねぇ!俺はみんなを助けるためにたたかうだけだ!!」

 

「どっちでもいい!さっさとテメーの実力を見せてみろ!!」

 

 

 

 

 

 

爆豪はヴィランたちを撃退していた。そしてその場に轟も参戦し

奴らを制圧しよう氷結繰り出す!そしてその瞬間士傑高校の夜嵐イサナが

強力なつむじ風で奴らを吹き飛ばした。

 

「.......あんたか…」

 

「ん?アイツは確か士傑の奴か?」

 

その時、轟は一瞬のうちに思考を張り巡らす。

 

(あいつと俺の個性は一瞬の制圧に向いてる個性。

2人でそれをやったらうまくいかない可能性がある........

................俺が目立つ必要は全然ないか.....)

 

轟は特殊警棒を取り出し地面に氷を作り片手で炎を出し

その勢いで奴らへと突っ込んで行った!そして高速移動しながら

特殊警棒を奴らに振り回す。その行動にイサナは目を見開いて驚愕した。

 

「な!?あんた!?」

 

「あんたはそのまま風で制圧を試みてくれ!空中からなら

狙われにくいだろ!?」

 

「........!?」

 

 

轟がヴィランと戦い続ける。そんな中ギャングオルカが轟に向かって突っ込む!

轟はなんとか氷の壁を作ってそれを防ごうとするがその壁は奴の超音波で

すぐに破壊されてしまう。そして轟はその超音波で吹き飛ばされてしまう!

 

「うおー!?」

 

轟は自分の後ろに氷の壁を作り何とか転倒を防ぐ。

 

(クソ!だが負けない!!俺は絶対に引くわけにいかない!!)

 

轟の目はまだ闘志を失ったわけではなかった。そして彼の元に援軍が........!

 

「轟君!!大丈夫!?」

 

「おらー!!シャチ野郎!!俺を無視するんじゃねぇ!!」

 

「緑谷!爆豪!」

 

そう出久が駆けつけてきてくれたのだ。そして爆豪もこっちの戦いに加わる。

そして爆豪がニヤリと笑いながら2人に叫んだ!

 

「お前らこのシャチ俺らでボコすぞ!!気合を入れろ!!」

 

「「おう!!」」

 

爆豪の掛け声に二人の闘気があふれ出る!気合が入る中イサナが地面に

降りてきた。

 

「その勝負!俺も混ぜてくださいっす!!ああ!!血のつながりだけで

人を判断するなんて!自分が恥ずかしい!!」

 

「?」

 

「あ?なんだお前?」

 

「変な人だね」

 

「まあいいや。じゃあ丸坊主よく覚えておけ!」

 

「なんでしょう!!」

 

「ここでミスしたらぶっ殺す!何故ならば俺たちはミスすなわち死だからな!!」

 

「え!?なんすかそれ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃俺は桜庭の戦闘狂ぶりに驚かされていた。

 

「おら!!お前らヴィランなんだろ!?じゃあ卑怯な手でもなんでも

使ってこいや!!」

 

「ゲフ!?」

 

「ギャ!?」

 

桜庭はヴィランたちの元へと突っ込みヴィランを殴り、蹴る!

そして時には倒れたヴィランにまたがりマウントポジションから

一撃で意識を刈り取っていた!

 

(な、なんて野郎だ........あくまでも試験なのになんちゅう殺気だよ?)

 

だが俺も負けてられない!俺も戦闘を続ける!

 

 

 

 

「ねぇジェイク、この二人なかなかやるわね」

 

「うん。だから僕ちゃんたちみたいなちょっと強い戦闘員が

必要だね!再び出陣!!」

 

さっき俺を襲った戦闘員が桜庭に襲い掛かる!桜庭は即座に

カウンターの裏拳を飛ばすがそいつ軽々とそれを体を捻って避ける。

そしてナイフを奴に振るった!

 

「ク!?」

 

桜庭はそれをなんとか避けるが頬が切り裂かれる。

 

「桜庭!!うおー!!」

 

俺は桜庭を助けようと奴に突っ込もうとした!しかし突然岩陰から

現れた日本刀を持った戦闘員が俺に刀を振り下ろす!

俺はすぐさまバックステップを取りそれを避けた。

 

「貴様は行かせん!!」

 

「クソ!!」

 

俺はそこに足止めを食らってしまう!やばい!他の

ヴィランたちも集まってきてる!多勢に無勢、やばい状況だ。

しかしその時俺たちにも増援が!

 

バン!!バン!!

 

辺りに銃声が鳴り響く。その瞬間数人の戦闘員がその場に倒れる。

銃声の聞こえた方を見るとそこにたは拳銃(麻酔銃)を片手に構えてる切島と上鳴、

そして日本刀を持った八百万だった。

 

「この数はしんどいだろ?助けに来たぜ!」

 

「切島!」

 

「俺も行くぜ!!」

 

「行きますわよ!!」

 

三人はそれぞれの武器を持って奴らに突っ込んで行く!!

 

「おら!!俺は拳だけじゃないぜ!!」

 

切島は両手に拳銃を構え奴らに向かって突っ込んで行く!

銃は遠距離武器なのに........まったく武器を活かせてない!

しかしちゃんと奴らを撃退していった。

 

「おら!優しいビリビリ!!腰痛直せるかもっすよ!!ウエイ!!」

 

「アババババ!?」

 

上鳴は改造スタンロッドを奴らに当てていく。てかなんであんな笑顔なんだ?

 

「ハア!!」

 

八百万は日本刀を華麗に振り奴らを撃退していく。うん!

彼女は相変わらずだ!そして彼女は日本刀を持ったヴィランに

突っ込んで行く!

 

「同じ日本刀!手合わせ願いますわ!!」

 

「面白い!!来るがいい!!」

 

八百万と奴の刃がぶつかり火花が散る!!

俺も行くぜ!!俺は苦戦している桜庭の所にいく!

 

「桜庭!手を貸すぜ!」

 

「あ!?くそ勝手にしろ!!」

 

「「うおーー!!!!」

 

俺たちはその拳で奴らを蹴散らしていった!

ったく!俺たち中々息ピッタリじゃねぇか!

 

「いいね君たち!僕ちゃんも燃えて来るよ!」

 

俺たちは奴に向かって行こうとした!しかし........

 

 

 

『只今をもちまして、配置された全てのHUCが救出されました。それにより、

これにて仮免試験全工程終了となります』

 

 

 

「あ........終わったのか…」

 

「ありゃー。終わっちゃったか........ちょっと残念だな、君と戦えると思ったんだけど」

 

「今日はありがとうございました!!」

 

「うん!二人とも頑張ってね~。俺たちいつかプロの現場で会えるかもよ」

 

(なんだ?この人何所かで会ったけ.......?)

 

 

 

 

 

「君の剣術中々のものだった。今後も鍛錬を欠かさず腕を磨くといい」

 

「はい!ありがとうございました!」

 

(この人底が全く見えませんでしたわ.......一体どういうお方なのでしょう?」

 

 

 

 

 

「お~い!みんな撤収するぞ!」

 

 

 

 

戦闘員たちが戻っていく。あれ?この声もどこかで聞いたような?

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間後........ついに合否の発表の時間が訪れた!

俺たちは会場の巨大モニターの前でその時を待っていた。

 

(や、やばい........心臓がバクバクする........!)

 

俺は変な汗をダラダラ流しながらその結果を待っていた。そして

ついにその時がきた!

 

『え~それではこれより、合格発表者を発表したいと思います。

モニターに50音順にて名前が表示されますのでどうぞご確認ください』

 

そしてモニターがついた。俺はすぐさま名前の一覧の下を見ていく!!

 

「ど、どこだ!?く!く!く........」

 

そして俺は見つけた!紅林!紅林二郎の名前を!!

 

「よ、よっしゃーーーーー!!!!!!!!」

 

俺は周りが引くくらいの大声を出して喜んだ!!

う.......前世じゃお祈りメールばかりだったからな.......

こいう発表は本当に心臓に悪い。

 

 

 

そしてA組全員無事合格!滅茶苦茶嬉しいぜ!

その後俺たちは各々の採点表を配られた。俺たちはその採点表に目を通す。

 

「二郎君どうだった?」

 

「ああ。俺は70点か.......。ちょっと応急処置が適当だったのと

戦闘ばかりに気を取られてたのがダメだったみたいだ」

 

「僕もそれくらいだったよ」

 

「クソがー!!この俺が59点だと!?」

 

爆豪は周りより自分の点数が低いことにブちぎれていた。

理由はやはりあの怒声が原因らしい。

 

 

 

 

 

 

 

その後俺は雄英に帰る前に愛天雄の二人に別れの言葉を告げに行った。

もちろん二人も合格している。

 

「今日は色々ありがとうな二人とも!またどこかで会おうぜ!!」

 

「おう!あと俺らいつかヒーロー事務所を立てるのが夢なんだ!

その時はどうか俺たちの事務所に入ってくれ!!」

 

「ハハハハ。事務所の名前は愛天雄だろ?愛天雄か.......ちょっと考えておくぜ」

 

俺の言葉を聞いた二人は何故か目を見開いて驚いた。

 

「な、なんで事務所の名前が分かったんだ~!?」

 

「き、君はまさか天才か~!?」

 

「アハハ.......まあ雄英に入れるくらいには頭いいかな?」

 

「「た、確かに!」」

 

 

 

後、桜庭にも挨拶しておこうと思ったがアイツはいつの間にか

帰って行ってしまっていた。まああいつも試験には合格していた。

いつかプロの現場で会えるだろう。その時は聞かせてもらうかな.......

なんでヒーローを目指しているのかを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、我妻ヴィラン伝説パート4

 

「死穢八斎會が面白い物ばら撒いてたんだって?

いいね。ちょっと興味がわいてきたよ」

 

我妻が死穢八斎會の元へと向かう。

 

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