Wのヒーローアカデミア   作:0101シュート

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Vたちの進攻 / USJ事件 前編

雄英高校放課後の2年C組の教室。夕日が教室に差し込むこの時間は

ほとんどの生徒たちは帰ってる時間だ。しかし一人の女子生徒が

この教室に残っていた。そしてその場に突然、マスカレードの仮面を付けた人物が現れる。

女子生徒は突然の登場で驚きながらも口を開く。

 

「あ、あなたが例の販売人?噂のメモリをタダで貰えるって聞いたんだけど?」

 

その言葉を聞いた仮面の人物はアタッシュケースをどこからか取り出し

開いてその中身をみせた。

その中に入っていたのはガイアメモリ。イニシャルは T 

 

「こ、これが…............」

 

「これは初回サービスです。飛び切りの情報を教えますね。

明日の午後のUSJでヴィランたちの大規模な犯行が行われます。

その混乱を利用すれば…............」

 

その言葉を聞いた女子生徒はガイアメモリを握りしめて醜くく笑みをこぼした。

 

「じゃあ!そこであのクソ野郎をこれで!!イヒ、イイヒヒヒ!アハ!アハハハハ!!」

 

その笑い声は不気味に教室中に響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やあみんな。俺は心操人使。クールでハードボイルドな探偵を目指すヒーローの卵さ。

俺たち1年A組は今救助訓練の施設USJに向かうためにバスに乗っている。

そういえば移動中にこのクラスで誰が一番ヒーローになったとき人気が出そうか

っていう話題になったんだが…............俺の名前が一回も上がってこなかった。

まったく別に人気になるためにここで学んでるわけじゃないが、ちょっと不服だぜ。

それにしても救助訓練か。仮免取って色んな事件にかかわってきたけど

救助とかはあまり経験してないな。今日は  「心操?」 いつもより気合を入れて    

「心操ってば!」頑張って「いい加減にしろ!!」 ピン

※イヤホンジャックを心操の耳に近づける

 

「ぎゃーーーーーーーーーー!!!な、何するんだよ耳郎!?」

 

「さっきから言ってるでしょ!もうとっくに着いたんだってば!!

みんな降りてるんだからさっさとウチらもいくよ!!」

 

「お、おい待てよ。ったく耳が痛てー」

 

 

この時は俺は知らなかった今回とんでもない事件が起こることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニングテーマ Over again

 

 

 

 

 

 

雄英高校の広大な敷地内に存在する救助訓練のための特別施設。通称、USJ。

この施設には様々な災害のギミックのあるエリアが無数に存在している。

故にその全貌からどこかのテーマパークが

連想できる。なのでクラスのみんなはこの施設に入った瞬間テンションが

すごい上がっていた。俺も今日ここに初めて入ったので少し胸を高鳴らせている。

 

「皆さん初めまして。13号です。

そしてここは水難事故、土砂災害、火事、あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。

その名も……USJ」

 

「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが」

 

「先輩、それが……」

 

相澤先生達は何やら打ち合わせをした後、授業を開始した。

 

「えー、始める前にお小言を一つ、二つ……三つ……四つ……」

 

13号先生の長い話が始まる。最初は眠たくなるかと思っていたが

この話は俺らにとって大切な精神を教えてくれた。個性は便利だが簡単に人を

殺せる力。故に正しい力の使い方を学ばなければいけない。その通りだな。

力は正しい方向に使わなければならない。それはおやっさんも言っていたな。

でも俺の個性は........いかんいかん!悪い方に考えては駄目だ。

言ってたろ。おやっさんと出久が言ってたろ俺の個性は使いようだって!

 

そして13号先生の長い話が終わり早速訓練が始まる。そう思われていた。

 

(ん?なんだこの感じは?)

 

俺の第六感がビンビンと反応している。俺は自然と

施設の真ん中にある噴水広場に目を運んだ。すると

そこに黒いモヤが現れる。

 

「相澤先生!あれは!」

 

「ああ、わかってる!全員そこを動くな!!」

 

生徒たちは相澤先生の突然の掛け声に困惑する。

訓練は始まってるのかと勘違いしているやつもいた。しかし

この現状はそんなやさしいものではない!

 

「あれはヴィランだ!」

 

そうこの施設にヴィランが現れてしまったんだ!!

 

 

 

 

 

 

 

「13号に……イレイザーヘッドですか……先日頂いた

教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが……」

 

「どこだよ……せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ……オールマイト……平和の象徴……いないなんて……子供を殺せば来るのかな?」

 

体中に腕のマネキンを付けてるあの男。あいつが恐らくリーダー格だ。

あの男絶対やばい。

 

「13号!!生徒たちを避難させろ!!俺が奴らを食い止める!!」

 

 

まず相澤先生は大勢の敵達の中に飛び込み戦闘を開始する。

相澤先生は自身の個性である抹消を駆使しながら捕縛付にて、

卓越した技量を持って敵ヴィラン達を無力化していった。

 

だが避難しようとしてた俺たちの所に黒いモヤのヴィランが現れる!

 

「初めまして、我々は敵ヴィラン連合。僭越ながら……この度、ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして。本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ……ですが何か変更あったのでしょうか?まぁ……それとは関係なく……私の役目はこれ」

 

直後、爆豪と切島が前に飛び出し、黒い靄を攻撃した! 

 

「その前に、俺達にやられることは考えてなかったか!?」

 

 

しかし、ダメージは入っていない。

そしてこの行動が悪手だというこに俺は気が付いた。

 

「馬鹿野郎!下がれ!!」

 

 

「ダメだ!どきなさい、ふたりとも!!」

 

 

そう。その二人の行動が仇となってしまった。

13号先生が個性を使おうとしたとき、あの人の射線上に、二人が入ってしまったのだ。

 

「危ない危ない……生徒とはいえど金の卵。散らして、嬲り殺す」

 

当然、明確なその隙を見逃す敵ヴィランではない。

黒い靄が、俺たち達を覆うように広がる。

 

「くそ!?これは!?」

 

この瞬間俺たちはこの施設の色んな場所にワープされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の周りのモヤが晴れる。そこは船の上だった。

 

「ここは水難エリアか?」

 

「心操ちゃん!無事!?」

 

後ろを振り向くと蛙吹となぜか気絶寸前の峰田がいた。

 

「心操ちゃん。水面にいるヴィランたちがこっちに近づいてきてる…............」

 

「わかってる。そして今やるべきことも!」

 

俺はダッシュで船の操縦室に向かった!そして操縦室の内部を覗く。

 

「よし!出久の前話していタイプと同じだ!」

 

俺は船のエンジンを起動させるボタンを押し前進のためのレバーを引いた。

すると船は岸に向かって動き出す。

 

「おい!あいつら船を動かしやがったぞ!!」

 

「なに!?クソが!あいつらを追え!!」

 

水面のヴィランたちは俺らが船を動かせるとは思っていなかったらしく

反応が遅れていた。しかしこのままじゃすぐに追いつかれるだろう。

 

「クソ餓鬼ども!これでも食らえ!!」

 

ヴィランの一人の個性の力で船が割れた!その影響で船は動きを止めてしまう。

操縦室ガタンと傾いてしまった。

 

「うお!?マジかよ............!」

 

(けどなこれで結構岸には近づけた!)

 

俺はなんとか体のバランスを整えながら傾いた操縦室から脱出する。

そして蛙吹に向かって叫んだ

 

「蛙吹頼む!俺と峰田を抱えて岸に向かって飛んでくれ!!」

 

「ケロ!わかったわ!!」

 

蛙吹は峰田を抱えながら俺に向かって舌を伸ばし俺を捕まえる。

そして岸に向かって大ジャンプを繰り出した。その後俺たちは

岸のすぐ目の前に着水する。

 

「ぷは!ほら二人ともすぐ岸に上がれ!!」

 

俺たちはなんとか陸地に上がることに成功した。

しかしヴィランたちも俺たちを捕まえようと岸に上がるために近づいてくる。

 

「峰田出番だ!!あいつらにおまえの力をみせてやれ!!」

 

「うおー!オイラだってやるばできるんだ!!」

 

峰田は俺の意図を理解したのか頭のモギモギを岸に上がろうとしていた

奴らに投げつける。すると奴らは見事それにひっかかり動けなくなった。

 

「よし。これで一安心だな」

 

「心操ちゃんすごかったわ。どこで船の操縦なんて

習ったの?」

 

「あー。俺のダチに知識オタクがいてさ。この前そいつに

船の情報を無理やり叩き込まれたんだ。でもここで役に立ったんだから

結果オーライか」

 

こうして俺たちは第一関門を突破できた。

でも視聴者の皆さんは疑問に思っただろう。なぜこんなピンチに

ダブルドライバーで変身しなかったのか。それには理由がある。

 

 

 

 

 

 

2日前

心操と緑谷の自宅

 

「人使君。ダブルドライバーのメンテナンスしたいから

しばらくこれ貸してもらうね」

 

「わかった。それでどれくらいかかりそうだ?」

 

「ん~。明後日の昼休み使えばその時間に終わる感じかな」

 

「そうか。その間にドーパントが現れなきゃいいが」

 

その時、八木さん(オールマイト)が突然マッスルフォームになった。

 

「大丈夫だよ二人とも!もし現れてもこの私がなんとかしてみせるさ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけだ

まったく変身出来ない上に八木さんもいないとは本当にツイてない。

 

「これからどうするんだよ?たしか通信も妨害されて

オイラたち連絡取れなくなっちまったんだろ?」

 

「ケロ。確かにそうね。なんとか中のことを外の人に伝える事が出来ればいいんだけど」

 

「ん?ああ。その点なら大丈夫だぞ」

 

「「え?」」

 

「実はあの黒いモヤのヴィランが現れた瞬間バットショットをこっそり起動させておいんだ。

そして隙を見て外に出て誰かにこの騒動の動画をみせるように指示した。だから

いずれ誰かがきてくれると思う」

 

このことを説明したら二人はホッと息をつく。さてこれからどうしたものか。

待機するにしてもどこか安全な場所を探さなけらばいけない。

しかしそれを考える時間も必要なかった。

 

 

 

 

ドン!!

 

 

「もう大丈夫!!私が来た!!」

 

そうオールマイトが駆けつけてくれたのだ!!

 

「八木さ.........じゃなかった。オールマイト!!」

 

「心操少年!君の飛ばしたガシェットのおかげですぐ状況が分かったよ。

後は私に任せてくれ!!あと怪我した相澤君を任せたぞ」

 

「わかりました!二人は先に逃げてくれ!俺もあとで追う」

 

俺の言葉に二人は頷き出口の方に走っていった。

 

 

 

 

 

 

「きたか。やれ脳無!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後オールマイトと怪人怪人脳無の戦いが始まった。オールマイトは少し苦戦するも何とか

脳無の撃退に成功した。俺は近くでその様子を相澤先生を肩を担ぎながら見ていた。

 

 

 

 

「さあ!お前たちの切り札は倒した!!まだやるか!?」

 

「クソ!こいつ弱っていたんじゃねーのか!?でもラスボスが

目の前にいるんだ!俺がこの手で…............なんだ!?」

 

その時オールマイトたちの周りの地面がグラグラと揺れ始めた。

 

「地震か?こんな時に!!」

 

地面の揺れはドンドン大きくなる。そして地面に亀裂が入り大きく割れ始めた!!

そしてその割れ目から…............

 

 

 

 

ガオーーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

巨大なティラノサウルスが現れたんだ!

 

『アイザワ!!アイザワコロス!!!!!!」

 

しかも人語を話している。間違いない!あの化け物はドーパントだ!

そのドーパント俺と相澤先生の所に走ってきやがった!

 

「や、やばい!」

 

「二人とも危ない!!カロライナスマッシュ!!」

 

オールマイトがドーパントを吹き飛ばす。そして相澤先生と

俺を担いで一気にUSJの玄関に飛んだ。

 

「相澤先生大丈夫ですか!?」

 

A組の面々が相澤先生に駆け寄る。A組の面々は皆ここに避難していた。

このままじゃまずい。あのドーパントはどういうわけか相澤先生を

狙っている。オールマイトに吹き飛ばされたドーパントは俺たちに狙いを

定めている。

 

「みんな外に逃げるんだ!!あの怪物は私がなんとかする!!」

 

オールマイトは俺たちに叫びながらドーパントの所に向かった。

だが俺はわかっていたオールマイトのマッスルフォームの

制限時間が迫っていることに。

 

「待ってください!」

 

俺は何かできるわけでもないのにオールマイトを追いかけてしまった。

 

「心操!?待って!危ないよ!!」

 

何故か耳郎が俺についてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「食らえ!デトロイト............グハ!?」

 

(ま、まずい!限界が............)

 

オールマイトが吐血して動きを止めてしまう。

 

「八木さん!!」

 

「心操少年!?駄目だ!!来るんじゃない!!君は今変身できな…............」

 

「わかってます!って耳郎!?なんで来たんだ!?」

 

「あんたが突然走り出したからでしょうが(# ゚Д゚)!!」

 

「は!?意味わかんねーよ!!」

 

「二人とも空気を読んでくれ!ってゴハ!?」

 

やべー!八木さんが限界だ!このままじゃ俺たちはやられてしまう。

ドーパントがこっちに走ってくる。もう一巻の終わりだと

誰もが思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、聞きなれたエンジン音が施設内に響き渡る。

 

 

バイク(ハードボイルダー)に乗ったヘルメットをかぶった男が玄関の

階段を飛び越えて俺たちの所に着地する。そして男はヘルメットを外した。

 

「大丈夫!?敏則!人使君!」

 

 

「出久!?」

 

 

「緑谷少年!?なぜここに!?」

 

 

なんと緑谷出久がハードボイルダーで駆けつけてきたんだ。

 

「実は君の放ったバットショットの情報はぼくにも

来ていたんだ。それで妙な胸騒ぎして駆けつけたって

わけさ。大事な家族と大切な相棒のピンチだと思ってね」

 

「緑谷少年............」

 

「さあ人使君これを。メンテナンスは完璧だ」

 

出久が俺にダブルドライバーを差し出す。

俺はそれを受け取って腰に当てた。

 

 

「よし。それじゃあいつもどうり半分力貸せよ。相棒」

 

「もちろん!」

 

出久の腰にもベルトが出現する。そして俺たちはそれぞれの

メモリを取り出した。

 

 

 

 

CYCLONE

 

JOKER

 

「「変身!!」」

 

 

 

  CYCLONE   JOKER

 

 

その時俺の周りに風が吹き荒れる!そして俺の体はダブルへと姿を変えた!

それと同時に出久は倒れた。

 

「え!?あの時の!?って、わーー!?駆けつけてくれた

人倒れちゃった!?」

 

「耳郎さん。僕の体は頼んだよ 」

 

「え!?うち聞いてないよ!!」

 

俺たちはドーパントに向かって言いは放つ!

 

「「さあお前の罪を数えろ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

後編に続く

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