東方神狐録   作:赤狐イナリ

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あわわ………評価バーに二つ目の色が………!
そして総合評価107点、UA4000突破!
ありがとうございます!今後ともこの作品をよろしくお願いいたします!
相変わらず評価、感想等あれば作者のモチベーションアップに繋がりますので、よろしくお願いします。


夢枕に宇迦之御魂神

「………でさ、コクト?」

「無実を証明しようにも、手がかり無しじゃ無理に等しいもんな。」

「\(^o^)/オワタ」

 

コクトとツクヨミ事件の真犯人を探そうと息巻いていたものの、これじゃあ干し草の中から針を見つけるようなものではないか。

 

「とりあえず、寝てくれ。疲れてんだろ?」

「じゃあ、言葉に甘えて。」

 

 

 

 

「おや、珍しいお客さんが来たな。」

「久しぶりですね、三狐神。」

 

夢の中には宇迦之御魂神がいた。

つまりこれは、『夢枕に立つ』という現象か。

 

「なんでここに宇迦が?」

「実は例の事件について、手がかりが見つかりました。」

「まあ、アメノミナカヌシからの情報なんだろうけど。」

「ええ。」

「んで、情報って?」

「日本には八百万の神々がいるでしょう?」

「?なんで今そのことを?」

「その八百万の神々とは別で、荒神として600万柱いるのは知っているでしょう?」

「そこからか?」

「ええ、どうやら組織的に動いていたみたいですよ。」

 

手がかりが掴めた。後はツクヨミ達の力を借りてそいつらの主犯格をとっ捕まえるだけだ?

 

「三狐神、荒神筆頭の『奴』には注意しなさい。」

「奴か。もう同じ間違いはしない。」

「あなたの身体に絶対に消えない傷を負わせた奴なんだから。」

 

もうかなり前の話だ。

そのときはなんとか勝てたものの背中に大きな傷を負った。

そんなこともあった。

 

「もう負けないよ。」

「奴らは全国に信仰を拡げているわ。それこそ、今のあなたじゃ勝てないくらいの力まで持ってる。」

 

『荒神信仰は、西日本、特に瀬戸内海沿岸地方で盛んだったようである。各県の荒神社の数を挙げると、岡山(200社)、広島(140社)、島根(120社)、兵庫(110社)、愛媛(65社)、香川(35社)、鳥取(30社)、徳島(30社)、山口(27社)のように中国、四国等の瀬戸内海を中心とした地域が上位を占めている。他の県は全て10社以下である。県内に荒神社が一つもない県も多い。

 

荒神信仰には後述するように大別すると二通りの系統がある(三系統ともいう)。屋内に祀られるいわゆる「三宝(寶)荒神」、屋外の「地荒神」である。』

(wikipedia情報)

 

「む………確かに多い、でもさ、宇迦も少しは力を貸してくれるんでしょ?わざわざ夢枕に立って手がかりと警告をしに来たわけじゃないんだろうし。」

「………ええ、微力ながらも私のちか………三狐神、祝詞を使えばいいじゃない。」

「あ。」

「そうすればあなたの神力と引き換えに私の力を貸すことができるわ。」

「僕や荒神よりも広く厚く信仰されてる宇迦なら、荒神に匹敵する力があるからね。」

「そろそろじゃないかしら?」

「それじゃあ、僕は夢から醒めるよ。」

「クスッ………。」

 

荒神が犯人か。

例え何があろうと、絶対に消す。

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