紅鬼のヒーローアカデミア   作:0101シュート

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ついにあのキャラが登場!!


雄英高校入学

俺の名前は紅林二郎。

 

「二郎君1年A組の教室はここみたいだよ」

 

「ああ。やっとついたな」

 

親友の緑谷出久とA組の扉の前に立つ。雄英高校ヒーロー科1年だ。

 

 

「さあ。行こう二郎君!」

 

「おう!」

 

俺たちは教室の扉を開け中に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者に申し訳ないと思わないのか!?」

 

「おもわねーよ!つーかテメーどこ中だ端役が!!」

 

教室に入ると爆豪はさっそく初めてあったクラスメイトに喧嘩を売っていた。

 

「かっちゃん............(汗)」

 

「爆豪............初対面の人間にもそれかよ............」

 

俺らが呆れて立ち竦んでいると出久の方に話かけてくる奴らが現れる。

そして俺にも声がかかる。

 

「紅林?紅林じゃねーか!」

 

「ん?えっとおまえは............」

 

「俺だよ俺!切島鋭児郎!髪真っ赤に染めたんだよ」

 

「あ!お前切島か!」

 

「そうそう!俺もなんとか受かったんだ!

同じクラスになれてうれしいぜ!これからよろしくな!!」

 

「おう!こっちもよろしく!!」

 

俺たちその場でハイタッチを交わした。

それを見ていたピンク肌の少女が話かけてくる。

 

「もしかしてあなたがこの前切島が熱く語ってた

紅林二郎君?」

 

「おう。えっと君は?」

 

「私、芦戸三奈!切島とは同じ中学だったんだ!

よろしくね紅林!」

 

「おう!よろしくな!」

 

 

 

 

 

 

「友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ」

 

突然の言葉で教室が静まり返る。声のした方に目をやると廊下の

方に寝袋に入って横になっている小汚いおっさんがいた。

そのおっさんは立ち上がり教壇に立つ。

 

「はい。静かになるまで8秒かかりました。君たちは合理性に欠けるね。

担任の相澤消太だ。よろしくね。早速だが体操服コレ着てグラウンドに出............」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バン!!

パリーン!!

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

突然クラスの中に銃声が鳴り響く。俺たちはそれに驚愕して

声を出してしまった。音の聞こえ具合から察するにどうやら廊下の方から発砲したやつがいるらしい。

 

「まさかヴィランか!?」

 

俺がそう叫んでしまったことで教室中がパニックになってしまう。

 

「お前ら落ち着け!大丈夫だ!」

 

そんななか相澤先生が俺たちに落ち着くように叫ぶ。

そして相澤先生が廊下の方に叫ぶ。

 

「ちょっとあんた何考えてんだ!?」

 

「教頭に頼まれましてね。あなたたちのやり方

で相澤先生とA組を入学式に出席させるようにって............」

 

「だからって発砲することないでしょう!!」

 

「ああ?これは警告だよ。

毎年勝手なことをするあんたへのな」

 

その声から俺たちその言葉にはっきりとした殺気を感じた。

前世の経験から俺は確信する。この声の主は裏社会の人間だ。

そして声の主がA組の教室に入ってくる。

 

 

「俺も君たちに自己紹介しなきゃな。このA組の副担任

を務めることになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天羽事務所所属の小峠華太だ。よろしく頼む。ヒーローの卵たち」

 

「な!?」

 

俺たちの目の前に現れたのは天羽組の武闘派、小峠華太だった!!

 

「さあ相澤先生。さっさと生徒たちを会場に誘導してください」

 

「わかりましたから銃向けないでください」

 

 

 

 

 

 

 

いまから1か月前

 

 

俺の名前は小峠華太。

 

「小峠の兄貴おやっさんがお呼びです!」

 

「わかった。すぐ向かう」

 

天羽ヒーロー事務所に所属する

武闘派のヒーローだ。

 

 

 

 

 

天羽ヒーロー事務所。それは世間では少し変わったヒーロー事務所という

感じで認識されている。だがそれは大きな間違いだ。俺たちの本質は

自分たちのシマを守る極道である。

 

ことの始まりは超常黎明期。当時の極道たちは繫華街で起こる

ヴィラン犯罪を独自に取り締まっていた。それも自身の個性を

使わずにだ。個性を使った攻撃を繰り出したらヴィラン認定を受けちまうからな。

そして当時の繁華街の人間たちも警察よりも極道を頼っていた。

その結果その町の人間たちは守り代を喜んで払い、暴対法によって

乾ききってしまいそうになっていた極道業界は一気に潤っていったのだ。

だが当然国も黙ってるわけがない。お上は治安を守るためヒーローに関する法整備を整え始めたのだ。

このままでは極道は再び苦境に立たされるのは明白。そんなか時代に合わせて

組織を変えていこうという動きがあった。

 

 

まず動きだしたのは

京極組のかつての組長である日下であった。日下は自分の組をヒーロー事務所に

変えることで力を自由に行使できるようにしたのだ。

日下は政治のコネをフルに使い、いろんな政治家に賄賂、裏工作、

そして時には政治家による不正の証拠を手に入れ脅迫などをし、

組織のヒーロー化を推し進めてった。

その結果、京極組はヒーロー事務所として認められたのだ。

さらにヒーロー免許も国から発行できるようにし組員に免許を取らせた。

 

その後様々な極道組織が潰れていく中、日下のように組をヒーロー事務所に

変えることに成功した三つの組があった。東北の獅子王組、関西の天王寺組。

そして俺のいる天羽組だ。

 

 

 

 

 

少し話が長くなったな。話を元に戻そう。

俺は天羽組長に呼び出されて組長の部屋に来ていた。

 

「おやっさん。ご用件はなんでしょうか?」

 

「うむ。小峠、実はお前に任せたい特殊な仕事がある」

 

「特殊な仕事ですか?」

 

「そうだ。実は雄英高校の日下教頭から依頼があってな」

 

ん?日下だと。俺はその名に覚えがあった。

 

「日下さんって確か京極の先代の方でしたっけ?」

 

「そうだ。どうやら日下元組長は京極組を引退したあと

雄英の教職に就いたらしい。その日下さんから連絡があってな。

うちの事務所から何人か副担任及び数名を特別教師として

雄英に派遣してほしいとな。そしてお前には副担任として

しばらく雄英に身を置いてほしい」

 

「え?マジですか!?」

 

これにはすごく驚かされた。おれが副担任だと!?

 

「特別教師ならともかく俺が副担任ですか!?

こういうのは野田の兄貴や工藤の兄貴の方が........」

 

「あの二人は駄目だ。まず工藤は組から離したくないし。

野田が副担任なったら生徒たちが変な洗脳されてしまう!」

 

 

 

 

 

 

 

『華太くん♪ミスすなわち?』

 

『ミスはすなわち死でございます!!』

 

『ザッツオーライ!』

 

 

 

 

ああ。たしかに。

野田の兄貴の下に長年ついてきた俺だからわかる。

あの人の下で学んだら正気じゃいられない。

 

「南雲か青山も考えたが、

青山はまた任せたい長期任務がある。

そして南雲は........」

 

「女子生徒を口説こうとする恐れがあるということですか」

 

「そうだ。そんなことになったら普通に問題になる」

 

なるほどな。あの人は未成年には手を出さないと信じたいが........どうだろうか?

 

「というわけで適任はおまえしかいないと判断した。

小峠、やってくれるな?」

 

「承知いたしました。その任務喜んでお受けします」

 

そして俺はA組の副担任になることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、狂気の始業式、職員紹介が始まる。




獅子王組は原作では東北ではありませんが
今作では東北の組織にさせていただきました。


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