Wのヒーローアカデミア   作:0101シュート

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Tたちとの邂逅 / ガイアメモリの存在

「「さあ。お前の罪を数えろ!!は!」」

 

ダブルはドーパントに向かって走り、風を纏った飛び蹴りを食らわせる。そして回し蹴りからの

左ストレートが奴の体に炸裂した。

 

「くらえ!」

 

「グッ!」

 

ドーパント後ろに吹き飛ばされる。しかし奴はすぐに体勢を立て直し、大量の火の玉をダブルに放った。

 

「おお、あぶねー!」

 

ダブルは華麗なステップで火の玉をいくつもよける。しかしよけた玉が一つ後ろにいた耳郎たちの方に

向かってしまう。

 

「まずい。出久!」

 

「分かってるよ」

 

ダブルは黄色のメモリを取り出す。

 

ルナ!!

 

ルナ!!ジョーカー!!

 

ダブルの半身が緑から黄色に変わる。

 

「「はあ!!」」

 

ダブルは右手をゴムのように伸ばし、耳郎たちに直撃しそうになっていた火の玉を叩き落した。

 

「ひゃあ!う、腕が伸びた!?」

 

耳郎は驚愕のあまり変な声を漏らす。

 

「食らえ!!」

 

ダブルはその伸ばした腕による横払いをドーパントにお見舞いした。

 

「ぐわー!!」

 

ドーパントはその場に倒れこむ。なんとか立ち上がるも、どうも弱っているようだ。

 

 

 

サイクロン!!ジョーカー!!

 

 

 

 

「人使くん!メモリブレイクだ!」

 

「よっしゃ。行くぜ!」

 

ダブルはジョーカーメモリをベルトの横にあるホルダーにセットする。

 

ジョーカー!!マキシマムドライブ!!

 

その時ダブルの周りに上昇気流が起こりダブルの体を高く浮かせる。

 

そしてドーパントに両足をむけた。

 

「「ジョーカーエクストリーム!!ハァ!!」」

 

ダブルの蹴りがドーパントに向かっていく。

その時ダブルの体が二つに割れる。そして時間差で二回の蹴りをドーパントに食らわせた。

 

「ぐわー----!!!!!!」

 

ダブルの蹴りはドーパントを貫通し、地面に着地する。そしてドーパントは断末魔を上げながら、

大爆発を起こし、ダブルのスカーフを爆風で揺らした。

 

 

 

 

 

 

爆発したドーパントは一人の少年に姿を変え、その場に倒れる。

そして少年の体から一本のメモリが発現し、音を立てて粉々に砕け散った。

 

「ふう……。おわった」

 

心操は変身を解除し、元の姿に戻った。

 

 

 

 

 

ドーパントを倒して一件落着かと思ったのもつかの間。心操は別の問題に直面する。

 

「おい。お前何者だ?」

 

心操が声の聞こえた方を向く。

するとそこにはイレイザーヘッドはじめとした教師陣たちが集まっていた。

教師全員が心操のことをまるでヴィランであるかのようににらんでいる。

 

(やべーぞ。普通に人に見られちまった。俺拘束されちまうか?)

 

「えっと。これはその」

 

心操は何とか弁解しようにもうまく言葉がでない。

このままでは拘束からの連行は免れないかと思った瞬間、とある人物が現れた。

 

「相澤君。ちょっと待ってくれないか」

 

「?オールマイト。あなた今日は帰ったのでは?」

 

その場に現れたのは筋骨隆々のあのナンバーワンヒーロー。オールマイトだった。

 

「いやちょっとわけがあってね。そんなことよりみんな警戒を解いてくれないか?

彼は.......心操少年は私の知り合いでね」

 

教師陣は驚き隠せない。そしてイレイザーヘッドはオールマイトに疑問を投げかけた。

 

「ではなんですか彼の力は?あのセメントス先生ですら歯が立たなかった化け物を

難なく倒したあの力。あれは普通じゃない!!」

 

イレイザーヘッドの気迫と言葉にオールマイトは少しビビッてしまう。

 

「そ、それは、ちょっと守秘義務が……悪いが喋るわけには」

 

「待ってくれたまえ。オールマイト」

 

その場に突然、スーツを着たネズミが現れた。

 

 

「!?根津校長!?」

 

 

「教師たちが全員見てしまったんだ。もう隠すのは逆効果なのさ。

みんな会議室に来てくれたまえ。そこですべて話すのさ」

 

根津は心操にも視線を向ける。

 

「もちろん。君も来てくれたまえ、心操君」

 

「は、はい……」

 

(結局、連行か………まあ根津さんがいて助かったな)

 

心操は先生についていてしまった。耳郎を一人そこに残して。

 

(心操…………また会えるかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英高校 会議室

 

 

「それではまずみんなが知りたがっている。あの怪物について話そう」

 

根津校長はリモコンのボタンを押しモニターに電源を入れる。

するとそこには先ほどの怪物が写っていた。

 

「この怪物はドーパント。危険アイテム、ガイアメモリを使用した者の姿さ」

 

「ガイアメモリ?」

 

「ガイアメモリは、地球の事象や現象を再現するプログラムが入っているメモリさ。

そしてこのメモリを体に挿入すると個性とは全く別物の力が手に入る。だがその代償として

自我がエゴで支配されてしまい狂暴化してしまうのさ」

 

「待ってください!そんな技術が世の中にあるなんて聞いたことがありませんよ。

一体どこの組織がそんなもの作ったんですか?」

 

根津は相澤の質問に顔をしかめる。

 

「……このガイアメモリを作成した組織の名はミュージアム。組織名とガイアメモリの販売が目的ということ

以外なにも全貌が明らかになっていない謎の犯罪組織さ。恐らく今回のガイアメモリも

ミュージアムから購入したと思うのさ。この試験に合格するためにね」

 

とどのつまり何もわかっていない。この事実は様々な調査が過去に行われた上での話だという。

 

「ガイアメモリ犯罪に対抗してオールマイトとホークスを中心とした特別チームを数年前から

作ってはいるが、ガイアメモリ犯罪の件数は年々増えていくばかりなのさ」

 

「では彼は何者なんですか!?彼の使っているガイアメモリは一体何なんですか!?」

 

オールマイトは心操の方に視線を向ける。

 

「………心操少年。自分で話せるかい?」

 

心操はひと呼吸入れた後語りだす。

 

「ビギンズナイト。俺たちがダブルになった日をそう呼んでいます」

 

心操はすべて話した。自分が鳴海惣吉の養子であること。

鳴海と共に孤島にあるミュージアムの研究施設に潜入したこと。

そして鳴海という師を失い。緑谷とともにダブルの力を手に入れ、その孤島から脱出したこと。

 

「そして俺と出久はオールマイトに保護されました。そしてその後俺たちはダブルに変身して、根津さん

のサポートを受けながらオールマイトとともに様々なドーパントと戦いました」

 

「ちょっと待て!てことはお前ら二人は無免許でヒーロー活動を……」

 

「いやいや相澤君。二人はちゃんと仮免を取ってるぞ」

 

そうオールマイトは二人に仮免試験を受けさせ、仮免を習得させている。

試験に合格するためにオールマイトが二人に直々に指導したのだ。

心操はもともと鳴海に鍛えられたこともあり難なく合格できた。まあ問題だったの緑谷の方だったのだが

その話はまた別の機会に。

 

「そして今の所、ドーパントを殺害せずに普通の人間に戻せる手段をもっているのはこの二人だけ

なのさ」

 

その日。雄英高校の教師たちは知った。人知れず巨悪と戦う二人の戦士が存在することを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、仮面ライダーダブル!!

 

「話しかけんじゃねー!根暗顔ヤロー!!」

 

「あん!?どういう意味だ!?」

 

「喧嘩はよしたまえ!!」

 

入学初日に大喧嘩!?

 

「これから君たちには個性把握テストを受けてもらう」

 

そして除籍をかけたテストが始まる!

 

次回「Aからの試練 / 個性把握テスト」

 

 

これで決まりだ!!




だいぶ展開はやいけど許してください( ;∀;)
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